
岐阜大学の応用生物科学部を調べているのですが、サイトによって倍率が2倍だったり4倍だったりバラバラです。獣医を目指す友達と同じ学部なのに、難易度は同じなのでしょうか?














先に結論です。同じ応用生物科学部でも、学科によって難易度はまったく違います。岐阜大学が公表した2026年度一般選抜の実数で計算すると、前期日程の実質倍率は共同獣医学科が4.1倍、応用生命化学科1.9倍、食農生命科学科1.9倍、生物圏環境学科2.3倍。合格者最低点の得点率も、共同獣医学科78.0%に対して他の3学科は67%台です。さらに共同獣医学科には後期日程がなく、一般選抜は前期の26人枠だけ。この記事では、学科別の倍率、学科別倍率を読むときの注意点、後期日程の扱い、合格者最低点、配点、2027年度の入試科目という順に、公式資料の数字だけで整理します。
応用生物科学部という名前で検索している人の目的は、大きく2つに分かれます。獣医師を目指して共同獣医学科を狙う人と、食品・化学・農業・環境を学びたくて応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科を検討している人です。この2つは「同じ学部だから同じくらいの難しさ」ではありません。公式データを学科まで下ろすと、必要な得点も、受けられる日程も、出願の考え方も変わります。学部平均の倍率だけを見て志望を決めると、共同獣医学科の受験生は準備量を見誤り、農学系3学科の受験生は必要以上に不安になります。
使用するのは岐阜大学公式の「入試統計資料集 令和8年度入試」と、「令和9年度 入学者選抜要項」だけです。前者には学科別・日程別の募集人員、志願者数、受験者数、合格者数に加えて、配点(満点)表と合格者の平均点・最高点・最低点まで収録されています。後者には2027年度入試で使う教科・科目と配点、募集人員が載っています。岐阜大学は偏差値を公表していないため、本稿に偏差値の数字は一切出てきません。その代わり、合格者最低点を満点で割った得点率という、公式資料から直接計算できる指標で難易度を示します。
目次
- 結論|岐阜大学応用生物科学部は学科で難易度が2倍以上ちがう
- 前期日程の学科別倍率【2026年度】共同獣医4.1倍・農学系3学科は1.9〜2.3倍
- 学科別の倍率をそのまま信じてはいけない|第二志望まで申請できる仕組み
- 後期日程があるのは3学科だけ|共同獣医学科は前期26人の一発勝負
- 志願倍率と実質倍率のズレ|後期は志願9.9倍でも実質2.1倍
- 合格者最低点の得点率|共同獣医78.0%・農学系3学科67%台
- 配点は共通テスト1,000点+個別400点|共通テスト比率は岐阜大学で最も高い
- 2027年度の入試科目|共通テスト6教科8科目と個別の数学・理科
- 獣医志望と農学志望で戦略が変わる|推薦と2027年度の変更点まで
- 岐阜大学応用生物科学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|岐阜大学応用生物科学部は学科別の公式数値で判断する
- よくある質問
結論|岐阜大学応用生物科学部は学科で難易度が2倍以上ちがう
| 学科 | 前期の実質倍率 | 合格者最低点の得点率 | 後期日程 | 最初にすること |
|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 | 1.9倍 | 67.2%(941.22/1,400点) | あり(募集10人) | 共通テスト1,000点分の底上げを最優先にする |
| 食農生命科学科 | 1.9倍 | 67.3%(941.75/1,400点) | あり(募集9人) | 同じ配点なので学科の学びの内容で選ぶ |
| 生物圏環境学科 | 2.3倍 | 67.1%(939.55/1,400点) | あり(募集6人) | 後期の枠が小さい前提で前期を軸に置く |
| 共同獣医学科 | 4.1倍 | 78.0%(1,053.20/1,350点) | なし | 前期26人の一発勝負として共通テスト8割超を狙う |
数字を並べると、共同獣医学科だけが別の位置にあることが分かります。実質倍率は他の3学科の約2倍、合格者最低点の得点率は約11ポイント高い。そして一般選抜は前期日程しかありません。つまり共同獣医学科は「応用生物科学部の一学科」という括りで対策できる入試ではなく、独立した難関入試として準備する必要があります。一方の応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科は、実質倍率1.9〜2.3倍、合格者最低点の得点率67%台と、いずれも近い水準に収まっています。














共同獣医学科が難しいのは何となく知っていましたが、数字にすると本当に別物ですね。農学系の3学科なら、そこまで気合を入れなくても大丈夫ということでしょうか?














そこは誤解しないでください。実質倍率1.9倍でも、合格者最低点の得点率は67%台です。満点1,400点のうち1,000点が共通テストなので、共通テストで7割前後を安定して取れないと土俵に上がれません。倍率が低いことと、必要な得点が低いことは別の話です。応用生物科学部は岐阜大学のなかで最も共通テストの比重が重い学部で、そこが対策の核心になります。
学科別の倍率を確認する → その倍率をそのまま信じてはいけない理由(第二志望配属)を知る → 後期日程の有無を確認する → 志願倍率と実質倍率のズレを整理する → 合格者最低点の得点率を見る → 配点構造と2027年度の入試科目に落とす、という順に読むと、「獣医志望」と「農学志望」で必要な準備が別々にはっきりします。
前期日程の学科別倍率【2026年度】共同獣医4.1倍・農学系3学科は1.9〜2.3倍
岐阜大学公式の入試統計資料集には、応用生物科学部の一般選抜が学科別・日程別に載っています。2026年度の前期日程は、学部全体で募集人員129人に対して志願383人、受験355人、合格145人でした。ここから計算した学部全体の実質倍率は2.4倍です。ただしこの2.4倍は、4学科をひとまとめにした平均にすぎません。学科まで下ろすと次のようになります。
| 学科 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 | 受験率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 | 35人 | 90人 | 83人 | 43人 | 1.9倍 | 92.2% |
| 食農生命科学科 | 35人 | 82人 | 74人 | 38人 | 1.9倍 | 90.2% |
| 生物圏環境学科 | 33人 | 92人 | 84人 | 36人 | 2.3倍 | 91.3% |
| 共同獣医学科 | 26人 | 119人 | 114人 | 28人 | 4.1倍 | 95.8% |
| 前期日程 計 | 129人 | 383人 | 355人 | 145人 | 2.4倍 | 92.7% |
合格者数を見ると、共同獣医学科は28人しか合格していません。募集人員26人に対して志願119人が集まり、そのうち114人が実際に受験しています。前期日程で114人が席を争い、28人だけが通る。これが共同獣医学科の実像です。対して応用生命化学科は受験83人に対して合格43人、食農生命科学科は受験74人に対して合格38人と、受験者のおよそ半数が合格しています。生物圏環境学科は受験84人に対して合格36人で、農学系3学科のなかではやや厳しい位置にあります。
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人まで含む志願倍率とは意味が異なる。本稿では岐阜大学公式の実数から計算しており、たとえば前期日程の共同獣医学科は受験114人÷合格28人=4.07倍を小数第1位に丸めて4.1倍としている。














前期日程は志願383人のうち355人が受けているんですね。ほとんど全員が来る前提で考えるべきですか?














そのとおりです。前期日程の受験率は学部全体で92.7%、共同獣医学科にいたっては95.8%です。「出願したけど当日来ない人が多いから実際はもっと楽」という考え方は、岐阜大学応用生物科学部の前期日程には通用しません。志願者の数がほぼそのまま当日の競争相手になると考えて、準備量を決めてください。
この章のアクションは、志望学科の「募集人員・志願・受験・合格」の4つを一組で記録することです。倍率だけを切り取ると、募集26人の共同獣医学科と募集35人の応用生命化学科を同じ物差しで比べてしまいます。合格者の実数まで書き留めておけば、自分が入るべき席の数が具体的に見えます。
学科別の倍率をそのまま信じてはいけない|第二志望まで申請できる仕組み
応用生物科学部の学科別データには、読み方の前提があります。岐阜大学の令和9年度入学者選抜要項には、応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科について「志願者は、出願時に希望する学科を第二志望まで申請することができ、大学入学共通テスト及び個別学力試験の合計成績の上位者優先で希望の学科に配属されます」と書かれています。これは前期日程にも後期日程にも記載されています。つまり第一志望の学科で上位に届かなくても、第二志望に申請した学科で合格する道があるということです。
この仕組みがあるため、公式統計資料の表にも注記が付いています。「志願者数,受験者数には第1志望の人数を計上し,合格者数には第2志望,第3志望の合格者を含みます」。つまり分母(受験者数)は第一志望で数え、分子(合格者数)には他学科から回ってきた人が含まれています。したがって学科別の実質倍率は、その学科だけの純粋な競争率ではありません。学科ごとの傾向をつかむ目安としては有効ですが、小数点以下の差を根拠に「こちらの学科のほうが0.4倍低いから狙い目」と結論づけるのは危険です。
📚 用語解説
第二志望申請と学科配属:応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科では、出願時に希望学科を第二志望まで申請できる。合否と配属は共通テストと個別学力試験の合計成績の上位者から順に決まる。そのため合格者数には第二志望で合格した人が含まれ、志願者数・受験者数は第一志望のみを数える。














ということは、生物圏環境学科の2.3倍が他より高く見えても、実際にはそこまで差がない可能性もあるということですか?














可能性はあります。だから本稿では、学科別倍率を「学科選びの決め手」ではなく「その学科にどれだけ人が集まっているかの目安」として扱います。決め手にすべきなのは、合計成績で上位に入れるかどうか。第二志望まで書けるとしても、結局は共通テスト1,000点+個別400点の合計で上位から取られます。学科の有利不利を探すより、合計点を上げることが唯一の正攻法です。
応用生命化学科1.9倍と食農生命科学科1.9倍は同じ、生物圏環境学科2.3倍との差も合格者数にすると数人分です。しかも合格者には第二志望合格者が含まれます。「倍率が低い学科に出願先を変える」という発想では、4年間学ぶ内容と合わない学科に進むリスクだけが残ります。
後期日程があるのは3学科だけ|共同獣医学科は前期26人の一発勝負
応用生物科学部でもう一つ重要なのが、後期日程の有無です。令和9年度の募集人員を見ると、後期日程を実施するのは応用生命化学科(10人)、食農生命科学科(9人)、生物圏環境学科(6人)の3学科だけで、共同獣医学科には後期日程がありません。公式の配点表でも、後期日程の欄に共同獣医学科は掲載されていません。共同獣医学科の入学定員30人は、前期日程26人と学校推薦型選抜Ⅱの4人で構成されています。
| 学科 | 入学定員 | 前期日程 | 後期日程 | 推薦Ⅰ | 推薦Ⅱ |
|---|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 | 55人 | 35人 | 10人 | 2人 | 8人 |
| 食農生命科学科 | 55人 | 35人 | 9人 | 3人 | 8人 |
| 生物圏環境学科 | 50人 | 33人 | 6人 | 3人 | 8人 |
| 共同獣医学科 | 30人 | 26人 | 実施しない | 実施しない | 4人 |
| 応用生物科学部 計 | 190人 | 129人 | 25人 | 8人 | 28人 |
この募集人員は2026年度と2027年度で変わっていません。獣医師を目指す受験生にとって意味するのは、岐阜大学で一般選抜のチャンスは前期日程の1回だけということです。前期で不合格なら、岐阜大学の共同獣医学科に一般選抜で入る道はその年度には残りません。一方、農学系3学科を志望する受験生には後期日程という選択肢があります。ただし後期の募集は3学科合計で25人と小さく、前期129人の5分の1程度です。「前期がだめでも後期がある」と考えるには枠が小さすぎます。
| 学科 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 | 受験率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 | 10人 | 106人 | 39人 | 19人 | 2.1倍 | 36.8% |
| 食農生命科学科 | 9人 | 82人 | 29人 | 16人 | 1.8倍 | 35.4% |
| 生物圏環境学科 | 6人 | 59人 | 20人 | 6人 | 3.3倍 | 33.9% |
| 後期日程 計 | 25人 | 247人 | 88人 | 41人 | 2.1倍 | 35.6% |














後期日程の実質倍率、応用生命化学科は2.1倍、食農生命科学科は1.8倍ですよね。前期より低いなら後期のほうが入りやすいのでは?














数字だけならそう見えますが、二つの理由で成り立ちません。一つは合格者数の小ささです。食農生命科学科の後期合格は16人、生物圏環境学科は6人しかいません。もう一つは、後期に残っている受験生の質です。前期で他大学に受かった人は受験に来ないため、当日会場にいるのは共通テストで戦える人が中心になります。実際、後期の合格者最低点の得点率は前期より高くなっています。
後期日程を出願先に入れるなら、募集人員が一桁の学科もあること、個別学力検査が理科1科目だけであること、そして合格者最低点の得点率が前期より高いことを同時に確認してください。この3つを踏まえて初めて、後期は現実的な選択肢になります。
志願倍率と実質倍率のズレ|後期は志願9.9倍でも実質2.1倍
倍率という言葉には二つの意味があります。募集人員に対して何人が出願したかを示す志願倍率と、実際に受験した人が何人に一人合格したかを示す実質倍率です。岐阜大学応用生物科学部では、この二つが日程によって大きく食い違います。後期日程の学部合計は、志願247人÷募集25人で志願倍率9.9倍。ところが受験に来たのは88人だけで、合格41人。実質倍率は2.1倍です。
| 区分 | 志願倍率 | 受験率 | 実質倍率 | 読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 前期日程 計 | 3.0倍 | 92.7% | 2.4倍 | 出願者がほぼそのまま受験する |
| 前期・共同獣医学科 | 4.6倍 | 95.8% | 4.1倍 | 出願も受験も多く、逃げ場がない |
| 後期日程 計 | 9.9倍 | 35.6% | 2.1倍 | 出願者の3分の1しか受験しない |
| 後期・応用生命化学科 | 10.6倍 | 36.8% | 2.1倍 | 志願倍率だけ見ると実態を見誤る |
| 後期・生物圏環境学科 | 9.8倍 | 33.9% | 3.3倍 | 受験者が少なくても合格は6人 |
後期日程の受験率が33.9〜36.8%と低いのは、国公立大学の後期日程に共通する構造です。前期日程で合格した受験生は後期を受験しないため、出願者の多くが当日姿を見せません。だから「志願倍率10倍」という数字に怯える必要はありません。逆に、前期日程は受験率が90%を超えています。前期の志願倍率は実質倍率に近く、出願者の顔ぶれがそのまま競争相手になります。日程によって数字の意味が違うことを押さえておかないと、出願先の比較そのものが成立しません。
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った値。出願の集まり具合を示すが、当日受験しなかった人も含むため実際の競争率とは一致しない。岐阜大学応用生物科学部の後期日程では、志願倍率9.9倍に対して実質倍率2.1倍と大きく開く。














後期の志願倍率が10倍を超えていて出願をためらっていましたが、実際に戦うのは3人に1人しか来ない集団なんですね。














ただし、来なかった人は「弱いから来なかった」わけではありません。前期で受かったから来ないのです。残った88人は共通テストで一定の点を取り、それでも前期で決まらなかった層です。数字の見た目は下がりますが、相手のレベルが下がるわけではない。ここを取り違えないでください。
合格者最低点の得点率|共同獣医78.0%・農学系3学科67%台
岐阜大学は合格者の平均点・最高点・最低点を学科別に公表しています。ここに配点表の満点を合わせると、合格に必要だった得点率が計算できます。偏差値が公表されていない岐阜大学で、難易度を最も具体的に示せるのがこの数字です。前期日程の総合点満点は、応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科が1,400点、共同獣医学科が1,350点です。
| 学科(前期) | 満点 | 合格者最低点 | 得点率 | 合格者平均点 | 合格者最高点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 | 1,400点 | 941.22点 | 67.2% | 995.11点 | 1,184.07点 |
| 食農生命科学科 | 1,400点 | 941.75点 | 67.3% | 995.26点 | 1,105.42点 |
| 生物圏環境学科 | 1,400点 | 939.55点 | 67.1% | 997.98点 | 1,070.80点 |
| 共同獣医学科 | 1,350点 | 1,053.20点 | 78.0% | 1,104.34点 | 1,205.00点 |
農学系3学科の合格者最低点は939.55〜941.75点で、得点率にすると67.1〜67.3%。3学科の差は2.2点しかなく、実質的に同じラインです。ここが応用生物科学部を考えるうえで重要な事実です。学科によって難易度が違うのは共同獣医学科だけで、農学系3学科は「どこを選んでも必要な得点はほぼ同じ」なのです。一方の共同獣医学科は得点率78.0%。同じ学部でありながら、合格ラインが10ポイント以上高い位置にあります。
| 学科(後期) | 満点 | 合格者最低点 | 得点率 | 合格者平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 | 1,400点 | 1,052.75点 | 75.2% | 1,093.48点 |
| 食農生命科学科 | 1,400点 | 1,042.82点 | 74.5% | 1,071.98点 |
| 生物圏環境学科 | 1,400点 | 公表なし(合格6人) | — | 1,127.85点 |
| 共同獣医学科 | — | 後期日程なし | — | — |
後期日程の合格者最低点は、応用生命化学科で得点率75.2%、食農生命科学科で74.5%。前期の67%台より7〜8ポイント高い水準です。生物圏環境学科の後期は合格者が6人で、公式資料の備考に「最低点については、合格者が10人以下の場合は他の人の点数を類推できるおそれがありますので、公表しません」とあるため最低点が出ていません。この非公表という事実自体が、後期の枠がいかに小さいかを示しています。
📚 用語解説
合格者最低点:合否判定に使用した点数のうち、合格者の中で最も低かった総合点。岐阜大学では学科・日程ごとに公表され、満点も学科によって異なる。本稿の得点率は「合格者最低点÷総合点満点」で計算しており、合格者が10人以下の区分は公表されないため計算していない。














前期の農学系3学科で67%、共同獣医学科で78%。10ポイントの差って、実際どれくらい大変ですか?














1,350点満点で10ポイントは約135点分です。共通テストに置き換えると、900点満点の模試で言えば1割以上の差にあたります。同じ学部の名前で括られていても、この差を埋める学習量はまったく違います。獣医志望なら、農学系志望の合格者平均を「自分の最低ライン」くらいに置いて計画を立ててください。
配点は共通テスト1,000点+個別400点|共通テスト比率は岐阜大学で最も高い
応用生物科学部の対策を決めるうえで最も重要なのが、配点の偏りです。前期日程の応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科は、共通テスト1,000点+個別学力検査400点の合計1,400点。総合点に占める共通テストの比率は71.4%です。共同獣医学科は共通テスト950点+個別400点の1,350点で、共通テスト比率70.4%。どちらも、合否の7割が共通テストで決まる設計になっています。
| 学部・学科(前期日程) | 共通テスト | 個別学力検査等 | 総合点 | 共通テスト比率 |
|---|---|---|---|---|
| 応用生物科学部(3学科) | 1,000点 | 400点 | 1,400点 | 71.4% |
| 応用生物科学部 共同獣医学科 | 950点 | 400点 | 1,350点 | 70.4% |
| 教育学部 | 500点 | 400点 | 900点 | 55.6% |
| 医学部 看護学科 | 500点 | 400点 | 900点 | 55.6% |
| 社会システム経営学環 | 500点 | 400点 | 900点 | 55.6% |
| 地域科学部 | 475点 | 400点 | 875点 | 54.3% |
| 医学部 医学科 | 950点 | 1,200点 | 2,150点 | 44.2% |
| 工学部 | 500点 | 1,000点 | 1,500点 | 33.3% |
岐阜大学の全学部を並べると、応用生物科学部の共通テスト比率が最も高いことが分かります。工学部は33.3%、医学部医学科は44.2%で、二次試験の出来で逆転できる設計です。しかし応用生物科学部では、個別学力検査は400点しかありません。共通テストで200点差をつけられた場合、個別の満点400点をすべて取っても届かない計算になります。これは「二次で挽回する」という発想が成立しにくい入試だということです。
📚 用語解説
個別学力検査:大学が独自に実施する試験で、二次試験とも呼ばれる。応用生物科学部の前期日程では数学と理科の2科目で400点、後期日程では理科1科目で400点。共通テスト1,000点と比べて配点が小さく、共通テストの結果が合否に強く効く構造になっている。














共通テストで7割が決まるなら、二次対策は後回しでいいということですか?














後回しではなく、順番の問題です。共通テストの得点が土台で、個別400点はその上に積む400点分の上乗せです。合格者の個別の平均を見ると、農学系3学科は400点満点で261〜266点、共同獣医学科は320点。個別で満点近くを取る集団ではありませんが、6割5分から8割は取っています。共通テストを最優先にしつつ、個別を捨てないという両立が必要です。
この章のアクションは、志望学科の総合点1,400点(共同獣医学科は1,350点)を紙に書き、合格者最低点をそこに重ねることです。応用生命化学科なら941点、共同獣医学科なら1,053点。そのうえで共通テストで何点、個別で何点取るのかを自分で割り振ってください。目標が「共通テスト8割」といった漠然とした言葉ではなく、点数の分配になります。
2027年度の入試科目|共通テスト6教科8科目と個別の数学・理科
岐阜大学が公表した令和9年度入学者選抜要項によると、応用生物科学部の一般選抜で使う共通テストは6教科8科目です。国語、地理歴史・公民から1科目、数学2科目、理科2科目、外国語、情報Ⅰ。理科は「物理」「化学」「生物」「地学」から2科目で、基礎科目ではなく発展科目を2つ選ぶ形です。理系の受験生にとっては標準的な組み合わせですが、地理歴史・公民と国語も含む文理両方の負担がある点は見落とされがちです。
| 区分 | 教科・科目 | 配点(3学科) | 配点(共同獣医) |
|---|---|---|---|
| 共通テスト | 国語 | 200点 | 200点 |
| 共通テスト | 地理歴史・公民から1 | 100点 | 100点 |
| 共通テスト | 数学2科目 | 200点 | 200点 |
| 共通テスト | 理科2科目(物・化・生・地から2) | 200点 | 200点 |
| 共通テスト | 外国語(英語) | 250点 | 200点 |
| 共通テスト | 情報Ⅰ | 50点 | 50点 |
| 個別(前期) | 数学(数イ・数ロから1) | 200点 | 200点 |
| 個別(前期) | 理科1科目 | 200点 | 200点 |
| 個別(後期) | 理科1科目 | 400点 | 後期日程なし |
注目すべきは共通テストの外国語です。応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科は250点、共同獣医学科は200点。同じ学部でも英語の重みが違います。また前期日程の個別学力検査は数学と理科の2科目ですが、後期日程は理科1科目だけで400点です。後期は「理科の知識に関する能力を重視して選抜する」と選抜要項に明記されており、前期とは求められる力が変わります。
📚 用語解説
数イ・数ロ:岐阜大学の個別学力検査で使う数学の出題範囲の略記。数イは数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Aの全範囲と、数学Bの「数列」「統計的な推測」、数学Cの「ベクトル」。数ロはこれに数学Ⅲと、数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」が加わる。応用生物科学部の前期日程では「数イ、数ロから1」と定められており、数学Ⅲを使わない選択ができる。
数イと数ロから選べるという規定は、応用生物科学部を志望する受験生にとって実務的に大きい情報です。数学Ⅲの微積分に不安がある受験生でも、数イを選べば数学Ⅲを使わずに個別試験に臨めます。理科も「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目を選ぶ形なので、生物選択で最後まで押し通すことも可能です。農学・食品・環境の分野に進みたいけれど数学Ⅲが重荷、という受験生にとっては現実的な選択肢になります。














数学Ⅲを使わなくていい選択肢があるのは知りませんでした。それなら数イを選んでおけば楽ということですか?














楽になるとは限りません。範囲が狭いぶん、出題される単元での取りこぼしが直接失点になります。それに共通テストの数学は「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B・数学C」の2科目が必要です。個別で数イを選ぶかどうかは、共通テストの数学がどこまで安定しているかを見てから決めてください。選択肢があること自体は事実として押さえつつ、決めるのは自分の答案を見てからです。
本稿は令和9年度入学者選抜要項(令和8年7月発行)をもとに整理しています。選抜要項には「詳細については、学校推薦型選抜Ⅰは7月下旬、そのほかの入試は11月下旬に公表する令和9年度学生募集要項で必ず確認してください」と明記されています。出願前には必ず最新の学生募集要項で科目・配点・選択条件を照合してください。
獣医志望と農学志望で戦略が変わる|推薦と2027年度の変更点まで
ここまでの数字を、志望別に整理します。共同獣医学科を狙う受験生の目標は、総合点1,350点で1,053点、得点率78.0%です。合格者の共通テスト平均は950点満点で784.02点、得点率にすると82.5%。個別は400点満点で320.32点、得点率80.1%でした。共通テストで8割強、個別でも8割という水準です。一方、農学系3学科の合格者は共通テスト1,000点満点で729〜733点、得点率73.0〜73.4%。個別は400点満点で261〜266点、得点率65.4〜66.6%です。
| 項目 | 共同獣医学科 | 農学系3学科 | 差の意味 |
|---|---|---|---|
| 合格者の共通テスト得点率 | 82.5% | 73.0〜73.4% | 約9ポイントの差 |
| 合格者の個別得点率 | 80.1% | 65.4〜66.6% | 約14ポイントの差 |
| 合格者最低点の得点率 | 78.0% | 67.1〜67.3% | 約11ポイントの差 |
| 一般選抜の機会 | 前期のみ | 前期+後期 | 出願設計が変わる |
| 推薦の枠 | 推薦Ⅱ4人のみ | 推薦Ⅰ+推薦Ⅱ | 併願の考え方が変わる |
学校推薦型選抜の実績も、志望別に見え方が変わります。2026年度の応用生物科学部では、推薦Ⅰと推薦Ⅱを合わせて募集36人に対して志願99人、受験91人、合格30人でした。学科別では応用生命化学科が推薦Ⅰ2人枠に志願2人・合格1人、推薦Ⅱ8人枠に志願15人・合格5人。食農生命科学科は推薦Ⅰ3人枠に志願6人・合格3人、推薦Ⅱ8人枠に志願16人・合格7人。生物圏環境学科は推薦Ⅰ3人枠に志願5人・合格3人、推薦Ⅱ8人枠に志願22人・合格7人でした。一方、共同獣医学科の推薦Ⅱは募集4人に志願33人、受験30人、合格4人。受験30人を合格4人で割ると7.5倍で、一般選抜の前期4.1倍よりさらに厳しい競争です。
| 学科・区分(2026年度推薦) | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 |
|---|---|---|---|---|
| 応用生命化学科 推薦Ⅰ | 2人 | 2人 | 2人 | 1人 |
| 応用生命化学科 推薦Ⅱ | 8人 | 15人 | 12人 | 5人 |
| 食農生命科学科 推薦Ⅰ | 3人 | 6人 | 6人 | 3人 |
| 食農生命科学科 推薦Ⅱ | 8人 | 16人 | 15人 | 7人 |
| 生物圏環境学科 推薦Ⅰ | 3人 | 5人 | 5人 | 3人 |
| 生物圏環境学科 推薦Ⅱ | 8人 | 22人 | 21人 | 7人 |
| 共同獣医学科 推薦Ⅱ | 4人 | 33人 | 30人 | 4人 |
| 応用生物科学部 計 | 36人 | 99人 | 91人 | 30人 |
そして2027年度には変更があります。岐阜大学の令和9年度入学者選抜要項の「令和9年度入試の変更点(特記事項)」には、応用生物科学部共同獣医学科の学校推薦型選抜Ⅱについて、アドミッションポリシーと選抜方法を変更すると明記されています。具体的には、個別学力検査等が面接のみに変更されること、そして志願者数が募集人員の9倍を超えた場合には、調査書の「全体の学習成績の状況」により第1段階選抜を行うことです。2026年度の実績は募集4人に志願33人で8.25倍。9倍のラインはすぐそこにあります。
📚 用語解説
学校推薦型選抜Ⅰ・Ⅱ:岐阜大学では、大学入学共通テストを課さない学校推薦型選抜を推薦Ⅰ、大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜を推薦Ⅱと表記する。応用生物科学部の共同獣医学科は推薦Ⅱのみを実施し、推薦Ⅰは実施しない。
📚 用語解説
第1段階選抜:志願者が多い場合に、個別学力試験を適切に実施するため、出願書類などで受験者をあらかじめ絞り込む選抜。2段階選抜とも呼ばれる。共同獣医学科の学校推薦型選抜Ⅱでは、志願者数が募集人員の9倍を超えた場合に調査書の「全体の学習成績の状況」で実施すると予告されている。














共同獣医学科は推薦Ⅱも7.5倍なんですね。一般選抜と両方受けても、どちらも簡単ではないということですか?














そのとおりです。しかも2027年度からは推薦Ⅱの個別が面接のみになり、志願者が募集人員の9倍を超えれば調査書で第1段階選抜が入ります。つまり高校3年間の学習成績が出願段階で効いてきます。獣医志望なら、共通テストの点だけでなく、日々の定期考査までが受験勉強の一部です。一般選抜の前期26人枠が本命であることは変わりませんが、推薦Ⅱを視野に入れるなら評定平均を落とさない管理が必要になります。
なお、岐阜大学と鳥取大学は2026年8月4日に、令和10年4月の「共同獣医学部」設置構想を公表しています。共同獣医学科は2013年に開設された岐阜大学と鳥取大学の共同教育課程で、両大学が一体となって獣医学教育を行う仕組みです。ただし2027年度入試については、令和9年度入学者選抜要項に「応用生物科学部 共同獣医学科」として掲載されており、現行の体制で実施されます。設置構想は今後の情報を公式サイトで追う必要はありますが、2027年度の出願設計を変える材料にはなりません。
岐阜大学応用生物科学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。岐阜大学応用生物科学部を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。前期日程の合格者最低点は、農学系3学科で得点率67%台、共同獣医学科で78.0%。しかも総合点1,400点のうち1,000点が共通テストで、共通テスト比率71.4%は岐阜大学のなかで最も高い水準です。共通テストは国語・地理歴史公民・数学2科目・理科2科目・外国語・情報Ⅰの6教科8科目。この広さを毎日どう回すかを決め、実行を続ける仕組みがなければ、個別400点でいくら粘っても届きません。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、6教科8科目の優先順位が崩れやすい
独学でも選抜要項と参考書は手に入ります。しかし共通テスト6教科8科目のどれを今日進めるか、個別の数学は数イと数ロのどちらで固めるか、理科の1科目をいつ仕上げるかまで決め、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。とくに情報Ⅰのような配点50点の科目は、放置されたまま本番を迎えがちです。
映像授業・アプリだけでは、共通テストの取りこぼしが残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に共通テストの理科2科目でどこを落としたか、個別の数学で計算のどこが崩れたかを毎回確認する仕組みではありません。合否の71.4%を共通テストが占める応用生物科学部では、「なんとなく分かった」まま積み残した数十点が、941点や1,053点というラインの前で効いてきます。
集団授業の大手予備校でも、学科別の目標に合わせにくい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、共通テスト得点率73%を目指す農学系志望と、82%を目指す共同獣医志望へ同じ密度で対応することは困難です。同じ「岐阜大学応用生物科学部志望」でも、必要な得点は10ポイント近く違います。平均的な進度では、この差を埋める個別の計画までは行き届きません。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト6教科8科目を毎日どう回したかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。共同獣医学科のように一般選抜が前期26人枠しかない入試では、この積み残しが一年分の結果を左右します。














教材の種類より、6教科8科目を毎日どう回すかを管理する仕組みが要る、ということですね。














そのとおりです。岐阜大学応用生物科学部の科目と配点は公式資料で分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、答案の直しに変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、岐阜大学応用生物科学部を本気で狙うなら、学科別の目標得点を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、岐阜大学応用生物科学部の公式配点と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を応用生物科学部の対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、岐阜大学応用生物科学部向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














共同獣医学科なら共通テスト82%台、農学系3学科なら73%台という到達点から逆算して、今日やる科目と分量を数値で決めます。理科2科目と情報Ⅰの進度、個別の数学を数イで行くか数ロで行くかの判断まで、答案を見て決める。大学名だけの一般論ではなく、志望学科と現在の失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
岐阜大学応用生物科学部の共通テスト6教科8科目と個別の数学・理科を、一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ応用生物科学部志望でも、共同獣医学科と農学系3学科では必要な得点率が10ポイント近く違います。公式配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
配点の71.4%を占める共通テストを後回しにせず、個別の数学・理科と並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ失点の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
数イと数ロのどちらで戦うか、理科の1科目に何を選ぶかといった判断には、指導者側にも国公立入試への理解が必要です。専属の講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、応用生物科学部の共通テスト、個別の数学・理科、後期日程の理科1科目を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、共同獣医学科と農学系3学科のどちらを軸にするか、どの科目の得点が足りていないかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、岐阜大学応用生物科学部のどの学科を軸にするか、共通テスト1,000点をどう積み上げるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
岐阜大学応用生物科学部の学科選びと得点設計を無料説明会で相談できます
まとめ|岐阜大学応用生物科学部は学科別の公式数値で判断する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 前期の実質倍率 | 共同獣医4.1倍/応用生命化学1.9倍・食農生命1.9倍・生物圏環境2.3倍 |
| 合格者最低点の得点率 | 共同獣医78.0%/農学系3学科67.1〜67.3% |
| 後期日程 | 3学科のみ(計25人)。共同獣医学科は実施しない |
| 学科別倍率の注意点 | 合格者には第二志望合格者が含まれ、志願・受験は第一志望のみ |
| 配点 | 共通テスト1,000点+個別400点。共通テスト比率71.4%は岐阜大学で最も高い |
| 2027年度の科目 | 共通テスト6教科8科目+個別は前期が数学・理科、後期は理科1科目 |
| 最初の行動 | 志望学科の合格者最低点を書き出し、共通テストの目標得点を決める |














学部平均の倍率だけ見ていたら、共同獣医学科の準備量を完全に見誤っていました。学科まで下ろして数字を見るのが大事なんですね。














それがこの記事の結論です。岐阜大学応用生物科学部は、共同獣医学科と農学系3学科でまったく別の入試だと考えてください。共同獣医学科は前期26人の一発勝負で得点率78.0%、農学系3学科は前期+後期で67%台。そのうえで配点の71.4%は共通テストです。どの学科でも、最初にやるべきことは共通テストの土台づくりで変わりません。
岐阜大学応用生物科学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や学部平均の倍率だけを見て結論を出さないでください。選抜要項と入試統計資料集は岐阜大学の公式ページで公開されており、学科別・日程別の実数と合格者最低点まで確認できます。その数字を自分の模試や過去問の得点と同じ物差しに並べ、共通テストで何点、個別で何点取るのかまで決める。ここまで具体化してはじめて、毎日の学習量を決められます。
岐阜大学の他学部と比べたい場合は、岐阜大学工学部の二次試験・入試科目、岐阜大学地域科学部の倍率と合格最低点、岐阜大学の穴場学部を全学部比較した記事も参考にしてください。工学部は共通テスト比率33.3%、地域科学部は54.3%と配点構造がまったく違うため、同じ岐阜大学でも対策の重心が変わります。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 学科別の倍率 | 前期日程の学科別倍率 |
| 倍率の読み方 | 第二志望まで申請できる仕組み |
| 後期日程 | 後期があるのは3学科だけ |
| 難易度・合格ライン | 合格者最低点の得点率 |
| 入試科目 | 2027年度の入試科目 |
Q. 岐阜大学応用生物科学部の倍率はどれくらいですか?
A. 2026年度一般選抜(前期+後期)の学部合計は、志願630人・受験443人・合格186人で実質倍率2.4倍でした。ただし学科差が大きく、前期日程の実質倍率は共同獣医学科4.1倍、応用生命化学科1.9倍、食農生命科学科1.9倍、生物圏環境学科2.3倍です。
Q. 岐阜大学の共同獣医学科はどれくらい難しいですか?
A. 2026年度前期日程は志願119人・受験114人・合格28人で実質倍率4.1倍。合格者最低点は総合点1,350点満点で1,053.20点、得点率78.0%でした。合格者の共通テスト平均は950点満点で784.02点(82.5%)です。同じ応用生物科学部の他学科より、合格ラインが10ポイント以上高い水準にあります。
Q. 共同獣医学科に後期日程はありますか?
A. ありません。令和9年度の募集人員では、共同獣医学科は前期日程26人と学校推薦型選抜Ⅱ4人の合計30人です。後期日程と学校推薦型選抜Ⅰは実施しません。一般選抜で挑戦できるのは前期日程の1回だけです。
Q. 応用生物科学部の合格最低点は何点ですか?
A. 2026年度前期日程の合格者最低点は、応用生命化学科941.22点、食農生命科学科941.75点、生物圏環境学科939.55点(いずれも1,400点満点)、共同獣医学科1,053.20点(1,350点満点)でした。後期日程は応用生命化学科1,052.75点、食農生命科学科1,042.82点です。生物圏環境学科の後期は合格者が10人以下のため公表されていません。
Q. 応用生物科学部の入試は共通テストと二次試験のどちらが重要ですか?
A. 共通テストです。前期日程の総合点は共通テスト1,000点+個別400点の1,400点(共同獣医学科は950点+400点の1,350点)で、共通テスト比率は71.4%。岐阜大学の学部のなかで最も共通テストの比重が高く、工学部の33.3%とは対照的です。
Q. 個別学力検査で数学Ⅲは必要ですか?
A. 令和9年度入学者選抜要項では、応用生物科学部の前期日程の数学は「数イ、数ロから1」です。数イは数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Aの全範囲と数学Bの「数列」「統計的な推測」、数学Cの「ベクトル」で、数学Ⅲを含みません。数ロには数学Ⅲが含まれます。なお後期日程の個別学力検査は理科1科目のみで、数学は課されません。
Q. 学科を第二志望まで書けると聞きましたが本当ですか?
A. 令和9年度入学者選抜要項には、応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科について「出願時に希望する学科を第二志望まで申請することができ、共通テスト及び個別学力試験の合計成績の上位者優先で希望の学科に配属される」と記載されています。そのため公式統計の合格者数には第二志望の合格者が含まれ、学科別倍率はその学科だけの純粋な競争率ではありません。
Q. 2027年度入試で変わる点はありますか?
A. 令和9年度入学者選抜要項の「変更点(特記事項)」には、応用生物科学部共同獣医学科の学校推薦型選抜Ⅱについて、アドミッションポリシーの変更、個別学力検査等を面接のみに変更すること、志願者数が募集人員の9倍を超えた場合に調査書の「全体の学習成績の状況」で第1段階選抜を行うことが示されています。一般選抜の前期・後期の科目に変更はありません。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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