国立大学と公立大学の3つの違いを解説|入試制度や学費の違いなど紹介します!

始めに:国立大学と公立大学の3つの違いを解説

菅澤

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オニ坊

鬼管理専門塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
国立大学と公立大学の3つの違いを解説|入試制度や学費の違いなど紹介します!
というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

国立大学と公立大学の違い3選

国立大学と公立大学の違い①
運営母体

菅澤

大学の背後にある運営組織は、その性質に応じて異なります。これにより、資金の調達方法にも違いが見られます。

国立大学は国の支援を受け、公立大学は地方自治体が支援する形態をとっています。これは、国立大学が国の予算、すなわち国税を基に運営されるのに対し、公立大学は地方自治体の予算、即ち地方税によって賄われることを意味します。

オニ坊

この運営体制の違いは、大学の財政構造に直接影響を及ぼします。国立大学の場合、国の財政政策や予算配分の影響を受けやすく、公立大学はその運営が地方自治体の財政状況に左右されることになります。

それぞれの大学は、入学金や学費、さらには寄付金といった他の収入源にも依存していますが、その基盤となる資金源が異なるため、大学運営の安定性や資金調達の戦略も異なってきます。

菅澤

たとえば、国立大学は国からの直接的な支援を受けることで、研究開発や学術活動において一定の安定性を保つことができます。

一方で、公立大学は地方自治体の予算に依存しているため、地方経済の変動により資金調達が不安定になるリスクを抱えています。これらの違いは、大学が提供する教育の質や研究活動の範囲にも影響を及ぼす可能性があります。

大学の運営母体の違いは、その資金調達方法だけでなく、大学の財政安定性や教育および研究の質にも重要な影響を与えます。国立と公立の大学は、それぞれが異なる支援体制の下で運営されており、この体制は大学の将来の発展において基礎的な役割を果たしているのです。

国立大学と公立大学の違い②
入試制度

菅澤

国立大学と公立大学の間で、入試システムには顕著な差異が存在します。具体的には、国立大学への入学を希望する場合、一般的に大学入学共通テストが要求され、その際には5教科7科目の受験が基本となります。

これに対して、公立大学においては、入試に必要な科目数に一貫性がなく、大学によって異なる要件が設けられています。これは、特定の公立大学では、たとえば3教科だけで受験が可能となっている場合があるということを意味します。

オニ坊

この違いは、受験生が入学試験の計画を立てる上で重要な影響を及ぼします。

例えば、東京都立大学や京都府立大学のような公立大学では、3教科のみで受験することが可能です。このような制度は、特に私立大学との併願を検討している受験生にとって大きな利点となります。

菅澤

私立大学の多くは入試科目が限られていることが多く、そのため、公立大学で3教科のみの受験が可能な場合、受験生は私立大学受験の準備として学んだ科目をそのまま公立大学受験にも活用できるため、効率的な受験戦略を立てることができます。

このシステムの差異は、受験生にとって選択肢の幅を広げ、自分の強みを活かした入試戦略を立てやすくすることを可能にします。

国立大学の大学入学共通テストに比べて、公立大学の入試制度は柔軟性が高く、特定の科目に強い受験生がその能力を生かしやすい環境を提供しています。このことは、受験生が自身の学力や得意分野に基づいて最適な受験先を選択する上で、重要な指標となるのです。

国立大学と公立大学の違い③
域住民に対しての学費割引制度

菅澤

一部の公立大学では、地域住民に対して学費の割引制度を提供しています。

これは、その大学が位置する都道府県や市町村の地方自治体によって運営され、地方税の一部が教育費用に充てられているためです。地域に貢献している住民への恩恵として、地域に長く住む家庭の子どもが進学する際には学費の割引が適用されることがあります。

オニ坊

この割引制度は、特定の自治体に住む学生に対し、教育へのアクセスを容易にすることを目的としています。

たとえば、大阪公立大学の学生の授業料が「完全無償化」されます。 2024年度から段階的に開始し2026年度の入学者からは4年間完全に無償となる方針となっています。
これにより大阪市内に居住する学生が経済的な負担を軽減できるようになっています。このような割引制度は、教育機会の平等を促進し、学生およびその家族にとって大きなメリットとなります。

菅澤

興味がある学生や保護者は、自分が居住する地域の公立大学がこのような住民割引を提供しているかどうかを、大学の公式ウェブサイトなどで確認することが推奨されます。

この情報を事前に知っておくことで、進学に際しての計画をより具体的に立てることが可能になり、経済的な負担を考慮した上で最適な選択をすることができます。

公立大学における住民割引制度は、地域住民に対する教育費用のサポートとして非常に有効であり、進学を検討している学生やその家族にとって貴重な情報源となるでしょう。この制度の存在は、教育へのアクセスを改善し、経済的な負担を軽減することに寄与しています。

最後に:志望大学に合格をするには?

最後に:志望大学に合格をするには?
菅澤

ここまで国立大学と公立大学の違いについてを見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

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