
菅澤さん、5S大学(埼玉・信州・静岡・滋賀・新潟)を目指したいんですけど、5大学もあると、そもそもどこを目指せばいいのか、偏差値がどのくらい必要なのかも、共通テストのボーダーや倍率が大学ごとにどう違うのかも、正直よく分かっていなくて……。ネットで調べても「GMARCHと同じくらい」みたいな話ばかりで、結局自分がどう動けばいいのか分からないんです。

「GMARCHと同じくらい」というざっくりしたイメージだけでは、実は自分の受験戦略にはあまり役立たないんだ。5Sは5大学で偏差値のレンジも共通テストのボーダーも、前期・後期の倍率もバラバラで、「なんとなく同格」より「自分の得意分野に合う大学・学部」を見つけるほうが大事なんだよ。この記事では ①5Sとは何か・5大学の全体像 → ②偏差値比較 → ③共通テストボーダー比較 → ④倍率・入試方式の違い → ⑤自分に合う大学の選び方 → ⑥合格までの年間戦略 の順で、河合塾Kei-Net(方式別ランク)と各大学公式の入試結果だけを根拠に整理していくね。
この記事は、5S大学各大学の対策を専門コースで指導する「鬼管理専門塾」が、埼玉大学・信州大学・静岡大学・滋賀大学・新潟大学の公式入試結果と河合塾Kei-Netの方式別ランク(ボーダーライン偏差値。出典は各セクションに明記)をもとに、5大学の違いと合格戦略を1本で整理するガイドです。「5S大学のどこを目指すべきか」「偏差値・共通テストボーダー・倍率のどれを基準に選べばいいのか」という2つの疑問に、データで答えていきます。あわせて、各大学・学部の入試傾向を深掘りした個別記事にもこの記事から直接リンクしているので、気になる大学が決まったらそちらも読み進めてください。
目次
5S大学とは?5大学の全体像
| 大学 | 所在地 | 偏差値帯(河合塾Kei-Net方式別ランク) | 共通テスト得点率目安 | 特色 |
|---|---|---|---|---|
| 埼玉大学 | さいたま市桜区 | 47.5〜60.0 | 53〜79% | 埼玉県唯一の国立大学。師範学校を前身とする教育学部が伝統校 |
| 信州大学 | 松本市ほか長野県内5キャンパス | 45.0〜62.5 | 51〜83% | 国内唯一の繊維学部を保有。5キャンパスとも自然豊かな立地 |
| 静岡大学 | 静岡市・浜松市の2キャンパス | 45.0〜55.0 | 50〜74% | 高柳健次郎ゆかりの工学部と、浜松の企業集積を生かした産学連携 |
| 滋賀大学 | 彦根市(琵琶湖畔) | 45.0〜57.5 | 51〜78% | 2017年設置のデータサイエンス学部が国内初。経済学部は5学科構成 |
| 新潟大学 | 新潟市西区 | 45.0〜65.0 | 52〜83% | 本州日本海側最大級の総合大学。10学部を保有し創生学部など特色学部も |
上の表が5S大学5大学の全体像です(偏差値・共通テスト得点率ともに出典は河合塾Kei-Net「偏差値(ボーダーライン)」の方式別ランク。2026年7月19日に5大学分を直接確認)。「5S大学」は、埼玉・信州・静岡・滋賀・新潟の頭文字がいずれも「S」で始まることに由来する通称で、新潟大学のみ「新大」と略されることもあります。国立大学の中では準難関〜中堅のレベルに位置づけられ、地元企業への就職に強いのが共通した特徴です。まず押さえてほしいのは、「5S大学」とひとくくりに呼ばれていても、偏差値帯は45.0〜65.0で20ポイントの開きがあり、共通テスト得点率も50%〜83%と33ポイントの差がある、という事実です(いずれも医学部・歯学部を含めた全学部・全学科の実測レンジ。詳しくはセクション2・3で解説します)。
📚 用語解説
5S大学:埼玉大学・信州大学・静岡大学・滋賀大学・新潟大学の5つの国立大学の頭文字(いずれもS)から取られた通称。特定の団体が公式に定義した大学群ではなく、偏差値帯や地方拠点国立大学という共通点から受験情報サイト等で使われるようになった呼び方です。GMARCHと近い偏差値帯を持つ大学として比較されることが多い一方、5大学とも学部構成や立地はそれぞれ大きく異なります。
- 新潟大学: 偏差値45.0〜65.0(医学部65.0が牽引)、10学部で規模最大

新潟大学と信州大学は偏差値の上限が高めですけど、これは医学部があるからってことですか?それとも大学全体のレベルが高いんですか?

いい質問だね。新潟大学は医学部医学科が偏差値65.0、信州大学は医学部医学科が62.5で、この2大学が5S大学の中で偏差値上限を押し上げている。ただし医学部を除いた主要学部(人文・法・経済・理工系など)だけで比べると、5大学の差はもっと小さくなる。「新潟・信州が上位、他が下位」という単純な序列ではなく、「医学部を狙うか、それ以外の学部を狙うか」で見るべきデータが変わる、というのがこの記事で一番伝えたいポイントなんだ。
最初のアクションとして、この早見表の5大学から「気になる1〜2校」に印を付けてください。5S大学全体の特徴やGMARCHとの比較をさらに深掘りしたい場合は5S大学を2つの軸で解説!特徴や偏差値も紹介します!、関西圏の国公立大学全体の中での位置づけを確認したい場合は関西の国公立大学一覧! 偏差値と特徴は?も参考になります。
5S大学5大学の偏差値比較【河合塾Kei-Net方式別ランク】
| 大学 | 偏差値帯(全学部レンジ) | 上限の学部(例) | 下限の学部(例) |
|---|---|---|---|
| 埼玉大学 | 47.5〜60.0 | 理学部(数学等)60.0 | 教育学部(一部専攻)47.5 |
| 信州大学 | 45.0〜62.5 | 医学部(医学科)62.5 | 教育学部・工学部(一部専攻)45.0 |
| 静岡大学 | 45.0〜55.0 | 理学部・工学部(一部)55.0 | 教育学部・情報学部(一部)45.0 |
| 滋賀大学 | 45.0〜57.5 | 経済学部(総合経済)57.5 | 教育学部45.0 |
| 新潟大学 | 45.0〜65.0 | 医学部(医学科)65.0 | 理学部・教育学部・歯学部(一部)45.0 |
上の表は、河合塾Kei-Netが公表する方式別ランク(ボーダーライン偏差値)を5大学分整理したものです(出典: search.keinet.ne.jp/{大学コード}/general/border_rate、2026年7月19日に5大学分を直接確認)。5大学を通した全体レンジは45.0〜65.0で、その差は20.0ポイント。医学部を持つ新潟大学・信州大学が上限を押し上げている一方、医学部を持たない埼玉・静岡・滋賀の3大学は45.0〜60.0の範囲に収まります。偏差値20ポイントの差は、模試の判定でいえばE判定とA判定どころか、そもそも受験を検討する母集団自体が入れ替わるほどの開きです。つまり「5S対策」という一枚岩の勉強法は存在せず、狙う大学×学部の帯に合わせて目標設定を変える必要がある、ということをこの表は意味しています。
📚 用語解説
方式別ランク(ボーダーライン偏差値):河合塾が全統模試の結果と入試結果を突き合わせて算出する「合格可能性が50%に分かれる偏差値」のこと。大学の学部・学科・入試方式ごとに設定されます。高校1・2年生向けの「学部学科ランク」(3教科合算の別基準)とは算出方法が異なるため、本記事では方式別ランクに統一し、混同を避けています。同じ学部でも方式によって値が変わるため、志望校の判定は必ず自分が受ける方式のボーダーで確認してください。

医学部を除けば5大学の偏差値はそんなに変わらないんですね。ということは、医学部志望じゃなければ5大学のどこでも同じくらいの難易度と考えていいんですか?

大枠のレンジで見ればそう見えるけど、判断はまだ早いよ。埼玉大学の理学部60.0と滋賀大学の教育学部45.0は同じ「5S大学」でも15ポイントの差がある。「5S大学だからどこでも同じ」ではなく、狙う学部単位で見比べないと、実際の難易度を見誤ってしまう。次のセクションで見る共通テストボーダーも合わせて、初めて本当の難易度が見えてくるんだよ。
このセクションのアクションは2つです。まず直近の全統模試の偏差値を確認し、上の軸のどこに自分がいるかを書き出すこと。次に、志望候補の学部のボーダーが自分の現在地から何ポイント先にあるかを数えることです。5大学それぞれの学部別偏差値ランキングをさらに詳しく確認したい場合は埼玉大学 学部の偏差値ランキング、信州大学 学部の偏差値ランキング、静岡大学 学部の偏差値ランキング、新潟大学 学部の偏差値ランキングで確認できます。滋賀大学経済学部を関関同立と比較したい場合は滋賀大学経済学部を徹底解説!関関同立との比較も紹介します!も参考にしてください。
5S大学5大学の共通テストボーダー比較
| 大学 | 共通テスト得点率目安(全学部レンジ) | 位置づけ |
|---|---|---|
| 埼玉大学 | 53〜79% | 教養・経済学部が70%台、教育学部の一部専攻が下限 |
| 信州大学 | 51〜83% | 医学部83%が最高水準、教育・工学部の一部専攻が下限 |
| 静岡大学 | 50〜74% | 5大学の中で最もレンジが狭く、学部間の差が小さい |
| 滋賀大学 | 51〜78% | 経済・データサイエンス学部が70%台、教育学部が下限 |
| 新潟大学 | 52〜83% | 医学部83%が最高水準、理学部・教育学部の一部専攻が下限 |
上の表は、河合塾Kei-Netの各大学ページ「偏差値(ボーダーライン)」の学部・学科別データを2026年7月19日に直接確認し、全学部・全学科の共通テスト得点率から集計したものです。医学部を持つ信州大学・新潟大学は83%と5S大学の中で最も高い水準を要求され、共通テストで2割弱の失点しか許されない厳しさがあります。一方、医学部を持たない埼玉・静岡・滋賀の3大学は50%台〜79%の範囲に収まり、特に静岡大学は50〜74%と5大学の中で最もレンジが狭く、どの学部を選んでも極端に得点戦略が変わらないという特徴があります。共通テスト得点率の差は、5〜7科目の合計点にすると数十点〜100点近い差になり得るため、「偏差値さえ足りていれば大丈夫」という考え方は危険です。
- 新潟大学: 人文・法学部前期の目安(全学部では52〜83%)
- 静岡大学: 人文社会・理学部前期の目安(全学部では50〜74%)
- 信州大学: 人文・経法学部前期の目安(全学部では51〜83%)
- 埼玉大学: 教養・経済学部前期の目安(全学部では53〜79%)
- 滋賀大学: 経済学部前期の目安(全学部では51〜78%)
上のグラフは主要学部(教養・人文・経済系)を中心とした目安であり、医学部・歯学部を含む全学部のレンジではありません。同じ大学でも学部・日程によって20ポイント以上の差が出ることがあり(特に信州大学・新潟大学は医学部83%と主要学部50〜60%台で大きな開きがあります)、また共通テストの平均点は年度によって変動するため、ボーダー得点率そのものも毎年見直されます。出願直前には必ず河合塾Kei-Netと各大学公式サイトの最新データを、自分が受ける学部・日程で確認してください。

主要学部で見ると5大学とも63〜73%くらいで、思ったより差が小さいんですね。ということは、共通テストの対策はどこを目指しても似たような感じでいいということですか?

そう、それがこのセクションで一番伝えたかったことだよ。5S大学は偏差値・共通テストボーダーのどちらで見ても、医学部を除けば大学間の差が比較的小さい。だからこそ「絶対にこの大学」と決め打ちせず、共通テストの自己採点結果次第で5大学の中から出願先を柔軟に選べる、という戦略も取りやすいんだ。ただし医学部・歯学部だけは別枠で、共通テスト得点率80%超えを安定して取れる実力が前提になる。
アクションとしては、志望候補に挙げた大学について「学部ごとの共通テストボーダー」を河合塾Kei-Netと大学公式サイトで確認してください。信州大学・新潟大学の医学部を検討している場合は信州大学医学部に受かるには?、新潟大学医学部に受かるには?で学部ごとの入試科目・配点を確認してください。5大学それぞれの合格戦略の全体像を先に掴みたい場合は埼玉大学を徹底解説!受かるための勉強法5選と穴場学部2選を大公開!、信州大学を徹底解説!受かるための勉強法5選と穴場学部2選を大公開!、静岡大学を徹底解説!受かるための勉強法5選と穴場学部2選を大公開!、滋賀大学を徹底解説!受かるための勉強法5選と穴場学部2選を大公開!、新潟大学を徹底解説!受かるための勉強法5選と穴場学部2選を大公開!も参考にしてください。
5S大学5大学の倍率・入試方式の違い【前期・後期】
| 大学 | 前期倍率(実質、学部レンジ) | 後期倍率(実質、学部レンジ) | 特に倍率が高い学部・日程 |
|---|---|---|---|
| 埼玉大学 | 2.1〜3.2倍(全体2.7倍) | 2.2〜3.9倍(全体3.3倍) | 教育学部 学校-乳幼児教育(前期1.8倍→後期15.5倍、学部小計は非公表) |
| 信州大学 | 1.7〜2.8倍 | 1.4〜2.8倍 | 経法学部(応用経済前期2.9倍・総合法律前期2.7倍)、人文学部後期2.8倍(全体2.3倍) |
| 静岡大学 | 1.9〜2.1倍 | 1.5〜3.9倍 | 教育学部後期3.9倍(学部小計は非公表) |
| 滋賀大学 | 1.4〜2.8倍 | 2.7〜3.4倍 | データサイエンス学部後期3.4倍(学部小計は非公表) |
| 新潟大学 | 1.5〜3.0倍 | 1.6〜4.6倍 | 経済科学部後期4.6倍・歯学部後期4.4倍(学部小計は非公表) |
上の表は、河合塾Kei-Net「入試結果」ページ(search.keinet.ne.jp/{大学コード}/general/exam_result)の2026年度(令和8年度)入試データを2026年7月19日に直接確認し、実質倍率(受験者数÷合格者数)で統一して整理したものです。埼玉大学・信州大学は大学側が前期計・後期計(または全体)の小計を公表しているため、その数値をそのまま採用しています(自前で学部の倍率を合算して大学値を作ることはしていません)。静岡大学・滋賀大学・新潟大学は学部単位の小計が非公表のため、学部別レンジのみを記載しています。ここで見落とされがちなのが、後期日程は募集人員が前期より大幅に少なく、倍率が跳ね上がりやすいという点です。新潟大学経済科学部の後期倍率4.6倍、歯学部の後期倍率4.4倍、埼玉大学教育学部の学校-乳幼児教育(前期1.8倍→後期15.5倍)のように、後期日程だけを見ると「狭き門」に見える学部・専攻でも、前期日程では1倍台〜2倍台前半に収まっていることが多いのが実態です。
- 滋賀: 経済(総合経済)前期2.8倍・後期2.7倍
- 信州: 人文前期2.5倍・後期2.8倍、医学部は別枠で高倍率
- 新潟: 人文前期2.0倍・後期3.5倍、後期に倍率が急伸
- 静岡: 人文社会前期1.9倍・後期2.2倍
📚 用語解説
実質倍率と志願倍率:「志願倍率」は志願者数÷募集人員で算出され、出願段階での人気度を示します。「実質倍率」は受験者数÷合格者数で算出され、実際に試験を受けた人の中での競争率を示します。本記事の倍率はすべて実質倍率に統一しています。志願倍率は出願前の見込み、実質倍率は当日の実際の競争率と性質が異なるため、他サイトの数値と比較する際はどちらの倍率かを必ず確認してください。

新潟大学の後期倍率が3.5〜4.6倍とかなり高いのが気になります。新潟大学は前期で決めないと危ないということですか?

その理解で概ね合っているよ。新潟大学に限らず、5S大学は総じて前期日程のほうが倍率が安定していて、後期日程は募集人員が少ない分、倍率が跳ね上がりやすい。だから基本戦略は「前期日程で本命を狙い、後期日程は前期の結果を見てから実力相応校・安全校を選ぶ」という組み方になる。後期日程に望みをかけすぎる出願設計は、5S大学に限らず国公立大学全体でリスクが高いんだ。
このセクションのアクションは、志望候補の大学について「前期倍率」「後期倍率」「入試方式の特徴」の3点を公式サイトの入学者選抜結果で確認することです。学部ごとの倍率をさらに詳しく確認したい場合は埼玉大学経済学部に受かるには?、信州大学工学部に受かるには?、静岡大学工学部に受かるには?、滋賀大学経済学部に受かるには?で確認してください。
自分に合う5S大学の選び方【3つの軸で決める】
ここまでのデータを踏まえて、5大学から「自分の本命」を決める3つの軸を紹介します。軸1は偏差値帯と自分の現在地(セクション2)、軸2は共通テストボーダーと得点戦略(セクション3)、軸3が前期・後期の倍率構造との相性(セクション4)です。この3軸を同時に満たす大学・学部が、あなたにとっての「狙い目」になります。あわせて、5S大学と近い立ち位置にある大学群として、千葉大学・金沢大学・岡山大学・広島大学の「金岡千広」、山形大学・富山大学・山梨大学・和歌山大学・山口大学の「5山」もよく比較対象になります。金岡千広は筆頭格の千葉大学を含め偏差値帯がやや上位寄り、5山は医学部を持つ大学が多く医学部を含めた平均が押し上がる傾向がある一方、いずれも「地方拠点の総合国立大学」という性質は5S大学と共通しています。偏差値だけで大学群を上下に並べるより、「学部構成が自分の志望と合うか」で比較するのが実務的です。

静岡大学が本命なんですけど、他の5S大学も一緒に受けたほうがいいってことですか?

いい質問だね。5S大学は国立大学だから、私立のGMARCHのように「1大学内で何方式も併願する」という発想はできない。前期日程で1校、後期日程で1校が基本の構造なんだ。だから5S大学内での併願というより、「前期に本命の5S大学」「後期または私立で実力相応校・安全校」という組み方が定石になる。ただし共通テストの結果次第で出願先を変える「共通テストリサーチ」を踏まえた判断も必要で、この設計こそ独学だと一番難しいところ。私たちのような専門塾が最初に手を入れる部分でもあるんだよ。
前期日程で本命の5S大学+後期日程(または私立大学)で実力相応校・安全校、の組み合わせが基本形。共通テストの自己採点結果をもとに、出願直前に前期・後期の出願先を最終調整すること。偏差値だけで決めず、共通テストボーダーと倍率構造まで含めて出願先を決めるのが鉄則。
このセクションのアクションは、上のフローに沿って「出願候補リスト」を紙に書き出すことです。各大学の穴場学部をさらに深掘りしたい場合は、埼玉大学志望なら【埼玉大学の穴場学部とは…?】、滋賀大学志望なら【滋賀大学の穴場学部とは…?】、静岡大学志望なら【静岡大学の穴場学部って…?】、新潟大学志望なら【新潟大学の穴場学部は…?】も参考にしてください。この段階では5大学×1〜2学部の広めのリストで構いません。次のセクションの年間戦略で、リストを絞り込みながら学習計画に落とし込んでいきます。
5S大学合格の年間戦略【時期別にやることを決める】
志望校の方向性が決まったら、合格から逆算した年間計画に落とし込みます。5S大学を含む国立大学の入試は「共通テスト(1月中旬)→前期日程(2月25日前後)→後期日程(3月中旬)」という決まった流れで進むため、そこから逆算するとやるべきことの順番はほぼ一本道です。
📚 用語解説
共通テストリサーチ:共通テスト後に予備校各社(河合塾・駿台・東進など)が実施する、自己採点データをもとにした合格可能性判定サービス。5S大学のような倍率変動が大きい後期日程を持つ大学群では、共通テストの結果次第で前期・後期の出願先を最終調整する材料として広く使われています。
📚 用語解説
前期日程・後期日程:国立大学の一般選抜は「前期日程」「後期日程」の2回に分かれており、1人の受験生は前期・後期それぞれで1校ずつ出願できます(公立大学の中期日程を含めると最大3校)。5S大学はセクション4で見た通り後期日程の倍率が跳ね上がりやすい大学が多いため、後期日程を実力相応校・安全校に充てる受験生が多いのが実情です。
「基礎が全部終わってから過去問」では遅すぎます。夏に必ず共通テストの過去問を1年分解いて出題形式と現在地の差を数値化し、秋からは大学別の二次試験過去問を週単位で回すのが5S大学合格者の標準ペースです。第一志望は最低でも3〜5年分、併願校も1〜2年分は目を通しておきましょう。

計画の立て方は分かってきました。でも正直、5〜7科目もある国立の対策を、この週次サイクルで1年間、自分ひとりで回しきる自信がないです……。

その不安は正しいよ。実際、多くの受験生が挫折するのは「計画の内容」ではなく「計画の実行」のほうなんだ。5〜7科目もある国立大学の対策は、年間計画は誰でも立てられるけど、毎日のやるべき量に分解して、サボれない仕組みで回し続けるのは根性論では無理がある。だからこそ、毎日の学習指示と確認テストで実行を管理する仕組みを外部に持つ——つまり管理型の塾を使う受験生が増えているんだよ。次のセクションで、なぜ「普通の塾」では5S大学対策として不十分なのかをデータから話すね。
アクションは、上の週次サイクルを今週から1週間だけ試してみることです。5大学それぞれのおすすめの塾を確認したい場合は埼玉大学合格におすすめの塾5選、新潟大学合格におすすめの塾5選、各大学の難易度をさらに詳しく確認したい場合は【埼玉大学の難易度は…?】、【静岡大学の難易度は…?】、【滋賀大学の難易度とは…?】、必須対策を確認したい場合は【新潟大学の必須対策とは…?】も参考にしてください。1週間回してみて、「決めた範囲の8割以上を実行できたか」を確認してください。できたなら独学でも回せる素質があります。できなかったなら、実行を管理する仕組みを整えるのが先決です。
5S大学合格は「普通の対策」では届かない

5S大学は地方国立の大学群なら、一般的な国公立対策を受けていれば大学別の違いまで考えなくてもよいですか。

考える必要があります。埼玉・信州・静岡・滋賀・新潟では、学部、共通テスト科目、二次科目、前期・後期の倍率が違います。志望学部の公式要項と本人の答案を一日単位へ落とせる塾を選びます。
断言します。「5S大学レベルならなんとなく塾に通っていれば受かる」という認識のままでは、合格はまず届きません。
理由はここまでのデータが示しています。5S大学のボーダー偏差値は45.0〜65.0と同じ大学群の中で20.0ポイントも開き、共通テスト得点率は埼玉53〜79%・信州51〜83%・静岡50〜74%・滋賀51〜78%・新潟52〜83%と、大学ごとに33ポイントの差があります(医学部を除いた主要学部だけなら63〜73%台に収れんしますが、医学部を含めた実測レンジではここまで開きます)。しかも後期日程の倍率は新潟大学経済科学部4.6倍・歯学部4.4倍、埼玉大学教育学部の学校-乳幼児教育15.5倍のように前期日程の数倍に跳ね上がる学部・専攻があり、5〜7科目という国立大学特有の科目数の多さも重なります。つまり5S大学合格に必要なのは「漠然とした学力アップ」ではなく、大学×学部×倍率構造ごとに目標偏差値と共通テスト得点戦略・過去問対策を設計し、それを毎日の学習量に分解して実行しきる管理です。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書だけでは、5大学の倍率差に対応できない
参考書学習そのものは有効ですが、5S大学5大学の倍率差(新潟大学の後期急伸、埼玉大学教育学部の高倍率、他3大学の前期後期バランスの違い)を独学で把握し、5〜7科目の得点戦略まで自力で設計するのは至難です。さらに限界①③の通り、情報を集めても日々の行動が変わらなければ偏差値は動きません。「今日何をどこまでやるか」を毎日決めて実行を確認してくれる存在がいない独学は、計画倒れのリスクを常に抱えます。
映像授業・アプリだけでは、視聴が「実行」にすり替わる
映像授業は分かりやすい反面、「観た=やった」という錯覚が起きやすい形式です(限界①)。また配信カリキュラムは全受講生共通で、あなたが新潟大学医学部(偏差値65.0)を狙うのか、静岡大学の学部(45.0〜55.0)を狙うのかという帯の違いに合わせて負荷を変えてはくれません(限界②)。共通テスト得点率80%超えを狙うのに、平均に合わせた教材消化で間に合うでしょうか。
集団授業の大手予備校でも、個別の倍率戦略までは設計してくれない
大手予備校の5S大学対策コースは質の高い授業を提供しますが、全員同じカリキュラムという構造上、一人ひとりの現在地と志望校の倍率構造のギャップに合わせた個別最適化は苦手です(限界②)。また授業がない日の学習は本人任せになりがちで(限界③)、セクション6で見た週次サイクルを回しきれるかは結局自分次第。「授業は受けているのに偏差値が動かない」の典型パターンです。
一般的な個別指導塾でも、週1〜2回では5〜7科目の管理が穴だらけになる
個別指導は柔軟に見えますが、週1〜2コマの指導時間以外の週残り160時間超が管理されないなら、独学と大差ありません(限界③)。国立大学は5〜7科目という科目数の多さゆえに、講師が全科目の進捗と前期・後期の出願戦略まで踏まえて設計できるとは限らず、結局「教科の質問対応」で終わってしまうケースが多いのです(限界②)。
だからこそ、5S大学を本気で狙うなら「大学×学部×倍率構造のデータに基づいた戦略設計」と「毎日の実行管理」の両方を仕組みで提供する専門塾が必要です。だから、鬼管理専門塾しかないのです。
鬼管理専門塾の特徴

毎日管理を掲げる塾なら、5S大学の五つの大学を同じ計画で進めても問題ありませんか。

同じ計画にはできません。本人の第一志望学部、共通テスト配点、二次科目、前期・後期、現在の初見得点を確認し、大学別の到達点を教材と期限へ変える必要があります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
埼玉・信州・静岡・滋賀・新潟の志望学部について、共通テストと二次試験の教材名、ページ、問題数、学習時間を日別に指定し、5〜7科目でも迷わない課題へ変えます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
5Sという大学群名で一括せず、本人の初見答案、共通テスト配点、二次科目、前期・後期の倍率、通学や学びたい分野を照合し、大学・学部ごとの個別行動プランへ反映します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの複数教科と各大学の二次科目を毎日確認し、週テストでは初めて見る問題を制限時間内に解けるかを測り、前期で取り切るための不足を翌週へ戻します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師による指導では、5大学の公式過去問と本人の答案を使い、数学の途中式、英語・国語の本文根拠、理社の知識運用を対話で確認します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の専門コースでは、埼玉・信州・静岡・滋賀・新潟の一般選抜に加え、総合型・推薦、英語資格との両立を扱い、志望学部の方式に合う週間配分へ統合します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
LINE質問とZoom無料説明会では、志望する5S大学の学部、共通テスト科目、二次配点、前期・後期、年間費用を確認し、日別課題と未達時の修正方法を入会前に説明します。
大学受験コースには1カ月返金保証があり(対象は大学受験コースのみ)、無料説明会で納得してからスタートできます。指導理論の詳細は鬼管理専門塾「鬼管理」とはを、実際の合格者は合格実績をご覧ください。
5S大学5大学のどこをどう狙うか、あなた専用の戦略設計を無料説明会で相談できます
まとめ: 5S大学は「データで選び、毎日で受かる」

5S大学を選ぶときは、偏差値の高い順に並べて今の自分に近い大学を選べばよいですか。

偏差値だけでは決めません。志望学部の学び、共通テストと二次の配点、前期・後期倍率、地域と通学、本人の初見得点を照合し、公式要項から出願表と週計画を作ります。
| 項目 | この記事の要点 |
|---|---|
| 5大学の全体像 | 埼玉・信州・静岡・滋賀・新潟の5大学。まず1〜2校に絞る |
| 偏差値(河合塾方式別ランク) | 5大学全体で45.0〜65.0。上限は新潟大学医学部65.0 |
| 共通テストボーダー | 新潟・信州の医学部83%が最高水準。主要学部(教養/人文/経済系)は前期日程で63〜73%前後に収れんする |
| 倍率・入試方式 | 前期は総じて1.4〜3.2倍、後期は学部により4倍超まで跳ね上がる大学もある |
| 大学の選び方 | 偏差値帯×共通テストボーダー×倍率構造の3軸で出願設計 |
| 年間戦略 | 5〜7科目の基礎固め→夏に共通テスト過去問分析→秋から大学別二次演習 |
5S大学は「まとめて対策する大学群」ではなく、「データで比べて選び分ける5つの別の大学」です。河合塾のボーダー偏差値で自分の現在地とのギャップを測り、共通テストボーダーで得点戦略の土台を固め、前期・後期の倍率構造まで踏まえて出願を設計する。そして決めた計画を、毎日の学習量に分解して実行しきる。この記事で紹介したデータと手順を使えば、その第一歩は今日から踏み出せます。独りで回しきる自信がなければ、鬼管理専門塾の無料説明会で、あなたの現在地から5S大学合格までの戦略を一緒に設計しましょう。
よくある質問
| よくある質問 | 答えの詳細がある章 |
|---|---|
| 5S大学とは何を指す? | セクション1(全体像) |
| 5S大学の難易度・偏差値は? | セクション1・2(全体像/偏差値) |
| 共通テストは何割必要? | セクション3(共通テストボーダー比較) |
| 塾なしの独学でも受かる? | セクション6(年間戦略)と宣伝セクション |
| 金岡千広・5山との違いは? | セクション5(選び方) |
| いつから対策を始めるべき? | セクション6(年間戦略) |
- 5S大学の学部帯 57.5: 滋賀大学・埼玉大学の経済学部上限
- 5S大学の学部帯 52.5: 5大学に共通する主要学部の中心帯
- 5S大学の学部帯 50.0: 埼玉大学教育学部・信州大学経法学部等
- 5S大学の学部帯 45.0: 複数大学の教育・理・工学部等の下限
Q. 5S大学とはどの大学を指すのですか?
A. 埼玉大学・信州大学・静岡大学・滋賀大学・新潟大学の5大学の通称です。5大学の頭文字がいずれも「S」で始まることに由来し、新潟大学のみ「新大」と略されることもあります。特定の団体が公式に定義した大学群ではなく、偏差値帯や地方拠点国立大学という共通点から受験情報サイト等で使われるようになった呼び方です。
Q. 5S大学の難易度や偏差値はどうなっていますか?
A. 河合塾Kei-Net(方式別ランク)基準で、5大学全体の偏差値レンジは45.0〜65.0です。医学部を持つ新潟大学(65.0)・信州大学(62.5)が上限を押し上げており、医学部を持たない埼玉・静岡・滋賀の3大学は45.0〜60.0の範囲に収まります。「5S大学だからどこでも同じ難易度」ではなく、狙う大学×学部単位で比較することが重要です。
Q. 5S大学に合格するには共通テストは何割必要ですか?
A. 大学によって50%〜83%と幅があります。信州大学・新潟大学の医学部は83%と最も高い水準が必要で、それ以外の主要学部(教養・人文・経済系など)は前期日程で63〜73%前後が目安です。静岡大学は50〜74%と5大学の中で最もレンジが狭く、学部間の差が比較的小さいのが特徴です。「5S大学に必要な得点率」ではなく「狙う大学・学部・日程のボーダー」で目標設定してください。
Q. 塾なしの独学でも5S大学に受かりますか?
A. 不可能ではありませんが、5大学で偏差値・共通テストボーダー・倍率構造がすべて異なり、しかも5〜7科目という国立大学特有の科目数の多さも重なるため、情報収集と出願設計と毎日の実行管理をすべて独力で回す必要があります。週次サイクルを1週間試して8割実行できないなら、管理型の塾など実行を支える仕組みを検討することをおすすめします。
Q. 5S大学と金岡千広・5山はどう違うのですか?
A. 金岡千広(千葉・金沢・岡山・広島)は筆頭格の千葉大学を含め偏差値帯がやや上位寄り、5山(山形・富山・山梨・和歌山・山口)は医学部を持つ大学が多く、医学部を含めた平均が押し上がる傾向があります。ただしいずれも「地方拠点の総合国立大学」という性質は5S大学と共通しており、偏差値だけで大学群を上下に並べるより、学部構成が自分の志望と合うかで比較するのが実務的です。
Q. 5S大学対策はいつから始めるべきですか?
A. 理想は高2の冬までに5〜7科目の基礎を固め始めることです。夏に共通テストの過去問を1年分分析し、秋から大学別の二次試験過去問演習に入るのが標準ペース。高3からのスタートでも、現在地と志望大学のギャップを測って計画を最短経路に絞れば十分勝負できます。まず模試の偏差値とボーダーの差を確認するところから始めてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





