
「国公立薬学部 ランキング」で調べると、記事ごとに順位や紹介校がバラバラです。結局、国公立で薬学部があるのは何校で、偏差値順だとどこが上なのですか?














先に結論です。国公立で薬学部(薬学類を含む)を置く大学は全15校。大学受験パスナビ掲載の河合塾データ(更新日2026-09-09)の偏差値で並べると、1位は偏差値67.5の東京大学、2位は65.0の京都大学、3位は62.5〜65.0の千葉大学です。下位でも富山大学50.0〜52.5、熊本大学50.0〜55.0と、私立の中堅薬学部より難易度が高い水準に固まっています。この記事では上位・中位・下位の5校ずつに分けて偏差値帯と共テ得点率、公式入試結果に基づく実質倍率まで並べます。
「オススメはどこか」という主観だけでは、自分の学力と志望理由に合う大学を選べません。重要なのは、同じ物差し(河合塾の偏差値・共テ得点率)で15校を並べたときに自分がどの帯に届いているか、そして偏差値が近い大学同士でも倍率がどれだけ違うかを知ることです。本稿は大学受験パスナビと大学公式の入試結果だけを使い、出典が確認できない数値は掲載しません。
目次
国公立薬学部ランキング【結論】上位5校の偏差値
| 順位 | 大学 | 偏差値帯 | 共テ得点率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京大学 | 67.5 | 87% |
| 2 | 京都大学 | 65.0 | 83% |
| 3 | 千葉大学 | 62.5〜65.0 | 79%〜80% |
| 4 | 大阪大学 | 62.5 | 80% |
| 5 | 名古屋市立大学 | 60.0〜62.5 | 78%〜80% |
上位5校は偏差値62.5以上に固まっています。東京大学67.5、京都大学65.0、千葉大学62.5〜65.0、大阪大学62.5、名古屋市立大学60.0〜62.5〜62.5の順で、旧帝大クラスと公立薬科大学の伝統校である千葉大学・名古屋市立大学が上位に入る点が、国公立薬学部ランキングの特徴です。私立の難関薬学部と比べても見劣りしない偏差値帯であることが、この一覧だけでも分かります。














上位5校だけを見ると、国公立薬学部は全部が超難関に見えます。もっと下の順位の大学はどれくらいの水準なのでしょうか?














15位の富山大学でも偏差値50.0〜52.5、共テ得点率72%〜79%です。国公立薬学部は共通テストを必須で課すため、私立薬学部の一部より受験のハードル自体は高い傾向があります。この記事では上位・中位・下位に分けて、それぞれの水準を具体的に見ていきます。
結論の上位5校 → 全15校の一覧表 → 偏差値・共テ得点率の読み方 → 上位5校・中位5校・下位5校の詳細 → 実質倍率で見る難易度 → 学習計画への落とし方、の順に読むと、自分の志望校がどの位置にあるか具体的に判断できます。
国公立薬学部ランキング【全15校・偏差値順】一覧表
国公立で薬学部(薬学類を含む)を置く大学は、旧帝大系・公立薬科大学の伝統校・地方国立大学まで含めて15校です。大学受験パスナビ掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース)で偏差値上限の高い順に並べると、次の一覧になります。
| 順位 | 大学 | 偏差値帯 | 共テ得点率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京大学 | 67.5 | 87% |
| 2 | 京都大学 | 65.0 | 83% |
| 3 | 千葉大学 | 62.5〜65.0 | 79%〜80% |
| 4 | 大阪大学 | 62.5 | 80% |
| 5 | 名古屋市立大学 | 60.0〜62.5 | 78%〜80% |
| 6 | 北海道大学 | 57.5〜62.5 | 75%〜81% |
| 7 | 東北大学 | 60.0 | 78% |
| 8 | 九州大学 | 57.5〜60.0 | 77%〜82% |
| 9 | 徳島大学 | 55.0〜60.0 | 75%〜78% |
| 10 | 金沢大学(薬学類) | 57.5 | 74% |
| 11 | 静岡県立大学 | 55.0〜57.5 | 73%〜77% |
| 12 | 岡山大学 | 55.0〜57.5 | 73%〜76% |
| 13 | 長崎大学 | 52.5〜55.0 | 66%〜73% |
| 14 | 熊本大学 | 50.0〜55.0 | 67%〜73% |
| 15 | 富山大学 | 50.0〜52.5 | 72%〜79% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0220/difficulty/(他14校も同じドメインの大学別ページ「/univ/大学コード/difficulty/」に掲載。金沢大学は学部名「医薬保健学域」内の薬学類の値を使用)。














15校の中に、旧帝大ではない大学もランクインしていますね。名古屋市立大学や静岡県立大学が入っているのはなぜですか?














どちらも薬学部単科の伝統がある公立大学です。名古屋市立大学は偏差値60.0〜62.5で上位5校に入り、静岡県立大学は55.0〜57.5ですが後ほど見るように実質倍率5.4倍と最も高い水準です。旧帝大かどうかではなく、薬学部単体の偏差値と倍率で判断することが大切です。
大学名を丸暗記するより、この一覧表をブックマークし、自分の共テ模試の得点率と照らし合わせる使い方をおすすめします。
偏差値・共通テスト得点率の読み方【国公立薬学部の場合】
国公立薬学部の偏差値帯(例: 北海道大学57.5〜62.5)は、学科・方式別の偏差値の幅を示しています。下限は前期日程の主要な入試方式、上限はより競争が厳しい方式や年度による振れ幅を反映することが多く、「下限に届けば安全」ではなく「上限に近いほど余裕がある」と読むのが安全です。共テ得点率も同様に、必要な共通テストの得点水準を帯で示しています。
| 指標 | 意味 | この記事での使い方 |
|---|---|---|
| 偏差値帯 | 河合塾模試の相対的な難易度を示す幅 | 大学間の序列を比較する物差し |
| 共テ得点率 | 共通テストで必要とされる得点率の目安 | 模試の自己採点と照合する物差し |
| 実質倍率 | 受験者数に対する合格者数の割合 | 同じ偏差値帯でも競争の厚みを比較する物差し |
📚 用語解説
偏差値:ある模試を受けた集団の中で、自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。本稿では大学受験パスナビ掲載・河合塾提供の第2回全統共通テスト模試ベースの数値を使用し、他の模試や年度の数値とは単純に比較しない。
📚 用語解説
共通テスト得点率(共テ得点率):大学入学共通テストで、その大学・学部に合格した受験者がおおむね取っている得点の割合。偏差値と並び、国公立薬学部では出願判断の重要な基準になる。パスナビ掲載データでは学部・方式ごとに帯で示される。














偏差値が同じ57.5でも、大学によって共テ得点率が違うのはなぜですか?














共通テストの科目数・配点比率が大学ごとに違うためです。例えば北海道大学薬学部の共テ得点率は75%〜81%、金沢大学薬学類は74%です。同じ偏差値帯でも共通テストの配点比率が高い大学ほど、共テ得点率の数値が敏感に動きます。偏差値だけでなく共テ得点率も必ずセットで確認してください。
偏差値帯の下限に届いていても、共テ得点率が示す得点水準に届いていなければ出願は安全ではありません。この記事の帯はあくまで目安で、最終判断は各大学の最新の募集要項と自分の模試結果で行ってください。
上位5校の偏差値と特徴【東京・京都・千葉・大阪・名古屋市立】
上位5校は東京大学(67.5・87%)、京都大学(65.0・83%)、千葉大学(62.5〜65.0・79%〜80%)、大阪大学(62.5・80%)、名古屋市立大学(60.0〜62.5・78%〜80%)です。東京大学と京都大学は理科三類・医学部と並ぶ進学選択・学部入試の枠組みのため、薬学部単体の倍率データは大学から個別発表されておらず、本稿では偏差値・共テ得点率のみを扱います。
| 大学 | 偏差値帯 | 共テ得点率 | 実質倍率(2026年度) |
|---|---|---|---|
| 東京大学 | 67.5 | 87% | – |
| 京都大学 | 65.0 | 83% | – |
| 千葉大学 | 62.5〜65.0 | 79%〜80% | 5.0倍 |
| 大阪大学 | 62.5 | 80% | 1.8倍 |
| 名古屋市立大学 | 60.0〜62.5 | 78%〜80% | 4.8倍 |
倍率が判明している千葉大学・大阪大学・名古屋市立大学だけを見ても、偏差値と倍率は必ずしも比例しません。大阪大学は偏差値62.5で実質倍率1.8倍と上位5校で最も低く、名古屋市立大学は偏差値60.0〜62.5で実質倍率4.8倍と大阪大学の2倍以上です。偏差値が近くても、募集人員と志願者数の関係で倍率は大きく変わります。
- 東京大: 得点率87%














大阪大学は偏差値62.5もあるのに、倍率が1.8倍しかないのはなぜですか?狙い目ということでしょうか?














志願者数140人に対して合格者69人と、募集人員に対して志願者があまり集まっていない年度だったことが主な要因です。ただし倍率は年度で変動するため、「今年も同じ」とは限りません。偏差値62.5相当の答案力が前提であることは変わらないので、倍率の低さだけを理由に安易な滑り止め扱いをしないでください。
千葉大学・大阪大学・名古屋市立大学はいずれも共テ得点率78%〜80%が目安です。東京大学87%・京都大学83%はさらに一段上の水準になります。
中位5校の偏差値と特徴【北海道・東北・九州・徳島・金沢】
中位5校は北海道大学(57.5〜62.5・75%〜81%)、東北大学(60.0・78%)、九州大学(57.5〜60.0・77%〜82%)、徳島大学(55.0〜60.0・75%〜78%)、金沢大学薬学類(57.5・74%)です。上位5校との差は偏差値でおよそ2.5〜5.0ポイントですが、共テ得点率で見ると北海道大学の上限81%のように上位5校に匹敵する数値の大学も含まれます。
| 大学 | 偏差値帯 | 共テ得点率 | 実質倍率(2026年度) |
|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 57.5〜62.5 | 75%〜81% | 3.0倍 |
| 東北大学 | 60.0 | 78% | 2.1倍 |
| 九州大学 | 57.5〜60.0 | 77%〜82% | 1.6倍 |
| 徳島大学 | 55.0〜60.0 | 75%〜78% | 3.0倍 |
| 金沢大学(薬学類) | 57.5 | 74% | 2.4倍 |
倍率で見ると、九州大学1.6倍・東北大学2.1倍・金沢大学(学域全体)2.4倍・北海道大学3.0倍・徳島大学3.0倍の順に高くなります。九州大学は偏差値57.5〜60.0と中位5校の中では標準的な帯にもかかわらず、志願176人・受験136人・合格85人と倍率が最も低く、偏差値の割に合格者数の絶対数が多い大学です。














北海道大学は共テ得点率が75%〜81%とかなり幅がありますね。どう解釈すればいいですか?














学科・方式によって求められる得点率が違うためです。北海道大学薬学部は総合入試を経由する仕組みがあり、方式によって偏差値57.5〜62.5・得点率75%〜81%と幅が生まれます。志望する方式が帯のどの位置にあるかは、必ず最新の募集要項で確認してください。
📚 用語解説
総合入試(北海道大学の例):入学後に学部・学科を選択する制度で、入試段階では「文系」「理系」のような大きな枠組みで募集する。北海道大学薬学部を志望する場合も、総合入試の枠組みと学部別入試の枠組みで偏差値・得点率の帯が変わる点に注意する。
下位5校でも侮れない理由【静岡県立・岡山・長崎・熊本・富山】
下位5校は静岡県立大学(55.0〜57.5・73%〜77%)、岡山大学(55.0〜57.5・73%〜76%)、長崎大学(52.5〜55.0・66%〜73%)、熊本大学(50.0〜55.0・67%〜73%)、富山大学(50.0〜52.5・72%〜79%)です。偏差値だけを見ると15校の中では控えめですが、倍率を見ると静岡県立大学が15校中最高の5.4倍で、「下位=入りやすい」とは言えません。
| 大学 | 偏差値帯 | 共テ得点率 | 実質倍率(2026年度) |
|---|---|---|---|
| 静岡県立大学 | 55.0〜57.5 | 73%〜77% | 5.4倍 |
| 岡山大学 | 55.0〜57.5 | 73%〜76% | 2.0倍 |
| 長崎大学 | 52.5〜55.0 | 66%〜73% | 2.1倍 |
| 熊本大学 | 50.0〜55.0 | 67%〜73% | 3.8倍 |
| 富山大学 | 50.0〜52.5 | 72%〜79% | 3.4倍 |
静岡県立大学は志願1117人・受験674人・合格125人で実質倍率5.4倍。同じ帯にいる岡山大学は志願169人・受験143人・合格70人で実質倍率2.0倍にとどまり、偏差値がほぼ同じでも母集団の規模が全く違うことが分かります。偏差値帯だけで「同じ難易度」と判断せず、志願者数と倍率まで確認する必要があります。














静岡県立大学は偏差値が上位5校より低いのに、倍率は15校で一番高いのですね。なぜそんなに人気なのでしょうか?














公立の薬科大学単科の伝統があり、学費面や立地の理由で広い地域から志願が集まりやすいことが要因と考えられます。理由の断定はできませんが、事実として志願1117人・受験674人・合格125人という規模は15校の中でも際立って大きく、偏差値だけを見て「入りやすそう」と判断するのは危険です。
実質倍率で見る国公立薬学部の難易度【13校】
偏差値・共テ得点率が判明していても、倍率が分からなければ「何人に1人が合格するか」は見えません。ここでは2026年度一般選抜の公式入試結果が判明している13校(東京大学・京都大学を除く)の実質倍率を、志願者数・受験者数・合格者数とあわせて並べます。
| 大学 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 千葉大学 | 583人 | 441人 | 89人 | 5.0倍 |
| 大阪大学 | 140人 | 121人 | 69人 | 1.8倍 |
| 名古屋市立大学 | 1,093人 | 683人 | 143人 | 4.8倍 |
| 北海道大学 | 263人 | 96人 | 32人 | 3.0倍 |
| 東北大学 | 148人 | 121人 | 58人 | 2.1倍 |
| 九州大学 | 176人 | 136人 | 85人 | 1.6倍 |
| 徳島大学 | 588人 | 260人 | 88人 | 3.0倍 |
| 金沢大学(薬学類) | 966人 | 809人 | 337人 | 2.4倍 |
| 静岡県立大学 | 1,117人 | 674人 | 125人 | 5.4倍 |
| 岡山大学 | 169人 | 143人 | 70人 | 2.0倍 |
| 長崎大学 | 200人 | 176人 | 82人 | 2.1倍 |
| 熊本大学 | 305人 | 267人 | 71人 | 3.8倍 |
| 富山大学 | 410人 | 287人 | 84人 | 3.4倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。本稿では各大学が公式発表した2026年度一般選抜の入試結果を使用する。
実質倍率が最も高いのは静岡県立大学5.4倍、次いで千葉大学5.0倍、名古屋市立大学4.8倍。最も低いのは九州大学1.6倍、次いで大阪大学1.8倍です。偏差値が最上位クラスの大学ほど倍率が低くなる傾向があり、これは共通テストの得点率で早い段階から受験生が絞り込まれ、出願段階での合格可能性を見極めやすくなっているためと考えられます。














倍率が低い九州大学や大阪大学を「狙い目」として選ぶのはありですか?














倍率の低さだけで選ぶのはおすすめしません。九州大学は偏差値57.5〜60.0・得点率77%〜82%、大阪大学は偏差値62.5・得点率80%と、どちらも高い学力水準が前提です。倍率は「その学力水準に届いた人の中での競争」を示す数字であり、学力が届く前提を飛ばして倍率だけを根拠に出願校を決めてはいけません。
共テ得点率をどう学習計画に落とすか
この記事の共テ得点率は66%(長崎大学下限)から87%(東京大学)まで幅があります。重要なのは、志望校の得点率をゴールとして固定し、そこへ至る過程を模試のたびに数値で確認することです。得点率は偏差値と違って母集団の影響を受けにくく、共通テスト本番の得点率を直接予測しやすい指標です。
| 段階 | 確認すること | 行動 |
|---|---|---|
| 高3春〜夏 | 模試の共テ得点率が志望校の下限に届いているか | 苦手科目の得点率を優先的に底上げする |
| 秋 | 得点率の伸びが月ごとに続いているか | 同じ模試シリーズで前回との差を記録する |
| 共通テスト直前期 | 志望校の得点率上限に近づけているか | 得点源科目でさらに得点率を積み増す |
| 共通テスト後 | 自己採点の得点率がどの帯に入るか | この記事の一覧表と照合して出願校を最終決定する |














偏差値と共テ得点率、どちらを優先して見ればいいですか?














共通テストが必須の国公立薬学部では、共テ得点率を主指標にすることをおすすめします。偏差値は模試の母集団によって変動しますが、共テ得点率は本番の得点そのものに近い指標だからです。この記事の表にある得点率の下限を当面のゴールに設定し、模試のたびに距離を測ってください。
総合の得点率だけでなく、化学・数学・英語など科目別の得点率を残すと、どの科目が志望校の帯に届いていないかが具体的に分かります。
国公立薬学部と私立薬学部の違い
国公立薬学部15校は、いずれも薬剤師国家試験の受験資格を得るための6年制課程です。この点は私立薬学部と共通していますが、入試制度と学費の仕組みが異なります。国公立は原則として大学入学共通テストを課したうえで個別試験を実施するのに対し、私立の多くは大学独自の一般選抜が中心で、共通テスト利用は選択制のことが多い点が違います。
| 項目 | 国公立薬学部 | 私立薬学部 |
|---|---|---|
| 修業年限 | 6年制(薬剤師国家試験受験資格に対応) | 同じく6年制 |
| 入試の中心 | 大学入学共通テスト+個別試験 | 大学独自の一般選抜が中心(共テ利用は選択制のことが多い) |
| 学費の仕組み | 国立大学の標準額に基づき設定される | 大学ごとに大きく異なる |
| 募集規模の一例 | 本稿13校で合格者69人〜337人(大学公式発表) | 大学ごとの募集要項で個別に確認が必要 |














私立薬学部の共テ利用を併願すれば、国公立対策と両立しやすいのでしょうか?














共通テストの得点率を上げる勉強は、国公立志望にも私立の共テ利用にも共通して効きます。ただし私立の個別試験科目は大学ごとに大きく異なるため、併願を検討する場合は、国公立対策の共通テスト勉強を軸にしつつ、私立ごとの個別試験科目を早めに確認しておくことが重要です。
📚 用語解説
薬学部の6年制課程:薬剤師国家試験の受験資格を得るための課程で、国公立・私立を問わず薬学部(薬学科・薬学類)は6年制に統一されている。4年制の学科(創薬科学系など)は薬剤師国家試験の受験資格を得られない点が異なる。
国公立薬学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。国公立薬学部15校は、下位の富山大学・熊本大学でも共テ得点率67%〜79%が必要で、上位の東京大学・京都大学は83%〜87%という水準です。さらに静岡県立大学5.4倍・千葉大学5.0倍のように、偏差値が中位でも高倍率の大学があります。必要なのは情報を集めることではなく、共通テストの得点率を毎日の学習量に変え、実行を継続する仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、得点率の底上げが計画倒れになりやすい
独学でも共通テストの過去問・予想問題は入手できます。しかし、共テ得点率66%〜87%という15校それぞれの目標に対して、今の自分がどの科目で何点足りないかを毎週数値で確認し、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、科目別の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に共通テストの得点率がどれだけ上がったかまで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、志望する国公立薬学部の得点率目標と、自分の科目別の失点を結ぶ個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、東京大学87%を目指す受験生と富山大学72%〜79%を目指す受験生へ、同じ密度で対応することは困難です。静岡県立大学5.4倍という高倍率の中で、自分の答案だけに残る弱点を埋めるには平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの得点率を毎日どう積み上げたかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、得点率は志望校の帯に届かないまま止まります。














教材の種類より、得点率の目標と日々の行動を結ぶ仕組みを選ぶことが重要なのですね。














その通りです。国公立薬学部15校の偏差値・得点率はこの記事で分かります。差がつくのは、その数字を今日の問題数と復習へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、国公立薬学部を本気で狙うなら、偏差値・得点率の情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、国公立薬学部15校それぞれの偏差値・共テ得点率と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を薬学部対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、国公立薬学部向けには何が変わるのでしょうか?














志望校の共テ得点率(例えば北海道大学75%〜81%、九州大学77%〜82%など)をゴールに設定し、今の答案から科目別の優先順位を決めます。そして「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと模試の得点率で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、志望校の得点率と自分の失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
国公立薬学部15校それぞれの共テ得点率目標(66%〜87%)に対して、今日やるべき問題数と復習範囲を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、得点率を上げる演習に時間を使います。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ薬学部志望でも、化学が課題の人と数学が課題の人では行動が違います。志望校の得点率目標と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの得点率は一度上げれば終わりではありません。日々の演習と毎週の確認テストで、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正し、得点率の停滞を防ぎます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
国公立薬学部で求められる理科・数学・英語の得点力を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、国公立薬学部15校の共通テスト対策と個別試験対策を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、国公立薬学部のどの大学を考えているか、共テ得点率がどの科目で目標に届いていないかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、志望する国公立薬学部の得点率目標と、どの科目から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
国公立薬学部の志望校選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|国公立薬学部は偏差値・得点率・倍率をセットで見る
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 全15校の序列 | 偏差値上限順で東京大学67.5→京都大学65.0→千葉大学62.5〜65.0…富山大学50.0〜52.5 |
| 共テ得点率 | 15校で66%〜87%の幅。共通テストが必須の指標として重視する |
| 実質倍率 | 静岡県立大学5.4倍が最高、九州大学1.6倍が最低(東京・京都は倍率データ未整備) |
| 偏差値と倍率の関係 | 必ずしも比例しない。名古屋市立大学(4.8倍)は大阪大学(1.8倍)より偏差値が近いのに高倍率 |
| 最初の行動 | この記事の一覧表と自分の模試の得点率を照合し、候補を3〜5校に絞る |














「オススメの1校」を探すより、15校の一覧と自分の得点率を見比べた方が、次にすることが明確になりますね。














それがこの記事の結論です。国公立薬学部15校は偏差値50.0〜67.5、共テ得点率66%〜87%という幅の中にあり、倍率は1.6倍〜5.4倍とばらつきます。「一番オススメ」を探すより、この一覧表と自分の得点率を照合し、候補を絞ってから倍率と過去問で最終判断することが、再現性のある進め方です。
国公立薬学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や古い倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。偏差値・共テ得点率は大学受験パスナビの最新データ、倍率は各大学公式の入試結果ページで確認し、自分の模試の得点率と照合します。そのうえで、毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 15校の一覧 | 全15校・偏差値順の一覧表 |
| 偏差値・得点率の読み方 | 偏差値・共通テスト得点率の読み方 |
| 倍率 | 実質倍率で見る難易度 |
| 私立との違い | 国公立薬学部と私立薬学部の違い |
Q. 国公立で薬学部(薬学類)がある大学は何校ですか?
A. 本稿で扱う国公立薬学部は15校です。偏差値上限が高い順に、東京大学・京都大学・千葉大学・大阪大学・名古屋市立大学・北海道大学・東北大学・九州大学・徳島大学・金沢大学(薬学類)・静岡県立大学・岡山大学・長崎大学・熊本大学・富山大学です。
Q. 国公立薬学部で一番偏差値が高いのはどこですか?
A. 大学受験パスナビ掲載の河合塾データ(更新日2026-09-09)では、東京大学の偏差値67.5・共テ得点率87%が最も高い数値です。次いで京都大学65.0・83%、千葉大学62.5〜65.0・79%〜80%が続きます。
Q. 国公立薬学部の倍率が一番高いのはどこですか?
A. 公式入試結果が判明している13校(東京大学・京都大学を除く)の中では、静岡県立大学が志願1117人・受験674人・合格125人で実質倍率5.4倍と最も高く、次いで千葉大学5.0倍、名古屋市立大学4.8倍です。
Q. 偏差値が低い大学の方が入りやすいですか?
A. 一概には言えません。静岡県立大学は偏差値55.0〜57.5と15校の中では中位ですが、実質倍率は15校で最も高い5.4倍です。偏差値だけでなく倍率・志願者数もあわせて確認してください。
Q. 金沢大学の薬学部の数値はなぜ「医薬保健学域」なのですか?
A. 金沢大学は薬学部という学部名ではなく、医学・薬学・保健学をまとめた「医薬保健学域」の中に薬学類を置いています。本稿の偏差値57.5・得点率74%は学域内の薬学類の値、倍率2.4倍は学域全体の値(薬学類単独の公式データが無いため)です。
Q. 国公立薬学部と私立薬学部はどちらを目指すべきですか?
A. どちらも薬剤師国家試験の受験資格が得られる6年制課程です。国公立は大学入学共通テストが必須で、私立の多くは大学独自の一般選抜が中心という制度の違いがあります。学力の到達度と学びたい大学の特色を踏まえて判断してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





