
「麻布大学 獣医学部 偏差値」「麻布大学 獣医学部 倍率」で調べても、サイトごとに数字がばらばらで、結局どのくらい難しいのか分かりません。何倍なのでしょうか?














先に答えを言います。「獣医学部の倍率」という一つの数字はありません。麻布大学の公式入試結果によると、2026年度の実質倍率は獣医学科が10.6倍、獣医保健看護学科が4.4倍、動物応用科学科が3.1倍。同じ獣医学部でも3倍以上の開きがあります。さらに方式別では、獣医学科の一般Ⅰ期Bが11.5倍、3月の一般Ⅱ期は88.3倍です。そして麻布大学は公式偏差値を公表していません。この記事では学科別・方式別の実数と、偏差値の代わりに使える合格者最低点の得点率まで整理します。
受験情報サイトで「麻布大学獣医学部の倍率」として一つの数字だけが載っていることがあります。しかし麻布大学の獣医学部には獣医学科・獣医保健看護学科・動物応用科学科の3学科があり、それぞれ募集人員も志願者数も違います。学科をまたいで平均した数字は、どの学科を受ける人にも当てはまりません。本稿は麻布大学が公表した2026年度入学試験結果だけを使い、学科別・試験区分別に実数を並べます。公式に存在しない偏差値・配点の数値は書きません。
目次
- 麻布大学獣医学部の倍率は学科で3倍以上違う【2026年度の結論】
- 獣医学科の倍率【2026年度は受験2,931人・合格276人で10.6倍】
- 動物応用科学科の倍率【3.1倍・一般Ⅰ期Aは2.8倍】
- 獣医学部3学科を並べて比較【学部平均の数字は使えない】
- 方式別の倍率差が大きい【3月の一般Ⅱ期は合格者が一桁】
- 偏差値の代わりに使う数字は「合格者最低点」
- 麻布大学の偏差値は?公式値がない前提での見方
- 私立で獣医学科を置く5校の中での麻布大学の位置
- 学科と方式を決めてからの準備の進め方
- 麻布大学獣医学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|麻布大学獣医学部は学科と方式を決めてから対策する
- よくある質問
麻布大学獣医学部の倍率は学科で3倍以上違う【2026年度の結論】
| 知りたいこと | 公式データから言える結論 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 獣医学部の倍率 | 学科ごとに違う。獣医学科10.6倍/獣医保健看護学科4.4倍/動物応用科学科3.1倍 | 「獣医学部」ではなく受ける学科を先に決める |
| 方式による違い | 獣医学科は一般Ⅰ期B 11.5倍に対し、3月の一般Ⅱ期は88.3倍 | 主戦場になる方式と、事実上あてにできない方式を分ける |
| 偏差値 | 麻布大学は公式偏差値を公表していない。公表されているのは合格者最低点 | 合格者最低点と満点から得点率を計算し、自分の得点と比べる |
検索で最初に出てくる「倍率」を一つ覚えても、出願判断には使えません。麻布大学の公式入試結果は学科別・試験区分別に志願者・受験者・合格者を掲載しており、そこを見れば「どの学科の、どの方式で、何人が受けて何人が受かったか」まで分かります。この記事で使う実質倍率は、受験者数を合格者数で割った値です。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が違うので、他サイトの数値と比べるときは定義をそろえてください。














同じ獣医学部なのに、学科でそこまで倍率が変わるものなのですか?














変わります。2026年度は獣医学科が受験2,931人に対して合格276人で10.6倍。動物応用科学科は受験773人に対して合格247人で3.1倍です。募集人員はどちらも120名ですが、集まる受験者の数がまったく違います。学科を決めずに「獣医学部の倍率」を調べても、自分に必要な数字にはたどり着けません。
獣医学科の実数を見る → 動物応用科学科と比べる → 3学科を並べる → 方式別の差を知る → 合格者最低点で得点率を出す → 偏差値の扱いを決める → 私立5校の中での位置を確認する、という順に読むと、断片的な数字が一つの出願判断へまとまります。
獣医学科の倍率【2026年度は受験2,931人・合格276人で10.6倍】
麻布大学の公式入試結果によると、2026年度の獣医学科は全試験区分の合計で志願3,139人、受験2,931人、合格276人でした。実質倍率は10.6倍です。募集人員は120名なので、募集の約24倍にあたる志願者が集まったことになります。ただしこの合計値は推薦・総合型・特別選抜まで含んだ数字なので、一般選抜だけを考える受験生は、区分ごとの内訳を見る必要があります。
| 試験区分 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型(公募制) | 28 | 224人 | 223人 | 55人 | 4.1倍 |
| 一般Ⅰ期B(独自試験) | 75 | 1,167人 | 1,104人 | 96人 | 11.5倍 |
| 一般Ⅰ期D(独自試験) | ― | 479人 | 452人 | 4人 | 113.0倍 |
| 一般Ⅰ期B・D 小計 | ― | 1,646人 | 1,556人 | 100人 | 15.6倍 |
| 一般Ⅱ期(3月) | 5 | 374人 | 265人 | 3人 | 88.3倍 |
| 共通テストⅠ期 | 7 | 785人 | 780人 | 94人 | 8.3倍 |
| 共通テストⅡ期 | 5 | 45人 | 43人 | 3人 | 14.3倍 |
| 学科合計(全区分) | 120 | 3,139人 | 2,931人 | 276人 | 10.6倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願したが受験しなかった人まで含む志願倍率とは値が異なる。本稿では麻布大学の公式入試結果に載る受験者数・合格者数から統一してこの定義で計算し、小数第1位に丸めている。
📚 用語解説
一般Ⅰ期・一般Ⅱ期:麻布大学の一般選抜の日程区分。一般Ⅰ期は主要な入学枠で、獣医学科ではB方式とD方式が実施される。一般Ⅱ期は3月に実施される最終日程で、募集人員が少なく合格者数も極端に絞られる。同じ「一般選抜」でも競争の規模がまったく違う。














一般Ⅰ期Dが113.0倍、一般Ⅱ期が88.3倍という数字は、何かの間違いではないのですか?














公式資料のとおりです。一般Ⅰ期Dは受験452人に対して合格4人、一般Ⅱ期は受験265人に対して合格3人。母数に対して合格枠が極端に小さいため、倍率が100倍前後まで跳ね上がります。ここを本命に据える計画は現実的ではありません。獣医学科の主戦場は、合格96人の一般Ⅰ期Bと合格94人の共通テストⅠ期です。
この章のアクションは、獣医学科の合格者276人が「どの方式から出ているか」を書き出すことです。一般Ⅰ期Bで96人、共通テストⅠ期で94人、学校推薦型(公募制)で55人。この3方式だけで245人、合格者全体の大半を占めます。逆に一般Ⅰ期D・一般Ⅱ期・共通テストⅡ期の合格者は合計10人です。出願戦略は、この合格者数の分布を前提に組み立ててください。
動物応用科学科の倍率【3.1倍・一般Ⅰ期Aは2.8倍】
動物応用科学科は、募集人員が獣医学科と同じ120名でありながら、2026年度の志願者は803人、受験773人、合格247人で、実質倍率は3.1倍にとどまりました。獣医学科の10.6倍と比べると3分の1以下です。とくに一般選抜の中心となる一般Ⅰ期Aは受験192人・合格69人で2.8倍。獣医学科の一般Ⅰ期B(11.5倍)とは競争の質がまったく違います。
| 試験区分 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合型Ⅰ期 | 25 | 91人 | 91人 | 37人 | 2.5倍 |
| 学校推薦型(公募制) | 25 | 38人 | 38人 | 37人 | 1.0倍 |
| 一般Ⅰ期A(独自試験) | 40 | 196人 | 192人 | 69人 | 2.8倍 |
| 一般Ⅰ期C(独自試験) | ― | 77人 | 73人 | 17人 | 4.3倍 |
| 一般Ⅰ期D(独自試験) | ― | 87人 | 82人 | 20人 | 4.1倍 |
| 一般Ⅰ期A・C・D 小計 | ― | 360人 | 347人 | 106人 | 3.3倍 |
| 一般Ⅱ期(3月) | 5 | 49人 | 35人 | 1人 | 35.0倍 |
| 共通テストⅠ期 | 20 | 224人 | 221人 | 35人 | 6.3倍 |
| 共通テストⅡ期 | 5 | 11人 | 11人 | 1人 | 11.0倍 |
| 学科合計(全区分) | 120 | 803人 | 773人 | 247人 | 3.1倍 |
📚 用語解説
募集人員:大学が各試験区分で入学者として予定している人数。麻布大学の獣医学科と動物応用科学科はともに合計120名だが、集まる志願者数が大きく違うため、同じ募集人員でも実質倍率は一致しない。募集人員の大小だけで難易度を判断しないこと。














動物応用科学科なら、独自試験の一般Ⅰ期Aが一番入りやすいということですか?














2026年度の数字ではそうです。一般Ⅰ期Aが2.8倍で、共通テストⅠ期の6.3倍より低い。獣医学科では共通テストⅠ期のほうが一般Ⅰ期Bより低かったので、学科によって「通りやすい方式」が逆転しています。他学科の傾向をそのまま持ち込まず、受ける学科の表を見てください。
ただし動物応用科学科でも、一般Ⅱ期は受験35人に対して合格1人、共通テストⅡ期も受験11人に対して合格1人です。3月の最終日程が「まだ枠が残っている救済措置」ではない点は、獣医学科と共通しています。前期日程で決めきる前提で計画を立て、Ⅱ期は保険として位置づけるのが現実的です。
獣医学部3学科を並べて比較【学部平均の数字は使えない】
麻布大学の獣医学部には、獣医学科・獣医保健看護学科・動物応用科学科の3学科があります。2026年度の全試験区分合計を並べると、志願者は獣医学科3,139人、獣医保健看護学科692人、動物応用科学科803人。獣医学科だけで獣医学部全体の志願者の約7割を占めています。受験情報サイトが「獣医学部の倍率」として一つの数字を出しても、その内訳の偏りは伝わりません。
| 学科 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 獣医学科 | 120名 | 3,139人 | 2,931人 | 276人 | 10.6倍 |
| 獣医保健看護学科 | 70名 | 692人 | 674人 | 152人 | 4.4倍 |
| 動物応用科学科 | 120名 | 803人 | 773人 | 247人 | 3.1倍 |
なお、一般Ⅰ期・一般Ⅱ期・共通テストⅠ期・共通テストⅡ期だけを獣医学部全体で合算すると、受験3,774人・合格447人で実質倍率8.4倍になります。推薦・総合型を含む学科合計とは母集団が違う数字です。よそのサイトで見た「麻布大学獣医学部◯倍」がどの範囲の合算なのか分からないときは、学科別・区分別の実数まで戻って確認してください。














獣医学科が厳しいなら、まず動物応用科学科に入って、あとから移ることはできませんか?














学科の変更や編入は制度と募集の有無に左右されるので、公式の学生便覧や募集要項で必ず確認してください。ここで言えるのは入試の数字だけです。麻布大学の公式資料では、獣医学科の編入学試験は実施なしと明記されています。「入りやすい学科から回り込む」前提で受験計画を立てるのは危険です。
| 学科 | 2026年度 合格者数 | 合格者が多い上位2方式 |
|---|---|---|
| 獣医学科 | 276人 | 一般Ⅰ期B 96人/共通テストⅠ期 94人 |
| 獣医保健看護学科 | 152人 | 一般Ⅰ期A・C・D小計 68人/共通テストⅠ期 33人 |
| 動物応用科学科 | 247人 | 一般Ⅰ期A・C・D小計 106人/総合型Ⅰ期 37人 |
方式別の倍率差が大きい【3月の一般Ⅱ期は合格者が一桁】
麻布大学の入試は同じ学科でも試験区分が多く、区分によって合格者数が二桁も違います。獣医学科で見ると、一般Ⅰ期Bは受験1,104人・合格96人で11.5倍。一方、同じ一般Ⅰ期でもD方式は受験452人・合格4人で113.0倍です。3月の一般Ⅱ期は受験265人・合格3人で88.3倍。「一般選抜だから同じくらいの難しさ」という思い込みは、この時点で崩れます。
| 方式 | 獣医学科 | 動物応用科学科 | 読み取れること |
|---|---|---|---|
| 一般Ⅰ期(独自試験)の主力 | Ⅰ期B 11.5倍(合格96人) | Ⅰ期A 2.8倍(合格69人) | 合格者数が最も多い。ここが主戦場 |
| 共通テストⅠ期 | 8.3倍(合格94人) | 6.3倍(合格35人) | 獣医学科では一般Ⅰ期Bより通りやすい |
| 一般Ⅱ期(3月) | 88.3倍(合格3人) | 35.0倍(合格1人) | 合格者が一桁。本命に据えられない |
| 共通テストⅡ期 | 14.3倍(合格3人) | 11.0倍(合格1人) | 同じく最終日程。枠がほぼ残らない |
📚 用語解説
共通テスト利用選抜:大学入学共通テストの成績で合否を判定する選抜。麻布大学ではⅠ期とⅡ期があり、獣医学科のⅠ期は合格者94人と一般Ⅰ期Bに次ぐ規模だが、Ⅱ期の合格者は3人にとどまる。同じ「共通テスト利用」でも、期によって実質的な入学枠が大きく違う。
- 獣医Ⅰ期B: 主戦場














倍率が低い方式を選べば、それだけで有利になるのでしょうか?














倍率だけでは決められません。合格者数も一緒に見てください。倍率が低くても合格者が1〜3人しかいない方式は、少し順位が下がるだけで不合格になります。逆に倍率が高くても合格者が90人以上いる方式は、実力が届けば入る余地があります。倍率と合格者数はセットで判断する数字です。
獣医学科の一般Ⅱ期は2026年度に受験265人・合格3人(88.3倍)、共通テストⅡ期は受験43人・合格3人でした。3月の日程を安全網とみなすと、前期日程の準備が甘くなります。合格者数が多い方式に照準を合わせ、Ⅱ期は結果的な選択肢として扱ってください。
偏差値の代わりに使う数字は「合格者最低点」
麻布大学は「本学の偏差値」という数値を公表していません。一方で、公式の入試結果には合格者の最高点・最低点・平均点が方式ごとに掲載されています。満点も併記されているので、最低点を満点で割れば「合格ラインの得点率」が出せます。これは大学が実際に公表している数字から計算できる、出願判断に直結する指標です。
| 学科 | 方式 | 合格者最低点 | 満点 | 得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 獣医学科 | 一般Ⅰ期B | 220点 | 300点 | 73.3% |
| 獣医学科 | 共通テストⅠ期 | 500点 | 600点 | 83.3% |
| 獣医保健看護学科 | 一般Ⅰ期A | 170点 | 200点 | 85.0% |
| 獣医保健看護学科 | 一般Ⅰ期C | 145点 | 200点 | 72.5% |
| 獣医保健看護学科 | 一般Ⅰ期D | 151点 | 200点 | 75.5% |
| 獣医保健看護学科 | 共通テストⅠ期 | 350点 | 500点 | 70.0% |
| 動物応用科学科 | 一般Ⅰ期A | 145点 | 200点 | 72.5% |
| 動物応用科学科 | 一般Ⅰ期C | 150点 | 200点 | 75.0% |
| 動物応用科学科 | 一般Ⅰ期D | 150点 | 200点 | 75.0% |
| 動物応用科学科 | 共通テストⅠ期 | 353.8点 | 500点 | 70.8% |
📚 用語解説
合格者最低点:実際に合格した人の中で最も低かった得点。麻布大学は方式ごとに満点とあわせて公表している。ただし合格者が5人以下の試験区分は非公表とされるため、一般Ⅱ期や共通テストⅡ期の最低点は公式資料に掲載されていない。














獣医学科の一般Ⅰ期Bは73.3%、共通テストⅠ期は83.3%。独自試験のほうが低いなら、そちらが有利ということですか?














得点率だけでは判断できません。独自試験と共通テストでは問題の作り方も母集団も違うからです。獣医学科の共通テストⅠ期は最低点でも83.3%、つまり600点満点で500点。これは共通テストで大きな失点が許されないことを意味します。一方の一般Ⅰ期Bは300点満点で220点。同じ「合格ライン」でも、必要な精度の性質が違います。
この得点率をどう使うかというと、模試や過去問の得点を同じ物差しに置き換えるためです。「偏差値がいくつ足りない」ではなく、「獣医学科の一般Ⅰ期Bで300点中220点が最低ラインなのに、今の自分は何点か」と考えます。合格者平均点は一般Ⅰ期Bが236点、共通テストⅠ期が521.6点なので、最低点だけでなく平均点も目標として置いておくと、余裕をもった着地点が見えます。
麻布大学の偏差値は?公式値がない前提での見方
「麻布大学 獣医学部 偏差値」という検索に対する正確な答えは、「麻布大学が公表している公式偏差値は存在しない」です。偏差値は模試を実施する事業者が、その模試の受験者集団の中で算出する相対指標であり、大学が定める合格基準とは別物です。母集団が違えば同じ大学でも数値が変わるため、出典・年度・模試名を切り離して「麻布大学の偏差値は◯◯」と言い切ることはできません。
📚 用語解説
偏差値:ある試験を受けた集団の中で、自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。実施する模試ごとに母集団と算出方法が異なるため、模試名・年度・時期とセットでなければ意味を持たない。大学が入試で課す得点そのものではない。














それでも模試では偏差値が返ってきます。どう使えば振り回されずに済みますか?














同じ模試の中での自分の変化と、科目間の差を見るために使ってください。そして必ず、麻布大学が公表している合格者最低点に戻ります。獣医学科の一般Ⅰ期Bなら300点満点で220点、得点率73.3%。この具体的な点数に対して、今の答案が何点なのかを確認するほうが、偏差値の増減を追うより行動が決まります。
判定記号や偏差値の値をメモしただけで終わらせず、その回の答案を開いて失点を「知識不足・読み違い・時間不足・計算ミス」に分類します。そのうえで、獣医学科なら一般Ⅰ期Bの300点満点、共通テストⅠ期の600点満点という実際の物差しに、自分の得点を置き換えてください。
私立で獣医学科を置く5校の中での麻布大学の位置
獣医師を養成する獣医学科は、設置している大学の数がもともと限られています。私立大学では、麻布大学、日本獣医生命科学大学、北里大学、日本大学(生物資源科学部)、岡山理科大学の5校に置かれています。学部・学科の数が限られているため、獣医師を目指す受験生の志願がこの5校に集中し、他の理系学科より競争が激しくなりやすいという構造があります。この構造を知らずに「麻布大学だけが特別に難しい」と考えると、対策の方向を誤ります。
| 大学 | 主力の独自試験方式 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 麻布大学 | 一般Ⅰ期B(独自試験) | 1,104人 | 96人 | 11.5倍 |
| 日本獣医生命科学大学 | 一般第Ⅰ期B日程(独自試験) | 790人 | 124人 | 6.4倍 |
| 北里大学 | 一般選抜(前期) | 974人 | 200人 | 4.9倍 |
| 大学 | 共通テスト利用の主力方式 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 麻布大学 | 共通テストⅠ期 | 780人 | 94人 | 8.3倍 |
| 日本獣医生命科学大学 | 共通テスト利用第Ⅰ期3教科 | 360人 | 79人 | 4.6倍 |
| 北里大学 | 共通テスト利用(前期・3教科) | 522人 | 83人 | 6.3倍 |
2026年度の公式入試結果を獣医学科単独で比べると、独自試験の主力方式では麻布大学が11.5倍、日本獣医生命科学大学が6.4倍、北里大学が4.9倍でした。共通テスト利用の主力方式では麻布大学8.3倍、日本獣医生命科学大学4.6倍、北里大学6.3倍です。日本大学と岡山理科大学については、2026年度の獣医学科単独の公式数値を確認できなかったため、本稿では数値を掲載しません。
📚 用語解説
獣医学科:獣医師の養成を目的とする学科。私立大学では麻布大学・日本獣医生命科学大学・北里大学・日本大学・岡山理科大学の5校に置かれている。設置校が限られるため志願が集中しやすく、同じ大学の他学科と比べても競争率が高くなる傾向がある。














麻布大学の倍率が一番高いなら、他の私立を第一志望にしたほうがいいのでしょうか?














倍率の順位だけで志望を決めるのはおすすめしません。3校とも3月の最終日程は極端に厳しく、麻布大学の一般Ⅱ期は88.3倍、日本獣医生命科学大学の一般第Ⅱ期は66.3倍、北里大学の一般後期は13.6倍です。どこを本命にしても、前期日程で決めきる準備が必要だという結論は変わりません。
| 大学 | 3月・後期系の方式 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 麻布大学 | 一般Ⅱ期(3月) | 265人 | 3人 | 88.3倍 |
| 日本獣医生命科学大学 | 一般第Ⅱ期(3月) | 199人 | 3人 | 66.3倍 |
| 北里大学 | 一般選抜(後期) | 244人 | 18人 | 13.6倍 |
学科と方式を決めてからの準備の進め方
ここまでの数字を、学習の順番に変換します。麻布大学の獣医学部を受けるなら、最初にやるのは学科の決定です。獣医学科なのか、獣医保健看護学科なのか、動物応用科学科なのか。これが決まらないと、目標にする合格者最低点も、優先する試験区分も決まりません。学科を決めたら、合格者数が多い方式を1つ主軸に据え、そこへ科目と時間を寄せます。
| 段階 | やること | 判断に使う公式データ |
|---|---|---|
| ① 学科を決める | 3学科の性格と入試の規模を比べる | 学科別の志願者・合格者・実質倍率 |
| ② 主軸の方式を決める | 合格者数が最も多い区分を選ぶ | 試験区分別の合格者数 |
| ③ 目標点を置く | 合格者最低点と平均点を目標に変換 | 合格者最低点・平均点と満点 |
| ④ 併願を組む | 同じ学科を置く他大学の日程を確認 | 各大学の公式入試結果と募集要項 |
| ⑤ 出願前に再照合 | 最新年度の募集要項で科目と日程を確認 | 出願年度の公式募集要項 |














獣医学科を目指すなら、一般Ⅰ期Bと共通テストⅠ期のどちらを主軸にすべきですか?














2026年度の合格者は一般Ⅰ期Bが96人、共通テストⅠ期が94人でほぼ同数です。違いは目標点の性質で、一般Ⅰ期Bは300点満点で最低220点、共通テストⅠ期は600点満点で最低500点。共通テストは広い科目で高い精度を求められます。今の答案がどちらの型に近いかを、実際の得点で比べて決めてください。両方を捨てずに準備できるなら、それが最も安全です。
麻布大学獣医学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。麻布大学の獣医学部、とくに獣医学科を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度の獣医学科は受験2,931人に対して合格276人、実質倍率10.6倍。主戦場の一般Ⅰ期Bは11.5倍で、合格者最低点は300点満点の220点(得点率73.3%)でした。共通テストⅠ期にいたっては600点満点で最低500点、得点率83.3%です。必要なのは情報を集めることではなく、この点数を毎日の答案改善へ落として実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、方式ごとの目標点まで管理しきれない
独学でも公式の入試結果や募集要項は手に入ります。しかし、一般Ⅰ期Bの300点満点で220点、共通テストⅠ期の600点満点で500点という別々の物差しを同時に管理し、今日どの科目を何点分押し上げるかまで決め続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に出ます。
映像授業・アプリだけでは、答案の失点原因が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に自分の答案のどこで点を落としたかを毎回突き止める仕組みではありません。合格者最低点まであと何点なのかを科目別に分解しないまま講義を消化しても、獣医学科のように得点率7割超が必要な選抜では、同じ失点が本番まで残ります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画に寄りやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、一般Ⅰ期Bを主軸にする受験生と共通テストⅠ期を主軸にする受験生へ、別々の目標点で対応することは困難です。獣医学科の合格枠は主要2方式でおよそ190人。その中へ入るには、平均的な進度とは別に、自分の答案だけに残る弱点を埋める個別の計画が要ります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行量まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの広い科目と独自試験の対策を毎日どう配分したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、得点率は動きません。倍率10倍前後の選抜では、この差がそのまま合否に出ます。














教材の種類より、目標点に向けて毎日の行動が続く仕組みのほうが大事だということですね。














そのとおりです。麻布大学の合格者最低点も倍率も公式に出ています。差がつくのは、その数字を今日の問題数と復習量に変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、麻布大学獣医学部を本気で狙うなら、公式データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、麻布大学獣医学部の公式入試結果と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴が麻布大学の学科別・方式別対策にどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、麻布大学の獣医学科向けには具体的に何が変わるのですか?














主軸にする方式を決め、その満点と合格者最低点を目標点に変換するところから始めます。一般Ⅰ期Bなら300点満点で220点、共通テストⅠ期なら600点満点で500点。その差を科目別に割り、「今日は何をどこまで直すか」を数値で指示します。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ学科と方式に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
麻布大学獣医学部は学科と方式で目標点が違います。主軸に決めた区分の満点と合格者最低点から逆算し、共通テストと独自試験の学習を一日ごとの実行量へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ獣医学科志望でも、共通テストⅠ期で600点満点の精度を上げたい人と、一般Ⅰ期Bの300点満点で稼ぎたい人では行動が違います。現在の答案から優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
得点率7割超が必要な選抜では、同じ失点を残したまま演習量だけ増やしても点が動きません。日々の進捗と毎週の確認テストで、計画の遅れと繰り返す誤答を早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
獣医学科のように受験2,931人・合格276人という規模の選抜では、答案の細部まで見る力が指導側にも要ります。専属科目に強い講師が、失点の原因を具体的な行動へ変換します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、麻布大学の学科別・方式別の目標点を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、選んだ試験区分の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、どの学科を志望しているか、一般Ⅰ期Bと共通テストⅠ期のどちらを主軸にするかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、麻布大学獣医学部のどの学科を狙うのか、どの試験区分を主軸にするのかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
麻布大学獣医学部の学科選びと目標点の設計を無料説明会で相談できます
まとめ|麻布大学獣医学部は学科と方式を決めてから対策する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 獣医学科の倍率 | 2026年度は受験2,931人・合格276人で10.6倍 |
| 動物応用科学科の倍率 | 受験773人・合格247人で3.1倍。同じ学部でも3倍以上の差 |
| 獣医保健看護学科の倍率 | 受験674人・合格152人で4.4倍 |
| 方式別の差 | 獣医学科は一般Ⅰ期B 11.5倍に対し、3月の一般Ⅱ期は88.3倍 |
| 偏差値 | 麻布大学の公式偏差値はない。公表されている合格者最低点で得点率を出す |
| 私立5校の中での位置 | 独自試験の主力方式は麻布大11.5倍/日獣大6.4倍/北里大4.9倍 |
| 最初の行動 | 受ける学科を決め、合格者数が多い方式の目標点を確認する |














偏差値を探し続けるより、学科を決めて合格者最低点を目標にしたほうが、次にやることがはっきりしますね。














それがこの記事の結論です。麻布大学は倍率も合格者最低点も公式に出しています。獣医学科は10.6倍、動物応用科学科は3.1倍。学科を決め、合格者数が多い方式を主軸にし、その満点に対する自分の得点を毎週確認する。公式の数字を行動に変えれば、漠然とした不安は具体的な計画になります。
麻布大学獣医学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や、学部単位で平均された倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。入試結果は麻布大学の公式入試データページで、募集要項は出願年度の公式資料で確認し、自分の答案と照合します。そのうえで毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 学科別の倍率 | 獣医学科・動物応用科学科の各章 |
| 方式別の差 | 方式別の倍率差の章 |
| 偏差値 | 合格者最低点と偏差値の章 |
| 他大学との比較 | 私立で獣医学科を置く5校の章 |
Q. 麻布大学獣医学部の倍率は何倍ですか?
A. 学科によって違います。2026年度の全試験区分合計では、獣医学科が受験2,931人・合格276人で実質倍率10.6倍、獣医保健看護学科が受験674人・合格152人で4.4倍、動物応用科学科が受験773人・合格247人で3.1倍でした。一般選抜と共通テスト利用のみを獣医学部で合算すると受験3,774人・合格447人で8.4倍です。
Q. 麻布大学獣医学部の偏差値はいくつですか?
A. 麻布大学が公表している公式偏差値はありません。偏差値は模試事業者が受験者集団から算出する相対指標です。公式に公表されているのは合格者の最高点・最低点・平均点なので、獣医学科の一般Ⅰ期Bなら300点満点で最低220点(得点率73.3%)のように、得点率へ置き換えて使うほうが出願判断に役立ちます。
Q. 獣医学科と動物応用科学科では、どのくらい難易度が違いますか?
A. 2026年度の実質倍率は獣医学科10.6倍、動物応用科学科3.1倍で、3倍以上の差があります。募集人員はどちらも120名ですが、志願者数が獣医学科3,139人に対し動物応用科学科は803人。集まる受験者の規模がまったく違います。
Q. 獣医学科はどの方式が最も合格者が多いですか?
A. 2026年度は一般Ⅰ期Bが合格96人(11.5倍)、共通テストⅠ期が合格94人(8.3倍)で、この2方式が中心です。学校推薦型(公募制)の55人を加えた3方式で合格者の大半を占めます。一方、一般Ⅰ期Dは合格4人(113.0倍)、一般Ⅱ期は合格3人(88.3倍)です。
Q. 3月の一般Ⅱ期で逆転を狙うことはできますか?
A. 現実的ではありません。2026年度の獣医学科の一般Ⅱ期は受験265人に対して合格3人で88.3倍、動物応用科学科も受験35人に対して合格1人で35.0倍でした。合格者が一桁の日程を安全網として計画に組み込むと、前期日程の準備が甘くなります。
Q. 私立で獣医学科がある大学はどこですか?
A. 麻布大学、日本獣医生命科学大学、北里大学、日本大学、岡山理科大学の5校です。2026年度の公式入試結果で獣医学科単独の数値を確認できた3校を比べると、独自試験の主力方式は麻布大学11.5倍、日本獣医生命科学大学6.4倍、北里大学4.9倍でした。
Q. 共通テストⅠ期と一般Ⅰ期Bはどちらを主軸にすべきですか?
A. 2026年度の獣医学科は合格者数がほぼ同じ(一般Ⅰ期B 96人、共通テストⅠ期94人)なので、目標点の性質で選びます。一般Ⅰ期Bは300点満点で最低220点(73.3%)、共通テストⅠ期は600点満点で最低500点(83.3%)。共通テストのほうが広い科目で高い精度を求められます。現在の得点で比べて決めてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





