「志望理由書には何を書けばいいのか分からない」「大学案内に載っている言葉を並べても、自分らしい文章にならない」——総合型選抜や学校推薦型選抜を考え始めたとき、多くの受験生が最初につまずくのが志望理由書です。志望理由書は、大学をほめる作文でも、高校時代の実績を並べる自己紹介でもありません。自分の経験から生まれた問題意識、大学で学ぶ必然性、入学後の計画、卒業後の目標を一つの筋道で結び、大学との適合を示す書類です。この記事では、文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項と大学公式情報を基に、調べ方、基本構成、架空の例文、NG例、提出前の点検までを順番に解説します。読み終えたら、白紙の状態から初稿を書き切れるようにします。

先生、志望理由書を書こうとしても「この大学で学びたいです」から先に進みません。立派な実績もないし、何を材料にすればいいのでしょうか?











実績の大きさより、経験から何を考え、調べ、行動し、大学でどう学びたいかを具体的につなぐことが大切だよ。まず志望理由書の役割を押さえ、それから材料を集めよう。
目次
志望理由書とは|大学と自分の接点を論理的に示す書類
志望理由書とは、志望する大学・学部を選んだ理由と、そこで取り組みたい学び、その学びを将来どう生かすかを、自分の経験や問題意識に基づいて説明する出願書類です。文部科学省の「令和9年度大学入学者選抜実施要項」は、大学入学希望理由書や学修計画書について、各大学が学部等の教育内容を踏まえ、入学希望理由、入学後に学びたい内容・計画、大学卒業後を見据えた目標等を志願者に記載させるとしています。つまり、国の実施要項が示す中心項目も、単なる憧れではなく「入口・大学での学び・卒業後」の接続です。
📚 用語解説
志望理由書:志望大学・学部を選んだ理由、入学後に学びたい内容や計画、卒業後を見据えた目標などを、志願者自身の言葉で説明する書類。名称、設問、様式、字数、評価方法は大学・入試方式ごとに異なる。
志望理由書は、自己PR書や活動報告書、学修計画書と重なる部分がありますが、焦点は同じではありません。自己PR書の中心は強みや資質、活動報告書の中心は取り組みの事実と過程、学修計画書の中心は入学後の具体的な学びです。志望理由書は、それらの材料を使いながら「なぜ自分が、なぜこの大学で、何を学び、どこへ向かうのか」を統合します。大学が複数の書類を指定しているなら、同じ文章を使い回さず、それぞれの設問が求める役割に分けてください。
| 書類 | 中心となる問い | 書く材料 |
|---|---|---|
| 志望理由書 | なぜこの大学で学ぶのか | 経験、問題意識、大学との接点、将来像 |
| 自己PR書 | どんな強みを持つ人物か | 行動、工夫、成果、再現できる強み |
| 活動報告書 | 何にどう取り組んだか | 期間、役割、過程、成果、学び |
| 学修計画書 | 入学後に何をどう学ぶか | 科目、研究テーマ、方法、学年ごとの計画 |











志望理由書は「大学が好き」という気持ちだけでなく、入学後と卒業後まで説明する書類なんですね。











そのとおり。気持ちは出発点だけれど、読み手が確かめたいのは学びとの接続だ。大学・学部別の組み立て方は、大学の志望理由書の書き方と学部別例文も併せて使うと整理しやすいよ。
志望理由書は「過去の経験の説明」で終わらせず、現在の問題意識、志望大学での学び、卒業後の目標までを因果関係でつなぐ書類です。設問が独自に指定されている場合は、その指示が最優先です。
書く前に確認する4点|募集要項と3つのポリシーを調べる
志望理由書の作業は、いきなり文章を書くことから始めません。最初に確認するのは、①最新年度の募集要項、②大学・学部のアドミッション・ポリシー、③カリキュラム・ポリシーと授業・ゼミ・研究内容、④指定様式と提出方法です。早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入学試験の公式ページのように、入試要項とは別に所定の志望理由書や活動記録報告書を公開し、一次選考と二次選考の方法を示す大学もあります。大学名が同じでも学部や方式で書類は変わるため、前年のまとめサイトや市販のテンプレートだけで進めず、出願年度の大学公式情報を正本にしてください。
📚 用語解説
アドミッション・ポリシー:大学・学部がどのような学生を受け入れ、入学時にどのような力を求め、選抜でどう評価するかを示す入学者受入れの方針。志望理由書では、自分の経験や姿勢との具体的な接点を探すために読む。
アドミッション・ポリシーをそのまま引用して「私は主体性があります」と書くだけでは、適合の根拠になりません。まず方針を「大学が期待する行動」に言い換え、次に自分の経験からその行動が表れた場面を選びます。たとえば「多様な人と協働する姿勢」を掲げる学部なら、文化祭実行委員で意見が割れた場面、地域活動で年代の異なる参加者と役割を調整した場面など、判断と行動が見える事実を対応させます。抽象語と経験の間に具体的な橋を架けるのが調査の目的です。
| 確認項目 | 確認する場所 | メモする内容 |
|---|---|---|
| 設問・字数・様式 | 最新の募集要項・所定用紙 | 質問文、字数、手書きか入力か、提出形式 |
| 求める学生像 | アドミッション・ポリシー | 重視する力を自分の言葉に置き換える |
| 学びの中身 | カリキュラム、シラバス、教員紹介 | 科目名だけでなく扱う問いや方法 |
| 選考との関係 | 選考方法・注意事項 | 面接、小論文、発表で深掘りされる可能性 |











大学案内を読んで「少人数教育が魅力です」と書けば十分だと思っていました。もっと学部や授業まで調べる必要があるんですね。











「魅力だから」だけでは、君がそこで何をするかが見えない。授業や研究方法まで調べ、自分の問いをどう深められるかまで書けば、大学を選ぶ必然性になるよ。
設問、字数、添付資料、提出方法は年度・学部・方式ごとに変わり得ます。記事の例よりも、出願年度の大学公式募集要項と所定様式を必ず優先してください。
自己分析で材料を集める|過去・現在・未来を一本の軸にする
自己分析では、華やかな受賞歴を探すのではなく、自分の関心が動いた場面を広く集めます。学校の授業、探究、部活動、生徒会、アルバイト、家族との経験、地域活動、読書、ニュースへの疑問などを時系列で書き出し、「なぜ気になったか」「そのとき何をしたか」「うまくいかなかった点は何か」「次に何を知りたくなったか」を追記します。文部科学省の令和9年度実施要項も、総合型選抜や学校推薦型選抜では、成果だけでなく成果獲得に向けた努力のプロセスや大学で学ぼうとする意欲を多面的・総合的に評価する工夫に触れています。結果の大小だけで材料を捨てないでください。
📚 用語解説
自己分析:経験、感情、判断、行動、学びを振り返り、自分の関心・価値観・強み・課題がどこから生まれたかを言語化する作業。志望理由書では、大学で学びたい問いの起点を見つけるために行う。
材料を選ぶときは「過去・現在・未来」の3列に並べると軸が見えます。過去には問題意識のきっかけ、現在には調査や活動とそこから残った課題、未来には大学で深めたい学びと卒業後の方向を置きます。たとえば、商店街の手伝いで高齢者の買い物の不便さに気づいたなら、現在は地域交通や宅配の実態を調べ、未来は経済・政策・データ分析を学んで持続可能な仕組みを考える、というようにつなげます。大切なのは、経験を飾ることではなく、問いが次の行動を生んだ順序を示すことです。











全国大会のような実績がなくても、身近な経験から考えたことや、その後の行動を書けば材料になるんですね。











そうだよ。評価語だけで自分を大きく見せるより、行動が見える事実の方が強い。総合型選抜の自己PRの書き方も使い、強みを裏づける場面を別に整理しておこう。
「委員長を務めた」だけよりも、意見が割れた場面で何を聞き、どう判断し、どんな修正をしたかを書く方が、思考と行動が伝わります。役職名や成果だけで材料の価値を決めないでください。
志望理由書の基本構成|7ステップで初稿を書き切る
初稿は、①結論、②きっかけ、③問題意識、④これまでの行動、⑤なぜその大学・学部か、⑥入学後の学修計画、⑦卒業後の目標、の順に置くと組み立てやすくなります。字数が短いときも要素を丸ごと削るのではなく、各要素を一文ずつに圧縮し、問いへの答えを残してください。字数が長いときは経験の場面、調査した事実、大学で用いる学問や方法を詳しくします。指定された設問の順序がある場合は、この基本形を設問に合わせて並べ替えます。
📚 用語解説
学修計画:入学後に何を、どのような順序・方法で学び、どんな力や成果につなげるかを示す計画。科目名の羅列ではなく、自分の問いと授業・演習・研究の役割を結びつける。
①結論|目指すことと志望先を先に示す
冒頭では、自分が取り組みたい課題と、そのために志望学部で学びたいことを簡潔に示します。「昔から興味がありました」のような助走を長くせず、読み手が文章全体の方向をつかめる一文を置きます。結論は最後まで書いた後に見直し、本文で実際に説明できている内容へ調整します。
②きっかけ|関心が生まれた場面を具体化する
いつ、どこで、誰と関わり、何を見聞きし、どんな疑問を持ったのかを書きます。感動的に演出する必要はありません。読み手が状況を再現できる程度の事実を示し、その場面が現在の関心へどうつながったかを説明します。単発の思い出で終わらせず、その後の行動への因果関係を作ります。
③問題意識|何が、誰にとって、なぜ課題かを定める
「地域を活性化したい」「教育格差をなくしたい」のような大きな言葉だけでは、扱う範囲が分かりません。対象、場面、原因、現在の仕組みの不足を分け、自分の思い込みと公開情報を区別して調べます。出典を使う場合は、発行主体、資料名、年度、該当箇所を記録し、数字を都合よく切り取らないことも重要です。
④これまでの行動|調べた・試した・修正した過程を書く
問題意識を持った後に、読書、聞き取り、アンケート、探究、制作、ボランティアなど何をしたかを書きます。成功だけでなく、想定と違った結果や方法を変えた経験も材料です。「参加した」で終わらず、自分の役割、判断、工夫、得た気づきを示すと、主体性が行動として伝わります。
⑤大学との接点|その大学でなければならない理由を書く
学部名や有名な教授名を置くだけでは不十分です。自分の問いを深めるために必要な知識・方法を特定し、それを学べる授業、演習、研究領域、地域連携などと結びつけます。「教授に教わりたい」ではなく、「〇〇という問いを、△△の方法で検証するために、その研究領域を学びたい」と、目的と方法の順で書いてください。
⑥入学後の計画|学びの順序と行動を示す
基礎科目で土台を作り、演習で方法を身につけ、調査や研究で問いを検証する、といった順序を示します。授業外で続けたい活動も、学業との関係を説明できるものに絞ります。具体化に迷ったら、学習計画書の書き方と志望大学の調べ方を参照し、科目・方法・成果の3点で計画を組み直してください。
⑦卒業後の目標|大学での学びの使い道を示す
職業名が決まっていなくても構いません。どの課題に、どんな立場や方法で関わりたいかを示します。反対に、職業名だけが決まっていても、大学での学びとの接点がなければ志望理由になりません。入学後に考えが深まる余地を残しつつ、現時点での方向と、そのために大学で身につけたい力を明確にします。











一文目から完璧にしようとして止まっていました。まず7つの箱に材料を置いて、最後まで書けばいいんですね。











そのやり方なら不足も見つかる。最初から表現を磨くより、設問への答えと因果関係をそろえ、その後で字数と文章を整える方が速くて正確だよ。
志望理由書の書き方例|悪い例を改善する思考過程
ここでは、地域の食品ロスに関心を持ち、経営学部を志望する受験生を想定した架空例で改善の考え方を示します。実在する大学、授業、制度、統計を説明する例ではありません。そのまま提出する文章でもありません。自分の経験と志望大学の公式情報に置き換え、設問と字数に合わせて使ってください。
悪い例|大学の魅力と熱意だけを並べている
私は食品ロス問題に興味があり、将来は社会に貢献したいです。貴学は教育環境が充実し、さまざまな分野を学べる点に魅力を感じました。入学後は経営学を一生懸命学び、夢を実現したいです。
この例は、関心分野、大学への好意、学ぶ意欲を述べていますが、なぜ食品ロスに関心を持ったのか、何を調べてどこに課題を見いだしたのか、経営学の何をどう使いたいのかが分かりません。また、「教育環境が充実」「さまざまな分野」は多くの大学に当てはまり、大学名を入れ替えても成立します。読み手が確かめたい本人の経験と大学との接点が抜けています。
改善例|経験・課題・学ぶ方法を因果関係で結ぶ
文化祭で模擬店の在庫管理を担当した際、終了後に未開封の食品が多く残り、発注量を決める根拠が曖昧だったことに気づいた。翌年は時間帯別の販売数を記録して発注を調整したが、天候や来場者層の変化まで予測できず、余剰をゼロにはできなかった。この経験から、善意の呼びかけだけでなく、需要の把握と運営の仕組みが必要だと考えた。大学では経営学の基礎に加え、データ分析と流通の仕組みを学び、地域の小規模店舗でも使える発注と再配分の方法を研究したい。
改善後は、場面、役割、問題、試した改善、残った課題、大学で学ぶ方法の順に進みます。立派に見せるための形容詞は増えていませんが、本人がどこで考え、どう動き、なぜ次の学びが必要になったかが見えます。さらに志望大学の公式カリキュラムを調べ、実在する科目や演習が自分の問いにどう役立つかを加えれば、「経営学部ならどこでもよい」状態から、その大学を選ぶ理由へ近づきます。
📚 用語解説
具体性:固有名詞や数字を増やすことではなく、読み手が「何が起き、本人が何を考え、どう行動したか」を誤解なくたどれる状態。根拠のない数字や実在しない活動を加えることは具体化ではない。
| 弱い書き方 | 不足している情報 | 改善する問い |
|---|---|---|
| 興味があります | 関心の起点 | いつ、何を見て、どんな疑問を持ったか |
| 社会に貢献したい | 対象と方法 | 誰のどんな課題に、どう関わりたいか |
| 教育環境が魅力です | 大学固有の接点 | どの授業・方法が自分の問いに必要か |
| 一生懸命学びます | 学修計画 | 何を、どの順序で、どの成果まで進めるか |











改善例は派手な実績ではないのに、本人が考えて動いた様子が分かります。「具体的に書く」の意味がやっと見えました。











具体性は飾りではなく、因果関係を検証できることなんだ。架空の数字や経験を足さず、自分が説明できる事実だけで、経験から学びまでをつなごう。
例文のテーマ、活動、語句を写すと、自分の軸が薄くなり、面接で深掘りされたときにも説明が崩れます。「場面→疑問→行動→残った課題→大学での学び」という接続方法だけを参考にしてください。
よくあるNG例と提出前チェック|推敲で一貫性を高める
よくある失敗は、①大学案内のコピー、②活動実績の履歴書化、③大学名を替えても通じる一般論、④将来像と学部の不一致、⑤根拠のない誇張や事実の創作、⑥文体・表記の混在、⑦字数や所定様式の見落としです。特に「教授名や授業名を入れれば具体的になる」と考え、研究内容を理解しないまま固有名詞を並べると、面接で説明できません。固有名詞は、それが自分の問いにどう必要かを説明できるものだけに絞ってください。
📚 用語解説
推敲:文章を書き終えた後、設問への適合、論理のつながり、根拠、表現、字数、誤記などを複数の観点から見直し、読み手に正確に伝わるよう修正する作業。単なる誤字脱字の確認より範囲が広い。
推敲は、内容と表現を同時に直さず、順番を分けます。最初に設問へ答えているか、次に各段落の因果関係、次に具体的な根拠、最後に語尾・誤字・字数を見ます。声に出して読むと、一文が長すぎる箇所や主語が消えた箇所を見つけやすくなります。第三者には「きれいな文章か」だけでなく、「なぜこの大学なのか」「本人が何をしたか」「入学後に何をするか」を読後に説明してもらい、意図が伝わったかを確かめます。意見を受けても、他人の価値観で自分の軸を入れ替えないことが重要です。











先生や家族に直してもらうとき、文章を全部任せるのではなく、伝わった内容を確認する読み手になってもらえばいいんですね。











そう。添削は本人の考えを消す作業ではない。質問を受けて根拠を補い、最後は自分が一文ずつ説明できる文章にする。提出稿と面接の答えを同じ材料から作ると矛盾も減るよ。
他人や生成AIが作った文章を本人の経験として提出したり、存在しない活動・調査・成果を記載したりしないでください。利用できる支援やツールについて大学が注意事項を示している場合は、その規定を確認し、最終的な内容と表現を自分で説明できる状態にします。
志望理由書対策は「普通の対策」では受からない
結論から言います。普通の対策では、志望理由書を使う総合型選抜に受かるのは厳しいです。志望理由書は一度きれいな文章を書けば終わる課題ではありません。文部科学省の令和9年度実施要項が示すだけでも、入学希望理由、入学後に学びたい内容・計画、大学卒業後を見据えた目標をつなぐ必要があります。さらに大学公式の設問・ポリシー・カリキュラムを調べ、本人の経験を掘り、初稿を書き、根拠を確認し、面接で同じ軸を説明できるまで修正しなければなりません。知識の取得だけでなく、出願日から逆算した毎日の行動が結果を左右するテーマです。
そこで、志望理由書対策で選ばれやすい方法を、従来塾の3つの限界——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして一つずつ検討します。3つの限界の考え方は、鬼管理専門塾公式の「鬼管理」とは?で確認できます。
独学・参考書のみでは①の限界を越えにくい
参考書で構成や例文を知ることはできます。しかし、自己分析の質問に答える、大学の公式資料を読む、初稿を締切までに作る、指摘を受けて書き直すという行動まで自動的には進みません。情報を得た安心感で手が止まれば、①「情報を得ても行動は変わらない」の限界に当たります。独学で進めるなら、日付と成果物を細かく決め、自分で実行管理できることが前提です。
映像授業・アプリでは①の限界を越えにくい
映像で良い書き方を理解しても、本人固有の経験と志望大学の教育内容の接点は画面の中から出てきません。講義を視聴することと、経験を言語化して何度も修正することは別の行動です。視聴履歴が増えても提出稿が進まなければ、やはり①の限界に当たります。志望理由書では、理解した知識をその日の文章へ変える管理が必要です。
集団授業の大手予備校では②の限界を越えにくい
同じ構成テンプレートと同じ進度で全員を指導すると、大学・学部・設問・本人の経験が異なる志望理由書を個別に深めにくくなります。表現は整っても、大学名を替えれば通じる文章へ寄れば、②「全員同じ指導は偏差値50に収束する」の限界に当たります。必要なのは共通の型だけでなく、本人ごとの問いと出願方式に合わせた行動プランです。
一般的な個別指導塾では③の限界を越えにくい
週1回の授業で添削を受けても、次の授業まで自己分析や大学調査が止まり、締切直前にまとめて直すのでは改善回数を確保できません。書類、小論文、面接の準備を並行する総合型選抜では、授業のない日の進捗が重要です。週1回の接点だけで日々の行動を追えなければ、③「週1指導では変化が遅い」の限界に当たります。











書き方を知るサービスは多くても、大学調査や初稿、修正を毎日進めるところまで管理するかは別なんですね。











そこが決定的な違いだ。志望理由書は本人ごとの材料が違い、期限もある。情報、個別設計、毎日の実行確認の三つがそろわなければ、書類と面接を一貫させるところまで届きにくい。
独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を消去法で検討すると、いずれも3つの限界のどれかに当たります。だから、出願日から逆算して本人ごとの行動を1日単位で設計し、毎日・毎週の進捗を確認する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。実際の支援範囲や自分との相性は、次の特徴と無料説明会で具体的に確認してください。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、志望理由書だけを代わりに書くサービスではありません。志望校から逆算し、本人が実行する学習・調査・出願準備を具体的な行動へ変え、進捗と定着を確認する仕組みです。公式情報で確認できる特徴は、次の6項目です。
その日に行う学習や準備を、量と期限が分かる具体的な指示へ落とし込みます。
志望校、現在地、使える時間に合わせ、専属講師が個別の行動プランを設計します。
毎日の進捗を管理し、毎週の確認テストで定着度を確かめて計画を修正します。
厳格な採用基準を通過した専属講師が担当し、講師満足度アンケート1,524件も公開されています。
大学受験、総合型選抜・推薦、高校受験、英語資格など専門コースを展開しています。
LINEでの質問に対応し、無料説明会や資料請求で受講前の疑問を確認できます。











志望理由書の添削だけでなく、学習や面接も含めて、出願までの行動全体を管理する仕組みなんですね。











その理解で合っている。総合型選抜は書類だけで完結しないから、本人の志望校と現在地に合わせ、毎日の準備を止めない仕組みが重要なんだ。
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾は、「今日は総合型選抜の準備をする」のような曖昧な予定ではなく、1日単位でやるべきことを数値化して指示します。公式ページでは、課題を量まで具体化し、いつ・どこで・何を・なぜ・どのように行うかを明確にする方針が示されています。
志望理由書対策なら、募集要項の確認、経験の棚卸し、大学の授業調査、初稿の段落作成、面接用の説明練習などを日別の成果物へ分解できます。白紙のまま締切が近づく状態を避け、毎日の小さな完成を積み上げられる点が、書類対策に直結します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師が、生徒ごとの志望校、学力、活動経験、利用できる時間を踏まえて個別の行動プランを設計し、実行状況まで管理します。全員に同じ教材と同じ進度を当てはめるのではなく、目標から逆算して必要な行動を組み替えるのが公式に示された方針です。
志望理由書の設問も、自己PRとの分担も、並行する小論文・面接の負担も生徒ごとに違います。個別行動プランなら、経験の言語化に時間をかける人、大学研究を深める人、基礎学力対策を優先する人を分け、限られた出願準備期間を本人固有の課題へ配分できます。
❸ 毎日・毎週の管理と確認テスト
鬼管理専門塾は毎日の進捗を数値で確認し、毎週の確認テストで学習内容の定着度を確かめます。予定を立てるだけで終わらせず、未達や理解不足があれば追加課題や計画修正へつなげ、次の一週間の行動へ反映する仕組みです。
志望理由書では、初稿の有無だけでなく、大学固有の理由が説明できるか、引用した情報の出典を答えられるか、面接で同じ将来像を話せるかまで確認できます。毎日・毎週の管理があれば、締切直前に矛盾が見つかるのを防ぎ、書類と口頭説明を同じ軸で修正できます。
❹ 採用率0.6%の専属講師
講師は採用率0.6%の選考を通過した専属講師陣です。公式の講師満足度アンケートでは1,524件の回答が公開されており、講師選考と受講者の評価を確認できる情報が示されています。数値は公式ページの表記をそのまま用いています。
志望理由書では、受験生の言葉を残しながら、設問への不足や論理の飛躍を質問で明らかにする支援が必要です。専属講師が継続して担当すれば、過去の相談内容や志望校の軸を踏まえて修正でき、毎回別の基準で文章が揺れる状態を避けやすくなります。
❺ 大学受験から英語資格まで専門コース
大学受験は学部特化を含む各コースに加え、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースが用意されています。総合型選抜だけを切り離さず、志望校が求める準備に合わせてコースを確認できます。
志望理由書の準備中でも、基礎学力、小論文、面接、資格のスコアなど別の選考要素を止めることはできません。専門コースの範囲を確認し、本人の入試方式に必要な対策を一つの予定表へ載せることで、書類だけ完成して他の選考準備が間に合わない状態を防ぎやすくなります。
❻ LINE質問対応・無料説明会・資料請求
公式LINEで質問できる体制があり、無料説明会はZoomでの参加や保護者同席にも対応しています。受講前には資料請求もできるため、対象コース、支援内容、必要な準備、受講方法を確認してから検討できます。
志望理由書で大学調査や表現に疑問が生じたとき、次の面談まで止めずに質問できれば、出願日までの限られた時間を使いやすくなります。無料説明会では、志望校の方式と現在の準備状況を伝え、書類・学力・面接をどの順で進めるのかを具体的に質問してください。
大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象と詳細条件は公式ページまたは無料説明会で確認してください。鬼管理専門塾の管理方法を詳しく知りたい方は鬼管理専門塾の指導方針を、進学結果を確認したい方は鬼管理専門塾の合格実績を参照できます。無料説明会では、志望理由書だけでなく入試方式全体の準備状況を持参すると相談が具体的になります。
志望理由書と総合型選抜の準備計画を無料説明会で相談しませんか?
まとめ|志望理由書は経験・大学での学び・将来をつなぐ
志望理由書とは、大学への熱意を抽象的に語る作文ではなく、経験から生まれた問題意識と、志望大学での学び、卒業後の目標を論理的につなぐ書類です。文部科学省の令和9年度実施要項でも、入学希望理由、入学後に学びたい内容・計画、卒業後を見据えた目標等が中心項目として示されています。ただし、実際の設問、様式、字数、評価方法は大学・学部・方式ごとに異なるため、最新の公式募集要項を最優先にしてください。











まず募集要項を確認し、経験を棚卸しして、7つの要素で初稿を書いてみます。例文を探し続けるより、自分の材料を動かすことが先ですね。











いいね。初稿は完成品ではなく、不足を見つけるための設計図だ。大学公式情報と自分の事実を往復しながら直し、最後は面接でも一貫して説明できる文章にしよう。
今日の行動は、志望大学の最新募集要項を開き、設問と字数を写すこと、その横に「経験・課題・大学での学び・将来」の4欄を作ることです。空欄が見つかったら、例文で埋めるのではなく、調査や自己分析へ戻って材料を増やしてください。書くことと調べることを往復し、提出日から逆算して修正回数を確保することが、読み手に伝わる志望理由書への最短経路です。
よくある質問
Q. 志望理由書とは何を書く書類ですか?
A. 志望大学・学部を選んだ理由、入学後に学びたい内容や計画、卒業後を見据えた目標を、自分の経験や問題意識と結びつけて説明する書類です。大学・学部・方式によって設問や名称が異なるため、最新の公式募集要項を優先してください。
Q. 志望理由書と自己PR書の違いは何ですか?
A. 志望理由書の中心は「なぜその大学で学ぶのか」、自己PR書の中心は「どんな強みや資質を持つ人物か」です。同じ経験を使う場合も、志望理由書では大学での学びへの接続、自己PR書では行動から分かる強みを中心に書き分けます。
Q. 志望理由書に書ける実績がありません。どうすればよいですか?
A. 受賞歴や役職だけが材料ではありません。授業、探究、部活動、家庭、地域、アルバイト、読書などで関心が動いた場面を挙げ、疑問、その後に調べたことや試したこと、残った課題を掘ってください。成果の大小より、思考と行動の過程を具体的に説明することが大切です。
Q. 志望理由書は「です・ます」と「だ・である」のどちらで書きますか?
A. 大学の指定がなければ、どちらか一方を選び、全文で統一することが基本です。文体そのものより、混在させないこと、設問に答えること、読みやすい一文の長さに整えることを優先してください。
Q. 志望理由書には大学名や教授名を多く入れた方がよいですか?
A. 数を増やす必要はありません。大学名、科目名、教員名は公式情報で確認し、自分の問いにどう必要かを説明できるものだけを使います。固有名詞を並べても、学ぶ目的と方法がつながらなければ大学固有の志望理由にはなりません。
Q. 志望理由書の例文をそのまま使ってもよいですか?
A. 使わないでください。例文は構成の理解に限定し、経験、問題意識、大学との接点、将来像は自分の事実で書きます。他人の文章を写すと、自分の軸が薄くなり、面接で深掘りされた際にも説明が崩れます。
Q. 志望理由書はいつから書き始めればよいですか?
A. 大学・方式の出願日から逆算し、募集要項の確認、自己分析、大学調査、初稿、複数回の推敲、面接との整合確認に必要な期間を確保して始めます。統一の開始時期はなく、出願要件や活動・学力対策との兼ね合いもあるため、志望先の公式日程を基準に個別計画を作ってください。
Q. 志望理由書は誰に添削してもらうのがよいですか?
A. 設問と志望分野を理解し、本人の言葉を残しながら質問できる人が適しています。学校の先生や専門の指導者に、大学名を替えても通じないか、経験から将来まで一貫しているか、面接で説明できるかを見てもらい、最終的には自分で全ての文を説明できる状態にしてください。
Q. 志望理由書と面接の内容は同じでよいですか?
A. 事実、問題意識、志望理由、入学後の計画、将来像の軸は一致させます。ただし面接では、書類を暗唱するのではなく、理由や具体例を質問に合わせて説明します。書類の各主張について「なぜ」「具体的には」と聞かれた答えを準備してください。
Q. 志望理由書で統計やニュースを使うときの注意点はありますか?
A. 発行主体、資料名、年度、該当箇所を記録し、できる限り公的機関や大学などの一次情報を確認します。数字だけを切り取らず、それが誰のどの範囲を示す値かを理解し、自分の問題意識との関係を説明してください。確認できない数字を具体性のために加えてはいけません。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





