
オイラーの多面体定理は「頂点−辺+面=2」と覚えたのですが、頂点や辺を数え間違えます。証明や、正多面体が5種類しかない理由まで問われると、公式をどう使えばよいか分かりません。











大切なのはV・E・Fの意味と、どの立体に使えるかを先に固定することだよ。立方体で公式を確認し、平面グラフへ移す証明、未知数の逆算、正多面体5種類の導出まで順番に進めよう。最後には、穴のある立体でなぜ2にならないのかも判断できるようになるよ。
オイラーの多面体定理は、立体を構成する頂点・辺・面の個数を一つの式で結ぶ数学Aの重要事項です。ただし、式だけを暗記すると、見えない辺を落とす、底面を面に数えない、穴のある形にも2を使う、という誤りが起きます。本記事ではEast Tennessee State University、Cornell University、University of Bernの大学公式資料で定理・証明・適用条件を照合し、入試で再現できる数え方へ整理します。まずは公式と記号の意味を一行で確認しましょう。
目次
オイラーの多面体定理とは?公式と記号を一行で理解
凸多面体の頂点の数をV、辺の数をE、面の数をFとすると、オイラーの多面体定理はV−E+F=2です。「頂点と面を足し、辺を引くと2」と読めば、符号の順番を保てます。同じ式はV+F=E+2とも書けます。未知の個数を求める問題では、求めたい文字が左に来るように変形してV=E−F+2、E=V+F−2、F=E−V+2として使います。











立方体なら頂点8、辺12、面6なので、8−12+6=2ですね。面には上と下も入るから6面です。











その確認で合っている。紙の図では奥の頂点や辺が破線になっていても、立体を構成する要素なら必ず数える。まずV・E・Fを表に分け、最後に式へ代入すると符号と数え漏れを同時に防げるよ。
| 立体 | 頂点V | 辺E | 面F | V−E+F |
|---|---|---|---|---|
| 四面体 | 4 | 6 | 4 | 4−6+4=2 |
| 立方体 | 8 | 12 | 6 | 8−12+6=2 |
| 八面体 | 6 | 12 | 8 | 6−12+8=2 |
| 十二面体 | 20 | 30 | 12 | 20−30+12=2 |
| 二十面体 | 12 | 30 | 20 | 12−30+20=2 |
📚 用語解説
頂点(V:Vertex):多面体の辺が集まる点です。図で手前に見える点だけでなく、奥側や底面側の点も含めます。
📚 用語解説
辺(E:Edge):2つの頂点を結び、2つの面の境界になる線分です。見取り図の破線も辺として数えます。
📚 用語解説
面(F:Face):多面体の表面を作る多角形です。底面・側面・奥側の面をすべて含み、内部の対角面は含めません。
高校数学では「凸多面体ならV−E+F=2」を一組で覚えます。V・E・Fを数え終えたら、式の左辺が2になるかを検算に使えます。2にならないときは、公式を疑う前に見えない辺・底面・分割で増えた頂点の数え漏れを確認してください。
頂点・辺・面の数え方|見取り図で迷わない3段階
見取り図から数えるときは、頂点、辺、面を同時に追わず、次の3段階に分けます。第1段階で上面・下面など対応する頂点を組にし、第2段階で各面の周をたどり、第3段階で底面と側面を分類します。たとえばn角柱なら、上下にn個ずつ頂点があるためV=2n、上下の周に2n本と縦にn本の辺があるためE=3n、上下2面と側面n面からF=n+2です。代入すると2n−3n+(n+2)=2になります。











五角柱ならV=10、E=15、F=7ですね。側面の長方形を5面と数え、上下の五角形を足します。











正解だ。角柱ではnが変わっても式の構造は同じだから、個別に絵を数えるだけでなくV=2n、E=3n、F=n+2を作ると強い。角錐なら頂点V=n+1、辺E=2n、面F=n+1になり、(n+1)−2n+(n+1)=2と確認できるよ。
| 立体の型 | 頂点V | 辺E | 面F | 数え方の要点 |
|---|---|---|---|---|
| n角柱 | 2n | 3n | n+2 | 上下2組+縦の辺 |
| n角錐 | n+1 | 2n | n+1 | 底面+頂点1つ |
| 三角柱 | 6 | 9 | 5 | 三角形2面+長方形3面 |
| 四角錐 | 5 | 8 | 5 | 四角形1面+三角形4面 |
問題文が面を三角形に分割した場合、追加された対角線は分割後のグラフでは辺になります。しかし、元の多面体の辺を尋ねているだけなら、面の内部に補助的に引いた対角線は多面体の辺に含めません。「元の立体」と「分割後」のどちらを数えているかを固定しましょう。
オイラーの多面体定理の簡単な証明|平面グラフへ移す
証明の中心は、多面体の表面を球面の網目とみなし、1つの面を外側へ広げて交差のない平面グラフに移すことです。凸多面体の頂点と辺のつながりは保たれ、面は平面を区切る領域へ対応します。このとき外側の無限に広い領域も1つの面として数えます。East Tennessee State Universityの公式教材も、多面体を風船のような球面にし、穴を開いて平面へ伸ばす対応から説明しています。











立体を平らにすると形や辺の長さは変わります。それでも頂点・辺・面の関係は変わらないのですか?











長さや角度ではなく「どの頂点同士が辺で結ばれ、どの辺が領域を囲むか」を保っているから大丈夫だ。ここで扱うのは図形の測量ではなく、つながり方だと考えよう。辺を1本消して2領域を1領域へまとめると、EとFが同時に1減るのでV−E+Fは変わらない。
📚 用語解説
平面グラフ:辺同士が頂点以外で交差しないよう平面上に描けるグラフです。外側の領域も1つの面として数えます。
📚 用語解説
木(tree):すべての頂点がつながり、閉路を持たないグラフです。頂点がV個なら辺は必ずV−1本です。
辺を1本削る操作ではE→E−1、F→F−1となるため、V−E+Fの変化は0−(−1)+(−1)=0です。複雑な図を簡単な木まで変形しても値が保存されることが、証明の核です。
オイラーの多面体定理が使える条件|穴・くぼみの注意
高校数学で安全に使う対象は凸多面体です。凸とは、立体内の任意の2点を結ぶ線分が立体の外へ出ない性質で、直感的にはへこみのない形です。ただし本質は「表面が球面と同じつながり方をする閉じた連結な面」であることです。そのため、非凸でも穴がなく球面状ならV−E+F=2になる場合があります。反対に、ドーナツ状に貫通した穴がある面へ、無条件に2を代入してはいけません。











くぼみがあるだけで公式が使えないと思っていました。非凸かどうかと、貫通する穴があるかは別なのですね。











その区別が重要だ。学校の問題で「凸多面体」と書かれていれば迷わず2を使える。発展問題で穴や取っ手があるなら、表面の種数gを確認し、閉じた向き付け可能な面ではV−E+F=2−2gを使う。トーラスはg=1なので0になるよ。
| 対象 | 表面の特徴 | V−E+F | 判断 |
|---|---|---|---|
| 凸多面体 | 閉じていて穴なし | 2 | 高校範囲で適用 |
| 非凸だが球面型 | くぼみはあるが貫通穴なし | 2 | つながり方を確認 |
| トーラス型 | 貫通穴が1つ | 0 | 2を使わない |
| 種数gの閉曲面 | 取っ手がg個 | 2−2g | 発展公式を使う |
| 開いた面 | 境界がある | 条件で変化 | 閉曲面の式を直用しない |
📚 用語解説
オイラー標数χ:頂点数−辺数+面数で定まる数です。球面型は2、トーラス型は0で、分割の細かさではなく表面のつながり方を表します。
📚 用語解説
種数g:向き付け可能な閉曲面にある取っ手・貫通穴の個数です。球面はg=0、トーラスはg=1です。
教科書の定理は凸多面体として述べるため、答案ではその条件に従うのが安全です。ただし数学的には、非凸でも表面が球面と同相ならオイラー標数は2です。失敗の本質はへこみそのものではなく、穴・境界・自己交差などで表面のつながり方が変わることです。
オイラーの多面体定理の使い方|未知数を逆算する例題
未知数を求める問題では、①V・E・Fの対応を表へ置く、②V−E+F=2へ代入する、③一次方程式を解く、④個数が自然数で図と整合するか検算する、の4手順で進めます。たとえば頂点が12個、辺が18本の凸多面体なら、12−18+F=2よりF=8です。暗算で「足りない数」を探さず、符号を含めた式を一度書くほうが確実です。











面が10個、辺が24本なら、V−24+10=2なのでV=16ですね。移項の符号に注意します。











そのとおり。公式をV=E−F+2に直してから24−10+2=16としてもよい。答えが出たら16−24+10=2を必ず戻し代入しよう。辺の数を求めるならE=V+F−2と変形すると、引き算の位置を迷いにくいよ。
| 既知の条件 | 立てる式 | 変形 | 答え |
|---|---|---|---|
| V=12、E=18 | 12−18+F=2 | F=18−12+2 | F=8 |
| E=24、F=10 | V−24+10=2 | V=24−10+2 | V=16 |
| V=20、F=12 | 20−E+12=2 | E=20+12−2 | E=30 |
| V=n、F=m | n−E+m=2 | E=n+m−2 | 一般式 |
頂点・辺・面の個数は0以上の整数です。計算結果が分数や負数なら、代入・移項・問題文の読み取りのどこかに誤りがあります。公式上は整数でも、各面が何角形か、各頂点に何本の辺が集まるかという追加条件と両立するかまで確認すると完成です。
正多面体が5種類しかない理由をオイラーの定理で証明
正多面体では、すべての面が合同な正p角形で、各頂点に同じ数q枚の面が集まります。1面にp本の辺があり、各辺は2面に共有されるのでpF=2Eです。また各頂点にq本の辺が集まり、各辺は2頂点を持つのでqV=2Eです。したがってF=2E/p、V=2E/qをオイラーの式へ代入できます。











pF=2Eは、各面から辺を数えると同じ辺を両側の2面から二度数えるからですね。qV=2Eも同じ二重計数ですか?











その理解でよい。各頂点から伸びる辺をq本ずつ数えると、1本の辺は両端から二度数えられる。この2式をV−E+F=2へ入れるとE(2/q−1+2/p)=2となり、E>0だから1/p+1/q>1/2、同値な形で(p−2)(q−2)<4が必要になる。
pとqはどちらも3以上の整数です。(p−2)(q−2)は1、2、3のいずれかしか取れないため、(p,q)=(3,3)、(4,3)、(3,4)、(5,3)、(3,5)の5組に限られます。それぞれ正四面体、立方体、正八面体、正十二面体、正二十面体に対応します。East Tennessee State UniversityとUniversity of Bernの公式教材でも同じ整数条件から5種類を導いています。
| (p,q) | 面の形 | 頂点に集まる面 | 正多面体 | (V,E,F) |
|---|---|---|---|---|
| (3,3) | 正三角形 | 3枚 | 正四面体 | (4,6,4) |
| (4,3) | 正方形 | 3枚 | 立方体 | (8,12,6) |
| (3,4) | 正三角形 | 4枚 | 正八面体 | (6,12,8) |
| (5,3) | 正五角形 | 3枚 | 正十二面体 | (20,30,12) |
| (3,5) | 正三角形 | 5枚 | 正二十面体 | (12,30,20) |
📚 用語解説
正多面体:すべての面が合同な正多角形で、どの頂点にも同じ数の面が同じように集まる凸多面体です。
不等式は可能な(p,q)を5組に絞ります。さらに各組に対応する正四面体・立方体・正八面体・正十二面体・正二十面体が実際に構成できるため、正多面体はちょうど5種類です。
サッカーボールへの応用|五角形が12枚になる理由
オイラーの多面体定理は、個々の頂点を描かなくても面の種類を逆算できます。五角形P枚と六角形H枚ででき、各頂点に3面が集まる球面型の閉じた網目を考えます。面数はF=P+Hです。面の辺を合計すると5P+6Hですが各辺を2回数えるため2E=5P+6H、各頂点に3辺が集まるため3V=2Eです。











六角形の枚数Hは分からないのに、五角形Pだけ12枚と決められるのが不思議です。











式へ入れるとHの項が相殺されるからだ。V=(5P+6H)/3、E=(5P+6H)/2、F=P+HをV−E+F=2へ代入するとP/6=2、よってP=12になる。University of Bernの公式講義資料も、この条件の種数0閉曲面では五角形が必ず12枚だと示している。
| 数える対象 | 式 | 理由 |
|---|---|---|
| 面 | F=P+H | 五角形と六角形の合計 |
| 辺 | E=(5P+6H)/2 | 各辺を隣り合う2面から二度数える |
| 頂点 | V=(5P+6H)/3 | 各頂点に3本の辺が集まる |
| オイラー式 | P/6=2 | Hが相殺される |
| 結論 | P=12 | 六角形の枚数によらない |
標準的な切頂二十面体ではP=12、H=20なのでF=32、E=(5×12+6×20)/2=90、V=2E/3=60です。検算すると60−90+32=2になります。重要なのは数字の暗記ではなく、「各辺を何回数えたか」「各頂点に何本集まるか」を係数へ変えることです。同じ二重計数は、三角形だけの多面体や、各頂点に4本の辺が集まる網目にも応用できます。
面から辺を数えた合計pFは「面に所属する辺の延べ数」で、実際の辺Eの2倍です。頂点から辺を数えた合計qVも「頂点に接続する辺の延べ数」で、やはり2Eです。何を延べ数で数え、1要素を何回重複しているかを言葉にすると、係数2や3を取り違えません。
オイラーの多面体定理でよくある間違いと直し方
誤答は大きく、数え漏れ、符号ミス、対象条件の見落とし、二重計数の割り忘れ、等式だけで実在を決める誤りの5種類です。答えだけを丸付けすると同じ原因が残るため、誤答した行へ「V不足」「−Eを+Eにした」「穴あり」「2で割り忘れ」のように原因名を書き、次の類題で確認します。











計算結果が2にならないと、公式を何度も書き直していました。まず数え方の分類へ戻るべきですね。











そうだね。凸多面体で公式が成立することは決まっているので、2にならない結果は強い警告になる。V・E・Fを色分けし、面の対角線を辺に混ぜていないか、奥の辺と底面を落としていないかを調べる。発展問題なら、穴や境界の有無も最初へ戻って確認しよう。
| よくある誤り | 誤った考え方 | 直し方 |
|---|---|---|
| 見えない要素の漏れ | 実線だけを数える | 破線・底面も番号化する |
| 符号ミス | V+E+Fとする | 「頂点と面を足し、辺を引く」と読む |
| 対角線の混入 | 面内の補助線を辺にする | 元の立体か分割後かを固定する |
| 二重計数 | pF=Eとする | 1辺は2面共有なのでpF=2E |
| 条件無視 | 穴があっても2を使う | 種数・境界・連結性を確認する |
| 候補と存在の混同 | 整数解だけで立体が存在すると断定 | 実際の構成まで確認する |
図形問題では、条件を図と言葉の両方へ変換する習慣が有効です。平面図形でも中心の定義や位置関係を整理したい場合は、三角形の五心を定義・位置・証明から整理する解説も使い、図へ印を付けて条件を一つずつ確認する練習をしてください。
オイラーの多面体定理の練習問題7選|解答付き
公式を使える状態とは、V・E・Fを暗唱することではなく、図や条件から必要な式を自力で作れることです。以下は、基本確認、未知数の逆算、角柱・角錐、正多面体、穴のある面、二重計数の順に並べています。各問で式を書き、答えの直後に「なぜその式になるか」を一文で説明してください。











答えを見れば分かる問題でも、先にV・E・Fの表と式を書いてから採点してみます。











その進め方がよい。正解でも式が書けなければ翌日にもう一度、誤答なら原因別に数字を変えた類題を解く。7問を一度で終わらせず、翌日と1週間後に同じ判断を再現できるか確認しよう。
問題1:立方体で公式を確認
立方体の頂点・辺・面の数を答え、オイラーの多面体定理を確認してください。
V=8、E=12、F=6です。したがってV−E+F=8−12+6=2となります。
問題2:面の数を逆算
頂点が14個、辺が21本の凸多面体があります。面は何個ですか。
14−21+F=2よりF=9です。検算は14−21+9=2です。
問題3:辺の数を逆算
頂点が10個、面が7個の凸多面体があります。辺は何本ですか。
10−E+7=2よりE=15です。これは五角柱のV=10、E=15、F=7とも一致します。
問題4:n角錐を一般化
n角錐のV、E、Fをnで表し、V−E+Fを計算してください。
底面にn頂点、頂点が1つなのでV=n+1。底面のn辺と頂点へ伸びるn辺でE=2n。底面1面と側面n面でF=n+1です。よって(n+1)−2n+(n+1)=2です。
問題5:穴が1つある閉曲面
表面がトーラスと同じつながり方をする多角形メッシュで、V=18、E=42です。面Fを求めてください。
種数g=1なのでV−E+F=2−2g=0です。18−42+F=0よりF=24です。凸多面体の2を使うとF=26となるため、適用条件の確認が答えを分けます。
問題6:三角形だけの凸多面体
すべての面が三角形で、面が20枚ある凸多面体の辺Eと頂点Vを求めてください。
面の辺の延べ数は3F=60で、各辺を2回数えるのでE=30です。V−30+20=2よりV=12です。正二十面体の個数と一致しますが、この計算だけで各面が合同な正三角形とは限りません。
問題7:五角形と六角形の網目
球面型の閉じた網目が五角形P枚と六角形H枚ででき、各頂点に3面が集まります。Pを求めてください。
F=P+H、E=(5P+6H)/2、V=(5P+6H)/3です。V−E+F=2へ代入するとP/6=2となり、P=12です。Hは相殺されるため、六角形の枚数にかかわらず五角形は12枚です。
7問すべてで、数値だけでなく「公式を使える対象か」「どの数え方が二重になっているか」「答えを戻し代入したか」を採点してください。図形の名前を暗記するより、条件から式を作り直せるほうが入試で形を変えられたときに強くなります。
オイラーの多面体定理を入試で使うには「普通の対策」では受からない
結論から言います。公式を一行覚え、授業の例題を眺めて終える「普通の対策」だけでは、オイラーの多面体定理を初見問題で使い分けて志望大学へ受かるのは厳しいです。本記事だけでも、見えない要素の数え方、平面グラフの証明、凸・穴・境界の条件、未知数の逆算、pF=2EとqV=2Eの二重計数、正多面体5種類の整数条件という複数の判断があります。
練習問題5では、同じV=18、E=42でも球面型ならF=26、トーラス型ならF=24です。公式を知っているだけでは、問題文から表面の種数を読み、使う右辺を切り替える行動にはなりません。誤答を「計算ミス」でまとめず、条件判定・数え方・式変形・検算のどこで止まったかを記録し、翌日と1週間後の課題へ反映する管理が必要です。代表的な学習手段を、公式ページの「従来塾の3つの限界」で検討します。
選択肢①:独学・参考書のみでは行動修正が続かない
独学や参考書でも公式と模範解答は得られますが、①授業や教材から情報を得ても行動は変わらないという限界に当たりやすくなります。解説を読んで分かった状態と、図へV・E・Fを振り、適用条件を判定し、根拠を付けて式を作れる状態は別です。誤答原因を自分だけで分類し続けるのも簡単ではありません。
選択肢②:映像授業・アプリでは理解が答案行動へ変わりにくい
映像授業やアプリは立体の変形を視覚的に理解しやすい一方、視聴時間が増えても、自力で二重計数の式を書く回数が増えるとは限りません。これは①の限界に加え、②全員同じ指導は偏差値50に収束するという限界にもつながります。数え漏れで止まる人と証明で止まる人へ同じ動画を出すだけでは不十分です。
選択肢③:集団授業の大手予備校では個別の誤答原因が残る
集団授業の大手予備校は体系的に学べますが、②全員同じ指導の限界があります。授業が正多面体の証明へ進んでも、ある生徒はEの符号を誤り、別の生徒はpF=2Eの2を落とします。一斉の進度だけでは、この差を翌日の問題数、復習間隔、解き直す設問へ細かく反映しきれません。
選択肢④:一般的な個別指導塾では週1指導の修正が遅い
一般的な個別指導塾は質問しやすくても、③週1指導では変化が遅いという限界が残ります。授業日に数え方を直しても、翌日から公式の暗記だけへ戻り、次の確認が一週間後なら、誤った手順を反復する可能性があります。空間図形は場合の数やベクトルなど別単元とも結びつくため、早い修正が必要です。
独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも「理解を答案行動へ変える」「誤答原因ごとに課題を変える」「毎日すぐ修正する」のどこかが不足します。だから、オイラーの多面体定理を含む数学Aを入試で再現できる力へ変え、志望大学合格へつなげるなら、消去法で残るのは1日単位の個別行動まで管理する鬼管理専門塾しかありません。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、教材や授業を増やすだけでなく、受験生が毎日何を実行し、その結果をどう修正するかを管理する仕組みを持っています。ここでは公式ページで確認できる確定6項目だけを、オイラーの多面体定理を含む大学受験数学の対策へどうつながるかと合わせて説明します。
教材名・問題数・復習範囲まで、今日の学習を具体的な数値で示す
現在地・志望校・誤答原因に合わせ、個別の行動プランを設計する
日々の進捗と毎週の確認テストで、理解と定着を検証する
厳格な選考を通過した講師が伴走し、満足度アンケート1,524件も公開する
大学受験・総合型選抜/推薦・英語資格・高校受験に対応する
LINEの質問窓口とZoomの無料説明会、資料請求を用意する
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「数学Aを勉強する」のような曖昧な予定ではなく、教材・範囲・問題数・復習までを1日単位で数値化して指示します。何を、いつ、どこまで実行するかを5W1Hで具体化するのが特徴です。
オイラーの多面体定理なら、基本代入を何題、角柱・角錐を何題、二重計数を何題解き、誤答をいつ解き直すかまで行動へ変えられます。公式を読むだけの学習から、条件判定を再現する学習へ移せます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師は、全員へ同じ課題を配るのではなく、生徒の現在地、志望校、科目ごとの得意不得意に合わせ、生徒ごとの個別行動プランを設計し、実行状況まで確認します。
数学でも、見取り図の数え方が弱い生徒と、平面グラフの証明や整数条件で止まる生徒では必要な課題が違います。個別プランなら、どの判断工程を重点的に直すかを分け、入試までの時間を配分できます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
学習の実行状況は毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を測ります。合格ラインへ届かなければ追加課題を出し、学習計画をその週のうちに分析・修正する仕組みです。
立方体で一度2を確認できても、1週間後にトーラスや五角形・六角形の網目で式を選べなければ入試では使えません。日次の進捗と週次テストを組み合わせ、理解直後と時間経過後の両方で再現性を確認できます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は厳格な基準で選考され、公式ページが示す採用率は0.6%です。指導品質は、入会生を対象にした講師満足度アンケート1,524件の公開結果でも継続的に確認されています。
多面体の答案では、最終個数だけでなく、凸の条件、二重計数の係数、未知数の移項に誤りが現れます。専属講師へ途中式まで示して確認することで、丸付けだけでは見逃す論理の抜けを早く修正できます。
❺ 大学受験から英語資格までの専門コース
専門コースは、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜/推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで用意され、目標に合わせた計画設計に対応しています。
本記事の読者が大学受験コースで数学を使う場合も、志望大学の出題範囲や配点、残り期間を前提に、図形の性質へどれだけ時間を使い、場合の数・確率やベクトルへいつ進むかを逆算できます。
❻ LINE質問対応・無料説明会・資料請求
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まとめ|V−E+F=2は対象条件と数え方までセット
| 要点 | 式・判断 | 答案で書くこと |
|---|---|---|
| 基本公式 | V−E+F=2 | 凸多面体の頂点・辺・面 |
| 未知数の逆算 | E=V+F−2など | 既知量を代入して検算 |
| 面から辺を数える | pF=2E | 1辺を2面から数える |
| 頂点から辺を数える | qV=2E | 1辺を両端から数える |
| 穴がg個 | V−E+F=2−2g | 球面型かトーラス型か確認 |
| 正多面体 | (p−2)(q−2)<4 | 整数p,q≥3から5組 |
オイラーの多面体定理は、凸多面体の頂点V、辺E、面FについてV−E+F=2が成り立つという定理です。立方体では8−12+6=2です。証明では多面体を球面から平面グラフへ移し、閉路上の辺を消すたびにEとFが同時に1減るため値が変わらず、最後の木でV−(V−1)+1=2となることを使います。
問題では、対象条件を確認し、V・E・Fを分類して数え、公式へ代入し、戻し代入で検算します。正多面体ではpF=2E、qV=2Eを組み合わせると(p−2)(q−2)<4となり、5種類だけに絞れます。穴がある閉曲面では右辺が2−2gへ変わるため、凸か非凸かだけでなく表面のつながり方を見てください。
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よくある質問
Q. オイラーの多面体定理とは簡単にいうと何ですか?
A. 凸多面体の頂点数V、辺数E、面数FについてV−E+F=2が成り立つ定理です。「頂点と面を足し、辺を引くと2」と読むと符号を覚えやすくなります。
Q. オイラーの多面体定理の覚え方はありますか?
A. 立方体の8−12+6=2と一緒に覚えます。記号だけでなく、V=頂点、E=辺、F=面を図へ書き込み、最後に2になるか検算する習慣が有効です。
Q. オイラーの多面体定理はどんな多面体でも使えますか?
A. 高校数学では凸多面体に使います。より一般には球面と同じつながり方をする閉曲面で2になります。穴が1つあるトーラスでは0なので、無条件に2を使ってはいけません。
Q. オイラーの多面体定理はどう証明しますか?
A. 多面体の骨組みを連結平面グラフへ移し、閉路上の辺を削除します。1回の削除で辺と面が各1減るためV−E+Fは不変です。最後は木となりE=V−1、外側の面F=1なので値は2です。
Q. 正多面体が5種類しかないのはなぜですか?
A. 1面が正p角形、各頂点にq面が集まるとしてpF=2E、qV=2Eをオイラーの式へ代入すると(p−2)(q−2)<4です。p,q≥3の整数解が5組だけなので、対応する正多面体も5種類です。
Q. 穴がある多面体では公式はどう変わりますか?
A. 閉じた向き付け可能な面で、取っ手に当たる穴がg個ならV−E+F=2−2gです。球面はg=0で2、トーラスはg=1で0、穴が2個なら−2です。
Q. サッカーボールの五角形が12枚なのはオイラーの定理で分かりますか?
A. 分かります。五角形P枚と六角形H枚、各頂点に3面が集まる球面型の網目なら、面・辺・頂点を二重計数してオイラーの式へ代入するとHが消え、P/6=2からP=12となります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





