
愛媛大学の総合型選抜を調べると、「総合型選抜Ⅰ」と「総合型選抜Ⅱ」という似た名前の制度が出てきます。Ⅰは大学入学共通テストがいらないのに、Ⅱは共通テストを受けないと合格できないと書いてあって、自分の学部がどちらの対象なのか、両方受けられるのかも分かりません。











愛媛大学は総合型選抜を「共通テストを課さないⅠ」と「共通テストを課すⅡ」の2制度に分け、対象学部もⅠとⅡで違う。この記事では2027年度(令和9年度)公式要項を基準に、対象学部・学科、募集人員、出願要件(評定・履修・資格・活動)、出願期間、選考内容、評価基準を同じ軸で比べる。最後に、専願・併願の考え方と一般選抜との並行計画も示すよ。
愛媛大学の総合型選抜対策で最初にすべきことは、志望理由書を書き始めることではありません。まず、志望学部が2027年度にⅠ・Ⅱのどちらを実施しているか、あるいは両方実施しているかを確認します。教育学部と社会共創学部、工学部はⅠ・Ⅱの両方に窓口がありますが、対象となる学科・コース名や募集人員はⅠとⅡで異なります。法文学部と農学部はⅡのみ、医学部は看護学科がⅠ、医学科がⅡと学科によって制度が分かれています。
この記事は、愛媛大学の学生募集要項ダウンロードページで公開されている2027年度の「総合型選抜Ⅰ学生募集要項」「総合型選抜Ⅱ学生募集要項」を一次情報として、受験生が判断しやすい順序へ再構成しています。愛媛大学の一般選抜を含めた学部別の学習戦略は愛媛大学に合格する塾の選び方も参考にし、総合型選抜だけに学習を偏らせず、一般選抜との並行計画を作ってください。
ⅠとⅡの一覧は入口です。評定の基準、共通テストの利用教科・科目、活動の定義、入学確約の扱いは学部・学科ごとに異なります。この記事の表だけで出願可否を決めず、該当PDFの該当ページまで読み、不明点は締切直前ではなく愛媛大学教育学生支援部入試課へ確認してください。
目次
- 愛媛大学の総合型選抜は「Ⅰ」と「Ⅱ」で対象学部が違う【結論】
- 総合型選抜Ⅰの一覧|共通テストなしで面接・小論文中心
- 総合型選抜Ⅱの一覧|共通テストを課す6学部・学科
- 教育学部|5サブコース×ⅠとⅡで出願要件が変わる
- 社会共創学部|4学科の名称とⅠ・Ⅱの対象を混同しない
- 医学部|看護学科はⅠ、医学科はⅡで制度がまったく違う
- 工学部|Ⅰの4コースとⅡの女子枠・海事産業特別コース
- 農学部|学部から修士課程までを見据えた3つの特別コース
- 愛媛大学の総合型選抜の選び方|専願の考え方と一般選抜との並行計画
- 愛媛大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|公式要項から愛媛大学の総合型選抜対策を始める
- よくある質問
愛媛大学の総合型選抜は「Ⅰ」と「Ⅱ」で対象学部が違う【結論】
結論から言うと、愛媛大学には「総合型選抜」という一つの試験はありません。2027年度は、大学入学共通テストを課さない総合型選抜Ⅰと、大学入学共通テストを課す総合型選抜Ⅱの2制度が公式に運用されています。総合型選抜Ⅰは教育学部・社会共創学部(産業イノベーション学科、環境デザイン学科、地域資源マネジメント学科)・医学部看護学科・工学部(4コース)が対象です。総合型選抜Ⅱは法文学部・教育学部・社会共創学部(産業マネジメント学科、地域資源マネジメント学科)・医学部医学科・工学部(女子枠等)・農学部が対象で、共通テストの成績を選考に使います。
| 制度 | 共通テスト | 2027年度の対象学部・学科 |
|---|---|---|
| 総合型選抜Ⅰ | 課さない | 教育学部、社会共創学部(産業イノベーション・環境デザイン・地域資源マネジメント)、医学部看護学科、工学部(機械工学・知能システム学・化学生命科学・海事産業特別) |
| 総合型選抜Ⅱ | 課す(結果を選考に使用) | 法文学部、教育学部、社会共創学部(産業マネジメント・地域資源マネジメント)、医学部医学科、工学部(化学生命科学女子枠・海事産業特別・デジタル情報人材育成特別プログラム女子枠)、農学部(3特別コース) |
同じ社会共創学部でも、総合型選抜Ⅰの対象は「産業イノベーション学科」、総合型選抜Ⅱの対象は「産業マネジメント学科」で、名称が似ていても別の学科です。環境デザイン学科はⅠのみ、地域資源マネジメント学科はⅠ・Ⅱ両方に窓口があります。理学部は2027年度のⅠ・Ⅱいずれの要項にも記載がなく、総合型選抜を実施していません。「総合型選抜だから共通テストはいらない」と思い込むと、Ⅱの対象学部で共通テストの出願登録を忘れる事故につながります。











総合型選抜という名前だけを見て、どの学部も共通テストなしで受けられると思っていました。実際は、法文学部や医学部医学科、農学部は共通テストの成績が必須なんですね。











そうだね。最初に「学部・学科・コース・ⅠかⅡか」を固定しよう。そのうえで、共通テストの要否、出願要件、当日試験、入学確約、日程の5欄を公式要項から抜き出す。出願できるかと、選考を突破できるかは別問題なので、資格判定の後に評価方法を読んで対策を分けることが重要だ。
📚 用語解説
総合型選抜Ⅰ・総合型選抜Ⅱ:愛媛大学が学部・学科ごとに使い分ける2つの総合型選抜の名称です。Ⅰは大学入学共通テストを課さず、面接・小論文・出願書類等で評価します。Ⅱは大学入学共通テストを課し、その成績と面接・小論文等を組み合わせて評価します。同じ「総合型選抜」でも判定方法がまったく異なります。
2027年度(令和9年度)の総合型選抜Ⅰ・Ⅱのうち、高校生が主に検討する教育学部・社会共創学部・医学部・工学部・農学部・法文学部を学部別に詳しく解説します。総合型選抜ⅠBの社会人枠のように対象者が限定される区分は、位置づけと確認手順を示し、最終条件は公式要項へ案内します。
総合型選抜Ⅰの一覧|共通テストなしで面接・小論文中心
総合型選抜Ⅰの2027年度募集人員は、教育学部10名(学校教育教員養成課程内の5サブコースの合計)、社会共創学部が産業イノベーション学科12名・環境デザイン学科15名・地域資源マネジメント学科15名、医学部看護学科が総合型ⅠA(地域特別枠)10名・総合型ⅠB(社会人枠)若干名、工学部が機械工学コース2名・知能システム学コース1名・化学生命科学コース10名・海事産業特別コース4名です(出典:令和9年度総合型選抜Ⅰ学生募集要項)。募集人員は合格保証ではなく、どの単位で競うかを確認するために使います。
出願期間は学部でずれています。教育学部・社会共創学部・工学部は出願情報登録が2026年9月7日から9月25日、検定料支払・出願書類提出が9月18日から9月25日(消印有効)です。医学部看護学科のみ、出願情報登録が8月21日から9月11日、検定料支払・出願書類提出が9月1日から9月11日と早めに設定されています。試験期日は教育学部・社会共創学部・工学部が2026年10月17日・18日、医学部看護学科は第1次選抜10月3日(面接のみで判定)、第1次合格者による第2次選抜が10月24日・25日です。
| 学部・区分 | 主な選考内容 | 出願書類 |
|---|---|---|
| 教育学部 | 面接のみ | 志望理由書・調査書・活動報告書 |
| 社会共創学部3学科 | 小論文80分・面接・グループディスカッション | 志望理由書・調査書・活動報告書 |
| 医学部看護学科ⅠA/ⅠB | 第1次:面接/第2次:和文英文小論文120分・課題レポート・プレゼン | 志望理由書・調査書・活動報告書 |
| 工学部(機械工学等3コース) | 面接(数学・物理の口頭試問を含む) | 志望理由書・調査書・活動報告書 |
| 工学部(化学生命科学コース) | 面接(化学の口頭試問を含む) | 志望理由書・調査書・活動報告書 |
評価基準は「面接だけ」に要約できません。教育学部の面接は、卒業後に愛媛県で教職に就き、特に人口減少が著しい地域の地域創生に貢献する目的意識と、自己表現力・コミュニケーション能力を確認します。社会共創学部3学科は小論文で「知識・理解」「思考・判断」「興味・関心・意欲・協働」「技能・表現」を総合評価し、グループディスカッションでは特に「思考・判断」「興味・関心・意欲・協働」「技能・表現」を重点評価します。工学部は学科の専門分野に対応した口頭試問(数学・物理、または化学)を面接に含めます。











同じ「面接」でも、教育学部は地域創生への意志、工学部は数学や物理の口頭試問が含まれるんですね。「面接対策」を一律に考えると、学部ごとに評価される中身とずれてしまいそうです。











そのとおり。総合型選抜Ⅰでは、出願要件を満たすこと、志望理由書・調査書・活動報告書で根拠を示すこと、面接(学部によっては口頭試問・小論文・グループディスカッション)で当日再現することの3段階を通過する。募集人員の大小だけで方式を選ばず、自分の評定・活動・学力を学部別の評価資料へ一対一で対応させよう。
📚 用語解説
活動報告書:愛媛大学の総合型選抜で提出する、高校在学中に意欲的に取り組んだ活動をまとめる書類です。学部ごとにA(意欲的に取り組んだ活動)、B、C(資格・検定等)の使い分けが異なり、教育学部は人口減少地域での教育活動・ボランティア経歴の入力が必須です。
第1次選抜は面接のみ(出願書類も面接評価に含む)で募集人員の3倍程度、ⅠB社会人枠は10人程度を合格させます。第2次選抜は和文・英文の小論文(解答は和文)120分、中山間地域や離島の暮らし・看護に関する課題レポートとプレゼンテーションです。第1次を通過してからの対策では間に合わないため、出願前から小論文と課題型プレゼンの練習を始めてください。
総合型選抜Ⅱの一覧|共通テストを課す6学部・学科
総合型選抜Ⅱの2027年度募集人員は、法文学部人文社会学科が昼間主コース35名・夜間主コース10名、教育学部が5サブコース合計28名(総合型ⅡA・ⅡBを含む)、社会共創学部が産業マネジメント学科20名・地域資源マネジメント学科10名、医学部医学科10名、工学部が化学生命科学コース(女子枠)10名・海事産業特別コース4名・デジタル情報人材育成特別プログラム(女子枠)3名、農学部が知能的食料生産科学特別コース7名・健康機能栄養科学特別コース7名・水環境再生科学特別コース5名です(出典:令和9年度総合型選抜Ⅱ学生募集要項)。すべての学部・学科等が指定する大学入学共通テストの教科・科目を受験していない場合、総合型選抜Ⅱの合格者になることができません。
- 農学部3コース: 共通テスト+面接+口頭試問
出願の時期も2系統に分かれます。教育学部・社会共創学部・医学部医学科・工学部は出願情報登録が2026年10月16日〜12月11日の間で学部ごとにずれ、面接・実技等の第1次的な試験は2026年11月21日または22日に実施されます。教育学部はここで「第1次選抜」として募集人員の2倍程度に絞り込み、結果は12月4日に発表、通過者は大学入学共通テスト(2027年1月16日・17日)の成績と合わせて「第2次選抜」で最終合否が決まります。法文学部と農学部は出願情報登録が11月20日〜12月11日で、面接・口頭試問そのものが2027年1月30日に実施され、共通テストの成績と合算して判定します。
| 学部 | 出願要件の中心 | 選考内容 |
|---|---|---|
| 法文学部人文社会学科 | 評定条件なし。志望動機の明確さ | 共通テスト5教科+面接(口頭試問含む) |
| 教育学部(総合型ⅡA/ⅡB) | 出身学科(普通科等か専門学科等か)で区分 | 第1次:面接/第2次:共通テスト+第1次成績 |
| 社会共創学部2学科 | 志望動機の明確さ・入学確約 | 共通テスト+面接(+学科別の評価観点) |
| 医学部医学科 | 愛媛県内高校出身等+卒業後の県内勤務確約 | 共通テスト500点+総合問題120分200点+面接200点 |
| 工学部(女子枠等) | 性別要件(女子枠)または志望動機 | 共通テスト+面接 |
| 農学部3特別コース | 学部から修士課程までの学修意欲 | 共通テスト+面接+口頭試問 |
「共通テストを課す総合型選抜」は、一般選抜の勉強をそのまま活かせる制度でもあります。法文学部は国語・地理歴史公民・数学・理科・外国語の5教科5科目、医学部医学科は理科2科目を含む5教科6科目など、学部が指定する教科・科目の範囲は一般選抜の受験科目と大きく重なります。総合型選抜Ⅱだけを特別な対策として切り離さず、日々の一般選抜対策の延長として共通テストの得点力を伸ばす計画が有効です。











総合型選抜Ⅱは、一般選抜の勉強を止めて別の対策をするのではなく、共通テストの得点力そのものが合否に直結するんですね。教育学部だけ2段階選抜になっているのも、共通テストの後にもう一度絞り込まれるということですか。











そのとおり。教育学部は11月の面接でまず2倍程度に絞り、1月の共通テストの結果と合わせて最終判定する。法文学部・社会共創学部・医学部医学科・工学部・農学部は、面接や口頭試問の日程と共通テストの受験がほぼ同じ時期に揃うので、11月から1月まで共通テスト対策と面接・小論文対策を並行して進める必要がある。
📚 用語解説
大学入学共通テスト成績請求情報:総合型選抜Ⅱに出願した後、共通テスト受験票取得期間開始以降に本学の出願サイトで登録する手続きです。この登録を期限までに完了しないと、共通テストを受験していても総合型選抜Ⅱの合否判定に成績が反映されません。教育学部の第1次選抜合格者は、令和8年12月21日正午までの登録が案内されています。
2027年度の総合型選抜Ⅰ・Ⅱの目次・募集人員一覧のいずれにも理学部の記載はありません。理学部志望者は学校推薦型選抜や一般選抜など、理学部が実施する他の入試区分を確認してください。
教育学部|5サブコース×ⅠとⅡで出願要件が変わる
教育学部学校教育教員養成課程は、教育発達実践コース(特別支援教育サブコース、小学校教育サブコース)と初等中等教科コース(言語社会教育サブコース、科学教育サブコース、生活健康・芸術教育サブコース)の5サブコースで構成されます。総合型選抜Ⅰは5サブコース合計10名の募集で、共通テストなしの面接のみです。総合型選抜Ⅱは同じ5サブコースを、出身学科によって総合型ⅡA(普通科・理数に関する学科等が対象)と総合型ⅡB(専門教育を主とする学科・総合学科が対象)に分けて募集し、共通テストを使う2段階選抜です。
- 総合型選抜Ⅰ 20: 出願要件:評定3.5以上+地域創生活動歴
総合型選抜Ⅰの出願要件は、全体の評定平均3.5以上、合格した場合の入学確約に加え、人口減少が著しい地域における地域創生に関わる教育活動またはボランティアへの参加経歴(証明書等の提出が必要)、卒業後に愛媛県で教職に就き地域創生に貢献する強い意志の4点です。面接では、この目的意識・勉学意欲・基礎的知識等を自分の言葉で伝えられるかを、自己表現力やコミュニケーション能力とあわせて評価します。配点は面接150点、出願書類(志望理由書・調査書・活動報告書)150点の合計300点です。
総合型選抜Ⅱは、志望するサブコースと同じ枠でも、出身が普通科・理数に関する学科等なら総合型ⅡA、専門教育を主とする学科(理数に関する学科等を除く)や総合学科なら総合型ⅡBに出願します。特別支援教育サブコースと生活健康・芸術教育サブコースはこの区分がなく共通枠です。第1次選抜は2026年11月22日の面接(サブコースにより集団面接・実技検査・プレゼンテーションを含む)で、募集人員の2倍程度に絞り込みます。結果は12月4日発表、通過者は大学入学共通テストの成績と第1次選抜の成績を合わせた第2次選抜で最終合否が決まります。
| サブコース | 2027年度Ⅱの試験内容(11/22) | 備考 |
|---|---|---|
| 特別支援教育 | 面接 | 総合型ⅡA/ⅡBの区分なし |
| 小学校教育 | 集団面接 | ⅡA5名・ⅡB4名 |
| 言語社会教育 | 集団面接 | ⅡA3名・ⅡB2名 |
| 科学教育 | 集団面接 | ⅡA3名・ⅡB2名 |
| 生活健康・芸術教育(音楽) | 面接+実技試験(音楽実技) | 区分なし |
| 生活健康・芸術教育(図画工作・美術) | 実技検査(美術実技)+面接 | 区分なし |
教育学部の対策で見落としやすいのは、Ⅰの「地域創生に関わる教育活動・ボランティア経歴の証明書」と、Ⅱの「出身学科によるⅡA/ⅡBの区分」です。Ⅰを志望するなら高2のうちから証明書が取れる活動を始める必要があり、Ⅱを志望するなら自分の高校の学科区分がⅡAかⅡBのどちらに該当するかを早期に確認しておかないと、出願区分を誤る可能性があります。











教育学部は5サブコースがあるだけでなく、ⅠとⅡで求められる経歴も出願区分も違うんですね。「教育学部志望」とひとくくりにせず、まずⅠかⅡか、サブコースはどれか、出身学科の区分は何かを全部固定する必要があります。











そのとおり。教育学部を目指すなら、高2のうちに地域創生に関わる活動の記録を残しておくとⅠの出願要件に対応できる。同時に、出身学科がⅡAかⅡBかを高校の進路担当者と確認し、共通テストで必要な教科・科目を早めに固定して、11月の面接と1月の共通テストを両方の得点として積み上げる計画を立てよう。
📚 用語解説
総合型ⅡA・総合型ⅡB:教育学部総合型選抜Ⅱ内の出願区分です。ⅡAは普通科・理数に関する学科等の出身者、ⅡBは専門教育を主とする学科(理数に関する学科等を除く)や総合学科の出身者が対象で、募集人員がサブコースごとに分かれています。自分の高校の学科がどちらに該当するかは、学校の証明書類で確認します。
この2サブコースは総合型選抜Ⅱでも出身学科による区分がなく、単一の募集枠です。音楽教科・図画工作美術教科は実技試験(音楽実技・美術実技)が課されるため、面接対策だけでなく実技の準備期間も確保してください。
社会共創学部|4学科の名称とⅠ・Ⅱの対象を混同しない
社会共創学部には産業イノベーション学科、産業マネジメント学科、環境デザイン学科、地域資源マネジメント学科の4学科があります(出典:愛媛大学社会共創学部公式サイト)。総合型選抜Ⅰの対象は産業イノベーション学科(海洋生産科学・紙産業・ものづくりの3コース)12名、環境デザイン学科15名、地域資源マネジメント学科15名です。総合型選抜Ⅱの対象は産業マネジメント学科20名と地域資源マネジメント学科10名で、産業イノベーション学科と環境デザイン学科はⅡの対象に含まれていません。地域資源マネジメント学科だけがⅠ・Ⅱ両方に窓口があります。
総合型選抜Ⅰの3学科は、小論文80分・面接・グループディスカッションの結果と出願書類(活動報告書・志望理由書・調査書)を総合評価します。配点は産業イノベーション学科が小論文100点・面接150点・グループディスカッション150点・出願書類50点の計450点、環境デザイン学科と地域資源マネジメント学科は小論文150点・面接150点・グループディスカッション150点・出願書類100点の計550点です。グループディスカッションは「社会、産業、又は身の周りの課題」(産業イノベーション)、「自然環境や社会環境に関する課題」(環境デザイン)、「地域資源や地域社会に関わる諸事象に関する課題」(地域資源マネジメント)のように、学科ごとにテーマの軸が異なります。
総合型選抜Ⅱの産業マネジメント学科と地域資源マネジメント学科は、大学入学共通テストの成績と面接、出願書類を組み合わせて評価します。出願要件はどちらも「高等学校を卒業した者又は卒業見込みの者」「合格した場合は入学を確約できる者」「学部・学科のアドミッション・ポリシーを理解し志望動機が明確な者」で、評定の下限を定める記載はありません。共通テストの得点力と、面接での志望動機・活動の説明力の両方が問われます。
| 学科 | 実施する制度 | 当日試験の中心 |
|---|---|---|
| 産業イノベーション学科 | 総合型選抜Ⅰのみ | 小論文+面接+グループディスカッション |
| 環境デザイン学科 | 総合型選抜Ⅰのみ | 小論文+面接+グループディスカッション |
| 地域資源マネジメント学科 | 総合型選抜Ⅰ・Ⅱ両方 | Ⅰ:小論文等/Ⅱ:共通テスト+面接 |
| 産業マネジメント学科 | 総合型選抜Ⅱのみ | 共通テスト+面接 |











産業イノベーション学科と産業マネジメント学科は名前が似ているので、同じ学科のⅠとⅡだと勘違いしそうです。地域資源マネジメント学科だけが両方に対応しているのも紛らわしいですね。











その混同はよくある。社会共創学部を志望するときは、学科名を正式名称で書き出し、公式要項の目次で「Ⅰの対象か、Ⅱの対象か、両方か」を先にチェックリスト化しよう。学科名を1文字でも読み違えると、出願要件も当日試験もまったく別物になる。
📚 用語解説
グループディスカッション:複数の受験生が同じ課題について議論する選考形式です。社会共創学部の総合型選抜Ⅰでは、学科ごとに異なるテーマを提示し、議論の内容だけでなく「思考・判断」「興味・関心・意欲・協働」「技能・表現」を重点的に評価すると要項に明記されています。
産業イノベーション学科と産業マネジメント学科のように似た名称が並ぶ学部は、検索結果や体験記の略称ではなく、社会共創学部公式サイトと該当年度の学生募集要項で正式名称を確認してから出願準備を始めてください。
医学部|看護学科はⅠ、医学科はⅡで制度がまったく違う
医学部は看護学科が総合型選抜Ⅰ、医学科が総合型選抜Ⅱと、学科によって実施制度そのものが異なります。看護学科の総合型選抜Ⅰには、愛媛県内の中山間地域や離島の地域医療に貢献する意志を持つ総合型ⅠA(地域特別枠、10名)と、年齢満21歳以上・社会人経験3年以上が条件の総合型ⅠB(社会人枠、若干名)があります。医学科の総合型選抜Ⅱ(10名)は、愛媛県内の高等学校を卒業した者等であることに加え、卒業後に愛媛県内の医育・医療機関に勤務することを確約できる者という、地域枠に近い性格の出願要件です。
看護学科ⅠA・ⅠBは、いずれも第1次選抜(面接。出願書類を含めて評価。募集人員の3倍程度、ⅠBは10人程度を合格とする)と第2次選抜(和文・英文小論文120分〔解答は和文〕、課題レポート作成、プレゼンテーション準備30分+プレゼンテーション)の2段階です。配点は第1次選抜100点、第2次選抜は面接100点・小論文200点の計300点で、第1次と第2次は別枠での判定です。ⅠAは中山間地域や離島の暮らし・看護への関心、ⅠBは人や暮らし・医療への貢献意欲を、課題レポートとプレゼンテーションで具体的に確認します。なお、医学部看護学科の学校推薦型選抜Ⅱと総合型選抜Ⅰの併願は認められていません。
医学科の総合型選抜Ⅱは、大学入学共通テストの成績500点、総合問題120分200点、面接200点の計900点で合否を判定します。共通テストは理科2科目を含む指定教科・科目の受験が必須です。出願要件は「愛媛県内の医療の担い手となる高い使命感と倫理観」「研究医の不足や臨床医の偏在などへの強い関心」に加え、愛媛県内の高等学校を卒業した者(または見込み)等であること、卒業後に愛媛県内の医育・医療機関に勤務することを確約できることが求められます。県外出身者や、卒業後の勤務地を確約できない受験生は出願要件を満たさないため、一般選抜など他の入試区分を検討する必要があります。
| 区分 | 共通テスト | 出願要件の核 |
|---|---|---|
| 看護学科 総合型ⅠA | なし | 中山間地域・離島の地域医療への強い意志 |
| 看護学科 総合型ⅠB | なし | 満21歳以上・社会人経験3年以上 |
| 医学科 総合型選抜Ⅱ | あり(理科2科目含む) | 愛媛県内高校出身等+卒業後の県内勤務確約 |











同じ医学部でも、看護学科は共通テストなしで地域医療や社会人経験を評価し、医学科は共通テストが必須なうえに卒業後の勤務地まで確約する必要があるんですね。医学科志望なら、まず自分がこの確約をできるかどうかを最初に判断しないといけません。











そのとおり。医学部志望は「医学部だから」で一括りにせず、看護学科か医学科か、共通テストの有無、出願要件の確約事項までを出願前に一つずつ判定しよう。医学科は共通テスト500点の比重が大きいので、総合問題・面接対策と並行して、一般選抜と同じ密度で共通テスト科目の得点力を積み上げる必要がある。
📚 用語解説
地域特別枠・地域枠的な出願要件:特定の地域の医療・看護を将来担う人材を確保する目的で、出身地や卒業後の勤務地に条件を課す選抜区分です。愛媛大学医学部では看護学科ⅠA(中山間地域・離島への貢献意志)と医学科総合型選抜Ⅱ(卒業後の愛媛県内勤務確約)がこれに近い性格を持ちます。
医学科総合型選抜Ⅱの「卒業後に愛媛県内の医育・医療機関に勤務することを確約」は、入学時点だけでなく卒業後の進路にも関わる条件です。本人だけでなく保護者とも十分に話し合ったうえで出願してください。
工学部|Ⅰの4コースとⅡの女子枠・海事産業特別コース
工学部工学科は、総合型選抜Ⅰで機械工学コース2名・知能システム学コース1名・化学生命科学コース10名・海事産業特別コース4名を募集します。機械工学コース・知能システム学コース・海事産業特別コースは、志望する動機の明確さと入学確約を出願要件とし、面接に数学(数学Ⅰ・Ⅱ・A・B〔数列〕・C〔ベクトル〕)と物理基礎の口頭試問を含みます。化学生命科学コースは、①〜③の条件を満たす者を対象に、面接で化学・化学基礎の口頭試問を課します。機械工学コースと知能システム学コース、海事産業特別コースは高等学校の普通科・工業に関する学科等の卒業見込み者に限定されます。
総合型選抜Ⅱの工学部は、化学生命科学コース(女子枠)10名、海事産業特別コース4名、デジタル情報人材育成特別プログラム(女子枠)3名です。化学生命科学コースとデジタル情報人材育成特別プログラムは「女性であるもの」が出願要件に明記された女子枠で、大学入学共通テストの成績(国語・地理歴史公民・数学・理科・外国語から指定科目)と面接で判定します。デジタル情報人材育成特別プログラムは普通科・工業に関する学科・情報に関する学科・理数に関する学科・総合学科が対象で、情報分野への適性を重視します。海事産業特別コースは高等学校を卒業見込みの者に限定され、志望動機の明確さと入学確約が出願要件です。
| コース | 実施制度 | 出願要件の特徴 |
|---|---|---|
| 機械工学コース | Ⅰのみ | 普通科・工業科等限定。数学・物理の口頭試問 |
| 知能システム学コース | Ⅰのみ | 普通科・工業科等限定。数学・物理の口頭試問 |
| 化学生命科学コース | Ⅰ(共通枠)+Ⅱ(女子枠) | Ⅰは学科制限なし、Ⅱは女性限定+共通テスト |
| 海事産業特別コース | Ⅰ・Ⅱ両方 | 高校卒業見込み限定。志望動機の明確さ |
| デジタル情報人材育成特別プログラム | Ⅱのみ | 女性限定。情報系学科等も対象 |
工学部で注意したいのは、化学生命科学コースが総合型選抜Ⅰ(共通テストなし・学科制限なし)と総合型選抜Ⅱ(共通テストあり・女子枠)の両方に窓口がある点です。同じコース名でも出願要件と選考内容がまったく異なるため、「化学生命科学コースを受ける」と決めた後も、Ⅰで受けるかⅡで受けるかをさらに選ぶ必要があります。











工学部は口頭試問がコースによって数学・物理だったり化学だったりしますし、Ⅱの女子枠は共通テストが必要なんですね。同じ化学生命科学コースでもⅠとⅡで別の対策が必要になりそうです。











そのとおり。工学部志望はまずコースを固定し、次にⅠかⅡか(該当する場合は両方の要件)を確認する。Ⅰの口頭試問対策では、数学・物理・化学のうち志望コースが指定する科目を絞って基礎から反復し、Ⅱを検討するなら共通テストの指定科目を早期に固定して一般選抜と同じ密度で得点力を積み上げよう。
📚 用語解説
女子枠:工学系分野で女性の入学者を増やす目的で設けられた、出願資格を女性に限定する募集枠です。愛媛大学工学部では総合型選抜Ⅱの化学生命科学コースとデジタル情報人材育成特別プログラムがこれに該当し、共通テストと面接で選考します。
農学部|学部から修士課程までを見据えた3つの特別コース
農学部は総合型選抜Ⅱのみを実施し、理学部と異なり総合型選抜Ⅰの対象ではありません。募集単位は食料生産学科の知能的食料生産科学特別コース7名、生命機能学科の健康機能栄養科学特別コース7名、生物環境学科の水環境再生科学特別コース5名です。3コースとも、アドミッション・ポリシーに「修士課程までの学習に励む強い意志」を明記しており、学部4年間で完結する進路ではなく、大学院修士課程までの一貫した学びを前提とした特別コースである点が他学部と異なります。
選考方法は3コース共通の枠組みで、大学入学共通テストで6教科8科目を課して「知識・技能・理解」を評価し、志望理由書・調査書・活動報告書の提出と面接によって、各コースのテーマ(知能的食料生産科学、健康機能栄養科学、水環境再生科学)への関心と修士課程までの学習意欲、主体性・協働性を評価します。さらに、コースに関わる基礎的知識を確認するための口頭試問が課されます。出願書類の段階から「なぜこの分野を学部・大学院を通して学びたいのか」を具体的に説明できることが前提です。
| コース | 関心分野 | 重視される意欲 |
|---|---|---|
| 知能的食料生産科学特別コース | 圃場・園芸施設・植物工場等の食料生産 | 篤農家技術のデジタル化・食料や情報技術への関心 |
| 健康機能栄養科学特別コース | 食品の栄養機能・保健機能 | 健康機能栄養科学の俯瞰的な視野 |
| 水環境再生科学特別コース | 農村の水環境 | 水環境再生科学の俯瞰的な視野 |
試験期日は2027年1月30日で、面接及び口頭試問が実施されます。出願情報登録期間は2026年11月20日から12月11日、検定料支払・出願書類提出は12月7日から12月11日です。共通テストの受験そのものは1月中旬に行われ、その成績を面接・口頭試問と合わせて評価します。「大学院まで見据えているか」を問われるコースであるため、単に学部の学びだけでなく、学部卒業後にどのような研究・技術者像を目指すのかまで志望理由書で言語化する準備が必要です。











農学部の3コースは、単に学部に入るための対策だけでなく、大学院まで見据えた意欲を問われるんですね。志望理由書で「4年間で何を学ぶか」だけでなく「その先の修士課程で何をしたいか」まで書く必要がありそうです。











そのとおり。農学部の3コースを志望するなら、高校段階の活動や学習をコースのテーマ(食料生産・栄養科学・水環境)に結びつけつつ、大学院までの学びの見通しを持つことが評価される。共通テスト6教科8科目の対策は一般選抜と重なる部分が大きいので、早い時期から基礎学力を並行して積み上げよう。
📚 用語解説
学部から修士課程までの一貫した学び:愛媛大学農学部の3特別コースが前提とするキャリア設計です。学部4年間で専門教育を受けた後、大学院修士課程まで継続して同分野を学ぶ意欲があるかを、出願要件・面接の両方で確認します。学部だけで就職を考えている受験生には合わない可能性があるため、進路の見通しを事前に整理してください。
愛媛大学の総合型選抜の選び方|専願の考え方と一般選抜との並行計画
方式選択は「共通テストがなくて入りやすそうか」ではなく、志望学部・学科、出願要件、評価される強み、当日試験、合格後の条件の順で行います。総合型選抜Ⅰ・Ⅱのいずれも、出願要件に共通して「合格した場合は入学を確約できる者」が含まれており、合格すれば愛媛大学の当該学部・学科へ進学することが前提です。医学部看護学科では、学校推薦型選抜Ⅱと総合型選抜Ⅰの併願を認めない旨が要項に明記されています。他の学部・方式の重複出願に制限があるかどうかも、必ず該当年度の要項で確認してください。
総合型選抜Ⅰは出願・試験・合格発表が2026年9月〜11月で完結し、一般選抜の共通テスト対策とは別の時間配分が必要です。総合型選抜Ⅱは、共通テストの得点そのものが合否を左右するため、Ⅱを検討する時点で一般選抜の勉強を止める必要はなく、むしろ共通テスト科目の学習を継続することが総合型Ⅱの対策と重なります。教育学部のように2段階選抜(11月の面接→1月の共通テスト)を行う学部は、面接準備と共通テスト対策を同時並行で進める計画が必須です。
| 判定順 | 確認する質問 | 判断材料 |
|---|---|---|
| 1 志望 | その学部・学科・コースで何を学ぶか | アドミッション・ポリシー、カリキュラム |
| 2 制度 | ⅠかⅡか、共通テストが必要か | 学部別の対象一覧、要項目次 |
| 3 要件 | 出願要件(評定・出身学科・性別枠・地域要件等)を満たすか | 調査書、活動証明、要項の出願要件欄 |
| 4 評価 | 当日試験で強みを再現できるか | 面接・小論文・口頭試問・実技・共通テスト科目 |
| 5 並行計画 | 一般選抜の学習時間を守れるか | 週の総学習時間、共通テスト科目の実測点 |
制度全体と一般選抜との併願設計は総合型選抜・学校推薦型選抜完全ガイドで確認できます。書類の論理を組み立てるときは大学入試の志望理由書の書き方を使い、大学名への憧れや活動の列挙だけで終わらず、本人の問題意識と学部・学科の教育を結びます。愛媛大学の学部別の偏差値・倍率という一般選抜側のデータは愛媛大学の偏差値・倍率一覧で確認し、総合型選抜に不合格だった場合の一般選抜プランもあわせて準備してください。











「共通テストがいらないⅠの方が楽そう」と考えていましたが、Ⅰは出願要件(活動歴や地域要件)が厳しかったり、面接だけで判定されるので準備の中身が違うだけなんですね。Ⅱも一般選抜の勉強の延長と考えれば、両方の可能性を残しながら準備できそうです。











そのとおり。総合型選抜ⅠとⅡ、どちらが「楽」ということはない。出願要件を満たせるか、評価される強みが自分にあるか、当日どんな形で再現するかで選ぶ。Ⅱを軸にするなら一般選抜の勉強がそのまま活きるので、総合型選抜への出願を理由に一般選抜の対策をやめないことが大切だ。
📚 用語解説
専願・入学確約:愛媛大学の総合型選抜Ⅰ・Ⅱは、いずれも出願要件に「合格した場合は入学を確約できる者」を含みます。合格すれば当該学部・学科への入学が前提となるため、他大学の総合型選抜・学校推薦型選抜との併願可否は、重複出願を禁止する記載がないか要項本文で個別に確認してください。
愛媛大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。志望理由書を一度添削してもらう、動画で面接の型を見る、週1回だけ面接練習をするといった「普通の対策」だけでは、愛媛大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。ⅠとⅡで出願要件も当日試験もまったく異なり、学部固有の面接・小論文・口頭試問・共通テスト・実技を一貫させる必要があるからです。
この記事で確認したとおり、2027年度だけでも教育学部は評定3.5以上と地域創生活動歴(Ⅰ)/出身学科でのⅡA・ⅡB区分(Ⅱ)、社会共創学部は産業イノベーション・産業マネジメント・環境デザイン・地域資源マネジメントの4学科で実施制度が異なり、医学部は看護学科(地域枠・社会人枠)と医学科(県内勤務確約+共通テスト500点)で別制度、工学部は口頭試問の科目とⅡの女子枠、農学部は修士課程までを見据えた3コースがあります。必要なのは単発の添削ではなく、出願要件の照合、共通テスト対策、書類作成、面接・口頭試問の練習を毎日の行動へ変える仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは制度の見分けと要件照合が抜けやすい
独学では公式要項や対策本を読めますが、①の限界が残ります。「愛媛大学の総合型選抜」という情報を知ることと、志望学部がⅠかⅡか、出願要件(評定・出身学科・地域要件・性別枠)を照合し、共通テスト科目を固定し、証明書を依頼し、本人が書類を書いて面接・口頭試問を反復することは別です。産業イノベーション学科と産業マネジメント学科の違いのような細部を読み違えても修正する人がおらず、「調べたつもり」のまま出願が近づく危険があります。
映像授業・アプリでは学部固有の一日計画にならない
映像授業やアプリは小論文・面接の一般知識を得るには便利ですが、①と②の限界に当たります。同じ動画を見ても、教育学部の地域創生活動、社会共創学部のグループディスカッション、医学部の共通テスト500点対策、工学部の口頭試問へ必要な行動は異なります。視聴完了を対策完了とみなすと、本人の不足に応じた演習量が決まりません。
集団授業の大手予備校では方式差に合わせにくい
集団授業は多数に共通する小論文の書き方や面接の基本を扱えますが、②の限界が残ります。全員同じ進度では、共通テストの理科2科目が未達の生徒、地域創生の活動証明が不足する生徒、数学Ⅲが弱い生徒、実技試験(音楽・美術)の準備が遅れている生徒へ別々の優先順位を付けられません。愛媛大学の学部別の評価方法を、本人の一日へ落とす作業が不足します。
一般的な個別指導塾では週1回以外の修正が遅い
一般的な個別指導は本人に合わせられても、授業が週1回なら③の限界に当たります。共通テストの得点が伸びない、活動証明が届かない、面接の回答が要項の出願要件とずれている、口頭試問の基礎知識が不足していると分かっても、次の面談まで修正が止まります。9月から翌1月まで複数作業を同時進行する愛媛大学の総合型選抜では、一週間の放置が大きな遅れになります。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①情報から行動への変換、②学部・本人ごとの計画、③毎日の修正頻度のどれかが残ります。だから、志望学部のⅠ・Ⅱを固定し、出願要件の照合から共通テスト対策・面接対策までを1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来塾の3つの限界を6つの仕組みで解消します。愛媛大学の総合型選抜では、Ⅰ・Ⅱの制度選択、出願要件の照合、共通テスト対策、活動証明・出願書類、学部固有の面接・小論文・口頭試問・実技、一般選抜科目を一つの計画へ統合し、未確認条件や遅れを毎日・毎週の確認で見つけます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×個別計画
- 独学: 本人だけで管理
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
愛媛大学の志望方式に合わせ、「公式要項の出願要件を5項目確認し、活動報告書の証明資料を1件依頼し、共通テスト過去問を1年分解く」のように、書類・学力・面接対策を一日の数値へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
教育学部の地域創生活動歴、社会共創学部のグループディスカッション、医学部の共通テスト500点対策、工学部の口頭試問、農学部の修士課程志向など、本人の志望方式と弱点に合わせて優先順位を変えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗と毎週の確認テストで、共通テスト科目の得点、小論文・志望理由書の完成度、面接・口頭試問の回答の一貫性を測ります。証明書の遅れや出願区分(総合型ⅡA/ⅡB等)の誤りも放置せず修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、公式要項の条件と本人の状況を区別し、出願・一般選抜・当日試験の進捗を確認します。公開された講師満足度アンケートも指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学・学部特化と総合型選抜・推薦の専門コースを組み合わせ、愛媛大学の学部別条件へ対応します。必要に応じて共通テスト対策も含め、一般選抜科目との週間配分まで一つの計画にします。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
要項や演習中の疑問はLINEで質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の志望学部・出願要件の充足状況・共通テストの得点状況を共有し、出願までに必要な準備量を確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、志望方式の2027年度要項と現在の評定・活動・共通テストの準備状況をもとに、最初の一週間で行う課題を相談できます。
愛媛大学の学部別総合型プランを無料説明会で相談できます
まとめ|公式要項から愛媛大学の総合型選抜対策を始める
| 学部 | 実施制度 | 共通テスト |
|---|---|---|
| 法文学部 | 総合型選抜Ⅱのみ | あり |
| 教育学部 | 総合型選抜Ⅰ・Ⅱ両方 | Ⅰ:なし/Ⅱ:あり |
| 社会共創学部 | 学科によりⅠ・Ⅱが分かれる | Ⅰ:なし/Ⅱ:あり |
| 医学部 | 看護学科Ⅰ・医学科Ⅱ | 看護:なし/医学科:あり |
| 工学部 | 総合型選抜Ⅰ・Ⅱ両方 | Ⅰ:なし/Ⅱ:あり |
| 農学部 | 総合型選抜Ⅱのみ | あり |
| 理学部 | 実施なし | 該当なし |
愛媛大学の総合型選抜は、大学名で一括りにできません。最短の準備は、体験記や検索結果の表から志望理由書を作ることではなく、2027年度公式要項でⅠとⅡのどちらが志望学部の対象かを確認することです。その後、出願要件を一行ずつ監査し、共通テストが必要な場合は指定科目を固定し、証明書の入手、本人による書類作成、学部固有の当日試験の演習を並行します。
評価されるのは、条件を満たしている事実と、学部で学ぶ目的と、当日その力を再現するアウトプットです。活動実績や志望理由書がどれだけ整っていても、共通テストが必要な方式で得点が取れなければ合格できません。作業を日単位で数値化し、毎週の答案・得点・面接の進捗から計画を修正しながら、一般選抜の学力も守ってください。
愛媛大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 愛媛大学の総合型選抜は全学部で共通テストが必要ですか?
A. いいえ。総合型選抜Ⅰ(教育学部、社会共創学部の一部学科、医学部看護学科、工学部の一部コース)は大学入学共通テストを課しません。総合型選抜Ⅱ(法文学部、教育学部、社会共創学部の一部学科、医学部医学科、工学部の一部コース、農学部)は共通テストの成績を選考に使います。志望学部・学科がⅠとⅡのどちらの対象かを公式要項で確認してください。
Q. 理学部は総合型選抜で受験できますか?
A. 2027年度の総合型選抜Ⅰ・Ⅱいずれの目次・募集人員一覧にも理学部の記載はなく、実施対象ではありません。理学部志望の方は、学校推薦型選抜や一般選抜など他の入試区分を確認してください。
Q. 社会共創学部の産業イノベーション学科と産業マネジメント学科は同じ学科ですか?
A. いいえ、別の学科です。産業イノベーション学科は総合型選抜Ⅰ(共通テストなし)の対象、産業マネジメント学科は総合型選抜Ⅱ(共通テストあり)の対象で、名称・実施制度ともに異なります。地域資源マネジメント学科だけがⅠ・Ⅱ両方に窓口があります。
Q. 教育学部は評定平均がなくても出願できますか?
A. 総合型選抜Ⅰは全体の評定平均3.5以上が出願要件です。総合型選抜Ⅱは評定の下限を定める記載がない代わりに、出身高校の学科が普通科・理数に関する学科等(総合型ⅡA)か、専門教育を主とする学科・総合学科(総合型ⅡB)かで出願区分が分かれます。
Q. 医学部は看護学科と医学科で対策が同じですか?
A. いいえ、大きく異なります。看護学科の総合型選抜Ⅰ(ⅠA地域特別枠・ⅠB社会人枠)は共通テストなしで、和文英文小論文と課題レポート・プレゼンテーションが中心です。医学科の総合型選抜Ⅱは大学入学共通テスト500点を含む900点満点で、愛媛県内高校出身等の要件と卒業後の県内勤務確約が必要です。
Q. 工学部の女子枠とはどのコースですか?
A. 総合型選抜Ⅱの化学生命科学コース(女子枠)とデジタル情報人材育成特別プログラム(女子枠)です。出願要件に「女性であるもの」と明記され、大学入学共通テストと面接で選考します。総合型選抜Ⅰの化学生命科学コースは学科制限のない共通テストなしの枠で、同じコース名でも別の制度です。
Q. 農学部の総合型選抜は学部だけで完結しますか?
A. 農学部の3特別コース(知能的食料生産科学、健康機能栄養科学、水環境再生科学)は、アドミッション・ポリシーに「修士課程までの学習に励む強い意志」が明記されており、学部4年間で終わる進路ではなく大学院修士課程までの一貫した学びを前提としています。
Q. 総合型選抜Ⅰと総合型選抜Ⅱは併願できますか?
A. 学部・方式ごとに確認が必要です。医学部看護学科は、学校推薦型選抜Ⅱと総合型選抜Ⅰの併願を認めないと要項に明記されています。他の学部・方式についても、重複出願を制限する記載がないか、志望方式の要項原文を必ず確認してください。
Q. 対策はいつから始めるべきですか?
A. 評定、出身学科区分、活動歴、共通テスト科目の基礎学力は短期間では整わないため、高1・高2から意識するのが理想です。受験学年は春に志望方式(ⅠかⅡか)を固定し、夏に証明書と学部研究、秋から冬にかけて書類作成・面接対策・共通テスト対策を並行します。総合型選抜Ⅰの一部は9月上旬から出願が始まるため、夏休み後半を条件確認の開始日にしないでください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





