
センター試験は長く続いていたのに、なぜわざわざ廃止されたんですか?共通テストになって何が変わり、昔のセンター試験対策がどこまで通用するのかも知りたいです。











結論から言うと、単なる名称変更ではない。高校教育・大学入試・大学教育を一体で見直す高大接続改革の中で、知識の再生だけでなく、知識を使って考える力も評価しやすい共通試験へ刷新された。移行の理由、変わった点と変わらない点、現在の受験生が取るべき対策を順番に整理しよう。
大学入試センター試験は2020年1月の実施を最後に役割を終え、2021年1月から大学入学共通テストが始まりました。ただし「センター試験は暗記だけだったから廃止された」「共通テストでは記述式や英語の民間試験が必須になった」という説明は正確ではありません。本記事は文部科学省と大学入試センターの公式資料をもとに、制度改革の目的と、実際に導入された内容・導入されなかった内容を分けて解説します。
目次
結論|センター試験廃止は高大接続改革の一部











センター試験そのものに大きな不具合があって、急に廃止されたわけではないんですか?











そうではない。センター試験にも思考を要する良問はあった。焦点は一つの試験の欠陥ではなく、社会の変化を見据えて、高校で育てる力、大学が選ぶ力、大学で伸ばす力をつなぎ直すことだった。その入口が共通テストだ。
センター試験が廃止された直接の文脈は、文部科学省が進めた「高大接続改革」です。これは大学入試だけを取り替える政策ではありません。高校教育で学力を育て、大学入学者選抜でその力を多面的・総合的に評価し、大学教育でさらに伸ばすという三つの段階を、一体の仕組みとして改善する考え方です。
📚 用語解説
高大接続改革:高等学校教育、大学入学者選抜、大学教育を別々に扱わず、一体で改善する改革。文部科学省は、変化を予測しにくい時代に新しい価値を生み出す力を育てるため、学力の3要素を三つの段階で育成・評価すると説明している。
この全体像を押さえると、「センター試験の出題形式だけが悪かったから廃止された」という理解が不十分だと分かります。センター試験は、基礎的な学習到達度を全国共通の尺度で測る役割を果たしてきました。一方で、入試制度全体には、知識・技能だけでなく、その知識を未知の資料や課題へどう使うかをより明確に評価すること、各大学の個別選抜も含めて学力を多面的に見ることが求められました。
そのため、大学入試センターが行う全国共通試験は、名称を変えただけでなく、問題作成の考え方も刷新されました。大学入試センターの問題作成方針は、高校段階で身につけた知識・技能と、思考力・判断力・表現力等を問うこと、資料やデータに基づいて考察する場面など、学習の過程を意識した問題を重視すると明記しています。
全国共通試験そのものがなくなったのではありません。センター試験という制度を終え、その実施基盤を受け継ぎながら、問題作成方針と大学入試全体での位置づけを共通テストへ刷新した、と捉えるのが正確です。
受験生にとって重要なのは、改革の理念を暗記することではなく、その理念が出題へどう現れるかを理解することです。知識を覚える学習は今も不可欠ですが、覚えた知識を資料の読み取り、条件整理、複数情報の比較へ使える状態まで仕上げる必要があります。
センター試験から共通テストへ|移行の流れ











センター試験はいつ始まり、いつ終わったんですか?共通テストが始まるまでの順番を整理したいです。











センター試験は1990年から31回実施され、2020年1月が最後だった。翌2021年1月に最初の共通テストが行われ、2025年度からは新しい学習指導要領に対応して「情報I」も加わった。大きな節目を時系列で見よう。
大学入試センターの公式記録によれば、大学入試センター試験は平成2年度、つまり1990年から始まりました。2020年1月に行われた31回目が最後となり、2021年1月実施の令和3年度大学入学者選抜から大学入学共通テストへ移行しました。全国の大学が共同で利用する共通試験という骨格や、大学入試センターが実施する点は引き継がれています。
📚 用語解説
大学入試センター試験:1990年から2020年まで31回実施された全国共通の試験。各大学が自校の選抜に利用し、国公立大学の一般入試を中心に広く定着した。2021年から大学入学共通テストへ移行した。
制度見直しの議論は、最終年の直前に始まったわけではありません。文部科学省の整理では、2013年の教育再生実行会議の提言、2014年の中央教育審議会答申、2016年の高大接続システム改革会議最終報告などを経て、2017年に大学入学共通テストの実施方針が定められました。その後、試行調査や実施準備を重ねて本番へ移っています。
ここで注意したいのが、「当初検討された案」と「実際に始まった制度」の違いです。当初は国語・数学の記述式問題や、英語民間資格・検定試験を共通テストの枠組みで活用する計画がありました。しかし、記述式は採点の質と自己採点の一致などの課題から導入が見送られ、英語民間試験の成績提供システムも公平な受検機会の確保などを理由に延期されました。
2017〜2019年ごろの記事には、記述式問題や英語民間試験を「導入予定」とする説明が残っています。現在の共通テストそのものに国語・数学の記述式が導入された、全員が民間英語試験を受ける、という意味ではありません。
共通テストは開始後も固定されたままではなく、学習指導要領に合わせて更新されています。2025年度からは「情報」が出題教科となり、「情報I」が加わりました。大学入試センターの令和9年度Q&Aでは、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の7教科が示されています。志望大学がどの教科・科目を利用するかは大学ごとに異なるため、最新の募集要項を確認する必要があります。
なぜ廃止された?改革が求めた学力の3要素











「これからは知識より思考力」と聞きます。共通テストでは、暗記や基礎知識はもう重視されないんですか?











それは誤解だ。学力の3要素の一つ目は知識・技能で、考えるための土台だ。改革が求めたのは知識を捨てることではなく、知識を身につけ、使って考え、学びに向かうところまでをつなげて評価することなんだ。
文部科学省が示す「学力の3要素」は、①知識・技能、②思考力・判断力・表現力等、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度、の三つです。これらは「知識か思考力か」という二者択一ではありません。知識がなければ資料を解釈できず、思考の材料も不足します。知識を正確に身につけたうえで、新しい場面へ使えるかが問われます。
📚 用語解説
学力の3要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力等、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度の三つ。高校教育、大学入学者選抜、大学教育を通じて育成・評価するという高大接続改革の中心概念。
センター試験にも、知識だけでは解けない問題や、資料を読み取って考える問題はありました。したがって「センター試験は丸暗記だけの試験だった」と切り捨てるのは適切ではありません。改革で強調されたのは、共通試験の問題作成方針として、深い理解を伴う知識の質や、知識・技能を活用して思考・判断・表現する過程を、より意識的に問うことです。
大学入試センターの問題作成方針は、社会や日常の中から課題を見つける場面、資料やデータに基づいて考察する場面、考察した内容を整理して表現しようとする場面などを、問題へ効果的に取り入れるとしています。実際の答案は選択式が中心でも、正答へ至るまでに複数の情報を照合し、条件を満たす選択肢を判断する力が必要です。
一方、三つ目の「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を、一回の共通テストだけで直接・完全に測るわけではありません。高大接続改革は、共通テストにすべてを背負わせるのではなく、各大学の個別試験、調査書、面接、小論文、活動報告なども組み合わせ、選抜全体で多面的に評価する方向を示しています。
用語・公式・文法を正確に覚えるだけで終えず、「なぜその答えになるか」を説明し、初見の資料でも同じ知識を使い、時間内に判断する練習まで行います。基礎知識と活用演習の両方が必要です。
廃止理由を一言でまとめるなら、「変化の大きい社会で必要となる力を、高校から大学まで一貫して育て、入試でも適切に評価するため、全国共通試験を含む選抜制度を見直したから」です。暗記を否定する改革ではなく、暗記した知識を使えるところまで学習の質を高める改革だと理解しましょう。
センター試験と共通テストの違い・変わらない点











名前が変わっただけではないのは分かりました。では、出題や仕組みは具体的に何が変わり、何が残ったんですか?











変わったのは、資料や場面を使って知識を活用させる問題を重視する方針、英語の扱い、新課程での情報Iなどだ。一方、大学入試センターが実施し、各大学が成績を利用する全国共通試験という役割は変わっていない。
| 観点 | センター試験 | 大学入学共通テスト |
|---|---|---|
| 実施主体 | 大学入試センター | 大学入試センター |
| 基本的な役割 | 各大学が利用する全国共通試験 | 各大学が利用する全国共通試験 |
| 問題作成の重点 | 基礎的学習の達成度を判定 | 知識・技能に加え活用する思考等を重視 |
| 場面・資料 | 思考を要する問題も出題 | 資料・データ・学習過程をより明確に重視 |
| 英語 | 筆記とリスニング | リーディングとリスニングを重視 |
| 新課程対応 | 当時の学習指導要領に対応 | 2025年度から情報Iを含む7教科 |
| 解答方式 | マーク式中心 | マーク式中心。記述式導入は見送り |
最も重要な共通点は、どちらも大学入試センターが実施し、その成績を各大学が選抜に利用する全国共通試験だという点です。共通テストの点数だけで合否を決める大学もあれば、大学独自の個別試験と組み合わせる大学もあります。必要な科目、配点の換算、合否に占める比重は大学・学部・方式ごとに異なります。
変化の中心は、問題の「見せ方」と受験生に要求する処理です。共通テストでは、会話、授業、探究活動、実験、複数資料の比較などの場面が設定され、問題文に含まれる条件を拾いながら判断する形式が目立ちます。教科書で見た知識をそのまま答えるだけでなく、初見の資料と結びつけて使うことが求められます。
英語は、共通テストではリーディングとリスニングが同じ素点配分になっています。大学入試センターは、学習指導要領が示す4技能のバランスのよい育成を踏まえた扱いだと説明しています。ただし、共通テスト自体で全受験生にスピーキングとライティングを課しているわけではありません。また、大学側がリーディングとリスニングをどの比率で換算するかは別問題です。
📚 用語解説
素点と換算点:共通テストで得た元の点数が素点。大学が選抜に使う際、科目ごとの比重に合わせて点数を拡大・圧縮することがあり、その結果が換算点となる。共通テスト上の配点と志望大学の配点は必ずしも同じではない。
現在の科目構成を詳しく確認したい場合は、既存記事の大学入学共通テストの科目・配点・日程ガイドも参照してください。制度の違いを知った後は、志望校の最新募集要項で、自分に必要な科目と換算方法を特定するところまで進める必要があります。
問題形式や処理量の違いから難しく感じることはありますが、科目ごとの平均点や難易度は年度で変動します。導入前の試行調査で示された目標平均点などを、現在のすべての科目・年度へ固定的に当てはめてはいけません。
共通テストで問われる力|問題の読み方を変える











知識は覚えているのに、共通テスト形式になると時間が足りません。どんな力が不足しているのでしょうか?











知識不足とは限らない。設問の目的、条件、資料の関係を短時間で整理し、不要な情報と必要な情報を分ける処理が必要だ。失点を「知らなかった」でまとめず、読む・選ぶ・使う・時間を配るのどこで止まったか分析しよう。
共通テスト対策では、点数だけでなく「正答へ至る処理」を分解することが重要です。大学入試センターの問題作成方針は、資料やデータに基づく考察、問題解決の構想、考察したことの整理など、教科の学習過程を意識した場面を重視しています。したがって、知識量が同じ受験生でも、条件整理や資料の照合に時間がかかると得点差が生まれます。
📚 用語解説
資料処理力:文章、図表、グラフ、会話、実験結果などから、設問に必要な情報を選び、関係づけ、制限時間内に判断する力。本記事では、特定教科だけでなく共通テスト全体に必要な実戦処理を指す。
設問の目的を先に確定する
長い文章や複数資料を最初から同じ濃さで読むと、重要度の低い部分へ時間を使います。まず設問が「一致する記述を選ぶ」のか、「原因を推論する」のか、「条件を満たす組合せを選ぶ」のかを確認します。目的が決まると、資料中で探すべき情報の種類が見えるため、読み直しを減らせます。
根拠を資料内へ戻して選択する
選択肢がもっともらしく見えても、自分の一般常識だけで選ばず、問題文・図表・会話のどこが根拠かを特定します。共通テストは教科書で扱われていない資料を使う場合もありますが、必要な判断材料は問題の中に置かれます。知らない題材が出ても、設問の条件へ戻る習慣があれば対応できます。
誤答を4種類に分類する
| 失点分類 | 典型的な状態 | 次に行う対策 |
|---|---|---|
| 知識不足 | 用語・公式・文法を知らない | 基礎教材へ戻り再テスト |
| 読解不足 | 条件や対比を取り違えた | 根拠箇所へ線を引き説明 |
| 判断不足 | 複数資料を結びつけられない | 比較軸を言語化して類題 |
| 時間不足 | 解ける問題を残した | 大問別時間と撤退基準を設定 |
この分類をせず、すべてを「ケアレスミス」にすると改善策が決まりません。知識不足なら覚え直し、読解不足なら根拠確認、判断不足なら複数資料の比較、時間不足なら解く順序と制限時間の調整が必要です。同じ1問の失点でも、原因によって翌日の課題は変わります。
特に現代文の資料・文章処理に課題がある場合は、共通テスト現代文の時間配分と分野別対策も参考になります。教科別の方法へ進む前に、自分の失点が知識と処理のどちらに寄っているかを答案から確認しましょう。
一般選抜・総合型・学校推薦型も同時に変わった











センター試験が共通テストになった時期に、AO入試や推薦入試の名前も変わったのは同じ改革なんですか?











同じ高大接続改革の流れだ。一般入試は一般選抜、AO入試は総合型選抜、推薦入試は学校推薦型選抜へ名称が変わった。ただし名前だけで内容を判断せず、各大学が何をどう評価するかを募集要項で確認する必要がある。
文部科学省は、入試区分の特性を明確にし、学力の3要素を多面的・総合的に評価する観点から、一般入試を「一般選抜」、AO入試を「総合型選抜」、推薦入試を「学校推薦型選抜」へ変更しました。これは共通テストへの移行と同じ令和3年度入試から本格化した大学入学者選抜改革の一部です。
ただし、「総合型選抜なら学力は不要」「学校推薦型選抜なら共通テストは関係ない」と一括りにはできません。文部科学省は、総合型選抜・学校推薦型選抜でも、各大学が実施する評価方法または共通テストの少なくともいずれかを活用し、知識・技能や思考力・判断力・表現力等も評価する方向を示しました。実際の方法は大学・学部・方式によって異なります。
📚 用語解説
多面的・総合的評価:一回の筆記試験の点だけでなく、大学の方針に応じて調査書、志望理由書、面接、小論文、口頭試問、教科テスト、資格・検定、共通テストなど複数の材料を組み合わせて能力・意欲・適性を評価する考え方。
| 現在の区分 | 旧称 | 確認すべき主な評価材料 |
|---|---|---|
| 一般選抜 | 一般入試 | 共通テスト、個別学力検査、調査書等 |
| 総合型選抜 | AO入試 | 書類、面接、小論文、口頭試問、教科テスト等 |
| 学校推薦型選抜 | 推薦入試 | 推薦書、調査書、面接、教科テスト、共通テスト等 |
受験生の行動としては、方式名を見て対策を決めるのではなく、志望大学のアドミッション・ポリシーと最新の募集要項を読みます。共通テストを課すのか、科目と配点は何か、面接や小論文はあるか、出願書類に何を求めるかを一覧にし、締切から逆算して準備します。
共通テストの廃止理由を調べる読者にとって、ここは見落としやすい点です。改革は一つの試験を難しくするためではなく、大学が求める学生像に合わせ、複数の評価方法を組み合わせられるよう選抜全体を見直すものでした。共通テストはその中で、基礎的な学習到達度と知識を活用する力を全国共通の尺度で把握する役割を担っています。
一般選抜の教科学習を土台にしながら、総合型・学校推薦型で必要な書類や面接準備を別の締切で管理します。方式ごとに計画を分断せず、週単位の総学習時間の中で優先順位を決めると、どちらも中途半端になるのを防げます。
共通テスト対策で必要な5段階











結局、今の受験生は何から始めればいいですか?いきなり共通テストの過去問を解くべきでしょうか?











最初から通し演習だけを繰り返す必要はない。必要科目と目標点を確認し、基礎知識、単元別活用、時間制限付き演習、答案分析、再テストの順に積み上げる。現在地によって戻る段階を決めることが大切だ。
第1段階|志望大学の必要科目と換算配点を確定する
最初に、志望大学・学部・方式ごとに、共通テストで必要な教科・科目と配点を一覧にします。共通テストの素点が同じでも、大学が独自に圧縮・傾斜配点することがあります。受けなくてよい科目を勉強し続けたり、配点の高い科目を後回しにしたりしないための出発点です。情報は必ず大学公式の最新募集要項で確認します。
第2段階|知識・技能を短い問題で再現できるようにする
次に、教科書レベルの用語、公式、文法、基本解法を、解説を見ずに再現できる状態へします。「見れば分かる」と「時間内に使える」は別です。用語なら意味と関連事項を説明し、数学なら公式の適用条件を言い、英語なら語彙・文法を文中で判断できるか確認します。
基礎が不安定なまま長い共通テスト形式へ進むと、知識不足と資料処理不足が同時に起き、原因を判別できません。短い単元問題で正答率を確認し、誤答した範囲だけ基礎教材へ戻る方が効率的です。
第3段階|単元別に資料・会話・データ問題を解く
基礎が固まったら、単元ごとに共通テスト型の問題へ移ります。複数資料の共通点と相違点、会話の中で提示された仮説、実験条件、グラフの変化などを言葉にし、どの情報を根拠に選択肢を判断したか説明します。正解した問題も、根拠が曖昧なら復習対象です。
第4段階|大問別・科目別に時間を測る
共通テストは、理解していても処理に時間がかかれば最後まで到達できません。大問ごとに開始時刻と終了時刻を記録し、読む時間、考える時間、見直す時間を分けます。難問に固執したため後半の取りやすい問題を落としていないかも確認します。
時間不足の対策は、単純に速読することではありません。設問を先に読み、目的に合う資料を探し、根拠が決まらない問題はいったん保留するなど、解答手順を固定します。毎回違う順番で解くと、得点が安定しません。
第5段階|本番形式の通し演習と再テストを繰り返す
最後に、過去問や公式の問題を使い、本番と同じ制限時間で通し演習を行います。点数だけで終わらせず、失点を知識・読解・判断・時間に分類し、翌日からの課題へ変換します。数日後または1週間後に類題や同じ問題を解き、自力で修正できたか確認します。
模試の判定や目標点の見方に迷う場合は、共通テストのボーダーラインと模試判定の見方も確認してください。ボーダーは合格保証ではなく、出願判断に使う一つの目安です。学部別配点や二次試験との比率も合わせて判断します。
共通テストは「普通の対策」では受からない











5段階の対策は分かりました。でも7教科の中から必要科目を管理して、毎日実行し、復習まで続けるのは一人だと大変そうです。











そこが共通テスト対策の難所だ。制度や解法を知るだけでは得点は変わらない。志望校配点から逆算した課題を毎日実行し、答案から翌週の計画を修正する仕組みがなければ、科目数と処理量に負けやすい。選択肢を消去法で検証しよう。
普通の対策では、共通テストで志望大学の合格ラインに届くのは厳しいと断言します。現在は国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の7教科があり、受験生は志望大学が指定する科目・配点に合わせて学習を組み立てます。しかも、基礎知識だけでなく、資料処理、時間配分、答案分析、再テストまで必要です。情報を得るだけでは、毎日の実行量は増えません。
ここで、鬼管理専門塾が公式に示す「従来塾の3つの限界」へ、受験生が選びやすい方法を一つずつ当てはめます。3つの限界は、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い、です。共通テストの必要科目と配点は人によって違うため、特に②と③の影響が大きくなります。
独学・参考書のみでは①②③の限界が残る
独学や参考書は、基礎知識と解法を得るために欠かせません。しかし、教材を買い、勉強法を調べても、今日行うページ、問題数、制限時間、再テスト日まで決まらなければ①の「情報を得ても行動は変わらない」という限界に当たります。
さらに、一般的な参考書ルートをそのまま使うと、志望大学の配点や本人の失点原因が反映されず②の限界が残ります。進捗が遅れても自分で気づくまで修正されないため③の限界も残り、科目数の多い共通テストでは未消化が連鎖しやすくなります。
映像授業・アプリでは①の限界を越えられない
映像授業や学習アプリは、理解できない単元を繰り返し確認する手段として便利です。しかし、動画を見た時間やアプリの連続利用日数は、本番の得点そのものではありません。視聴後に資料問題を時間内で解き、誤答を分類し、再テストする行動まで設計しなければ①の限界が残ります。
おすすめ順に講座が表示されても、志望大学の換算配点と本人の答案を基準にした優先順位とは限りません。情報を受け取る仕組みはあっても、毎日の演習量と達成度を第三者が確認しない限り、「分かったつもり」を得点へ変換できません。
集団授業の大手予備校では②の限界が残る
集団授業の大手予備校は、質の高い講義や豊富な受験情報を提供できます。一方、同じ講座では同じ教材を同じ進度で進めるため、生徒ごとの必要科目、傾斜配点、知識不足と資料処理不足の割合まで日々個別化するのは難しく、②の「全員同じ指導」の限界が残ります。
授業の理解度が同じでも、英語を優先すべき受験生と、情報Iや理科の底上げを急ぐ受験生では、放課後の時間配分が違います。講義時間外の行動計画が個別化されなければ、全体カリキュラムについていくことが目的になり、自分の合格点へ最短で近づけません。
一般的な個別指導塾では③の限界が残る
一般的な個別指導塾は、授業中の説明や扱う問題を生徒に合わせられます。しかし、週1回の授業だけを管理単位にすると、残り6日間の科目横断の進捗や、前回の誤答が再発していないかをすぐ確認できません。これは③の「週1指導では変化が遅い」という限界です。
共通テスト対策では、月曜日の数学の未達が、火曜日以降の英語・国語・理科の計画にも影響します。1週間後に発覚してから調整すると、修正できる回数が減ります。授業の個別化だけでなく、授業がない日の実行まで毎日確認する仕組みが必要です。
独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を、3つの限界で一つずつ検証すると、どれにも日次の個別行動と週次修正の不足が残ります。だから、志望大学の配点から1日単位で課題を数値化し、毎日・毎週の実行と定着を管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴











鬼管理専門塾では、共通テストの多科目対策を具体的にどう管理するんですか?特徴を順番に知りたいです。











中心は、志望校と現在地から逆算した個別行動プランを、1日単位の数値課題へ落とし、毎日・毎週確認することだ。ここでは公式に確認できる6つの特徴だけを、共通テスト対策とのつながりまで説明する。
鬼管理専門塾は、共通テストの制度や解法を説明して終わらず、志望大学の利用科目・換算配点、現在の模試・過去問得点、失点原因から、今日の行動へ落とし込みます。ここでは運用ルールで確定した6つの特徴だけを紹介します。
教材名・範囲・問題数・時間・確認方法まで数値で示す
志望大学の必要科目と配点から個別の行動プランを設計する
毎日の進捗を確認し、毎週のテストで定着と計画を修正する
厳格な選考を通過し、講師満足度アンケート1,524件も公開する
大学・学部特化、総合型・推薦、英語資格、高校受験へ対応する
LINEで質問でき、Zoom無料説明会と資料請求で内容を確認できる
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「今日は共通テスト対策をする」という曖昧な予定ではなく、教材名、ページ、問題数、制限時間、復習方法まで1日単位で数値化して学習指示を出します。終わったかどうかを本人と講師が同じ基準で判断できます。
共通テスト対策なら、英語リーディングの大問演習、数学の基礎再テスト、国語の根拠確認、情報Iの単元問題などを、志望大学の配点と答案の失点原因に合わせて日別に配置します。制度を知る段階から、実際に点を増やす行動へ移せます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師は、生徒ごとの現在得点、失点原因、志望大学が指定する教科・科目、換算配点、個別試験との比率をもとに、個別の行動プランを設計します。全員へ同じ教材と順番を機械的に当てはめません。
国公立文系、国公立理系、私立大学の共通テスト利用では、必要科目と優先順位が異なります。知識不足の科目は基礎へ戻し、時間不足の科目は大問別演習を増やすなど、同じ得点でも原因に合わせて課題を変えます。
❸ 毎日・毎週の管理と確認テスト
鬼管理専門塾は毎日の進捗を確認し、毎週の確認テストで、教材を読んだかではなく自力で解けるかを検証します。基準に届かなければ追加課題を出し、その週のうちに学習計画を分析・修正します。
共通テストは本番一回の点数で判断されるため、最高点を一度出すだけでなく、同じ失点を繰り返さないことが重要です。日次で未達を見つけ、週次テストで知識・資料処理・時間配分の改善を確認し、得点の再現性を高めます。
❹ 採用率0.6%の専属講師
講師は採用率0.6%の厳格な選考を通過した人材です。公式ページでは、入会生徒による講師満足度アンケート1,524件も公開されており、専属講師が継続して学習計画と実行状況を確認します。
共通テストは科目数が多く、国語の時間不足を直す週と、数学や理科の基礎を戻す週が交互に来ます。同じ専属講師が答案と進捗を追うことで、科目ごとの優先順位が毎週ばらばらにならず、全体の合格設計を保ったまま修正できます。
❺ 大学受験・英語資格の専門コース
専門コースは、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜・推薦入試、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAP等の英語資格、高校受験まで対応しています。目標と選抜方式に合わせて専門的な行動計画を組みます。
共通テストに加えて大学独自の個別試験、総合型選抜・学校推薦型選抜、英語資格を使う方式を並行する場合も、締切と学習量を一つの計画へまとめられます。方式別に対策を分断せず、その週に優先する課題を明確にします。
❻ LINE質問・無料説明会・資料請求
学習中の質問はLINEで受け付けています。入会前にはZoomで行う無料説明会を利用でき、保護者の同席も可能です。資料請求で指導内容を確認し、疑問点を整理してから相談できます。
共通テストの必要科目や配点を踏まえて、どの科目から対策するか迷う場合は、無料説明会で模試結果と志望大学を共有できます。基礎固め、資料問題、時間配分、再テストまで、現在地に合う個別行動プランを相談できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象条件と手続の詳細は無料説明会で確認してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは?で、公開している結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
共通テストの必要科目と現在地から、毎日の対策計画を無料説明会で相談できます
まとめ|廃止理由を現在の対策へつなげよう
センター試験は、単純に「暗記試験だったから」廃止されたわけではありません。社会の変化を見据え、高校教育、大学入学者選抜、大学教育を一体で改善し、知識・技能、思考力・判断力・表現力等、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度という学力の3要素を育成・評価する高大接続改革の中で、全国共通試験が大学入学共通テストへ刷新されました。
センター試験は1990年から31回実施され、2020年1月が最後となりました。2021年1月から共通テストが始まり、2025年度からは新課程に対応して情報Iも出題されています。現在は国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の7教科です。ただし、実際に必要な科目と配点は志望大学・学部・方式ごとに異なります。
共通テストでは、知識・技能を軽視するのではなく、その知識を資料やデータ、会話、実験などの場面で使う力が重視されます。記述式問題と英語民間試験は当初検討されましたが、共通テストの一律制度としては導入されませんでした。古い記事の予定と現行制度を混同せず、大学入試センターと志望大学の公式情報を確認してください。
制度を知ることは対策の入口です。次に、必要科目と換算配点を確定し、知識不足と資料処理不足を分け、毎日の教材・範囲・問題数へ落とします。センター試験から共通テストへ変わった理由を、単なる歴史知識で終わらせず、自分の学習方法を変える判断材料として使いましょう。
よくある質問
Q. センター試験はなぜ廃止されたのですか?
A. 高校教育、大学入学者選抜、大学教育を一体で見直す高大接続改革の中で、学力の3要素を育成・評価し、知識・技能を活用する思考力・判断力・表現力等もより重視する共通試験へ刷新するためです。
Q. センター試験はいつ廃止され、共通テストはいつ始まりましたか?
A. センター試験は2020年1月実施の31回目が最後です。大学入学共通テストは2021年1月実施の令和3年度大学入学者選抜から始まりました。
Q. センター試験と共通テストは何が一番違いますか?
A. 全国共通試験という役割は共通しています。共通テストは問題作成方針として、深い理解を伴う知識の質、資料やデータを用いて知識・技能を活用する思考・判断、学習過程を意識した場面をより明確に重視します。
Q. 共通テストでは暗記や基礎知識は必要ないのですか?
A. 必要です。学力の3要素の一つ目は知識・技能であり、思考・判断の土台です。基礎を正確に再現したうえで、初見の資料や条件の中で使えるように練習する必要があります。
Q. 共通テストに記述式問題は導入されましたか?
A. 国語・数学への記述式導入は検討されましたが、採点の質や自己採点との不一致などの課題から導入が見送られました。現在の共通テストはマーク式が中心です。
Q. 英語民間試験は共通テストで全員必須ですか?
A. 共通テストの枠組みで全員へ一律に民間英語試験を課す成績提供システムは導入が延期されました。ただし、各大学が独自の選抜で英語資格・検定を利用する場合はあるため、志望大学の募集要項を確認してください。
Q. 共通テストになって難易度は必ず上がりましたか?
A. 一律に断定できません。資料量や処理の仕方が変わって難しく感じることはありますが、科目ごとの平均点と難易度は年度で変動します。導入前の試行調査の数字を、現在の全科目へ固定的に当てはめないことが大切です。
Q. 共通テスト対策は何から始めればよいですか?
A. 志望大学の必要科目と換算配点を確認し、基礎知識の再現、単元別の資料問題、大問別の時間演習、本番形式の通し演習、答案分析と再テストの順で進めます。現在地に応じて不足する段階へ戻ってください。
Q. 総合型選抜や学校推薦型選抜なら共通テスト対策は不要ですか?
A. 大学・学部・方式によります。共通テストを課す方式もあれば、教科テスト、小論文、面接、書類などを組み合わせる方式もあります。方式名だけで判断せず、最新の募集要項を確認してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





