
群馬大学理工学部の倍率を調べたら、3.1倍とか9.0倍とか1.9倍とかバラバラの数字が出てきました。しかも学科ではなく「類」で募集していて、どちらを選べばいいのかも分かりません。結局、本当の難しさはどこを見れば分かりますか?















先に結論を出します。2026年度の理工学部一般選抜は、志願967人・受験703人・合格372人で、受験者を合格者で割った実質倍率は1.9倍です。ネットで見かける3.1倍や9.0倍は、募集人員に対する「志願倍率」という別の数字です。そして重要なのは学部計ではなく類別の差で、一般選抜の実質倍率は物質・環境類が2.1倍、電子・機械類が1.6倍。同じ理工学部でも0.5ポイント違います。さらに個別学力検査の条件も類で違い、電子・機械類は数学Ⅲが必須・理科は物理か化学の2択、物質・環境類は数学Ⅲなしの範囲でも受験でき、理科は生物も選べます。
この記事では、群馬大学理工学部の倍率を「志願倍率」と「実質倍率」に分け、募集単位である物質・環境類と電子・機械類の2つの類ごと・日程ごとに示します。そのうえで、共通テスト950点+個別学力検査500点という配点の内訳、類によって変わる二次の数学の出題範囲と理科の選択肢、後期日程が個別学力検査ではなく面接である点、入学者の約3割を占める学校推薦型選抜という別ルート、1年次は前橋市の荒牧キャンパス・2年次以降は桐生市の桐生キャンパスというキャンパス配置まで、群馬大学の公式資料に載っている情報だけで整理します。群馬大学は公式の偏差値を公表していないため、偏差値の数値は扱いません。合格最低点も公表形式が年度・日程で揃っていないため掲載しません。確認できる数字と、その数字から安全に言えることだけを書きます。
目次
- 群馬大学理工学部の倍率・二次科目・キャンパスへの結論
- 群馬大学理工学部とは|2類8プログラム制と桐生キャンパス
- 群馬大学理工学部の倍率【2026年度は志願967人・受験703人・合格372人】
- 類で難易度が違う|物質・環境類2.1倍と電子・機械類1.6倍
- 後期の志願倍率8.7倍・9.0倍の正体|実質は3.5倍と2.6倍
- 配点は共通テスト950点+個別500点|英語4:1と情報0.5倍の傾斜
- 二次の数学と理科は類で違う|数Ⅲの要否と理科の選択肢
- 後期日程は個別学力検査がない|共通テスト950点と面接で決まる
- 学校推薦型選抜145名という別ルート|共通テストを課さない
- 群馬大学理工学部へ向けた準備の進め方と学内併願の考え方
- 群馬大学理工学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|群馬大学理工学部は類と選択科目を先に確定する
- よくある質問
群馬大学理工学部の倍率・二次科目・キャンパスへの結論
| 知りたいこと | 公式データから言える結論 | 最初の行動 |
|---|---|---|
| 倍率はいくつか | 2026年度は志願967人・受験703人・合格372人で実質倍率1.9倍 | 「志願倍率」と「実質倍率」を分けてメモする |
| 2つの類でどちらが入りやすいか | 一般選抜の実質倍率は物質・環境類2.1倍、電子・機械類1.6倍 | 倍率ではなく学びたい分野から先に決める |
| 後期は難しいのか | 志願倍率は8.7倍・9.0倍だが、実質倍率は3.5倍・2.6倍 | 前期の実質1.9倍・1.4倍と並べて判断する |
| 二次では何を課されるか | 前期は数学200点・理科200点・英語100点の計500点、後期は面接 | 数学Ⅲが要る類かどうかを先に確認する |
| プログラム別の倍率はあるか | 一般選抜は類単位の募集で、8プログラム別の倍率は公表されていない | プログラムは入学後に選ぶ前提で類を決める |
| キャンパスはどこか | 1年次は前橋市の荒牧キャンパス、2年次以降は桐生市の桐生キャンパス | 通学・下宿の計画を2段階で考える |
群馬大学理工学部について検索すると、倍率、入試科目、類の違い、キャンパスの場所がそれぞれ別の記事に散らばっています。しかし実際には、この4つは一つの出願判断につながっています。類の選択は「二次で何を課されるか」を決め、それが「どの倍率の競争に入るか」を決め、さらに「4年間どこで学ぶか」まで決めます。順番としては、まず学びたい分野から類を仮決めし、次にその類の個別学力検査で数学Ⅲや理科の選択条件を満たせるかを確認し、最後にその類・その日程の実質倍率で競争の規模を把握するのが安全です。倍率から入ると、対策すべき科目が途中で変わります。















同じ理工学部なのに、倍率が3.1倍にも9.0倍にも1.9倍にもなるのはどういうことでしょうか。















計算に使う分母と分子が違うからです。志願倍率は志願者を募集人員で割った数字、実質倍率は実際に受験した人を合格者で割った数字です。後期日程は募集人員が18名や28名と少ないので志願倍率が9.0倍まで跳ね上がりますが、電子・機械類の後期は志願162人のうち実際に受験したのは60人で、合格は23人でした。同じ日程でも見る指標を変えると印象が大きく変わります。
理工学部の成り立ちと2類8プログラム制を確認する → 2026年度の学部全体の実績を見る → 類別の実質倍率の差を知る → 後期の高倍率の正体を知る → 配点の内訳を押さえる → 類で違う二次の数学と理科を確定する → 後期が面接であることを知る → 学校推薦型選抜という別ルートを検討する → 他学部・他大学と比べる → 年間スケジュールへ落とす、という順に読むと、断片的な検索結果が一つの受験計画にまとまります。
群馬大学理工学部とは|2類8プログラム制と桐生キャンパス
群馬大学理工学部は、2021年4月から「2類8プログラム制」で運営されています。募集の単位は学科ではなく「類」で、物質・環境類と電子・機械類の2つだけです。公式の学部紹介資料には、物質・環境類は「持続可能社会を支えるための基礎となる化学・生物・物理を融合した科学技術について、幅広く学べます」、電子・機械類は「Society 5.0を支えるIoTやロボットなど物理・数学を基礎とした科学技術について、幅広く学べます」と説明されています。入学時は類に所属し、専門であるプログラムは2年次以降に選びます。
| 類 | 所属するプログラム | 2027年度の入学定員 |
|---|---|---|
| 物質・環境類 | 応用化学/食品工学/材料科学/化学システム工学/土木環境の5プログラム | 285名 |
| 電子・機械類 | 機械/知能制御/電子情報通信の3プログラム | 185名 |
| 理工学部 計 | 8プログラム | 470名 |
ここで受験生が最初につまずくのが、「類で出願するのに、やりたいことはプログラム単位で決まっている」という構造です。たとえば食品工学プログラムに進みたい人も、土木環境プログラムに進みたい人も、出願先は同じ物質・環境類です。公式資料は、この仕組みの狙いを「さまざまな学問に触れてから専門(プログラム)を選択できるので、『イメージと違った』『やりたいことが別の学科だった』を防ぎます」と説明しています。つまり入学時点の選択は、8つの中の1つではなく2つの中の1つで済みます。
📚 用語解説
類(るい):群馬大学理工学部の募集単位。学科より広い枠で学生を受け入れ、低学年で基礎科目を共有してから専門を選ばせる仕組み。公式の学部紹介資料は学科制との違いを「視野の広さ」と説明し、「幅広い基礎教育で分野の壁を超えた広い視点を養う」としている。出願書類に書くのは類の名前であり、プログラム名ではない。















キャンパスは桐生市だと聞きましたが、前橋市にもあると書いてあるサイトもありました。どちらが正しいのでしょうか。















両方正しく、学年で変わります。公式の学部紹介資料には「1年次:荒牧キャンパス(前橋市)」「2年次:桐生キャンパス・太田キャンパス(一部授業)」と明記されています。理工学部公式サイトの交通アクセスでも、桐生キャンパスの説明は「理工学部2〜4年、大学院理工学府」です。つまり入学して最初の1年は前橋市の荒牧キャンパス、2年次からは桐生市の桐生キャンパスが主な拠点になります。下宿を考えるなら、この引っ越しの可能性を先に織り込んでください。
住所は、荒牧キャンパスが群馬県前橋市荒牧町4丁目2番地、桐生キャンパスが群馬県桐生市天神町1丁目5-1です。桐生キャンパスへは、JR両毛線桐生駅(北口)からおりひめバスで「群馬大学桐生正門前」下車、所要時間は約7分。東武新桐生駅からは約20分と理工学部公式サイトに記載されています。前橋と桐生は別の市なので、「群馬大学=前橋」というイメージだけで通学計画を立てると、2年次で計算が狂います。進学先を比較する段階で、1年次と2年次以降の住まいをどうするかまで家族と話しておくと、合格後にあわてずに済みます。
群馬大学理工学部の倍率【2026年度は志願967人・受験703人・合格372人】
まず学部全体の数字を確認します。群馬大学公式の2026年度入学志願者・合格者・入学者数等によると、理工学部の一般選抜(前期+後期)は志願967人、受験703人、合格372人でした。受験者を合格者で割った実質倍率は1.9倍です。同じ資料で公表されている公式の倍率は、募集人員313名に対する志願倍率が3.1倍、受験倍率が2.2倍と記載されています。3.1倍と1.9倍はどちらも正しく、計算の分母と分子が違うだけです。
| 項目 | 2026年度 理工学部(前期+後期) | 読み方 |
|---|---|---|
| 一般選抜の募集人員 | 313名 | 前期267名+後期46名 |
| 志願者 | 967人 | 出願した人の数 |
| 受験者 | 703人 | 実際に試験を受けた人の数 |
| 合格者 | 372人 | 追加合格は0人 |
| 志願倍率(公式) | 3.1倍 | 志願967÷募集313 |
| 受験倍率(公式) | 2.2倍 | 受験703÷募集313 |
| 実質倍率 | 1.9倍 | 受験703÷合格372 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に試験を受けた人数を合格者数で割った倍率。出願だけして受験しなかった人を分母から外すため、受験生が体感する競争率に近い。群馬大学が公式資料で使う「志願倍率」「受験倍率」は、いずれも募集人員を分母にした別の指標なので、他大学や他年度と比べるときは定義を揃える必要がある。















志願967人のうち264人が受験していないのは、どういう事情なのでしょうか。















ほとんどが後期日程の欠席です。国公立大学の後期日程は、前期で合格が決まった人が受験しないため、志願者と受験者の差が大きく開きます。理工学部の後期は志願405人に対して受験157人で、248人が受験していません。一方で前期は志願562人に対して受験546人なので、ほとんど減っていません。つまり「志願967人」という数字の中には、最初から戦う相手ではない人が相当数まぎれ込んでいる、ということです。
ここから読み取るべきことは2つあります。1つは、志願倍率3.1倍という数字を見て「厳しすぎる」と判断するのは早いということ。もう1つは、実質倍率1.9倍という数字を見て「2人に1人以上が受かる」と安心するのも早いということです。1.9倍は前期と後期、2つの類をすべて混ぜた平均値であり、実際に自分が出願する枠の倍率とは別物です。次の章から、その内訳を分解していきます。
類で難易度が違う|物質・環境類2.1倍と電子・機械類1.6倍
群馬大学は一般選抜の結果を類別・日程別に公表しています。この記事のもっとも重要な数字がここです。2026年度の一般選抜(前期+後期)を類ごとに集計すると、物質・環境類は受験473人・合格227人で実質倍率2.1倍、電子・機械類は受験230人・合格145人で実質倍率1.6倍でした。学部計の1.9倍という数字は、この2つを平均しただけのもので、どちらの類にも当てはまりません。
| 類・日程 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 物質・環境類 前期 | 162名 | 386人 | 376人 | 199人 | 1.9倍 |
| 物質・環境類 後期 | 28名 | 243人 | 97人 | 28人 | 3.5倍 |
| 物質・環境類 計 | 190名 | 629人 | 473人 | 227人 | 2.1倍 |
| 電子・機械類 前期 | 105名 | 176人 | 170人 | 122人 | 1.4倍 |
| 電子・機械類 後期 | 18名 | 162人 | 60人 | 23人 | 2.6倍 |
| 電子・機械類 計 | 123名 | 338人 | 230人 | 145人 | 1.6倍 |
| 理工学部 計 | 313名 | 967人 | 703人 | 372人 | 1.9倍 |















電子・機械類の前期が1.4倍というのは、かなり低いのではないですか。















そのとおりです。2026年度の群馬大学の前期日程を学科・類の単位で比べると、実質倍率がもっとも低かったのがこの電子・機械類の1.4倍です。共同教育学部の学校教育教員養成課程は1.8倍、情報学科も1.8倍、医学科も1.8倍、保健学科は2.1倍でしたから、明確に低い。ただし「入りやすい」と単純に言えないのは、後で説明するとおり電子・機械類は個別学力検査で数学Ⅲが必須、理科は物理か化学の2択で、出願できる受験生がそもそも絞られているからです。倍率が低いのは競争が緩いからではなく、参加条件が厳しいからだ、と読むのが正確です。
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った倍率。群馬大学が公表する学科課程別倍率資料で使われている定義。合格者数ではなく募集人員が分母なので、募集人員の小さい後期日程では数字が大きく出やすい。2026年度の理工学部は物質・環境類の後期が8.7倍、電子・機械類の後期が9.0倍と公表されているが、これは競争率そのものではない。
では、倍率が低い電子・機械類を選ぶべきなのでしょうか。答えは「学びたい分野がそちらなら選ぶべきだが、倍率だけを理由に変えてはいけない」です。物質・環境類の5プログラムは化学・食品・材料・化学システム工学・土木環境、電子・機械類の3プログラムは機械・知能制御・電子情報通信で、卒業後の進路も違います。公式資料によれば、物質・環境類の主な就職分野は化学、食品、化粧品、材料、医療、製薬、建設、防災、環境、公務員など、電子・機械類は自動車、輸送機器、一般機械、エネルギー、医療機器、電子部品、情報通信システムなどです。0.5ポイントの倍率差より、4年間と就職先のほうが人生への影響は大きくなります。
後期の志願倍率8.7倍・9.0倍の正体|実質は3.5倍と2.6倍
群馬大学公式の学科課程別倍率資料には、2026年度の理工学部後期日程について物質・環境類が募集28名・志願243人・志願倍率8.7倍・受験97人・受験倍率3.5倍、電子・機械類が募集18名・志願162人・志願倍率9.0倍・受験60人・受験倍率3.3倍と記載されています。9.0倍という数字だけを見ると、後期は絶望的に見えます。しかし合格者数まで並べると景色が変わります。物質・環境類の後期は受験97人に対して合格28人で実質倍率3.5倍、電子・機械類の後期は受験60人に対して合格23人で実質倍率2.6倍でした。
| 指標 | 物質・環境類 後期 | 電子・機械類 後期 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 募集人員 | 28名 | 18名 | 分母が小さい |
| 志願者 | 243人 | 162人 | 出願だけの人を含む |
| 志願倍率(公式) | 8.7倍 | 9.0倍 | 志願÷募集 |
| 受験者 | 97人 | 60人 | 実際に来た人 |
| 受験倍率(公式) | 3.5倍 | 3.3倍 | 受験÷募集 |
| 合格者 | 28人 | 23人 | 追加合格0人 |
| 実質倍率 | 3.5倍 | 2.6倍 | 受験÷合格 |
- 電子機械 前期: 志願1.7倍/実質1.4倍
- 電子機械 後期: 志願9.0倍/実質2.6倍















後期は「見かけ倒し」なら、とりあえず出願しておけばいいということでしょうか。















そこは慎重に考えてください。実質2.6倍から3.5倍は、前期の1.4倍から1.9倍より確実に厳しい競争です。しかも後期に残っているのは、前期で決まらなかった受験生、つまり同じかそれ以上の学力層です。それに後期の合格枠は28人と23人しかありません。出願自体は前期と同時に決めることになるので、「前期がうまくいかなかったときにどうするか」を1月末までに決めておく、という順番で考えるのが現実的です。
もう一つ押さえておきたいのは、2026年度の後期は物質・環境類・電子・機械類ともに合格者数が募集人員と同じ28人・23人だったという点です。正確には電子・機械類は募集18名に対して合格23人と募集人員を上回っていますが、いずれも追加合格は0人でした。前期の合格者は物質・環境類199人(募集162名)、電子・機械類122人(募集105名)で、こちらも募集人員より多く出しています。入学辞退を見込んだ上乗せがあることは覚えておいてよいですが、どの程度上乗せするかは年度によって変わるため、当てにして出願先を決めるべきではありません。
配点は共通テスト950点+個別500点|英語4:1と情報0.5倍の傾斜
2027年度入学者選抜に関する要項の配点表によると、理工学部の前期日程は大学入学共通テスト950点と個別学力検査等500点の合計1,450点で判定されます。共通テストの内訳は、国語200点、地理歴史・公民から1科目100点、数学200点、理科200点、外国語200点、情報50点です。個別学力検査の内訳は、数学200点、理科200点、英語100点。この配点は物質・環境類と電子・機械類で共通です。
| 試験 | 教科 | 配点 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 共通テスト | 国語 | 200点 | 『国語』が必須 |
| 共通テスト | 地理歴史・公民 | 100点 | 1科目を選択 |
| 共通テスト | 数学 | 200点 | 数学①②の2科目 |
| 共通テスト | 理科 | 200点 | 2科目 |
| 共通テスト | 外国語 | 200点 | リーディング160+リスニング40 |
| 共通テスト | 情報 | 50点 | 『情報Ⅰ』を0.5倍に換算 |
| 共通テスト 小計 | 6教科8科目 | 950点 | 前期・後期とも同じ |
| 個別学力検査 | 数学 | 200点 | 出題範囲は類で違う |
| 個別学力検査 | 理科 | 200点 | 選べる科目が類で違う |
| 個別学力検査 | 英語 | 100点 | 両類共通 |
| 前期日程 合計 | — | 1,450点 | 共通950+個別500 |
📚 用語解説
傾斜配点:共通テストの素点をそのまま使わず、大学が独自の倍率をかけて配点し直す方式。群馬大学理工学部では、外国語のリーディング100点・リスニング100点を4対1の比率に直し、リーディング160点・リスニング40点の合計200点に換算する。また情報は0.5倍が適用され、100点満点が50点として扱われる。同じ得点でも大学によって重みが変わるため、志望校ごとに確認が必要になる。















共通テスト950点に対して個別が500点というのは、共通テストのほうが重いということですか。















比率で言えば共通テストが約66%、個別が約34%です。共通テストの1教科200点を落とすことは、個別の理科1科目200点を落とすのと同じインパクトがある、という感覚を持ってください。ただし個別の数学200点・理科200点は、共通テストより深い理解が要る問題です。「共通テストが重いから二次対策は後回し」ではなく、「共通テストで確実に取り、個別で崩れない」の両立が必要です。情報Ⅰの50点も、比重は小さいですが取りこぼすと痛い枠です。
共通テストで必要な科目は6教科8科目です。国語は『国語』が必須、地理歴史・公民は指定された科目群から1科目、数学は『数学Ⅰ、数学A』と『数学Ⅱ、数学B、数学C』の2科目が必須、理科は『物理』『化学』『生物』『地学』から2科目、外国語は『英語』が必須、情報は『情報Ⅰ』が必須です。地理歴史・公民を2科目受験している場合は第1解答科目の成績を用いる、と2027年度入学者選抜要項の理工学部注意事項に明記されています。なお、この配点と科目は2026年度入学者選抜要項と一字一句同じで、群馬大学公式の「入試の主な変更点」でも2027年度の欄に理工学部は挙がっていません(理工学部の変更として公表されているのは2028年度の私費外国人留学生選抜と学校推薦型選抜の2件のみです)。それでも出願前には、受験年度の入学者選抜要項と学生募集要項で自分の目で確認してください。
二次の数学と理科は類で違う|数Ⅲの要否と理科の選択肢
ここが理工学部の出願で最初に確認すべき条件です。2027年度入学者選抜要項の「実施教科・科目等について」を見ると、前期日程の個別学力検査は数学・理科・英語の3科目ですが、数学の出題範囲と理科で選べる科目が、類によって違います。英語だけは両類共通で、『英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ』が範囲です。
| 個別学力検査 | 物質・環境類 | 電子・機械類 |
|---|---|---|
| 数学の範囲 | 「数Ⅰ、数Ⅱ、数A、数B、数C(ベクトル)」または「数Ⅰ、数Ⅱ、数Ⅲ、数A、数B、数C」から選択 | 「数Ⅰ、数Ⅱ、数Ⅲ、数A、数B、数C」のみ |
| 数学Ⅲの要否 | 選択制。数Ⅲを含まない範囲でも受験できる | 必須 |
| 理科の選択肢 | 『物基・物』『化基・化』『生基・生』から1科目 | 『物基・物』『化基・化』から1科目 |
| 生物での受験 | 可能 | 不可 |
| 英語 | 共通(100点) | 共通(100点) |
| 後期の個別 | 面接(個人面接/約10分/面接員複数) | 面接(個人面接/約15分/面接員複数) |
📚 用語解説
数学Ⅲの選択制:群馬大学理工学部の物質・環境類は、個別学力検査の数学で数学Ⅲを含む範囲と含まない範囲のどちらかを選べる。2027年度入学者選抜要項の理工学部注意事項には「物質・環境類の『数学』については、科目の違い(数Ⅲを含む・含まない)がありますが、違いに対応した選択問題を課します」と明記されている。電子・機械類にこの選択制はなく、数学Ⅲを含む範囲が全員に課される。















数Ⅲが必須かどうかで、こんなに条件が変わるとは思いませんでした。これは倍率にも影響しているのでしょうか。















影響していると考えるのが自然です。電子・機械類は数Ⅲ必須で理科も物理か化学の2択、つまり理系の中でも準備が進んでいる層しか出願できません。その結果、志願者が176人と物質・環境類の386人の半分以下にとどまり、前期の実質倍率が1.4倍まで下がっています。一方の物質・環境類は数Ⅲなしでも生物でも受験できるので、出願できる母集団が広く、志願者が集まります。「倍率が低い類を狙う」という発想が成立しにくいのはこのためです。
実務的な結論を書きます。高2の段階で数学Ⅲの履修が確定していない、あるいは理科を生物で進めている受験生は、電子・機械類が出願対象から外れます。この場合、物質・環境類に絞って準備を進めるほうが確実です。逆に数学Ⅲと物理・化学を仕上げる前提で進んでいる受験生は、両方の類が候補になるので、プログラムの中身と就職先で選べます。いずれにしても、倍率表を眺める前に「自分がどちらの類に出願できるか」を確定させることが、対策の無駄を減らす最短ルートです。
同じ「群馬大学理工学部の数学」でも、物質・環境類の数Ⅲなし範囲を選ぶ人と、電子・機械類の数Ⅲ必須範囲の人では、解くべき問題が違います。選択問題の形式で出題されるため、自分が選ぶ範囲に対応する問題を解いているかを毎回確認してください。範囲を取り違えたまま演習を重ねると、努力量に対して得点が伸びません。
後期日程は個別学力検査がない|共通テスト950点と面接で決まる
群馬大学理工学部の後期日程には、教科・科目に係る個別学力検査がありません。2027年度入学者選抜要項の配点表を見ると、後期は大学入学共通テスト950点のみが配点として記載され、面接には配点の欄がなく「※」印が付いています。この印について要項は「面接(※印)は総合判定の資料とします。なお、面接時間は状況に応じて変わる場合があります。また、面接時間の長さは合否には影響しません」と説明しています。つまり後期は、共通テストの950点が事実上の勝負どころです。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 共通テスト | 950点 | 950点 |
| 個別学力検査 | 数学200+理科200+英語100=500点 | なし |
| 面接 | なし | あり(総合判定の資料) |
| 面接時間の目安 | — | 物質・環境類 約10分/電子・機械類 約15分 |
| 2027年度の募集人員 | 物質・環境類162名/電子・機械類105名 | 物質・環境類28名/電子・機械類18名 |
| 2026年度の実質倍率 | 1.9倍/1.4倍 | 3.5倍/2.6倍 |















後期は面接だけなら、二次対策をしなくていいということでしょうか。















「教科の二次対策が不要」という意味では、そのとおりです。ただしその代わり、共通テスト950点で決まるということでもあります。前期は共通950点+個別500点の1,450点なので、共通テストの比重は約66%。後期は実質100%です。共通テストで思ったほど取れなかった人が後期で逆転する余地は、前期より小さい。だからこそ後期は「前期で決まらなかった人の受け皿」であって、最初から後期を本命にする設計はおすすめしません。
📚 用語解説
総合判定の資料:面接の結果を点数化して合計点に加えるのではなく、合否判定の材料の一つとして用いる扱い方。群馬大学理工学部の後期日程はこの形式で、要項には面接時間の長短が合否に影響しないことも明記されている。点数化されないため対策の優先順位は下がるが、実施される以上、志望動機と学びたい分野を自分の言葉で説明できる準備は必要になる。
後期日程を検討する受験生に伝えたいのは、判断の時期です。国公立大学の一般選抜は前期と後期の出願期間が同じなので、後期に出願するかどうかは共通テストの自己採点直後に決めることになります。そのときに「後期は面接だから何とかなる」と考えるのではなく、「自分の共通テストの得点で、募集28名・18名の枠に入れるか」を冷静に見積もってください。2026年度の後期は受験97人・60人に対して合格28人・23人。見かけの志願倍率8.7倍・9.0倍よりは通りやすいものの、前期の1.9倍・1.4倍より厳しい競争であることは変わりません。
学校推薦型選抜145名という別ルート|共通テストを課さない
群馬大学理工学部を目指すうえで見落とされがちなのが、学校推薦型選抜の規模です。2027年度の募集人員は物質・環境類90名、電子・機械類55名の合計145名。一般選抜の前期267名・後期46名と並べると、決して小さな枠ではありません。2026年度の実績では、理工学部の入学者511人のうち推薦での入学が160人、全体の約3割を占めました。公式の学部紹介資料にも「推薦が約3割」と明記されています。
| 選抜区分 | 2027年度の募集人員 | 2026年度の志願者 | 2026年度の合格者 | 共通テスト |
|---|---|---|---|---|
| 学校推薦型選抜 | 145名(90+55) | 225人 | 160人 | 課さない |
| 総合型選抜 | 12名(5+7) | 16人 | 8人 | 課さない |
| 一般選抜 前期 | 267名(162+105) | 562人 | 321人 | 課す |
| 一般選抜 後期 | 46名(28+18) | 405人 | 51人 | 課す |
| 理工学部 合計 | 470名(入学定員) | 1,256人 | 552人 | — |















推薦は共通テストを課さないのですか。それなら倍率も低いのでしょうか。















2027年度入学者選抜要項によると、理工学部の学校推薦型選抜Ⅰは共通テストを課しません。判定は出願書類(調査書・推薦書)と面接の2項目を総合して行われ、面接には理工学教育を受けるための基礎能力に関する口頭試問が含まれます。面接時間は物質・環境類が約20分、電子・機械類が約15分です。2026年度の実質倍率は物質・環境類が受験147人・合格103人で1.4倍、電子・機械類が受験77人・合格57人で1.4倍でした。数字だけ見れば一般選抜の前期より通りやすい枠もありますが、出願には学校長の推薦が必要で、合格したら入学することを確約できる者が条件です。
📚 用語解説
GFL特別枠:群馬大学の学校推薦型選抜に設けられた特別枠。GFLはグローバルフロンティアリーダー育成プログラムの略で、理工学部では医学部と連携した医理工GFLコース(16名程度)が用意されている。出願要件は一般枠と同じだが、志願理由書と英語外部検定試験の成績(GTEC、TOEFL-iBT、TOEIC、英検、IELTS、TEAPのうち1つ以上)が追加で必要になる。GFL特別枠で不合格でも、一般枠の基準を満たしていれば一般枠として合格になる。
推薦を検討するなら、動くのは高3の秋ではなく高2のうちです。出願要件は「出身学校における成績及び人物に優れ、学校長が責任をもって推薦できる者」で、評価の材料になるのは調査書と推薦書です。2027年度入学者選抜要項は推薦書に書ける活動歴の例として、英語の資格・検定試験の成績、スーパーサイエンスハイスクール活動への参加や発表、職業分野の資格・検定試験、ジュニアマイスターの受賞、コンクール・コンテスト等各種大会への参加や受賞、留学経験、社会貢献活動への参加や受賞、論文・発表資料などを挙げています。ただし提出できる資料は原則3点以内、A4用紙3枚以内という制限があります。評定と活動歴は直前に作れないので、推薦を選択肢に入れるかどうかの判断は早いほど有利です。
群馬大学理工学部へ向けた準備の進め方と学内併願の考え方
最後に、ここまでの内容を年間の動きに落とします。2027年度入学者選抜要項によると、群馬大学の一般選抜は出願期間・選抜期日・合格者発表日が学部共通で設定されており、理工学部も同じ日程です。出願期間は2027年1月25日(月)から2月3日(水)、前期日程の選抜期日が2月25日(木)、合格者発表が3月9日(火)、入学手続締切が3月15日(月)。後期日程は選抜期日が3月12日(金)、合格者発表が3月20日(土)、入学手続締切が3月27日(土)です。重要なのは、前期と後期の出願期間が同じである点です。後期に出すかどうかは、共通テストの自己採点をした直後、1月末から2月初めに決まります。
| 選抜区分 | 出願期間 | 選抜期日 | 合格者発表 |
|---|---|---|---|
| 総合型選抜(専門学科・総合学科) | 2026年9月1日〜4日 | 第2次選抜 10月1日 | 11月2日 |
| 学校推薦型選抜Ⅰ | 2026年11月1日〜6日 | 11月17日 | 12月7日 |
| 一般選抜 前期日程 | 2027年1月25日〜2月3日 | 2月25日 | 3月9日 |
| 一般選抜 後期日程 | 2027年1月25日〜2月3日 | 3月12日 | 3月20日 |
📚 用語解説
学内併願:同じ大学の前期日程と後期日程の両方に出願すること。2027年度入学者選抜要項には「本学では、前期・後期の学内併願を各学部ともに認めます。ただし、同一日程の選抜を併せて受験することはできません」と記載されている。理工学部は前期・後期の両方を実施しているため、物質・環境類を前期で受け、後期も同じ類に出願するといった組み方ができる。ただし出願期間が共通なので、後期に出すかどうかの判断は共通テストの自己採点直後という限られた時間で行うことになる。















やることが多くて、何から手をつければいいのか分からなくなってきました。















判断の順番を固定してください。まず数学Ⅲと理科の選択、次に出願する類、最後に前期・後期の組み方。この3つが決まれば、あとは配点の重い順に時間を配るだけです。前期は共通テスト950点と個別500点の合計1,450点ですから、共通テストの1教科200点を落とすことのほうが、個別対策を少し削ることより痛い。決めるべきことを決めずに教材だけ増やすのが、いちばんもったいない進め方です。
群馬大学全体の偏差値の考え方と4学部の倍率比較は群馬大学の偏差値と4学部の2026年度倍率に、情報学部の入試科目と前期・後期の違いは群馬大学情報学部の倍率・入試科目にまとめています。理工学部と情報学部で迷っている場合は、公式資料の説明が判断材料になります。理工学部は「情報を活用したモノづくり」、情報学部は「プログラミング・AIそのものについての研究」と整理されています。
群馬大学理工学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。群馬大学理工学部を狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度は受験703人に対して合格372人、実質倍率1.9倍。類別に見れば物質・環境類が受験473人・合格227人で2.1倍、電子・機械類が受験230人・合格145人で1.6倍でした。そのうえ理工学部の入試は、共通テスト6教科8科目で950点、前期の個別学力検査で数学200点・理科200点・英語100点の計500点という合計1,450点の総力戦です。しかも数学Ⅲを含む範囲にするか、理科を物理・化学・生物のどれにするかで、解くべき問題そのものが変わります。必要なのは情報を集めることではなく、決めた条件に沿って毎日の行動を積み上げる仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、11科目分の配分を判断し続けられない
選抜要項も配点表も公式サイトから誰でも取得できます。しかし、共通テスト8科目と個別3科目、合わせて11科目分の学習量を模試の結果と残り時間から毎週配分し直すのは別の作業です。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が、科目数の多い理工学部の入試では同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、数Ⅲと理科の選択に合わせた最適化ができない
映像授業は理解の助けになりますが、物質・環境類で数Ⅲなしの範囲を選ぶ人と、電子・機械類で数Ⅲ必須の範囲に取り組む人に、同じ講義を流しても必要な演習量にはなりません。万人向けの講義を受けるだけでは、群馬大学理工学部の1,450点という配点構造と自分の失点原因を結びつけた行動計画になりません。
集団授業の大手予備校では、類ごとの出題範囲まで個別に面倒を見られない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、理科を生物で受ける物質・環境類の志望者と、物理で受ける電子・機械類の志望者に、同じ密度で対応することは困難です。実質倍率1.6倍から2.1倍という競争の中で、自分が選んだ範囲に固有の弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行までは追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト950点分の8科目を毎日どう回したか、個別500点の数学・理科・英語をどれだけ解いたかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。















教材の種類より、決めた条件に沿って毎日実行が続く仕組みを選ぶことが重要なのですね。















その通りです。群馬大学理工学部の科目と配点は公式要項で誰でも分かります。差がつくのは、その情報を今日解く問題数、今週仕上げる単元、個別試験の答案の直し方へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、群馬大学理工学部を本気で狙うなら、公式情報の収集で終わらせず、決めた類と選択科目を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、群馬大学理工学部の公式要項と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、理工学部の対策へどう接続するかを整理します。















管理されるといっても、群馬大学理工学部向けには具体的に何が変わるのでしょうか。















まず数学Ⅲを個別の範囲に含めるか、理科を何で受けるかを模試の科目別得点から決めます。次に出願する類を確定し、後期に出すかまで含めて年間の配分を作ります。そのうえで「今日は何をどこまで進めるか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選んだ類と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
群馬大学理工学部の共通テスト8科目と個別3科目を、配点の重い順に一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案を直す時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ理工学部志望でも、数Ⅲなしの範囲を選ぶ人と数Ⅲ必須の電子・機械類を狙う人では行動が違います。公式要項と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
情報Ⅰや理科の第2科目のように後回しにされやすい範囲を計画へ固定し、日々の進捗と毎週の確認で遅れを早めに修正します。同じ失点を繰り返したままにしません。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
理工学部の個別学力検査は数学200点・理科200点・英語100点です。答案から改善点を見抜くには指導者側の理解が要るため、専属科目に強い講師が担当します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、共通テスト6教科8科目、前期の個別3科目、後期の面接までを一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、数学Ⅲを含む範囲にするか、理科を何で受けるか、どちらの類に出願するかという段階から相談できます。入会前に管理方法と計画の立て方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、群馬大学理工学部をどちらの類で受けるか、個別学力検査の数学と理科をどう選ぶか、後期をどう扱うかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
群馬大学理工学部の類の決め方を無料説明会で相談できます
まとめ|群馬大学理工学部は類と選択科目を先に確定する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 2026年度の実績 | 志願967人・受験703人・合格372人・実質倍率1.9倍 |
| 類別の実質倍率 | 物質・環境類2.1倍、電子・機械類1.6倍 |
| 日程別の実質倍率 | 前期は1.9倍・1.4倍、後期は3.5倍・2.6倍 |
| 後期の高倍率 | 志願倍率8.7倍・9.0倍は募集人員が小さいことによる見かけの数字 |
| 前期の配点 | 共通テスト950点+個別500点の合計1,450点 |
| 個別の数学 | 物質・環境類は数Ⅲの有無を選択、電子・機械類は数Ⅲ必須 |
| 個別の理科 | 物質・環境類は物理・化学・生物から1、電子・機械類は物理・化学から1 |
| 後期の個別 | 教科の学力検査はなく、面接は総合判定の資料 |
| 学校推薦型選抜 | 2027年度145名。共通テストを課さず、入学者の約3割を占める |
| 夜間主コース | 理工学部に夜間主コースの募集はない |
| キャンパス | 1年次は前橋市の荒牧、2年次以降は桐生市の桐生 |
| 偏差値 | 群馬大学は公式偏差値を公表していないため本稿では扱わない |
| 最初の行動 | 数Ⅲと理科の選択を決め、出願できる類を確定する |















倍率の数字を探し回るより、自分がどちらの類に出願できるかを決める方が先だったのですね。















それがこの記事の結論です。理工学部は2026年度に受験703人・合格372人という選抜でしたが、数字を眺めるだけでは答案は変わりません。数学Ⅲを個別の範囲に含めるかを決め、理科を何で受けるかを決め、その結果として出願できる類を確定する。この3つが決まれば、やるべきことは配点の重い順に並びます。条件が類で分かれる入試だからこそ、先に決めた人から有利になります。
群馬大学理工学部を目指すときは、第三者サイトの倍率や偏差値を1つだけ見て結論を出さないでください。倍率は「志願倍率か実質倍率か」「前期か後期か」「どちらの類か」で数字がまったく変わります。選抜要項は受験年度の群馬大学公式ページ、入試結果は同じ年度・同じ選抜区分で確認し、自分の模試結果と答案に照らして類と選択科目を決める。そのうえで毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高めるもっとも再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 倍率の数字 | 2026年度の実績と類別の倍率 |
| 後期の高倍率 | 後期の志願倍率8.7倍・9.0倍の正体 |
| 二次の科目 | 二次の数学と理科は類で違う |
| 夜間主コース | まとめの一覧 |
| キャンパス | 理工学部とは|2類8プログラム制 |
Q. 群馬大学理工学部の倍率はどれくらいですか?
A. 2026年度の一般選抜(前期+後期)は志願967人、受験703人、合格372人で、受験者を合格者で割った実質倍率は1.9倍でした。群馬大学の公式資料が使う募集人員基準の倍率では、志願倍率3.1倍・受験倍率2.2倍と記載されています。ただし募集単位は類なので、実際に比べるべきは物質・環境類2.1倍・電子・機械類1.6倍という類別の数字です。
Q. 物質・環境類と電子・機械類はどちらが入りやすいですか?
A. 2026年度の一般選抜の実質倍率は物質・環境類2.1倍、電子・機械類1.6倍で、数字だけなら電子・機械類のほうが低くなります。前期日程に限れば物質・環境類1.9倍に対して電子・機械類は1.4倍で、これは2026年度の群馬大学の前期日程でもっとも低い実質倍率でした。ただし電子・機械類は個別学力検査で数学Ⅲが必須、理科も物理か化学の2択のため、出願できる受験生がそもそも絞られています。倍率の差は競争の緩さではなく出願条件の違いによるものと考えてください。
Q. 群馬大学理工学部に後期日程はありますか?
A. あります。2027年度の募集人員は物質・環境類28名、電子・機械類18名です。後期日程には教科・科目に係る個別学力検査がなく、大学入学共通テスト950点と面接で判定されます。面接は配点が設定されておらず、要項では総合判定の資料と説明されています。2026年度の実質倍率は物質・環境類3.5倍、電子・機械類2.6倍でした。
Q. 理工学部の二次試験(個別学力検査)は何科目ですか?
A. 前期日程は数学200点、理科200点、英語100点の3科目で計500点です。大学入学共通テスト950点と合わせて合計1,450点になります。数学の出題範囲と理科で選べる科目は類によって異なり、物質・環境類は数学Ⅲを含む範囲と含まない範囲から選べ、理科は物理・化学・生物から1科目を選択します。電子・機械類は数学Ⅲを含む範囲が必須で、理科は物理か化学の2択です。後期日程に教科の個別学力検査はありません。
Q. 群馬大学理工学部に夜間主コースはありますか?
A. ありません。2027年度の入学定員は物質・環境類285名と電子・機械類185名の2つの類のみで、合計470名です。2027年度・2026年度の入学者選抜に関する要項にも、夜間主コースの募集に関する記載は1か所もありません。理工学部は2021年4月から2類8プログラム制で運営されており、募集単位は類だけです。古い情報を扱うサイトに夜間主コースの記述が残っている場合があるので、出願年度の公式資料で確認してください。
Q. 理工学部のキャンパスはどこですか?
A. 群馬大学公式の学部紹介資料には、1年次が荒牧キャンパス(前橋市)、2年次が桐生キャンパスと太田キャンパス(一部授業)と記載されています。理工学部公式サイトの交通アクセスでも、桐生キャンパスの説明は「理工学部2〜4年、大学院理工学府」です。住所は荒牧キャンパスが群馬県前橋市荒牧町4丁目2番地、桐生キャンパスが群馬県桐生市天神町1丁目5-1で、市が異なります。
Q. プログラム別の倍率や募集人員はありますか?
A. 一般選抜には存在しません。2027年度の入学定員(募集人員)は物質・環境類と電子・機械類という類の単位で設定されており、応用化学プログラムや機械プログラムといった8つのプログラム別の募集人員は公表されていません。プログラムは入学後、2年次以降に選択する仕組みです。
Q. 群馬大学理工学部の偏差値はいくつですか?
A. 群馬大学が公表している公式の偏差値はありません。偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標で、母集団や算出方法が違えば値も変わります。本記事では出典を確認できない偏差値は掲載せず、公式の入試結果と選抜要項の配点で難易度を説明しています。群馬大学全体の考え方は群馬大学の偏差値と4学部の倍率にまとめています。
Q. 理工学部と情報学部はどちらを選ぶべきですか?
A. 群馬大学公式の学部紹介資料は、理工学部を「プログラミング・AIを活用した電子機器や機械などのシステム開発」、情報学部を「プログラミング・AIそのものについての研究」と整理しています。モノづくりに情報技術を使いたいなら理工学部、情報技術そのものを研究したいなら情報学部が目安です。情報学部の入試の詳細は群馬大学情報学部の倍率・入試科目を参照してください。
Q. 群馬大学は北関東の他の国立大学と比べてどうですか?
A. 茨城大学・宇都宮大学との比較は北関東3国立大の実質倍率比較にまとめています。ただし理工系の学部の対応関係は大学ごとに異なるため、理工学部を第一志望にするなら、まず本記事の類別・日程別のデータを軸にしてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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