「学校で案内された進研模試をそのまま受ければよいのか」「共通テスト型と記述型のどちらを優先すべきか」「判定が返ってきても、次の勉強につなげられない」——進研模試を選ぶ場面では、模試名の多さよりも、自分が今確認したい力を言葉にできないことが迷いの原因になります。結論は単純です。学年だけで決めず、①測りたい力、②志望校の入試方式、③現在の学習段階、④受験後に復習できる時間の4条件をそろえて選びます。この記事では、公式情報で確認できる進研模試・駿台ベネッセ模試の役割を整理し、受験前の選び方から成績表の読み方、次回までの復習計画までを一つの手順にまとめます。

進研模試って種類が多いですよね。学校で受ける回だけで十分なのか、共通テスト型や記述型も追加したほうがよいのか、名前を見ても決められません。











模試名から選ぼうとすると迷いやすいんだ。まず「基礎の抜け」「共通テストの処理力」「記述答案の完成度」「志望校との距離」のどれを測るのか決めれば、必要な模試は絞れるよ。
目次
進研模試の選び方は「何を測るか」から決める











自分の学年に合う模試を探すだけでは足りないんですね。高3なら全部受ける、という決め方でもよくないのでしょうか。











受験回数を増やしても、復習できなければ測定が増えるだけだよ。今の課題を一つ決め、その課題を最も見つけやすい形式を選び、返却後に直す時間まで確保するのが基本だ。
📚 用語解説
模擬試験の目的:本番の順位を予言することではなく、現時点の知識・処理速度・答案作成力を同じ条件で測り、次の学習計画を修正するための材料を得ること。
進研模試を選ぶとき、最初に確認すべきなのは「有名か」「受験者が多いか」ではありません。模試で測れるのは、その日に出題された範囲を、その形式と制限時間で解いた結果です。基礎知識の定着を見たいのに難しい記述問題ばかりの模試を受ければ、未着手の問題が増えて原因分析が粗くなります。反対に、国公立大学の個別試験で論述が必要なのに、マーク式だけを受け続けても、論拠を並べて採点者へ伝える力は測れません。目的と形式の一致が、選択の第一条件です。
ベネッセの公式判定基準ページでは「総合学力記述模試」が掲載され、記述総合判定や、対象回では共通テスト型と記述型を組み合わせるドッキング判定が説明されています。また駿台の2026年度公式案内には「駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試」と「駿台・ベネッセ記述模試」が掲載されています。つまり「進研模試」という一語でまとめず、マーク型で処理力を測るのか、記述型で答案力を測るのか、複数結果を組み合わせて志望校判定を見るのかを区別する必要があります。
| 測りたいこと | 向く形式 | 成績表で見る場所 | 受験後の行動 |
|---|---|---|---|
| 学校範囲の基礎定着 | 授業進度に近い総合学力型 | 分野別正答率・設問別結果 | 未定着単元を教科書と問題集へ戻す |
| 共通テストの処理力 | 共通テスト型・マーク型 | 大問別得点・時間不足の箇所 | 時間配分と資料読解の手順を直す |
| 二次・私大の答案力 | 記述型 | 部分点・記述欄・採点コメント | 答案を再作成して根拠の不足を補う |
| 志望校との距離 | 入試方式に近い模試の組合せ | 科目別判定・配点別の弱点 | 志望校配点に合わせて優先順位を変える |
申込前に「今回の模試で、〇〇の力を測り、返却後に△△を直す」と一文で書いてください。この一文が書けない模試は、今すぐ受ける優先度が高くありません。
模試は受験日だけのイベントではなく、受験前の仮説、当日の測定、返却後の検証が一続きになった学習サイクルです。たとえば英語長文の時間不足を測るなら、受験前に「第4問までを何分で終える」と仮説を立て、当日は大問ごとの終了時刻を記録し、返却後に語彙不足・構文把握・設問処理のどこで時間を失ったかを確認します。判定だけを見て終えるより、同じ受験料と同じ一日から得られる情報量が大きくなります。
学年・目的・形式・復習時間の4軸で選ぶ











友達が受ける模試や、判定が詳しそうな模試を選んでいました。4軸はどの順番で見ればよいですか。











まず学年と既習範囲、次に入試目的、次に問題形式、最後に復習時間だよ。最後の復習時間まで入れるのは、受けっぱなしを防ぐためなんだ。
📚 用語解説
マーク型:選択肢や数値を解答欄に記入し、読解・判断・計算を制限時間内に処理する力を測りやすい形式。共通テスト対策では、正解だけでなく大問別の時間記録が重要になる。
📚 用語解説
記述型:途中式、理由、要約、論述などを自分の言葉や式で答案にする形式。知識の有無に加え、採点基準を満たす順序で根拠を表現できるかを確認しやすい。
軸1:学年と既習範囲
高1・高2では、未習単元が多いことを前提にします。難しい模試で全国順位を出すことより、学校で学んだ範囲のうち、どの単元が説明できず、どの計算が止まり、どの英文法を取り違えたかを見つける価値が大きい時期です。出題範囲が学校の進度とかけ離れている場合は、結果が現在の学習成果ではなく、未習範囲の多さを示すだけになりかねません。実施要項や学校からの案内で範囲を確認します。
軸2:入試で再現したい目的
共通テストで高得点を取りたいなら、複数資料を読み、選択肢を比較し、限られた時間で処理する練習が必要です。国公立二次や記述式を課す私立大学を目指すなら、採点者に伝わる途中式・論拠・記述量を測る必要があります。志望校の募集要項で利用科目と配点を確認し、「本番に近い作業を要求する模試」を優先してください。大学名だけでなく、学部・方式まで合わせることが重要です。
軸3:問題形式と現在地
基礎知識が穴だらけの段階で、難問中心の記述模試を連続しても、白紙答案が増えて弱点が「全部」に見えてしまいます。反対に、基礎が固まり志望校の記述対策へ移るべき段階で、解き慣れた基礎問題だけを受け続けると、合否を分ける答案力の欠陥が発見できません。模試は少し背伸びすれば分析できる難度を選び、完全に歯が立たない回は学習計画を立て直す警報として扱います。
軸4:返却後に確保できる復習時間
模試の翌日までに自己採点と感触を記録し、返却後に客観データと照合し、間違えた単元の類題まで解く時間が必要です。翌週に定期試験や別の模試があり復習できないなら、受験数を増やすほど未処理の課題が積み上がります。申込時点で「受験翌日90分、返却日60分、翌週30分」のように復習枠を予定表へ入れ、確保できる回を優先するほうが成績につながります。
4軸のうち一つでも不明なら、担任や進路指導の先生に「この模試は誰を対象に、何を測る回ですか」と確認してください。模試の実施回や申込方法は学校によって異なるため、過去年度のブログや第三者の一覧だけで決めず、学校の最新案内と主催者の公式ページを基準にします。
高1・高2は基礎の抜けを見つける模試を優先する











高1の判定が悪いと志望校を下げたほうがよいのでしょうか。まだ習っていない範囲も多くて不安です。











高1・高2の判定だけで志望校を下げる必要はないよ。見るべきなのは、既に習った範囲を落とした理由と、次の学年へ持ち越すと困る基礎が何かだ。
高1・高2で模試を受ける最大の利点は、入試直前になる前に学習の穴を発見できることです。英語なら語彙・文法・構文・読解、数学なら計算・定義・典型解法・立式、国語なら語彙・根拠箇所・選択肢の比較というように、得点を技能へ分解します。総合点が同じ60点でも、単語不足で英文が読めない人と、最後の大問で時間切れになった人では、次に行う勉強がまったく違います。
この時期は、判定の上下より「同じ原因の失点が続いていないか」を追います。7月に二次関数の場合分けを落とし、次の回でも同じ条件整理で失点したなら、復習したつもりでも答案へ再現できていません。原因、直した教材、再テスト日を記録し、次回の模試で同種問題を解けたかまで確認して初めて改善が完了します。単発の偏差値より、弱点が消えた履歴のほうが学力の伸びを示します。
| 時期 | 優先する測定 | 結果の見方 | 次の行動 |
|---|---|---|---|
| 高1前半 | 中学内容と高校基礎の接続 | 計算・語彙・文法の基本失点 | 教科書例題まで戻り説明できる状態にする |
| 高1後半 | 既習範囲の横断 | 単元をまたぐと崩れる箇所 | 週ごとの復習日を固定する |
| 高2前半 | 基礎から標準への接続 | 初見問題で使えない知識 | 典型問題を選ぶ根拠まで言語化する |
| 高2後半 | 受験科目の土台と記述 | 科目間の学習量の偏り | 志望校配点を見て時間配分を組み替える |
判定は現時点の受験者集団と登録条件に基づく参考値です。将来の合否を固定するものではありません。判定を進路変更の結論にせず、学習量と弱点修正の優先順位を決める材料にします。
高1・高2から模試をどう年間学習へ置くかは、既存記事高1・高2から模試を受ける活用ロードマップでも詳しく整理しています。この記事の4軸で模試を選んだ後、各回の間に学校教材・参考書・確認テストをどう配置するかまで決めると、模試が単発イベントではなく学習の節目になります。
特に注意したいのは、得意科目だけで安心しないことです。大学入試では、方式によって複数科目の合計点や共通テストと個別試験の組合せで判定されます。高2のうちに苦手科目を放置すると、高3で過去問演習へ進みたい時期に基礎のやり直しが重なります。模試後は最も偏差値が低い科目だけでなく、志望校配点に対して不足点が大きい科目を優先してください。
高3は共通テスト型・記述型・志望校判定を組み合わせる











国公立志望なら、共通テスト型と記述型を毎回どちらも受けたほうが安全ですか。











両方の情報は必要だけれど、毎回受ける必要があるとは限らない。今の課題と復習可能量を見て、結果を組み合わせる回を戦略的に選ぼう。
📚 用語解説
ドッキング判定:共通テスト型の結果と記述型の結果を、志望校の入試科目・配点に近い形で組み合わせて見る判定。対象回や条件は主催者の最新案内で確認する。
高3では、共通テスト型と記述型を対立する選択肢にしないことが重要です。国公立大学志望なら、共通テストで必要な速度と正確性、個別試験で必要な答案作成力の両方が必要です。私立大学でも、共通テスト利用方式と独自試験方式を併願するなら、形式ごとの強みと弱みを分けて把握する必要があります。模試を組み合わせる目的は回数を増やすことではなく、本番配点に近い形で弱点を見つけることです。
Benesseの公式判定基準では、記述総合判定は共通テストと個別試験を合わせた教科・科目を模試の出題配点で集計する説明があり、二次傾斜は志望校の個別試験の配点で集計する説明があります。さらに対象回のドッキングでは、マーク模試を共通テスト、記述模試を個別試験に見立てます。同じ得点でも、志望校が共通テストを重く見るか、個別試験を重く見るかで優先すべき弱点は変わるため、総合判定だけでなく科目別・配点別に読みます。
| 形式 | 主に測る力 | 向く目的 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|---|
| 共通テスト型 | 資料読解・判断・時間配分 | 共通テスト本番の処理力確認 | 知識があっても時間切れなら得点にならない |
| 記述型 | 立式・論拠・表現・部分点 | 国公立二次や記述式私大の答案確認 | 正解を読んで納得するだけでは答案力が伸びない |
| 組合せ判定 | 科目横断・配点別の総合力 | 国公立や複数方式の戦略確認 | 総合判定だけでは改善科目が特定できない |
駿台の2026年度公式案内には、駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試と駿台・ベネッセ記述模試が別に掲載されています。実施日、会場、申込方法は年度や実施方式で変わるため、この記事に固定日程を転記せず、学校案内と主催者の最新ページで確認してください。大学入試センターの令和9年度公式ページでは本試験が2027年1月16日・17日と公表されています。模試日程を決めるときは、本番から逆算して、結果返却後に改善できる期間が残る回を優先します。
連週で模試を受けると、自己採点・答案再作成・類題演習が終わる前に次の測定が来ます。弱点を直す週を必ず挟み、測定と改善の比率を崩さないでください。
共通テスト型で時間不足が続く人は、知識不足と処理手順の問題を分けます。解説を見ればすぐ解けるのに本番で間に合わないなら、大問ごとの上限時間と飛ばす基準を練習します。解説を読んでも前提知識が足りないなら、時間配分より教科書・参考書へ戻るべきです。記述型で部分点が取れない人は、模範解答を書き写すのではなく、採点要素を分解し、自分の答案に不足した語句・式・接続を追記したうえで、翌日に何も見ず再答案化します。
申込前と成績返却後に確認するポイント











申込方法は検索結果で見つけたページから進めても大丈夫ですか。学校で受ける回との違いもよく分かりません。











申込経路、対象学年、実施方式は必ず学校か主催者の最新案内で確認しよう。返却後は判定だけでなく、設問別・分野別・時間の三つを照合するんだ。
申込前は対象・方式・返却時期を確認する
学校実施の模試は、学校が受験希望者を取りまとめたり、学年単位で実施したりするため、一般の公開会場申込と同じとは限りません。駿台の学校向け公式案内でも、受験希望者の申込みを学校が取りまとめ、学校を会場として実施する方式が説明されています。自分の学校で扱う回、校外で受けられる回、個人申込の可否は模試ごとに確認し、非公式な古い日程表だけで判断しないでください。
申込時には、受験日だけでなく成績返却の見込みも確認します。志望校変更や出願校決定に使いたい場合、必要な時期より後に結果が返る模試では目的を果たせません。また、学校行事・定期試験・部活動と重なると、準備も復習も不足します。受験日、自己採点日、返却後分析日、再テスト日の4日をセットで予定に入れ、模試一回を完了させる期間を確保します。
📚 用語解説
合格可能性判定:登録した志望校と、その模試で得られた成績データを基に示される参考指標。Benesse公式の2026年度判定基準では、Aは80%以上、Bは60%以上80%未満、Cは40%以上60%未満、Dは20%以上40%未満、Eは20%未満と説明されている。
返却後は判定より先に答案と設問別結果を見る
A判定でも、偶然正解した設問や、直前に覚えただけで説明できない知識があれば再現性は低い状態です。E判定でも、未習範囲を除いた既習問題で高い正答率を保ち、失点原因が限られているなら、改善の順序は明確です。判定は全体像を短く伝えるラベルとして使い、学習計画は答案・設問別正答率・時間記録から作ります。
誤答は「知識不足」「解法選択」「計算・読解ミス」「時間不足」「問題文の条件見落とし」に分類します。知識不足なら教材へ戻り、解法選択なら類題を比較し、ミスなら途中式やチェック手順を固定し、時間不足なら解く順番と撤退基準を練習します。同じ「不正解」でも処方が異なるため、赤ペンで正解を書くだけの復習では次回の得点へつながりません。
| 確認項目 | 悪い見方 | 改善につながる見方 |
|---|---|---|
| 判定 | Aだから安心、Eだから無理 | 現在の条件での参考値として推移を見る |
| 偏差値 | 前回より1下がったと一喜一憂 | 母集団と科目別の変化を併記する |
| 設問別結果 | 正誤だけ確認する | 失点原因を5分類し対策教材を決める |
| 志望校順位 | 順位だけで志望校を変える | 配点が高く改善余地の大きい科目を探す |
進研模試の偏差値は、受験者集団の違いを無視して別模試の数値と直接比較できません。物差しの違いを含めた読み方は、既存記事進研模試の偏差値と全統模試の違いで解説しています。換算の目安だけを当てはめるのではなく、同じ模試の推移、科目別の弱点、志望校の過去問得点を並べて判断してください。
模試を受けた後の復習を7日間で終える











復習は解説を読んで理解できれば終わりだと思っていました。全部の問題を解き直すべきですか。











全部を同じ深さで直す必要はないよ。合否に影響する頻出分野と、少し戻れば取れた問題を優先し、最後は何も見ずに再現できるか確かめよう。
📚 用語解説
再テスト:解説や正解を閉じた状態で、同じ問題または同じ考え方を使う類題を解き直し、理解が自力で再現できる状態になったか確認すること。
模試の復習は、長く時間をかけることより、記憶と感触が残っているうちに原因を記録し、期限内に再テストまで終えることが重要です。受験直後は「途中で焦った」「この単語が分からなかった」など、成績表には載らない情報を覚えています。問題冊子に大問ごとの終了時刻、自信の有無、迷った選択肢を記録し、翌日までに自己採点します。これが復習の一次資料になります。
優先度は「志望校での重要度×改善可能性」で決めます。正答率が非常に低い最難問を何時間も追うより、基礎知識があれば取れた標準問題を確実にするほうが、次回の総得点は上がりやすいからです。ただし、記述型で志望校の頻出テーマに当たった場合は、難しくても答案構成を研究する価値があります。問題の難度だけでなく、本番配点と出題頻度を合わせて判断します。
科目別のやり直し手順やノートの残し方は、模試の復習方法完全ガイドも参照してください。本記事で模試を選び、復習ガイドで一問ごとの処理を決めると、申込から改善まで一貫します。ノートはきれいにまとめることを目的にせず、原因、修正行動、再テスト結果を一行ずつ残せば十分です。
「偏差値を5上げる」だけでなく、「英語第3問までを35分で終える」「数学の確率で条件を図示する」のように、当日に実行できる行動へ変換します。
一人で復習すると、得意科目ばかり直し、苦手科目を後回しにしがちです。そこで日曜に模試分析、月曜から木曜に弱点教材、金曜に再テスト、土曜に計画修正という固定枠を作ります。固定枠があると、返却時期がずれても処理手順は変わりません。模試を選ぶ段階でこの一週間を空けておくことが、受けっぱなしを防ぐ最も現実的な対策です。
進研模試の結果改善は「普通の対策」では受からない











復習手順は分かりましたが、自分だけで毎回続けられるか不安です。教材を増やせば解決しますか。











教材の情報を増やすだけでは、原因分析、優先順位、毎日の実行、再テストの管理は残る。模試結果を合格力へ変えるには、その毎日の行動まで仕組みにする必要があるんだ。
結論から言います。進研模試の判定を見て参考書を買い足す、映像授業を追加する、週1回だけ質問するといった「普通の対策」だけでは、模試結果を志望校合格へ必要な得点力に変えるのは厳しいです。この記事で整理したとおり、模試後には失点を5分類し、志望校配点で優先順位を付け、教材の問題番号まで決め、7日以内に再テストする必要があります。課題は情報不足ではなく、この改善工程を毎日実行し、次の結果に応じて修正し続けることだからです。
鬼管理専門塾が公式ページで示す従来塾の3つの限界は、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い、というものです。進研模試では同じC判定でも、語彙不足、時間切れ、記述の論拠不足など原因が異なります。その原因に合わせた行動を、返却直後の一日だけでなく次の模試まで継続できなければ、判定のラベルだけが変わらず残ります。
独学・参考書のみでは①と②の限界が残る
独学は、自分で原因を正しく分類し、教材を選び、毎日の量を決め、再テストまで完了できる人には有効です。しかし判定に落ち込んで難しい参考書へ飛びついたり、得意科目から復習したりすると、情報を得ても行動が変わらない①の限界に当たります。市販の標準ルートを全員と同じ順番で進めるだけなら、個人の失点原因を反映できず②の限界も残ります。
模試対策では、参考書の良し悪しより「英語の語彙は何語、数学の類題は何問、いつ再テストするか」まで決める必要があります。自己管理が崩れた日にも計画を組み直す人がいなければ、模試で見つけた弱点は記録のまま残り、次回も同じ原因で失点しやすくなります。
映像授業・アプリでは①の限界が残る
映像授業や学習アプリは、理解できなかった単元を学び直す道具として便利です。ただし動画を見た時間やアプリの連続学習日数が増えても、模試で答案を再現できる保証にはなりません。情報を受け取ることと、何も見ずに正解することの間には、演習・添削・再テストが必要で、①の限界が残ります。
特に記述型では、解説を理解した感覚と、採点要素を答案に書ける状態が一致しません。視聴後にどの問題を何回解き、誰が答案を確認し、不合格なら何を追加するかまで管理されなければ、模試結果を改善する仕組みとしては不十分です。
集団授業の大手予備校では②の限界が残る
集団授業の大手予備校は、体系的な授業と豊富な入試情報を得る場として価値があります。一方で同じクラスの生徒が同じカリキュラムを同じ速度で受けるため、進研模試で判明した一人ひとりの失点原因を翌日の行動へ細かく反映しにくく、全員同じ指導になりやすい②の限界があります。
共通テスト型で時間不足の生徒と、記述型で論拠が欠ける生徒では、必要な一週間の課題が違います。授業内容が良くても、個人別に課題量・復習日・再テストを変えられなければ、模試選びを改善しても日々の勉強は平均的なままです。
一般的な個別指導塾では③の限界が残る
一般的な個別指導塾は授業中に質問しやすく、生徒に合わせて説明を変えられます。しかし週1回の授業だけが管理対象なら、残りの日に模試復習を予定どおり進めたか、覚え直した知識が定着したかを確認するまで時間が空きます。週1指導では変化が遅い③の限界が残ります。
模試後7日間で改善を終えるには、授業日以外も進捗を確認し、遅れた日に課題を調整し、週内に確認テストを行う必要があります。週1回にまとめて報告する方式では、修正が次週へ持ち越され、次の模試までに使える改善サイクルが一回分減ってしまいます。
独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①②③の限界のどれかが残ります。進研模試の設問別データから生徒ごとの課題を作り、1日単位で実行を管理し、毎週テストして修正する条件をすべて満たすには、だから鬼管理専門塾しかない、というのが消去法の結論です。
鬼管理専門塾の特徴











鬼管理専門塾では、進研模試の結果を具体的にどう日々の勉強へ変えるのでしょうか。











設問別の弱点を個別行動プランへ入れ、今日やる量まで数値化し、毎日・毎週の確認で定着を測る。その仕組みを支える6つの特徴を順に見ていこう。
鬼管理専門塾は、模試の判定を上げることだけを目的にするのではなく、志望校の入試科目・配点と現在の失点原因を照合し、合格に必要な行動へ変換します。公式サイトで確認できる特徴は、次の6項目です。項目を追加・省略せず、それぞれを進研模試の選択・復習・次回改善へどう接続するか説明します。
模試の弱点を「教材・ページ・問題数・期限」まで数値化して、その日に実行する課題へ変える
志望校の配点と設問別結果を基に、生徒ごとに異なる個別の行動プランを設計する
課題の進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで理解が得点へ変わったかを検証する
厳格な基準で選ばれた専属講師が担当し、講師満足度アンケート1,524件も公開する
大学受験、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験まで目標別の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に指導内容を確認できる
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「英語を復習する」のような曖昧な指示ではなく、いつ・どこで・何を・なぜ・どのように行うかを定め、英単語の語数や問題数まで数値化した学習指示を出します。公式の「鬼管理」紹介ページで、1日単位の行動へ落とし込む考え方が示されています。
進研模試で語彙と時間配分に課題が出た生徒なら、「単語帳の指定範囲を再生できるまで確認する」「長文一題を上限時間内で解いて終了時刻を記録する」という日次課題へ変えます。結果を眺める段階から、その日の行動へ移せるため、次の模試までの改善量が明確になります。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師が、生徒ごとの現在地、志望校、使える学習時間、得意・不得意に合わせて個別の行動プランを設計します。同じ偏差値や同じ判定でも、失点原因と志望校配点が違えば課題の順序を変える仕組みです。
進研模試の選び方にも個別性があります。高2で基礎の穴が残る生徒には既習範囲の点検を優先し、高3で国公立を目指す生徒には共通テスト型と記述型の結果を組み合わせます。模試名を全員同じにするのではなく、今回測る力と受験後の計画まで生徒ごとの個別行動プランへ組み込みます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
毎日の進捗を数値で確認し、遅れがあれば修正指示を出します。さらに毎週の確認テストで、教材を読んだかではなく、何も見ずに正解できる状態へ変わったかを確かめ、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行います。
模試復習では、受験翌日の原因分類、3日以内の類題、7日以内の再テストを実行する必要があります。毎日・毎週の管理があれば、復習が後回しになった日を早く発見でき、次の模試まで未処理の答案を持ち越すのを防げます。確認テストは「分かったつもり」を得点可能な状態へ変える工程です。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
鬼管理専門塾の公式講師ページでは、専属講師陣の採用率は0.6%と示されています。採用後も研修で基準に達しない場合がある厳格な選考を行い、入会生から集めた講師満足度アンケート1,524件を公式ページで公開して、指導を受けた側の評価も確認できるようにしています。
進研模試の成績表は情報量が多く、判定だけを見ず、設問別結果と志望校配点をつなぐ分析が必要です。専属講師が継続して担当すれば、前回の失点原因、今週の実行量、次回の目標を一本の履歴として追えます。単発のアドバイスでは見えにくい、同じミスの再発も発見しやすくなります。
❺ 大学受験・英語資格の専門コース
公式コース一覧では、大学受験の大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで、目標別の専門コースが案内されています。入試方式や目標が違う生徒を一つの基準で扱わず、それぞれに必要な行動計画を設計する構成です。
進研模試を選ぶときも、一般選抜で共通テストと個別試験を使うのか、総合型選抜・推薦と学力試験を並行するのかで必要な測定が変わります。大学受験の専門コースでは、志望校方式を起点に、模試の受験回、日々の教科学習、過去問演習の比重を調整できます。
❻ LINE質問対応・無料説明会・資料請求
公式FAQでは、授業がない日もLINEで質問できる案内があります。入会前にはZoomで行う無料説明会へ保護者も同席でき、資料請求で指導内容を確認できます。疑問を次の面談まで放置せず相談できる窓口と、契約前に仕組みを確かめる機会が用意されています。
進研模試の種類や成績表を手元に置き、無料説明会で「どの結果を重視し、次回まで何を管理するのか」を具体的に聞けば、自分に必要な支援か判断しやすくなります。鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があり、対象と詳細条件は無料説明会で確認できます。
指導の前提となる3つの限界と学習管理の考え方は「鬼管理」とは?で確認できます。実際の合格例は鬼管理専門塾の合格実績に掲載されています。模試の判定だけで塾を選ばず、現在の弱点をどのように日次課題へ変えるのか、説明会で管理方法まで確認してください。
進研模試の結果から、次回までの個別計画を無料説明会で相談できます
まとめ|進研模試は受験後の行動まで含めて選ぶ











次に模試を選ぶときは、学年だけでなく測りたい力と復習時間まで先に決めます。











それでいい。判定は結論ではなく改善の入口だ。申込時点で返却後の行動まで決めれば、模試一回の価値を合格へつなげられるよ。
進研模試の選び方で最も大切なのは、種類の名前を覚えることではありません。高1・高2は既習範囲の基礎を点検し、高3は共通テスト型・記述型・志望校配点を組み合わせます。そのうえで、申込経路と最新日程を学校・主催者公式で確認し、受験翌日と返却後の復習枠まで予定表に入れます。目的に合う模試でも、復習しなければ現在地を測って終わるからです。
成績表が返ったら、A〜E判定や偏差値より先に、答案、設問別正答率、時間記録を見ます。失点を知識不足・解法選択・ミス・時間不足・条件見落としに分類し、志望校での重要度と改善可能性から順番を決めてください。教材名と問題番号を指定し、7日以内に何も見ず再テストできれば、模試結果は初めて次回の得点へ変わります。
大学受験全体でどの模試を組み合わせるか迷う場合は、大学受験の模試おすすめと選び方もあわせて確認してください。進研模試を軸にしつつ、志望校や現在地に応じて別主催者の模試や過去問を使い、同じ物差しだけで判断しないことが大切です。最終的な合否を決めるのは模試名ではなく、結果を受け取った後に毎日の行動をどう変えたかです。
よくある質問
Q. 進研模試はどれを受ければよいですか?
A. 高1・高2で既習範囲の定着を見たいなら学校進度に近い総合学力型、高3で共通テストの処理力を測りたいなら共通テスト型、国公立二次や記述式私大の答案力を測りたいなら記述型を優先します。学年だけでなく、測りたい力と復習時間まで含めて決めてください。
Q. 高1の進研模試でE判定なら志望校を下げるべきですか?
A. 一回の判定だけで下げる必要はありません。未習範囲の影響を分け、既習範囲の失点原因と同じ弱点の再発を確認してください。判定は現在の条件での参考値であり、今後の学習量と改善を固定するものではありません。
Q. 共通テスト型と記述型は両方受けるべきですか?
A. 国公立志望や複数方式を併願する場合は、両方の情報が役立ちます。ただし毎回両方を受ける必要はなく、現在の課題と復習可能量で回を選びます。対象回ではドッキング判定の条件も主催者公式で確認してください。
Q. 進研模試は個人で申し込めますか?
A. 学校実施が中心の回と公開会場など別方式の回があり、模試ごとに異なります。学校からの案内、主催者の最新公式ページで対象学年・会場・申込経路・締切を確認してください。古いまとめ記事の日程や申込可否だけで判断しないことが大切です。
Q. 模試の判定はどこまで信用できますか?
A. 志望校との現時点の距離を示す参考値として使います。Benesse公式の判定基準ではA〜Eごとに合格可能性帯が示されていますが、将来の合否保証ではありません。答案・設問別正答率・時間記録を合わせて改善科目を決めてください。
Q. 模試の復習はいつまでに終えればよいですか?
A. 当日に時間と迷いを記録し、翌日までに自己採点、3日以内に教材へ戻り、7日以内に再テストするのが目安です。成績返却後は設問別データと照合し、主観で付けた原因分類と次回までの計画を修正します。
Q. 進研模試と他社模試の偏差値をそのまま比較できますか?
A. 受験者集団、問題難度、科目、実施時期が異なるため、数字だけを直接比較するのは適切ではありません。同じ模試内の推移を軸にし、別模試は科目別の弱点や志望校の過去問得点と合わせて、異なる物差しとして扱ってください。
Q. 模試をたくさん受けるほど成績は上がりますか?
A. 受験回数だけでは上がりません。測定後に失点原因を分類し、教材へ戻り、再テストで定着を確認する時間が必要です。復習できないほど詰め込むより、目的に合う回を選び、一回ごとの改善を完了させるほうが効果的です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





