【必見】中央大学専門塾/予備校が解説する中央大学商学部英語の入試傾向と対策  

菅澤孝平

中央大学専門塾/予備校CHU-PASSの代表菅澤です。

このページでは、中央大学商学部の英語入試問題の傾向や特徴を解説しております。

中央大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

中央大学商学部に合格したい方は「英語」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

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中央大学商学部とは

菅澤孝平

中央大学商学部についての情報は別途コチラに記載しております。

中央大学商学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

中央大学商学部「英語」の前提情報

試験時間80分
大問数6題
解答形式マーク・記述併用
頻出単元長文読解・対話文
文法問題・英作文
菅澤孝平

中央大学商学部には「経営学科」「会計学科」「国際マーケティング学科」(2022年から名称変更)「金融学科」と四つの学部があります。例年、会計学科と国際マーケティング学科、金融学科と経営学科で問題が分かれます。しかしながら、どちらとも英語の問題は同じような内容、出題となっていますので同じような対策方法でも対応できます。

試験時間はどちらとも80分となっており、全てで6題に大問が出題されます。そのため、時間を意識しながら時間配分を間違えないようにする必要があります。

ポイントとしては問題の最後に80字程度の英作文が待ち構えていることです。そこではできるだけ早く解答し、他の問題に時間を割いて余裕を持った状態で臨むことが求められます。


【出題内容】

①長文1(論説文)

②長文2(論説文)

③会話文穴埋め(選択式)

④文法問題

⑤文法問題(誤用指摘)2021年より変更

⑥英作文問題

このように80分の中で様々な問題をたくさん解かなければなりません。すべての形式に素早く対応できる力を身につけるのがポイントとなってきます。

中央大学商学部「英語」の傾向

菅澤孝平

それでは、中央大学商学部「英語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

菅澤孝平

先ほども説明しましたが、中央大学商学部には6つの大問があり、毎年出題形式がそれほど変わらないので過去問に取り組み、問題に慣れておきましょう。そのため、これから各形式のポイントや出題形式の説明するので「素早く解く」ということに意識して読んでみてくださいね!

中央大学商学部の問題は、大きく分けて5つの問題が存在します。

■長文読解
■対話文穴埋め

■文法問題

■誤用指摘問題

■英作文

以上の問題が存在します。

■長文読解

例:

長文読解の問題は長文を読んで内容にあっている選択肢を選ぶ問題のことです

菅澤孝平

中央大学商学部の英文読解の問題は毎年、2題出題されます。文字数は800~850字程で、長い文章を早く読む速読力が必要となってきます。全体の時間が80分なので見直しなどの時間も考慮すると一問につき15分くらいで回答するのが目標となるでしょう。

【求められる力】

・速読力

・正確に読む力

【速読する4つのポイント】

・語彙力を増やす

・英語の語順を理解する

・英文構造を理解する

・長く考える体力を身につける

【なぜポイントとなるのか】

まず、語彙力は長文をスムーズに読み進めるのに重要なこととなってきます。なぜなら、一つの文章にいくつもわからない単語があってしまうと、その意味を考えることに時間がかかってしまいます。単語は知っていれさえいればよいものです。従って、基本的な単語は押さえておきましょう。



二つ目に、語順ですが、なぜ大切なのかを説明すると日本語と英語の構図が違うからです。日本語は助詞(が、を、に、の、と、など)が存在するため順番が間違っていても最悪助詞で理解することができます。しかし、英語には助詞が存在しないため語順によって分の意味が違ってきます。従って、英文の「SVO」を意識してみて問題に取り組んでみてください。


三つ目は英文構造についてです。前の語順と少し似ていますが、英文構造は語順より広くとらえてください。日本語でも、英語でも、文章の中に必ず構造というものがあります。構造も無数にあるわけではないためいくつかパターンを覚えてしまえば、文章を読んだ際に当てはめればいいのですんなりと理解することができ、速読に役に立てられます。

最後は長い英文を読む体力をつけるということです。長い英文に取り掛かる際に「面倒くさい…」と思ったことありませんか?それは長い文章になれていないためです。入試の問題は長いものが出題されることが多いので普段から、簡単でもいいので長い文章を読んでみましょう。

詳しい勉強法は後ほど記しておきますのでご覧ください。

■対話文穴埋め

例:

対話文穴埋めの問題とは、問題中の対話文にある空欄に当てはまる語句を選択する問題です。

菅澤孝平

こちらの問題も毎年、必ず出題され全体の文字数は200~300字程度でそれほど長くないようです。しかしながら、問題の中に10個の空欄があり、ほかの問題を考慮して10分で回答したいところです。

【求められる力】

・文法を正確に見極める力

・文脈で判断する力

【文脈で判断する2つのポイント】

・選択肢を見る前に推測

・わからない問題がある場合は他の問題を解く

【なぜポイントとなるのか】

まず「選択肢を見る前に推測する」ということですが、これは選択肢を先に見て考えるよりも自分で読んでみて推測した方が正確な判断ができるからです。先に選択肢を見てしまうとどうしても先入観が入ってしまいます。従って、本文に一回目を通してから自分で考えて選択肢に目を向けましょう。

次に「わからない問題がある場合には他の問題を解く」ということですが、中央大学商学部の英語の問題は量が多いです。そのため、わからない問題に時間を割くよりも、英作文を丁寧に取り組むことや文法問題でケアレスミスをしないことが大切となってきます。

■文法問題(選択式)

例:

文法問題(選択式)は一つの文中にある空欄に当てはまる選択肢を選ぶ問題のことです。

菅澤孝平

英語の入試で定番となっている選択式の文法問題。中央大学商学部では計6題が出題されます。この文法問題では正確に、早く解答することが求められます。四択式の問題ではまれにひっかけの問題が出題される場合もあるので警戒して取り組んでください。


【求められる力】

・語彙力

・素早く文法を理解する力

【文法問題を理解する2つのポイント】

・反復して脳にしみこませる

・単語だけではなく英熟語・語法を幅広く答えられるようにする

まず「反復して覚える」ということですが、大学受験における文法問題は短い文章で出題されることがほとんどです。理解するのに短い時間で済むので、参考書などでパターンを覚えてしまい、脳の中で瞬間的に考えられるのが、速く解答できる近道となるでしょう。

二つ目は「単語だけではなく英熟語・語法を幅広く答えられるようにする」ことですが、この形式の問題では文法だけではなく熟語や語法を覚えることがカギとなってきます。英語には様々な動詞が存在しますが、多くのものにどのような前置詞が後ろにつくかなど語法があります。そのような事柄も問われることが多いので対策は必須です。

■文法問題(誤用指摘)

例:

文法問題(誤用指摘)は一つの文に下線部が4つあり、その中に誤って使用されているものを選択する問題のことです。

菅澤孝平

中央大学商学部の英語の問題では、一昨年まで第五問では単語の語順問題が出題されていました。しかしながら、昨年の問題(2021年)より文中の単語の誤用指摘問題が出題されるようになり、今後の問題も出題される可能性が高いため解説します。


【求められる力】

・文法を正確に見極める力

・注意力



【文法を正確に見極める力をつけるポイント】

・文章の表面を見るだけではなく、文の中に入り込む

・文脈の把握をする

まず、「文の中に入り込む」ですが、文脈を表面的に考えているだけでは間違ったものを見つけられる可能性は低いです。なぜなら、この問題ではただ、文法力を試しているのではなくて、文の意味である文脈が適切であるか、ということも問われているからです。

従って、以下のよく間違いが出題されるパターンを押さえておきましょう。

【正誤問題でよく出題されるパターン】
・単数・複数の間違い

・熟語の前置詞が違う

・動名詞、to 不定詞の間違い

・自動詞・他動詞の間違い

・主語が違う

・時制が違う

・冠詞のミス

■英作文

例:

英作文のは問われた題に対して英語の文章で回答する問題のことです。

菅澤孝平

中央大学商学部の英語の問題には最後に英作文の問題が出題されます。文字数は例年80文字となっていますが稀に100字の年もあるので注意してください。

皆さんにイメージを持ってもらいたいので過去三年間の問題を紹介します。

(会計学科・グローバルビジネス学科の場合)
【2019年度】

「外国の人があなたの出身地を訪れているとしたら、あなたはその人にあなたの出身地やその周辺で何をするように勧めますか?」

【2018年度】

「今まで受け取ったプレゼントの中で、一案印象に残っているものは何ですか。それはいつ誰からもらったものですか・なぜ印象に残っているのですか。」

【2017年度】

「あなたが尊敬できる人物を一人あげ、なぜそう思うのかできるだけ具体的に、80語以上の英語で説明しなさい」

以上のような問題が出題されます。テーマは考えやすいものばかりですが、確実に点数を取るために以下のことに意識してみてください。

【英作文の構成】

①最初に述べる意見

②具体的な理由1

③具体的な理由2

④最後のまとめ


このように四つの構成を考えていきましょう。最初の意見はわかりやすく、明確に、(In my opinion~)や(I think that ~ for two reasons.)など利用して自分の一番の主張を述べましょう。

中盤の理由の場所には、(For example~)や( For instance~)などを利用し、採点者に対してイメージが浮かびやすいものを考えるといいでしょう。

最後のまとめの場面では(In conclusion)などを利用し、自分の意見をまとめましょう。そして、使用する単語はなるべく学術的なものを使うのをお勧めします。あくまでも「文章」なので口語的な英語を使うのはあまりよろしくないです。

このように、自分の中で型を考えてしまえばあとは当てはめるだけとなります。回答のもとになる日本語の文章も相手にわかりづらいものを考えるのではなくて、簡単に、スマートに相手に伝わるような回答を考えるのも一つのコツです。

中央大学部「英語」の攻略法

菅澤孝平

続いて、中央大学商学部の英語攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

ここでは先ほど説明した問題の対策として具体的どのような勉強をしたらよいのか、紹介していきますのでぜひご覧ください。

❶英語の認識速度は0.1秒 英語を英語として認識できるまで英単語帳、英熟語、英文法書をやりこむ

菅澤孝平

中央大学商学部英語攻略法1つ目、「英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ、英熟語、英文法書をやりこむ」ということです。

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中央大学商学部の英語の攻略する方法の一つ目として「英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ、英熟語、英文法書をやりこむ」ことをあげました。やはり、語学の基本と言えば、自分が表現できるレパートリーをどれだけ増やせるところにあります。

逆に英単語もままならないまま本番に挑むと、長文でつまずき、文法問題の正答率が下がり、英作文で自分が伝えたいように表現できなくなります。それほど、知識というものは大事なのです。

【定着する単語帳、文法集、熟語集の読み方】

①一周目は意味も考えなら、使い方と共に読む

②二周目は反復で読んでいき英単語を見た瞬間に意味が出るようにする。

そうでない場合は該当箇所に付箋をつける

③三周目は付箋が張ってあるところを中心に読み直す

以上のことに取り組むことによって単語、熟語の意味が瞬間に思い浮かべることができます。是非皆さんも取り組んでみてください。

❷長い文章を、つまずかずに正確に読み進めていく

菅澤孝平

中央大学商学部英語攻略法2つ目、「長い文章を、つまづかずに正確に読み進めていく」ということです。

菅澤孝平

中央大学商学部英語攻略法2つ目に「長い文章を、つまずかずに正確に読み進めていく」があります。800字ほどの長文問題が二つ出題されることから、長い文章を正確に、素早く読む必要があります。

【速読、精読ができるようになる具体的な学習方法】

①長い文章に慣れる

突然長い文章が出題されて問題に取り組むことは集中力が途切れてしまい厳しい部分があります。そこで長文を読む際に大事になるのは長い文章を読む体力をつけることです。

具体的には問題演習をする際に長文の文字数を増やしていきましょう。急に分量を増やすことは厳しいです。それなので最初は500文字程から始めてみましょう。

②英文構造のパターンを覚える

先ほどの「長文問題の解説」でも説明しましたが、早く正確に読む際には分の構造を覚えてしまえばスムーズに文章を読み進められます。

では、どのようにして英文構造のパターンを覚えていくのでしょうか?筆者が実践していた方法を紹介します。

・英文を日本語訳する問題の際にすべての単語にどのような働きをするのかメモをする。

ことをしていました。この方法が構造を頭にしみこませる良い方法だと思うので取り組んでみてください。

❸確実に英作文の点数を取る

菅澤孝平

中央大学商学部英語攻略法3つ目、「確実に英作文の点数を取る」です。

菅澤孝平

中央大学商学部の英語の問題を攻略する三つ目の方法として「確実に英作文の点数を取る」ということをあげました。英作文は問題において配点が高いため、他の受験生と差がつきやすい部分となります。先ほどの説明では段落を四つに分ける方法を記しましたが、ではどのようにして勉強するのが良いのでしょうか?

①基本となる、文法、単語を頭に入れる

②和文英訳問題に取り組む

③他人に添削してもらう

以上の三つのパートを紹介しましたが、最初の文法や単語は言うまでもありません。自分の表現できるカードを増やすためにとにかくこのような知識は定着させましょう。

そして、ある程度単語や文法が頭に入った段階で和文英訳問題に取り組んでみましょう。この問題を解くことによって日本語をどのように英語に変換させるか考える能力が身につき英作文に一歩近づけます。

最後に、本番形式の英作文問題にとりかかる際は学校や塾の先生、友人でもいいので他人に添削してもらいましょう。正解がひとつではない和文英訳や自由英作文の問題は、できれば独学ではなく、学校や塾の先生に添削してもらうのが理想です。英文添削をお願いできる人を早いうちに探しておくことも、英作文の実力アップのために重要なステップのひとつといえるでしょう。

菅澤孝平

このように今回は中央大学商学部の英語の問題を解説しました。様々な考え方、勉強法があると思いますが、ベストなのは自分が一番取り組みやすいものを続けることです。魔法のように短時間で成績が伸びる勉強法はありません。段階を踏んで確実に伸ばしていきましょう。他の大学の英語の問題も掲載されてあるのでぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

Goda Shinnosuke