【英検1級】高得点を取れるリスニング対策とおすすめ参考書5選!

始めに:【英検1級】高得点を取れるリスニング対策とおすすめ参考書5選!

菅澤

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オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【英検1級】高得点を取れるリスニング対策とおすすめ参考書5選!」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

【英検1級】リスニング試験内容

会話内容確認聞いた会話情報と一致するものを選択10問
文の内容確認聞いた文の情報と一致するものを選択10問
Real-life形式の内容問題実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択5問
インタビュー形式の問題インタビューの内容に関する問題を解く2問
菅澤

英検1級のリスニング試験では、準1級からいくつかの変更点があります。変更点を理解し、しっかりと対策を行うことが高得点への鍵です。
所要時間や問題形式の変更により、リスニング試験の全体的な難易度が上がっているため、各セクションの対策が必要です。

英検1級のリスニングは、35分で27問を解く形式です。

準1級からの変更点

  1. 所要時間:30分 → 35分
    リスニング全体の所要時間が5分延長されました。
  2. 会話内容問題:12問 → 12問
    準1級から変更はありません。
  3. 文の内容問題:12問 → 10問
    文の内容一致問題が2問減少しました。
  4. インタビュー形式問題の追加
    インタビュー形式問題が新たに追加されました。
オニ坊

英検1級のリスニング試験では、準1級からの変更点をしっかりと理解し、各セクションに合った対策を行うことが重要です。特に、インタビュー形式問題の追加により、内容の要点を素早く把握する能力が求められます。

多様なトピックに触れ、英語ニュースやプレゼンテーションなどを活用しながら、リスニング対策を行いましょう。

【英検1級】リスニング第1部「会話内容問題」

【英検1級】リスニング会話内容問題の解き方

【英検1級】リスニング会話内容問題の解き方①
リスニングを通して流れに付いて行って全体像を理解できるか

リスニングを通して流れに付いて行って全体像を理解できるか

菅澤

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うには、音源全体の流れに付いて行き、全体像を理解する力が必要です。
リスニング試験の内容は、ストーリー全体の前後関係や文脈を理解していることが前提となるため、一部分だけ聞いてキーワードを抜き出すやり方では通用しません。

リスニング試験で全体像を理解するための必須ポイントは以下の通りです。

  1. 最初から最後までリスニングの流れに付いて行く
    音源全体に集中し、話の進行に置いて行かれないようにします。例えば、1級のリスニング問題でナレーターが新しい話題に移る際には、「However」や「On the other hand」といった表現が使われます。これらの表現を聞き逃さないことで、話の転換点を把握できます。
  2. 物語の前後関係を頭の中で同時進行で理解する
    ストーリーの前後関係を頭の中で整理しながら聞くことが必要です。例えば、話の初めに「Yesterday, I went to a new restaurant」と言った場合、次の内容はそのレストランでの出来事に関する情報だと予測できます。
  3. リスニング音源が終了した時には、大まかなストーリーが頭の中に作られている
    音源が終了した時点で、ストーリー全体の流れが頭の中に残っている状態にします。例えば、音源の最後に「That’s why I decided not to go there again」と言った場合、全体のストーリーが明確に理解できていることが求められます。

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うためには、音源全体の流れに付いて行き、全体像を理解する力が重要です。最初から最後まで物語の前後関係を把握し、音源が終了した時点でストーリー全体の流れを頭の中に残しておくことで、正確な解答が可能となります。

【英検1級】リスニング会話内容問題の解き方②
次の問題に向けた準備を常に心掛ける

次の問題に向けた準備を常に心掛ける

菅澤

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うためには、次の問題に向けた準備を常に心掛けることが重要です。
一つの問題にこだわり過ぎると、他の問題への集中力が欠けてしまい、結果として全体の得点が下がります。一度崩れると修正が難しいため、常に次の問題に集中することが必要です。

  1. わからない問題にこだわり過ぎない
    英検1級のリスニングは全体のストーリーを理解しないと解けない問題が多いため、わからない問題にこだわり過ぎないことが重要です。例えば、「What is the main idea of the passage?」という質問で答えに自信が持てなくても、その問題に時間をかけ過ぎず、次の問題に集中しましょう。
  2. 物語全体の流れを掴むことに注力する
    各問題ごとに答えを出すことよりも、音源全体のストーリーを掴むことに注力します。例えば、ナレーターが「First, let’s talk about…」と始めたら、その次に来る内容に注意し、全体像を見失わないようにします。
  3. 問題ごとに気持ちを切り替える
    一つの問題に引っかかってしまった場合は、すぐに次の問題に気持ちを切り替えます。過去問を使ってリスニングの練習を行う際も、この気持ちの切り替えを意識することで、試験本番でもスムーズに次の問題に集中できるようになります。

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うには、次の問題への準備を常に心掛けることが重要です。一つの問題に考え込み過ぎず、物語全体の流れを掴むことに注力し、わからない問題はさっと切り替えて次に集中しましょう。これにより、試験全体を通して集中力を維持し、高得点を狙えるようになります。

【英検1級】リスニング会話内容問題の解き方③
次の問題の選択肢を先読みする

次の問題の選択肢を先読みする

菅澤

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うためには、次の問題の選択肢を先読みして、リスニングが始まる前に全体像を予想する余裕を作ることが重要です。

リスニング試験ではわからない問題にこだわりすぎると、他の問題に集中できなくなります。先読みする余裕を作ることで、全体像を予想し、リスニング中の理解がスムーズになります。

次の問題の選択肢を先読みするためのポイントは以下の通りです。

  1. わからない問題は消去法で選ぶ
    わからない問題は考え込みすぎず、消去法で最も適切な選択肢を選びます。例えば、「What is the main idea of the passage?」という質問に自信がない場合は、可能性の高い選択肢を消去法で選びましょう。
  2. 次の問題の選択肢を先読みする
    一つの問題を解き終えたら、次の放送が始まるまでに次の問題の選択肢を先読みします。例えば、「What will the speaker talk about next?」という選択肢があれば、次に話される内容を予測しておくことで、リスニング中の理解がスムーズになります。
  3. おおよその物語の概要を予想する
    選択肢を先読みすることで、リスニングが始まる前におおよその物語の概要を予想します。例えば、「The speaker is likely to discuss environmental issues」と予想すれば、次に出てくる内容を環境問題に関連付けて理解できます。

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うには、次の問題の選択肢を先読みして、リスニングが始まる前におおよその物語の概要を予想することが重要です。わからない問題にこだわりすぎず、消去法で解答して次の問題に進むことで、余裕を持って選択肢を先読みでき、リスニング中の理解がスムーズになります。

【英検1級】リスニング第2部「文章内容確認」

大問1と大問2の違い

菅澤

英検1級のリスニングテストで高得点を狙うためには、大問1と大問2の違いをしっかりと理解し、それぞれに合った対策を行うことが重要です。

大問1と大問2の形式の違いを理解していないと、効率的に得点することが難しくなります。特に大問2では1リスニングに対して2問あるため、音源全体を理解しておかないと、両方の質問に正確に答えられません。

  1. 大問1の対策方法
    大問1では1リスニング=1問のため、音源全体を正確に理解する必要はありません。重要なキーワードやポイントを捉えることで、効率的に得点できます。
    • キーワードを捉える
      質問で使われるキーワードやトピックに注目して聞く。
    • 主要なトピックに集中する
      音源全体に集中するのではなく、主要なトピックや質問に関連する部分に焦点を当てる。
  2. 大問2の対策方法
    大問2では1リスニングに対して2問あるため、音源全体を理解する必要があります。
    • リスニング全体の流れに集中する
      音源全体の前後関係や流れを把握することで、出題される2つの質問に答えられる。
    • 主要なキーワードを捉える
      音源全体の中で、質問に関連する主要なキーワードやトピックに注目する。

特に大問2では、1リスニングで2問出題されるため、音源全体を理解する力が必要です。全体の流れやキーワードを捉え、効率的に得点できるよう準備しましょう。

菅澤

もう一つの大きな違いは、「リスニング内容が会話ではなく文章である」という点です。

  • 大問1
    人と人の会話内容が問題になっています。例えば、「What did the man say about his new job?(彼の新しい仕事について、彼は何と言いましたか?)」といった会話内容に関する質問が出されます。
  • 大問2
    読み上げられる文章の内容を理解する問題です。筆記試験の長文問題のような内容が読み上げられ、それをリスニングして内容を理解します。例えば、「What is the main purpose of the passage?(文章の主な目的は何ですか?)」といった質問が出されます。

特に大問2では、読み上げられる文章の内容を正確に理解する必要があります。文章全体の構成や主旨を掴むことで、効率的に得点できるようにしましょう。

【英検1級】リスニング文章内容問題の解き方

菅澤

英検1級の大問2では、講演会やセミナーを聞くイメージで、自分に合った方法で内容を理解することが重要です。

リスニング内容は、短いレクチャーや講演の一部のようなものです。自分が最も理解しやすい方法で取り組むことで、正確に内容を把握し、問題に答えられます。

以下の3つの対策方法を使って、自分に合った方法でリスニングに挑んでみましょう。

  1. できるだけ多くの内容をノートに書き留める
    • 重要なキーワードやフレーズを全て書き留めることで、後から問題に答える際に役立ちます。
  2. リスニング内容の要点を書き留める
    • 要点だけをメモすることで、全体の流れを見失わずに理解できます。
  3. リスニングに耳を傾けてノートは取らない
    • ノートを取らず、内容全体に集中することで、ストーリーの流れや全体像を把握できます。

英検1級のリスニング大問2では、自分が一番理解しやすい方法で内容を理解し、問題に取り組むことが重要です。自分に合った対策方法を見つけ、講演会やセミナーを聞くような感覚で挑むことで、効果的に得点を上げることができます。

【英検1級】リスニング第3部「Real-life形式」

パート3「Real-life形式」問題の特徴

菅澤

「Real-life」という名前の通り、実生活の状況を想定した、より想像力に富んだリスニング問題です。

  1. 問題用紙の状況説明を読む
    問題用紙には、特定の状況が記載されています。例えば、「あなたは今~行きの飛行機に乗るために~空港にいます」といった文章で状況を想像させます。
  2. 状況を頭の中で想像する
    説明を読んで、状況を頭の中でしっかりと想像します。
  3. 音声が流れる
    規定の時間(10秒)が過ぎると、その状況に関する音声が流れます。
  4. 質問に対する正しい選択肢を選ぶ
    音声を聞いた後に質問される内容に対して、正しい選択肢を選びます。

問われるスキル

  • リーディング
    状況説明を読む力
  • 状況想像力
    説明を基に状況を想像する力
  • リスニング
    音声を聞いて内容を理解する力
オニ坊

英検1級のリスニングパート3「Real-life形式」問題で高得点を狙うためには、問題用紙の状況説明を素早く読んで理解し、状況を頭の中でしっかり想像することが重要です。

事前に質問内容を把握し、重要な情報に集中してリスニングすることで、効率的に得点できるようになります。過去問を使って練習しながら、自分に合った対策方法を見つけましょう。

【英検1級】リスニングパート3「Real-life形式」の本番で気をつけること①
最初の10秒以降は必ず状況を読み返さないこと

最初の10秒以降は必ず状況を読み返さないこと

菅澤

英検1級のリスニングパート3「Real-life形式」問題で高得点を狙うためには、最初の10秒で状況を理解し、その後は音声に集中することが重要です。

オニ坊

状況説明を読み返していると、音声に集中できなくなり、リスニング内容の全体像を把握することが難しくなります。最初の10秒でしっかりと状況を理解することで、音声に集中して質問に答えることができます。

英検1級のリスニングパート3「Real-life形式」問題で高得点を狙うためには、最初の10秒で状況説明を理解し、その後は音声に集中することが重要です。状況を読み返すと音声に集中できなくなり、逆効果となるため、最初の10秒でしっかり理解し、その後は質問内容を意識しながら音声に集中しましょう。

【英検1級】リスニングパート3「Real-life形式」の本番で気をつけること②
リスニングは長期戦、気持ちが切れたら終わり

リスニングは長期戦、気持ちが切れたら終わり

菅澤

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うためには、リスニングが長期戦であることを認識し、最後まで気持ちを切らさないことが重要です。

オニ坊

リスニング試験は一度始まると、試験のペースに合わせて進んでいきます。途中で気持ちが切れてしまうと、音声に集中できなくなり、全体の点数に大きな影響を与えます。

英検1級のリスニング試験で高得点を狙うためには、リスニングが長期戦であることを理解し、最後まで気持ちを切らさないことが重要です。時間を区切って集中する方法や、1問1問に集中する意識を持つことで、リスニング中の集中力を維持しましょう。焦りを感じた場合は軽く深呼吸をし、音声全体の流れに集中することで、試験全体で高得点を目指せます。

【英検1級】リスニング第4部「インタビュー形式」

【英検1級】インタビュー形式の解き方

【英検1級】インタビュー形式の解き方①
メディアジャーナリストになった気分でリスニングに取り組む

メディアジャーナリストになった気分でリスニングに取り組む

菅澤

リスニングのスキルを向上させるためには、まるで有名メディアジャーナリストとして著名人にインタビューをしているかのような心構えで、リスニングの問題に取り組むことが大切です。インタビュー形式のリスニング問題はしばしば長く、内容も豊富です。

そのため、すべての情報に集中しようとしたり、細かくメモを取ろうとすると、かえって問題の内容を把握しづらくなります。長いリスニング問題で一度でもペースを崩してしまうと、内容を理解するのが困難になることも多いのです。

オニ坊

では、どのようにリスニングに臨むべきでしょうか。最も重要なのは、すべての情報を過剰にメモするのではなく、要点にフォーカスして効率的に情報を取捨選択することです。たとえば、実際のメディアジャーナリストがインタビューで行うように、話の流れやテーマを把握しつつ、重要な発言やポイントをしっかりとメモします。これは、ただ漫然と全てを聞き取るのではなく、インタビュアーとしての視点で「どの情報が最も価値があるか」を判断しながら聞く姿勢です。

菅澤

具体的なテクニックとしては、事前にリスニング問題のトピックや話者の立場を予想し、それに関連するキーワードを頭の中に入れておくことで、話の流れをつかみやすくすることができます。

例えば、環境問題についてのインタビューであれば、「持続可能性」や「気候変動」などのキーワードに注目し、発言の中でそれらに関連する内容が出てきた際にすばやくメモを取ることで、要点を効率的に把握することができます。

有名人にインタビューを行うメディアジャーナリストになった気分でリスニングに取り組むことで、重要な情報を逃さずに効率的に聞き取ることが可能になります。リスニング問題で高得点を目指すためには、このようなインタビュアーとしての視点と要点を捉えるスキルが必要です。

【英検1級】インタビュー形式の解き方②
リスニングは長期戦、気持ちが切れたら終わり

リスニングは長期戦、気持ちが切れたら終わり

菅澤

英検1級の試験は、筆記とリスニングを合わせて135分もの長丁場です。特に最後のリスニングテストパート4のインタビュー形式問題は、試験の最終問題となります。ここで気を抜かず、その日一番の集中力を発揮することが大切です。

オニ坊

2時間を超える試験の最後にたどり着くと、多くの受験者が疲れを感じてしまい、集中力が落ちることがあります。しかし、最終問題だからこそ力を温存する必要はありません。

この日最高の集中力を発揮して、全力で最後まで戦い抜きましょう。「そんなことはわかっている」と思うかもしれませんが、試験の最終局面になると予想以上に気が緩んでしまうことがあります。

菅澤

試験の最後だからこそ、一番の集中力を使い果たすべき理由は明白です。まず、このインタビュー形式の問題は長く複雑なため、注意力を維持しないと聞き逃す部分が出てきてしまうからです。

さらに、最後の問題で得点を逃すと、これまで積み重ねてきた努力が減点で無駄になってしまうこともあります。だからこそ、最後の問題まで持てる全ての集中力を発揮することが重要です。

オニ坊

具体的には、リスニングパート4に入る前に、深呼吸をして姿勢を整え、集中モードに切り替えます。試験中のメモは要点を簡潔に記録することに留め、細かく書きすぎないようにしましょう。

そして、リスニング内容に全神経を集中させ、問題が終了するまで気を抜かずに聞き取ります。

最後の問題で疲れた心に打ち勝って全力を尽くすことで、合格への可能性が高まります。試験全体で135分の長丁場とはいえ、最終局面で完全燃焼することで、自分の力を最大限に発揮できるでしょう。最後の問題だからこそ、この日最高の集中力を使い果たして合格を勝ち取りましょう。

試験勉強に対するアプローチ7選

菅澤

勉強量の多さも重要ですが、それ以上に勉強の進め方や目標設定のアプローチが成功には決定的であると思います。

オニ坊

成功の鍵の一つは、PDCAサイクルという古典的なフレームワークを利用することです。

PDCAは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Act(改善)」の四段階で構成されています。このサイクルを勉強計画に適用することで、目標達成に向けた進行状況を継続的に評価し、必要に応じて方法を調整することが可能になります。

菅澤

たとえば、最初に具体的な目標としてIELTSのスコア6.5を設定し、それを達成するためにどのようなスキルが必要かを分析します。
次に、日々の学習活動を「Do」として実行し、週ごとにこれまでの勉強の成果を「Check」して、何がうまく行ったか、何が改善が必要かを評価します。

この評価を基に「Act」段階で勉強方法を調整し、更に効果的な学習ができるよう改善を続けました。

PDCAサイクルの繰り返しにより、計画的かつ柔軟に学習を進めることができ、短期間で大きな成果を出すことが可能となります。そのため、どんな試験勉強においても、このサイクルを回して継続的に改善を加えることが、最終的な成功への近道となるのです。

勉強計画①
過去問を解き、目標までどれくらいかを理解する

過去問を解き、目標までどれくらいかを理解する

菅澤

試験準備の初期段階で過去問を解くことは、自分が目標とする成果までどれだけの距離があるのかを理解するのに極めて効果的です。

かつては過去問を試験の直前にのみ使用する最終チェックと捉えていましたが、現在では準備の出発点として過去問を活用することの重要性を認識しています。

オニ坊

このアプローチを取る理由は、自分の現在位置を正確に把握し、必要な対策を計画的に立てることができるからです。

たとえば、過去問を解いた結果、目標スコアとの差が大きいことが明らかになれば、それに応じて中長期的な学習計画を立てることができます。

目標に近いスコアが出た場合は、苦手な部分を特定して集中的に改善する、または得意分野をさらに伸ばすための戦略を練ることが可能です。

菅澤

実際の例として、過去にIELTS試験準備をしていた際、初めて過去問を解いたところ、予想以上にスコアが低かったため、基本的な語彙と文法の勉強に戻る必要があることがわかりました。

これにより、効率的に時間を使いながら、確実にスコアを向上させるための学習計画を再構築することができました。

英検のような試験においても、過去問を利用して現在の能力レベルを把握し、どのような対策が必要かを判断することは、成功への近道となります。これは、単に過去問を解くだけでなく、それに基づいて具体的な学習戦略を立て、実行に移すことが重要であることを意味します。

勉強計画②
リスニングの特訓をしてリスニングがうまくなる訳では無い

リスニングの特訓をしてリスニングがうまくなる訳では無い

菅澤

リスニング力を向上させるために特訓することだけが効果的ではありません。リスニングの対策は「リスニング力を鍛える」ことだと考えている人も多いですが、もちろんリスニングで高得点を取るには耳の力も必要です。

しかし、それだけでは不十分で、基盤となる単語やフレーズの知識が重要なのです。どれだけ耳が良くても、会話中に出てくる単語やフレーズを知らなければ、何を言っているのか聞き取ることはできません。

オニ坊

具体的な例として、リスニング問題で「sustainable」という単語が出てきたとしましょう。この単語の意味を知らなければ、たとえクリアに音を聞き取っても、その文章全体の意図を理解するのは困難です。

同様に、「take it for granted」というフレーズを知らないと、耳で聞こえた音の意味を即座に理解することはできません。単語やフレーズの知識がないと、リスニングのスキルを活かせないのです。

菅澤

だからこそ、リスニング特訓に取り組むだけでなく、語彙を増やす努力が欠かせません。英語のニュースやポッドキャストなどでさまざまな単語やフレーズに触れ、関連するコンテンツを繰り返し聞くことで、耳の力だけでなく語彙力も同時に鍛えることができます。また、単語帳やフレーズ集で基礎的な語彙を徹底的に覚えることも有効です。

リスニング特訓だけでリスニングがうまくなるわけではなく、豊富な語彙力があってこそリスニング力を活かすことができます。リスニングで高得点を取るためには、単語やフレーズなどの知識をしっかりと身につけたうえで、リスニング特訓を行うべきなのです。

勉強計画③
リスニングにおいても単語力の習得は重要

リスニングにおいても単語力の習得は重要

菅澤

リスニングと単語の習得を結びつけて考える人は意外と少ないかもしれませんが、リスニングにおいても単語力は非常に重要です。リスニングで高いスコアを取るためには、語彙力が欠かせません。

なぜなら、語彙力は英語力全体を支える基盤だからです。もしその土台である単語力がしっかりしていなければ、他の要素も崩れてしまい、結果的に総合的な英語力が損なわれてしまいます。

オニ坊

リスニングでも単語力が重要な理由は、言語において単語を知っていないと話にならないからです。どれだけリスニングスキルがあっても、知らない単語が多すぎると意味を理解することはできません。

例えば、リスニングの問題で「exponential growth」というフレーズが出てきたとしましょう。このフレーズの意味を知らなければ、たとえ音をクリアに聞き取っても、その文章全体の意図を理解するのは難しいでしょう。語彙力があるからこそ、耳で聞いた音を意味として理解できるのです。

菅澤

また、薄っぺらい単語力の土台では、その上に積み上げられるリスニング、スピーキング、リーディング、ライティングといった英語力の4要素も不安定になります。リスニング力を上げたいのであれば、まずは語彙力を強化することが重要です。英検でも私は単語力の底上げが第一優先だと考えています。

リスニングにおいても単語力の習得は非常に重要です。語彙力があればこそ、聞いた言葉を意味として理解し、リスニングスキルを最大限に活かすことができます。リスニングで高得点を目指すためには、単語力をしっかりと身につけ、その上でリスニングの練習に取り組むべきなのです。

【英検1級】リスニング単語をまず理解する為にすべきこと

【英検1級】リスニング単語をまず理解する為にすべきこと

菅澤

英検1級のリスニング単語を理解するためにどうすればよいか。これまで私は「パス単」を英検1級レベルの単語を習得するために推奨してきました。

もちろん、この単語帳は必要ですが、それは筆記試験のためです。リスニング問題では、1級用のパス単に載っているような高度な単語があまり登場しないからです。

オニ坊

英検1級が非常に難しいと考えられている理由は、筆記試験のパート1である語彙問題にあります。筆記試験の語彙問題で出題されるような上級単語は、リスニング問題では基本的に使われません。もしリスニングでそのような単語が使われたとしたら、とてつもなく難易度が高くなってしまうでしょう。

菅澤

そこで、英検1級のリスニングに必要な語彙力やフレーズ力をつけるために、英検1級のリスニング模擬試験の書籍を使うことをおすすめします。具体的には、「英検1級リスニング模擬試験」などの問題集を利用すると良いでしょう。

リスニング問題集を使った効果的な勉強法

  1. まず普通にリスニング問題を解き、終わったらスクリプトをすべて読む。
  2. スクリプト内で知らない単語やフレーズは発音も含めてすべて調べ、覚え直す。
  3. 同じ問題をもう一度解いて、リスニング内容を完全に理解できたか確認する。
  4. それでもわからない部分は再度スクリプトを見直し、時間を空けて3回目を解く。

リスニングを理解するための前提条件は以下の3つです:

  1. リスニングで出てくる単語やフレーズを知っている。
  2. その単語やフレーズの正しい発音を知り、自分で発音できる。
  3. その単語やフレーズを耳で聞いても認識できる。
菅澤

この3つのどれかが欠けていると、たとえ文字で見て理解できる単語やフレーズでも、耳で聞くと全く理解できないことが多いです。そのため、リスニングは同じ問題を何度も繰り返し、耳で認識できるまで訓練することが重要です。

英検1級のリスニング単語を理解するためには、リスニング模擬試験の問題集を活用し、単語やフレーズの意味、正しい発音を覚えることが不可欠です。リスニング問題を繰り返し解き、スクリプトで知らない単語を洗い出し、3つの前提条件をクリアできるようにしましょう。繰り返しのトレーニングで、リスニング力は確実に向上します。

勉強計画④
多聴力と精聴力の両方を日常的に訓練することが重要

多聴力と精聴力の両方を日常的に訓練することが重要

菅澤

リスニングスキルを効果的に養うためには、多聴力と精聴力の両方を日常的に訓練することが重要です。

多聴力とは、様々な英語の音声に広く触れることであり、精聴力は、聞いた内容を正確に理解し分析する能力を指します。

オニ坊

日常生活でこれらのスキルを向上させる方法として、特に音声のみのメディアを利用することが推奨されます。これは、視覚的な手がかりがない状況でのリスニング能力が、英検のような試験で非常に重要だからです。

英語のポッドキャストやラジオを聴くことは、様々なアクセントや話し方に慣れ、自然な言語の流れを捉えるのに役立ちます。BBC Learning Englishなどの教育向けプログラムは、その多様なコンテンツで知られており、実際の英語使用状況を模倣した学習が可能です。

菅澤

一方、精聴力を鍛えるためには、シャドーイング、ディクテーション、音読といった活動が有効です。これらの活動は、聞いた内容を繰り返し練習することで、より深い理解と正確な発音を身につけるのに役立ちます。

例えば、シャドーイングを行うとき、話者の言葉をリアルタイムで真似ることで、言語のリズムやイントネーションを体得できます。

これらの練習を通じて、リスニング時に即座に情報を処理し、理解する能力を高めることができます。それにより、実際の英検試験や実生活でのコミュニケーションにおいても、英語を効果的に聞き取り、活用することが可能になります。このように日常的な練習を積み重ねることで、リスニングスキル全体を総合的に向上させることができるのです。

ディクテーション

ディクテーション

菅澤

ディクテーションはリスニングの練習方法の中でも特に効果的な手段とされています。

この技法では、聞いた音声をテキストに書き起こすことで、言語の正確な理解を目指します。リスニング力を高めるためには、ディクテーションが非常に有用です。

オニ坊

ディクテーションを行う際には、音声を聞き、理解した後で一時停止し、自分が聞き取った内容を文字で記録します。

このプロセスを通じて、聞き取りの正確さが自然と養われ、リスニング中に逃した情報を特定しやすくなります。また、この方法は特定の単語や表現が正しく聞き取れているかを確認する良い機会を提供します。

菅澤

具体的な例として、多くの言語学習者がニュースやポッドキャストを利用してディクテーションを行います。

例えば、英語のニュース放送を使ってディクテーションを行う場合、放送された内容を細かく書き出すことで、専門的な語彙や表現に触れることができ、それらを自分のものとして理解深めることが可能です。

このような練習を積むことで、リスニングの際に聞き逃しやすい部分や理解が不十分な部分が明確になり、それらを強化することができます。また、苦手とする表現を特定し、それらに焦点を当てた練習をすることも、ディクテーションの大きな利点です。

シャドーイング

シャドーイング

菅澤

シャドーイングは、話者の発音をリアルタイムで真似て声に出すことによって、英語の聞き取りと発音のスキルを同時に向上させる効果的な練習法です。この手法は、特に英語学習者の間で注目を集めており、リスニングとスピーキング能力の向上に寄与します。

オニ坊

この練習方法の利点は、英語の発音やリズムに密接に触れることができる点にあります。リスニング中に即座に同じ言葉を繰り返すことで、聞き取り能力が養われ、自然な発音が身につきます。

また、継続的にシャドーイングを行うことで、英語のイントネーションやアクセントの理解が深まり、言語の流れに自然に対応できるようになります。

菅澤

例えば、TED Talksやポッドキャストなどの英語の音声を使用してシャドーイングを行うことは、多くの英語学習者にとって有効です。

これらの音声は、ネイティブスピーカーの自然な話し方を反映しており、練習を通じてそれらの話し方を模倣することが可能です。実際にこの方法を用いることで、聞き取った内容を即座に再現し、それに応じた発音を行う訓練になります。

シャドーイングを活用することで、英語のリスニング能力だけでなく、発音の正確さも向上します。練習を重ねることで、英語の音に敏感になり、リスニング時の集中力も自然と高まります。これにより、実際の会話やリスニングテストでのパフォーマンスが格段に改善されるでしょう。

勉強計画⑤
パート3のReal-life問題に特化した対策法

パート3のReal-life問題に特化した対策法

菅澤

パート3のReal-lifeの問題で成功を収めるためには、最初に与えられる10秒間を最大限に活用することが不可欠です。この短い時間内に設定されたシナリオを正確に理解し、想像することがテストの成否を大きく左右します。

オニ坊

Real-lifeの問題では、与えられた状況を迅速に把握し、それに基づいて迅速な判断を下す能力が求められます。

たとえば、試験ではあなたがある会議に出席している状況が想定されるかもしれません。この状況において、与えられた情報を基に即座に関連する質問に答えなければならないため、状況を的確に理解していることが重要です。

菅澤

効果的な対策方法としては、特に英文速読の訓練が有効です。速読訓練を通じて、短時間で情報を捉え、理解する技術を向上させることができます。さらに、実際の過去問題や問題集を使用して練習することで、試験形式に慣れ、速読技術を実際の問題解決に応用する練習をすることが推奨されます。

オニ坊

例えば、ある学習者が短時間で与えられたシナリオを読み、それに関する質問に即座に答える練習を日常的に行うことで、その能力は大きく向上します。

このようにして、最初の10秒でしっかりと情報をインプットし、それを元に効果的に問題に取り組むことができるようになるのです。

この戦略を取り入れることで、英検のリスニングセクションだけでなく、将来的には様々な状況で英語を使用する際にも役立つスキルを獲得することができます。速読、スラッシュリーディング、スキミングとスキャニングは、英検を越えた場面でのコミュニケーションでも非常に役立つ技術となります。

勉強計画⑥
パート4のインタビュー問題に特化した対策法

パート4のインタビュー問題に特化した対策法

菅澤

英検1級のリスニングテストのパート4、インタビュー形式問題に取り組むためには、インタビュー形式の英語に慣れることが重要です。

具体的には、インタビューが英語でどのように進行し、どのような表現が使われ、どのように聞けば情報を効果的に整理できるかを理解する必要があります。

インタビュー形式の問題に慣れるための最善の方法は、インタビューを定期的に聞くことです。

オニ坊

YouTubeでインタビュー動画を探して音声だけで聞くのも効果的ですが、最もおすすめなのは「イングリッシュジャーナル」という月刊英語学習雑誌です。

なぜなら、英語学習者向けの雑誌なのでスクリプトも整備されており、解説も付いていて非常にわかりやすいからです。また、テレビインタビューのような予期せぬハプニングもなく、内容も豊富で飽きずに学習できます。

英検1級のパート4のインタビュー問題に特化した対策法として、「イングリッシュジャーナル」などの月刊英語学習雑誌を活用し、インタビュー形式の英語に慣れることが重要です。これにより、インタビュー形式の問題においても、効率的に情報を整理し、スムーズに解答する力が身に付きます。

勉強計画⑦
最後は、過去問題を利用することが効果的

最後は、過去問題を利用することが効果的

菅澤

学習の最終段階において、英検1級の実際の試験形式に慣れるためには過去問題を利用することが非常に効果的です。

すでに基本的な語彙や表現を習得した後、実際の試験と同じ条件下で問題を解くことで、試験の流れや問題の種類に対する理解を深めることができます。

オニ坊

過去問を解くことは、試験の形式に慣れるだけでなく、実際に出題される内容の傾向とレベルを把握する上でも重要です。実際の試験で遭遇するであろう問題を事前に経験することで、試験当日のパフォーマンスが向上します。

たとえば、過去問を用いてタイミングや解答スピードを調整する練習を行うことができ、これは試験中の時間管理に直結します。

菅澤

具体的には、過去に出題された複雑な文法問題や長文読解問題を通じて、試験で求められる解答の精度を高めることが可能です。これらの問題を解く過程で、苦手な分野が明確になり、それを集中的に強化することもできます。

過去問を使った練習は、実際の試験での成功に向けて必須のステップです。最終的なリハーサルとして過去問に取り組むことで、試験に対する自信を持って望むことができ、それが合格への確かな道を築くことにつながります。この段階での努力が、英検1級の目標達成には不可欠なのです。

【英検1級】おすすめの参考書5選

【英検2級】おすすめの参考書①
でる順パス単 英検1級

でる順パス単 英検1級

菅澤

英検1級に挑戦するなら、「でる順パス単 英検1級」が最適な参考書です。過去の試験データを基に、英検1級の頻出単語を完全網羅しています。ネイティブでも難しいと感じる単語までカバーされており、英検1級の語彙問題で高得点を狙いたい受験者全員におすすめです。

オニ坊

「でる順パス単 英検1級」は過去のデータを徹底的に分析し、英検1級で実際に出題される頻出単語を網羅しています。特に、筆記試験で出題される「語彙問題」に登場する難解な単語に重点を置いているため、効率的に英検1級の合格を目指すことができます。

さらに、この参考書は単語だけでなく、それらを使った例文や関連フレーズも豊富に含まれているため、単語の意味や使い方をしっかりと理解できます。難解な単語も効率的に覚えることができ、短期間で語彙力を向上させられます。

「でる順パス単 英検1級」は英検1級を受験する全ての人にとって、最重要レベルで必要な書籍です。これ以外に単語帳は考えられません。過去のデータを深く分析し、正確な頻出単語を網羅したこの単語帳で効果的に学習し、英検1級の合格を確実に手にしましょう。

【英検2級】おすすめの参考書②
英検1級 過去6回全問題集

英検1級 過去6回全問題集

菅澤

英検1級の受験対策として、「英検1級 過去6回全問題集」は非常に優れた問題集です。過去6回分の試験問題を収録しており、傾向や内容を把握するのに役立ちます。受験者全員におすすめの一冊で、実際の過去問を使った対策で合格に近づける内容になっています。

オニ坊

どんな試験でも過去問を解くことで、その試験の傾向や問題内容に慣れることが非常に重要です。大学受験のセンター試験や高校受験でも過去問を事前に解くのは当たり前ですよね。英検1級も同じで、過去問を使った対策が不可欠です。試験のスピード感に慣れることもできるため、合格への近道になります。

菅澤

例えば、初めて英検1級を受験する場合、過去問を解かずに本番に臨むと、試験の形式や問題量に戸惑い、予想外のアクシデントが発生する可能性が高まります。しかし、事前に「英検1級 過去6回全問題集」を使って問題を解いておけば、形式や問題量に慣れることができ、自信を持って本番に臨めるでしょう。

オニ坊

問題集と過去問は別物と考えるべきです。過去問は、実際に過去に出題された問題そのものを解くことで、傾向を掴み、リアルな対策をするために欠かせません。私は他の出版社からも過去問集が出ていますが、特に旺文社のものをおすすめします。旺文社の過去問集は信頼性が高く、問題内容も正確に網羅されているため安心です。

英検1級の合格を目指すためには、「英検1級 過去6回全問題集」で実際に出題された問題に取り組むことが最も効果的です。過去問を使った対策は合格への必須ステップであり、試験本番で予期せぬアクシデントを防ぐためにも重要です。旺文社の過去問集でしっかりと対策を行い、合格への道を確実に進みましょう。

【英検2級】おすすめの参考書③
英検1級集中ゼミ

英検1級集中ゼミ

菅澤

英検1級の受験対策に役立つ「英検1級集中ゼミ」は、30日間で取り組める大容量の予想問題集です。全受験者におすすめで、試験範囲を総合的にカバーしています。

オニ坊

この問題集は、英検1級で問われる知識やスキルを効率的に強化できるよう設計されています。過去問に取り組む前にこの問題集を使うことで、試験全体の傾向や内容を把握し、万全の準備を整えることができます。

菅澤

「英検1級集中ゼミ」は30日間で完了するプランで構成されています。毎日異なるテーマに焦点を当て、語彙、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの各セクションをバランス良く強化できます。全体的な試験形式に慣れるだけでなく、自分の弱点を明確にすることができるため、過去問に取り組む前にしっかりとした基礎固めが可能です。

オニ坊

たとえば、語彙セクションでは英検1級で出題される高度な単語に慣れることができます。リスニングセクションでは実践的なトレーニングができ、リーディングセクションでは長文読解のスキルを磨くことができます。また、ライティングやスピーキングセクションも充実しているため、短期間で各セクションの総合的な強化が期待できます。

「英検1級集中ゼミ」は、英検1級に必要な知識とスキルを総合的に身につけることができる大容量の問題集です。過去問に取り組む前に、この参考書でウォームアップすることで、効果的な試験対策を進められます。全受験者にとって、英検1級の合格を目指すためにぜひ使ってほしい一冊です。

【英検2級】おすすめの参考書④
最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇

最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇

菅澤

「最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇」は、ジャパンタイムズ出版が提供するリスニング特化型の問題集です。英検1級のリスニング形式に慣れ、スコアアップを狙いたい方におすすめです。

オニ坊

これまで英検対策として旺文社の問題集を推奨してきましたが、英検1級のリスニング問題集に関しては、このジャパンタイムズ出版の書籍も同じくらいおすすめできます。リスニングの形式に特化しているため、効率的に練習ができます。

菅澤

「最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇」では、実際の試験に近い形式で問題が収録されており、英検1級のリスニングテストの全セクションに対応しています。

セクション1からセクション4までの各パートごとに問題があり、詳細な解説やスクリプトも付属しています。これにより、自分の弱点をピンポイントで強化することが可能です。

オニ坊

さらに、問題の内容も最新の傾向に合わせて構成されているため、英検1級のリスニング形式に慣れるだけでなく、試験の傾向をしっかりと掴むことができます。過去問だけでは補えない部分も、この問題集でしっかりとカバーできるため、リスニングのスコアアップに繋がります。

これまで紹介した旺文社のリスニング問題集と比べても、両者に大きな違いはありません。どちらを選んでも十分な対策が可能です。

「最短合格! 英検1級 リスニング問題 完全制覇」は、英検1級のリスニング対策に特化した効果的な問題集です。リスニングの形式に慣れ、スコアアップを目指す方にとって、この問題集は最適な選択肢となるでしょう。旺文社の問題集と並行して、こちらもぜひチェックしてみてください。

【英検2級】おすすめの参考書⑤
英検1級リスニング問題150

英検1級リスニング問題150

菅澤

「英検1級リスニング問題150」は、旺文社が出版するリスニング特化型の問題集です。リスニングに特化した対策を行いたい受験者に最適で、英検1級のリスニング形式に慣れ、スコアアップを目指すための内容が充実しています。

オニ坊

この問題集は、リスニングの試験形式に慣れ、スコアアップを狙うために効果的です。旺文社出版という安心感もあり、試験対策に適した信頼性の高い問題集として、多くの受験者から評価されています。

菅澤

「英検1級リスニング問題150」には、実際の英検1級リスニング問題に近い形式で150問が収録されています。各セクションごとに幅広いトピックが含まれているため、受験者は試験本番で出題されるさまざまな形式に慣れることができます。

また、問題に付属するスクリプトと詳細な解説があるため、解き終わった後に自分の弱点を分析し、効果的に克服することが可能です。特にリスニングセクションに不安がある方には、スクリプトを使ってしっかりと復習できるのが強みです。

オニ坊

他のリスニング特化型の問題集と大きな違いはないものの、旺文社の問題集に慣れている人にとっては、この「英検1級リスニング問題150」を使うと安心感があるでしょう。旺文社の一貫したクオリティにより、受験者は信頼を持って学習に取り組むことができます。

「英検1級リスニング問題150」は、リスニング対策に特化した効果的な問題集です。英検1級のリスニング形式に慣れ、スコアアップを狙う方にとって、この一冊は非常に役立つでしょう。旺文社の他の問題集に慣れている方には特におすすめであり、リスニングのスコアを上げるために積極的に活用してみてください。

最後に:英検に合格するには?

英検に合格するには?
菅澤

ここまで英検1級ライティングの攻略法について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理英語塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

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