
滋賀大学の総合型選抜を調べると、経済学部は資格がいるらしい、データサイエンス学部はオンライン講座を受けるらしい、共通テストが必要な方式もあるらしい、と情報がバラバラに出てきて、自分がどの制度に出願できるのか整理できません。











滋賀大学の総合型選抜は、経済学部の1制度とデータサイエンス学部の2制度、合計3制度しかない。しかも教育学部は総合型選抜そのものを実施していない。この記事では令和9年度(2027年度)公式要項を基準に、対象学部、募集人員、出願資格、選考内容、日程を同じ軸で比べる。最後に、出願書類の作り方と面接・口頭試問の準備順、一般選抜との並行計画も示すよ。
滋賀大学の総合型選抜対策で最初にすべきことは、志望理由書を書き始めることではありません。まず、志望学部が令和9年度にどの制度を実施しているか、自分がその出願資格をすべて満たせるかを確認します。経済学部の総合型選抜は大学入学共通テストを課さず、国際バカロレアや全商検定、日商簿記1級などの資格・検定を入口にします。データサイエンス学部には、オンライン講座の受講が必須の総合型選抜Ⅰと、共通テストの得点で最終合格が決まる総合型選抜Ⅱがあり、評価の仕組みがまったく違います。
この記事は、滋賀大学の入試情報サイトで公開されている令和9年度(2027年度)要項を一次情報として、受験生が判断しやすい順序へ再構成しています。滋賀大学の一般選抜を含む学部別の入試科目・倍率は滋賀大学経済学部に受かるには?A・B方式と2026年度倍率2.8倍を公式情報で解説と滋賀大学データサイエンス学部の倍率・配点も参考にし、総合型選抜だけに学習を偏らせず、一般選抜との並行計画を作ってください。
総合型選抜の一覧ページは入口です。資格の合格年月、証明書の形式、共通テストの指定科目、入学確約の扱いは方式ごとに異なります。この記事の表だけで出願可否を決めず、志望方式の公式要項本文まで読み、不明点は締切直前ではなく大学の入学試験室へ早めに確認してください。
目次
- 滋賀大学の総合型選抜は経済学部とデータサイエンス学部だけ【結論】
- 令和9年度の対象学部・募集人員・出願資格を一覧比較
- 経済学部の総合型選抜|5つの資格ルートのどれを満たすか
- データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰ【オンライン講座受講型】|MOOC受講が必須
- データサイエンス学部の総合型選抜Ⅱ【実績評価型】|共通テスト610点がボーダー
- 総合型選抜ⅠとⅡ、どちらを選ぶべきか
- 出願書類対策|志望理由書・課題レポート・活動報告書を一貫させる
- 面接・口頭試問対策|知識・思考力・表現力を分けて準備する
- 出願スケジュールと一般選抜との並行計画
- 滋賀大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|公式要項から滋賀大学の総合型選抜対策を始める
- よくある質問
滋賀大学の総合型選抜は経済学部とデータサイエンス学部だけ【結論】
結論から言うと、滋賀大学は「総合型選抜」という一つの試験を全学部で実施しているわけではありません。滋賀大学の令和9年度総合型選抜学生募集要項を掲載しましたという告知ページと、学部別に要項をまとめた大学案内・学生募集要項を確認すると、令和9年度(2027年度)に総合型選抜を実施するのは、経済学部(総合経済学科・資格検定型)と、データサイエンス学部(総合型選抜Ⅰ【オンライン講座受講型】・総合型選抜Ⅱ【実績評価型】)の2学部・3制度だけです。滋賀大学は経済学部、データサイエンス学部、教育学部の3学部からなりますが、教育学部は総合型選抜を実施せず、学校推薦型選抜(地域枠・一般枠・特技枠)と社会人選抜のみを教育学部入試概要で公開しています。
| 学部 | 総合型選抜の実施 | 制度名 |
|---|---|---|
| 経済学部(総合経済学科) | 実施 | 総合型選抜(資格検定型) |
| データサイエンス学部 | 実施(2制度) | 総合型選抜Ⅰ【オンライン講座受講型】/総合型選抜Ⅱ【実績評価型】 |
| 教育学部 | 実施なし | 学校推薦型選抜(地域枠・一般枠・特技枠)/社会人選抜のみ |
「滋賀大学は総合型選抜がある」という情報だけで教育学部志望者が出願先を探すと、該当する制度が存在しないまま準備時間を失います。教育学部志望者は学校推薦型選抜(地域枠・一般枠・特技枠)と一般選抜の対策に絞り込み、経済学部・データサイエンス学部志望者だけが、この記事で扱う3制度から1つを選ぶことになります。











総合型選抜という言葉だけを見て、3学部どこでも出願できると思っていました。教育学部は学校推薦型選抜だけなんですね。学校推薦型選抜と総合型選抜は同じ制度ではないんでしょうか。











別の制度だよ。学校推薦型選抜は高校長の推薦を前提にした選抜、総合型選抜は本人の資格・実績・意志を大学が個別に評価する選抜だ。滋賀大学教育学部の地域枠・一般枠・特技枠はすべて学校推薦型選抜で、総合型選抜の枠組みではない。制度名を混同すると、必要な書類や評価基準を取り違えるので注意しよう。
📚 用語解説
総合型選抜:学力試験の得点だけでなく、志望理由書・活動実績・資格・面接・小論文などを組み合わせて大学が総合的に評価する入試区分です。以前のAO入試に近い制度ですが、大学・学部ごとに評価資料と選考方法が大きく異なります。
令和9年度の対象学部・募集人員・出願資格を一覧比較
募集人員を見ると、滋賀大学の総合型選抜は制度ごとに規模が大きく異なります。経済学部の総合型選抜は総合経済学科30名、データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰは一般枠20名・女子枠20名の合計40名、総合型選抜Ⅱは若干名です。募集人員は合格を保証する数字ではなく、どの制度で競うかを確認するために使います。
| 制度 | 入口条件の中心 | 共通テストの扱い |
|---|---|---|
| 経済学部 総合型選抜 | IB/全商検定/日商簿記1級/税理士試験/全経簿記上級のいずれか | 課さない |
| DS学部 総合型選抜Ⅰ | オンライン講座(MOOC)の受講必須+志望理由書・課題レポート | 課さない |
| DS学部 総合型選抜Ⅱ | 実績報告レポート・取得資格による評価 | 指定科目を受験し最終選考で使用 |
入口条件だけを見ると「資格があれば経済学部」「オンライン講座を受ければデータサイエンス学部Ⅰ」のように単純化したくなりますが、選考方法や共通テストの扱いはまったく別物です。経済学部とデータサイエンス学部Ⅰは共通テストを課さない一方、データサイエンス学部Ⅱは最終合格の判定に共通テスト指定科目の得点を使います。「総合型選抜だから共通テストは不要」と思い込むと、Ⅱを選んだ受験生が対策を誤ります。











データサイエンス学部だけでも、共通テストが要らないⅠと、共通テストの得点で最終合格が決まるⅡがあるんですね。同じ学部の総合型選抜でも中身が全然違うことが分かりました。











そのとおり。募集人員の大小だけで方式を選ばず、①出願資格を満たすか、②共通テストの負担を受け入れられるか、③当日評価される資料を用意できるか、の順に判定しよう。次の章から制度ごとに詳しく見ていく。
📚 用語解説
全国商業高等学校協会主催検定試験(全商検定):公益財団法人全国商業高等学校協会が実施する商業系の検定試験群(簿記実務検定・電卓実務検定・情報処理検定・英語検定など)です。滋賀大学経済学部の総合型選抜では、このうち英語検定試験1級を含めて7種目以上の合格が資格要件の一つになっています。実用英語技能検定(英検)とは別の検定です。
経済学部の総合型選抜|5つの資格ルートのどれを満たすか
経済学部(総合経済学科・30名)の総合型選抜は、①高等学校卒業(見込み)等の学歴要件、②次の5つの検定試験ルートのいずれかに合格していること、③合格した場合に入学することを確約できること、のすべてに該当する必要があります。経済学部 総合型選抜の出願資格は、国際バカロレア(IB)のフルディプロマでスコア32点以上(見込み含む)、全国商業高等学校協会主催の検定試験のうち「英語検定試験1級」を含めて7種目以上合格、日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格、税理士試験の会計学科目「簿記論」「財務諸表論」のいずれかに合格、全国経理教育協会主催簿記能力検定試験上級合格、の5ルートで規定されています。
| ルート | 合格基準 | 注意点 |
|---|---|---|
| 国際バカロレア | フルディプロマでIBスコア32点以上(予測スコアの見込み者も可) | 最終スコア確定時期を要項の脚注で確認 |
| 全商検定 | 英語検定試験1級を含め7種目以上に合格 | 実用英検(英検)ではなく全商英語検定である点に注意 |
| 日商簿記 | 日本商工会議所簿記検定試験1級に合格 | 出願締切までの合格証明が必要 |
| 税理士試験 | 会計学科目「簿記論」「財務諸表論」のいずれかに合格 | 税法科目や他の会計科目では代替不可 |
| 全経簿記 | 全国経理教育協会主催簿記能力検定試験上級に合格 | 同協会の他検定(上級以外)では対象外 |
選考方法も一般的な「志望理由書+面接」だけではありません。経済学部の総合型選抜は大学入学共通テストを課さず、調査書、志望理由書、活動報告書、個人面接によって総合的に評価します。令和9年度の出願期間は令和8年9月24日から29日、試験日は令和8年10月10日、合格発表は令和8年11月2日です。共通テストの得点で挽回できない分、資格取得と面接での説明力の完成度が合否に直結します。
5ルートのうち複数を満たす受験生もいますが、出願時にはいずれか1ルートの資格証明を提出すれば足ります。重要なのは、資格を取得した事実だけでなく、その学習過程が総合経済学科での学びにどうつながるかを志望理由書・活動報告書・面接で一貫して説明できることです。「簿記1級に合格した」という事実の報告で終わらせず、会計・経済のどの分野をさらに学びたいかまで言語化してください。











全商検定の英語検定試験1級は、英検1級と同じものだと思っていました。別の検定なんですね。IBや税理士試験の科目合格まで対象になっているのは意外でした。











検定の名前を混同すると出願資格の判定を誤るので気をつけよう。5ルートは難易度も準備期間も違う。高2のうちにどのルートを狙うか決め、資格試験の実施回数と合格発表日を締切から逆算して、複数回受験できる余裕を持たせることが大切だ。
📚 用語解説
活動報告書:総合型選抜で提出する、高校在学中の学習・活動の実績をまとめた書類です。資格取得の経緯だけでなく、取り組みの過程で得た気づきや、志望学部での学びとの関連を書くことが求められます。
全商検定・日商簿記・全経簿記・税理士試験はいずれも実施団体が別々で、合格証明書の発行に日数がかかる場合があります。出願締切の令和8年9月24日から逆算し、直前の実施回に頼らず、余裕を持った回で合格しておいてください。
データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰ【オンライン講座受講型】|MOOC受講が必須
データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰ【オンライン講座受講型】は、一般枠20名・女子枠20名の合計40名を募集する、データサイエンス学部の総合型選抜の中で最も募集人員が多い制度です。出願資格は、令和7年4月1日から令和9年3月31日までに高等学校等を卒業(見込み含む)した者であること、データサイエンスを学ぶ強い意志と幅広い基礎学力を持つこと、合格した場合に入学を確約できることの3点です。
- 令和8年6/19〜9/25 MOOC講座を受講: 「高校生のためのデータサイエンス入門」(gacco・無料)
| 選考段階 | 評価資料 | 内容 |
|---|---|---|
| 第1次選考 | 調査書・志望理由書・課題レポート+論述問題 | データ・図表を含む資料読解の論述問題を含めて総合評価 |
| 第2次選考 | 個人面接(対面またはオンライン) | MOOC講座「高校生のためのデータサイエンス入門」の内容に関する口頭試問を含む |
| 最終合格発表 | 第1次・第2次の結果 | 共通テストは使用しない |
総合型選抜Ⅰの最大の特徴は、MOOC(大規模公開オンライン講座)の受講が出願前提として組み込まれていることです。令和8年6月19日から9月25日まで、gaccoプラットフォームで「高校生のためのデータサイエンス入門」を登録・受講(無料)し、その内容が第2次選考の口頭試問で問われます。受講したという事実だけでなく、講座で扱われた統計・データ分析の考え方を自分の言葉で説明できる状態まで理解を深める必要があります。
課題レポートと資料読解の論述問題は、数学の得点力だけでなく、データや図表から読み取れることを文章で説明する力を評価します。日頃から統計データや新聞記事のグラフを見て、「何が読み取れるか」「その解釈の根拠は何か」を書き出す練習を、MOOC受講の期間と並行して積み重ねてください。











総合型選抜Ⅰは出願する前にオンライン講座を受けないといけないんですね。受講しただけで終わらせず、内容を説明できるようにしておく必要があると分かりました。











そのとおり。6月から9月という受講期間は長いようで、高3の夏は他の準備とも重なる。講座を視聴したらその週のうちに要点・具体例・自分の疑問をノートに整理し、9月の出願前に見返せる形にしておこう。課題レポートの論述練習も同じ週に組み込むと効率がいい。
📚 用語解説
MOOC講座:Massive Open Online Course(大規模公開オンライン講座)の略で、誰でもインターネット上で無料または低価格で受講できる講座です。滋賀大学データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰでは、日本の大学講座配信プラットフォーム「gacco」で提供される専用講座の受講が出願前提になっています。
データサイエンス学部の総合型選抜Ⅱ【実績評価型】|共通テスト610点がボーダー
データサイエンス学部の総合型選抜Ⅱ【実績評価型】は若干名の募集で、総合型選抜Ⅰとは評価の重心が異なります。出願資格は卒業(見込み)要件に加え、本学部の教育目標に合致する勉強意欲と幅広い基礎学力、データサイエンスを学ぶ強い意志を持つこと、大学入学共通テストの指定教科・科目を受験すること、合格した場合に入学を確約できることです。
| 選考段階 | 評価資料 | 日程 |
|---|---|---|
| 第1次選考 | 調査書・志望理由書・実績報告レポート・取得資格 | 9/1〜9/7出願、10/2に第1次合格発表 |
| 第2次選考 | 実績報告レポートに関する口頭試問を含む個人面接(第1次結果と合算) | 10/10実施、10/2〜10発表 |
| 最終選考 | 大学入学共通テスト指定科目の得点 | 1,000点満点中610点以上で最終合格(発表は令和9年2月10日) |
総合型選抜Ⅱは、第1次・第2次で実績報告レポートと面接を通過しても、共通テストで610点に届かなければ最終合格できません。「総合型選抜だから学力試験と無縁」という思い込みは、この制度には当てはまりません。実績報告レポートで示すデータサイエンス分野への取り組みと、共通テスト指定科目の得点力の両方を、令和8年9月の出願から令和9年1月の共通テストまで並行して仕上げる必要があります。
実績報告レポートは、統計・情報分野の大会実績、研究発表、資格取得、自主的なデータ分析活動など、本人が主体的に取り組んだ実績を記述する書類です。実績の大きさだけでなく、取り組みの過程でどのような課題に直面し、どう解決したかという思考のプロセスを、面接での口頭試問に耐えられる精度で言語化しておく必要があります。











総合型選抜Ⅱは実績報告レポートが評価される一方で、最終的には共通テストの得点で合否が決まるんですね。実績づくりだけに時間を使うと、共通テスト対策が手薄になりそうです。











その通り。総合型選抜Ⅱを選ぶなら、実績報告レポートの完成と共通テスト指定科目の得点強化を同じ優先度で進める必要がある。9月の出願までに実績報告レポートの骨子を固め、10月以降は共通テスト対策の比重を上げる、というように時期で配分を変えるとよい。
📚 用語解説
実績報告レポート:総合型選抜Ⅱで提出する書類で、高校在学中に取り組んだデータサイエンス関連の活動・研究・資格取得などの実績とその過程を記述します。第2次選考ではこのレポートの内容について口頭試問が行われるため、記載した内容を自分の言葉で説明できる状態にしておく必要があります。
総合型選抜ⅠとⅡ、どちらを選ぶべきか
データサイエンス学部を志望する場合、総合型選抜Ⅰと総合型選抜Ⅱのどちらに出願するかは、共通テストへの対応力と、これまでの活動実績の性質によって判断が分かれます。総合型選抜Ⅰは共通テストを課さずMOOC講座の受講と論述力が中心、総合型選抜Ⅱは実績報告レポートに加えて共通テスト610点以上が最終合格の必須条件です。
- 一般選抜: 共通テスト+個別試験が中心
共通テストの得点に自信があり、なおかつデータサイエンス関連の実績報告レポートを具体的に書ける受験生は総合型選抜Ⅱが選択肢になります。一方、共通テストでの得点を確約できない、あるいは大きな実績はないがデータサイエンスへの学習意欲と論述力で勝負したい受験生は、MOOC受講を前提とする総合型選抜Ⅰの方が出願資格の面で現実的です。どちらも「募集人員の大小」ではなく「自分の強みがどちらの評価軸に合うか」で選んでください。











共通テストに自信がなければⅠ、実績と共通テストの両方をそろえられるならⅡ、という選び方になるんですね。募集人員が多いⅠの方が有利だと単純に考えていました。











募集人員の多さは出願のしやすさであって、合格しやすさとは別だ。ⅠはMOOC講座の理解度と論述力、Ⅱは実績レポートと共通テストの得点力という、まったく違う評価軸で選考される。自分の得意分野がどちらの軸に強く当てはまるかを、高3の夏までに一度整理しておこう。
出願書類対策|志望理由書・課題レポート・活動報告書を一貫させる
経済学部の総合型選抜では志望理由書と活動報告書、データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰでは志望理由書と課題レポート、総合型選抜Ⅱでは志望理由書と実績報告レポートが中心の提出書類になります。制度ごとに書類名は違いますが、求められる構造は共通しています。事実(何をしたか)、根拠(なぜそう考えたか、どう向き合ったか)、接続(志望学部でどう学びを深めたいか)の3層を、同じ一貫した軸で書くことです。
書類作成でよくあるつまずきは、資格や活動の名称を並べるだけで終わることです。経済学部志望なら「日商簿記1級に合格した」で終わらせず、簿記の学習過程でどの会計処理に関心を持ち、それが総合経済学科のどの分野の学びにつながるかまで書きます。データサイエンス学部志望なら、MOOC講座や実績報告レポートで扱ったデータの内容、分析でつまずいた点、そこからの改善を具体的に記述してください。本人が経験していない内容を書くと、後の面接・口頭試問で矛盾が生じます。
書類の完成は出願直前ではなく、資格取得やMOOC受講と並行して進めます。特に経済学部の5ルートは検定の合格発表を待ってから書類を書き始めると時間が足りません。仮の合格を前提に活動報告書の骨子を先に作り、合格発表後に事実関係を確定させる順序が現実的です。書類の型は大学入試の志望理由書の書き方も参考にしつつ、代筆ではなく本人が事実に基づいて執筆してください。











資格の名前や活動の実績を並べるだけでは足りなくて、なぜその活動をしたか、学部でどう活かしたいかまで書く必要があるんですね。合格発表を待ってから書き始めると間に合わないことも分かりました。











事実・根拠・接続の3層を、経済学部なら簿記や検定の学習過程、データサイエンス学部ならMOOCや実績レポートの内容に当てはめて書こう。骨子を早めに作り、資格の合否が確定した時点で事実関係だけを差し替えれば、締切直前に慌てずに済む。
📚 用語解説
志望理由書:志望する学部・学科で学びたい理由、これまでの学習・活動の経験、大学入学後の学修計画などを記述する書類です。総合型選抜では、資格・活動の実績報告書や課題レポートと矛盾のない一貫した内容が求められます。
面接・口頭試問対策|知識・思考力・表現力を分けて準備する
経済学部の個人面接、データサイエンス学部Ⅰの口頭試問を含む個人面接、データサイエンス学部Ⅱの実績報告レポートに関する口頭試問を含む個人面接は、いずれも「志望動機を聞かれて答える」だけの面接ではありません。提出書類に書いた内容の裏付けを、その場で言葉にできるかを確認する試験です。
経済学部の面接では、志望理由書・活動報告書に書いた資格取得の過程と、総合経済学科での学修計画との一貫性が問われます。データサイエンス学部Ⅰの口頭試問では、MOOC講座「高校生のためのデータサイエンス入門」の内容について具体的な質問がされるため、講座で扱われた統計・分析手法の用語を自分の言葉で説明できる必要があります。データサイエンス学部Ⅱでは、実績報告レポートに記載したデータ分析や研究の内容について、根拠や別解釈の可能性まで踏み込んで聞かれます。
準備の順序は、①提出書類に書いた事実を声に出して再現できるか確認する、②「なぜそう考えたか」を問われた際の根拠を用意する、③想定外の質問に対して沈黙せず、分かる範囲で論理的に答える練習をする、の3段階です。暗記した想定問答を読み上げるのではなく、書類の内容について第三者から質問を受け、毎回少し違う角度で説明し直す練習を繰り返してください。











面接や口頭試問は、志望動機を丸暗記して答えるものだと思っていました。書類に書いた内容を、違う角度から聞かれても説明できるようにしておく必要があるんですね。











そのとおり。想定問答の暗記は、聞かれ方が変わった瞬間に崩れる。書類に書いた事実・根拠・接続の3層を、毎週誰かに質問してもらいながら、違う聞き方でも同じ結論にたどり着けるか確認しよう。データサイエンス学部志望者は、MOOCや実績レポートの数値・用語を正確に説明できるかも毎回チェックする。
出願スケジュールと一般選抜との並行計画
令和9年度(2027年度)入試の出願は、経済学部の総合型選抜が令和8年9月24日から29日、データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰ・Ⅱがいずれも令和8年9月1日から7日に始まります。データサイエンス学部Ⅰの受験生はそれより前の6月19日からMOOC講座の受講が始まっており、出願前の準備期間が他の2制度より長いのが特徴です。総合型選抜Ⅱの最終合格発表だけは共通テスト後の令和9年2月10日まで確定しません。
| 制度 | 出願期間(令和8年) | 合否確定時期 |
|---|---|---|
| 経済学部 総合型選抜 | 9月24日〜29日 | 11月2日(試験10月10日) |
| DS学部 総合型選抜Ⅰ | 9月1日〜7日 | 11月2日(共通テストなし) |
| DS学部 総合型選抜Ⅱ | 9月1日〜7日 | 令和9年2月10日(共通テスト後に最終確定) |
総合型選抜は制度全体と一般選抜との併願設計を総合型選抜・学校推薦型選抜完全ガイドでも確認できます。滋賀大学経済学部の一般選抜の科目・配点は滋賀大学経済学部に受かるには?A・B方式と2026年度倍率2.8倍を公式情報で解説、データサイエンス学部の一般選抜の倍率・配点は滋賀大学データサイエンス学部の倍率・配点を参考にし、総合型選抜が不合格になった場合や、そもそも出願しない場合の一般選抜対策も並行して進めてください。











総合型選抜Ⅱだけは、共通テストが終わる1月まで気を抜けないんですね。11月に合否が確定する制度と、2月まで確定しない制度で、その後の学習計画がかなり変わりそうです。











そのとおり。経済学部とデータサイエンス学部Ⅰの受験生は11月の合否確定後、結果に関わらず一般選抜対策に集中できる。データサイエンス学部Ⅱの受験生は、共通テストの得点力を落とさず、実績報告レポートの内容も面接で説明できる状態を1月まで維持する必要がある。制度によって計画の立て方が変わることを踏まえて、早めに一般選抜科目の学習時間を確保しておこう。
滋賀大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。志望理由書を一度添削してもらう、動画で面接の型を見る、週1回だけ面接練習をするといった「普通の対策」だけでは、滋賀大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。制度ごとに評価の仕組みが根本から違い、資格取得の逆算、MOOC受講の理解、共通テスト対策までを一貫して管理する必要があるからです。
この記事で確認したとおり、経済学部は国際バカロレア・全商検定・日商簿記1級・税理士試験・全経簿記のいずれかを取得したうえで面接に臨む必要があり、データサイエンス学部Ⅰは6月から9月までのMOOC受講と論述力、データサイエンス学部Ⅱは実績報告レポートに加えて共通テスト610点以上が最終合格の条件です。必要なのは単発の添削ではなく、資格取得・書類作成・共通テスト対策を毎日の行動へ変える仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは資格逆算とMOOC進捗の管理が抜けやすい
独学では要項や検定の対策本を読めますが、①の限界が残ります。経済学部の5ルートのどれを狙うか決めても、検定試験の実施日・合格発表日から出願締切を逆算し、書類作成と並行して進める作業には管理する人が必要です。データサイエンス学部Ⅰ志望者も、MOOC講座を視聴しただけで満足し、内容を説明できる状態まで深めないまま9月の出願を迎える危険があります。
映像授業・アプリでは資格・制度ごとの一日計画にならない
映像授業やアプリは検定対策や面接の一般知識を得るには便利ですが、①と②の限界に当たります。同じ動画を見ても、経済学部志望者に必要な検定学習、データサイエンス学部Ⅰ志望者に必要なMOOC理解と論述練習、データサイエンス学部Ⅱ志望者に必要な共通テスト対策は、それぞれ異なる行動量を必要とします。視聴完了を対策完了とみなすと、本人に不足している演習量が可視化されません。
集団授業の大手予備校では制度差に合わせにくい
集団授業は多数に共通する検定対策や共通テスト対策を扱えますが、②の限界が残ります。全員同じ進度では、簿記検定が未取得の生徒、MOOCの理解が浅い生徒、共通テストの得点が伸び悩む生徒へ別々の優先順位を付けられません。滋賀大学の制度ごとの評価軸を、本人の一日の行動へ落とす作業が不足します。
一般的な個別指導塾では週1回以外の修正が遅い
一般的な個別指導は本人に合わせられても、授業が週1回なら③の限界に当たります。検定の合格発表が来た、MOOCの理解に不安がある、共通テストの過去問の正答率が伸びないと分かっても、次の面談まで修正が止まります。9月の出願へ資格取得・書類作成・面接準備を同時進行する総合型選抜では、一週間の放置が大きな遅れになります。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①情報から行動への変換、②制度・本人ごとの計画、③毎日の修正頻度のどれかが残ります。だから、滋賀大学の志望制度を固定し、資格取得からMOOC受講、共通テスト対策までを1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
- 鬼管理専門塾: 毎日×個別計画
- 独学・映像授業: 自己管理中心
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
滋賀大学の志望制度に合わせ、「経済学部の検定を今月受験し合格証明を提出する」「MOOC講座を今週の第3回まで視聴し要点をまとめる」のように、資格取得・書類作成・共通テスト対策を一日の数値へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
経済学部の5ルートのどれを狙うか、データサイエンス学部ⅠかⅡかなど、本人の資格・実績・共通テストへの対応力に合わせて優先順位を変えた行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗と毎週の確認テストで、検定の理解度、MOOCの内容説明力、共通テスト対策の得点、書類の完成度を測ります。資格取得の遅れや書類の事実矛盾も放置せず、その場で修正指示を出します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、滋賀大学の制度ごとの条件と本人の状況を区別し、資格取得・出願・面接・共通テストの進捗を確認します。公開された講師満足度アンケートも指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験(学部特化含む)〜総合型選抜・推薦〜英語資格(英検/TOEIC/TOEFL/IELTS/TEAP)〜高校受験までの専門コースを組み合わせ、滋賀大学の資格要件や共通テスト対策にも対応します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
講座や演習中の疑問はLINEで質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の資格取得状況・MOOC受講の進み具合・志望制度を共有し、出願までに必要な準備量を確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、志望制度の令和9年度要項と現在の資格取得・MOOC受講・共通テスト対策の状況をもとに、最初の一週間で行う課題を相談できます。
滋賀大学の総合型選抜対策を無料説明会で相談できます
まとめ|公式要項から滋賀大学の総合型選抜対策を始める
| 志望制度 | 入口条件の中心 | 合否確定までの中心対策 |
|---|---|---|
| 経済学部 総合型選抜 | IB・全商検定・日商簿記1級・税理士試験・全経簿記のいずれか | 面接での説明力 |
| DS学部 総合型選抜Ⅰ | MOOC講座受講+幅広い基礎学力 | 論述問題・口頭試問 |
| DS学部 総合型選抜Ⅱ | 実績報告レポート+共通テスト指定科目受験 | 実績レポートの説明力+共通テスト得点 |
滋賀大学の総合型選抜は、大学名で一括りにできません。最短の準備は、競合記事の表から志望理由書を作ることではなく、令和9年度公式要項から志望制度を固定し、経済学部の5ルート、またはデータサイエンス学部のⅠ・Ⅱの出願資格を一行ずつ確認することです。その後、資格取得やMOOC受講を計画的に進め、本人による書類作成、制度固有の面接・口頭試問・共通テスト対策を並行してください。
評価されるのは、条件を満たしている事実と、志望学部で学ぶ目的と、当日その力を再現するアウトプットです。資格・実績・共通テストの得点のどれか一つが高くても、制度が求める残りの条件を代替することはできません。作業を日単位で数値化し、毎週の進捗・得点・面接の出来から計画を修正しながら、教育学部志望者を含めた一般選抜の学力も守ってください。
滋賀大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 滋賀大学は全学部で総合型選抜を実施していますか?
A. いいえ。令和9年度(2027年度)に総合型選抜を実施するのは経済学部とデータサイエンス学部だけです。教育学部は総合型選抜を実施せず、学校推薦型選抜(地域枠・一般枠・特技枠)と社会人選抜のみを実施します。教育学部志望者はこの記事の3制度の対象外です。
Q. 経済学部の総合型選抜に英検があれば出願できますか?
A. 実用英語技能検定(英検)単体は出願資格に含まれていません。経済学部の総合型選抜の資格要件は、国際バカロレア、全国商業高等学校協会主催の検定試験(英語検定試験1級を含め7種目以上)、日本商工会議所簿記検定1級、税理士試験の会計学科目合格、全国経理教育協会簿記能力検定上級のいずれかです。全商検定内の「英語検定試験」は英検とは別の検定である点に注意してください。
Q. データサイエンス学部の総合型選抜Ⅰは共通テストが必要ですか?
A. 不要です。総合型選抜Ⅰ【オンライン講座受講型】は共通テストを課さず、MOOC講座の受講、志望理由書・課題レポート、資料読解の論述問題、口頭試問を含む個人面接で選考します。共通テストが必要になるのは総合型選抜Ⅱ【実績評価型】です。
Q. データサイエンス学部の総合型選抜ⅡはⅠより有利ですか?
A. 一概には言えません。総合型選抜Ⅱは第1次・第2次を通過しても、大学入学共通テスト指定科目の得点が1,000点満点中610点以上でなければ最終合格できません。募集人員も若干名でⅠの40名より少数です。共通テストの得点に自信があり実績報告レポートを具体的に書けるかどうかで選んでください。
Q. MOOC講座は受講すれば出願資格を満たせますか?
A. 受講は総合型選抜Ⅰの出願要件の一部ですが、それだけで合格が決まるわけではありません。第1次選考では課題レポートと資料読解の論述問題、第2次選考では講座内容に関する口頭試問を含む個人面接があり、受講内容を説明できる理解度まで求められます。
Q. 経済学部の資格は複数のルートを同時に満たす必要がありますか?
A. いいえ。5つの検定・資格ルート(国際バカロレア、全商検定、日商簿記1級、税理士試験、全経簿記能力検定上級)のうち、いずれか1つを出願締切までに満たせば出願資格を得られます。複数を満たしていても、出願資格としては1ルートの証明で足ります。
Q. 滋賀大学の総合型選抜は他大学と併願できますか?
A. いずれの制度も合格した場合に入学することを確約できる者を出願資格としています。専願・併願の詳細な扱いは制度ごとの公式要項本文で確認し、進学の意思が固まっていない状態での出願は避けてください。
Q. 対策はいつから始めるべきですか?
A. 経済学部志望者は検定試験の実施回と合格発表日を、データサイエンス学部Ⅰ志望者は6月19日開始のMOOC講座を、それぞれ9月上旬の出願締切から逆算する必要があるため、高3の春には志望制度を固定するのが理想です。総合型選抜Ⅱ志望者はさらに共通テスト対策の開始時期も早める必要があります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





