この記事では
◆「同志社大学」がどんな大学なのか
◆「同志社大学」の穴場学部2選
◆「同志社大学」の合格するための勉強法5選
など、同志社大学のこと全てを、徹底的に解説します!
「同志社大学」は難しい?
同志社大学に合格することは難しいのでしょうか?
ここでは、「同志社大学」が「難しいのかどうか」を
① 入試結果
② 各科目の入試難易度
③ 浪人生の割合
の3つの観点で解説していきます。
① 「同志社大学」の入試結果
学部 | 倍率 | 合格最低点(%) |
---|---|---|
神学部 | 2.0倍 | 338/500(67.6%) |
文学部 | 2.7倍 | 360/500(72%) |
社会学部 | 3.6倍 | 377/500(75.4%) |
法学部 | 3.3倍 | 371/500(74.2%) |
経済学部 | 2.8倍 | 359/500(71.8%) |
商学部 | 3.4倍 | 344/500(68.8%) |
政策学部 | 3.3倍 | 373/500(74.6%) |
文化情報学部 | 2.4倍 | 367/500(73.4%) |
理工学部 | 2.3倍 | 253/450(56.2%) |
生命医化学部 | 2.2倍 | 268/500(53.6%) |
スポーツ健康科学部 | 2.8倍 | 349/500(69.8%) |
心理学部 | 3.4倍 | 351/500(70.2%) |
グローバル・コミュニケーション学部 | 3.2倍 | 425/550(77.2%) |
グローバル地域文化学部 | 3.0倍 | 360/500(72.0%) |
「合格最低点」を見ると、7割取れば、合格できそうだと思われます。
しかし、「倍率」の観点から、3-4人に1人しか受からないということがわかります
② 「同志社大学」の各科目の入試難易度
科目 | 難易度 | 特徴 |
---|---|---|
現代文 | 普通 | 文少量がとにかく長いのが特徴。また記述問題があるので スピーディに問題を解くのが大事。なお設問の難易度は優しい。 |
古典 | 普通 | 文章量が長く記述問題が出題される。 文法や単語や古文常識など、幅広い勉強が必要。 |
英語 | 普通 | 他の関関同立の大学と比べて、圧倒的に英文量が多く傾向にあるが、 設問はストレートなものが多い。 |
日本史 | やや簡単 | 記述問題があるので注意が必要。 近現代だけでなく、原始から江戸まで幅広いジャンルが出題。 |
世界史 | 普通 | 大問数が3つと少ないので、ジャンルごとの細かい知識が必要。 |
政治経済 | やや難しい | 他大学に比べ経済問題が多い。 特に日本経済について細かく聞かれることが多い。 |
数学 | やや難しい | 設問数、計算量がとにかく多い。 半分以上が基礎的な問題ではあるが、とにかくスピーディかつ正確な計算が必要。 |
化学 | 難しい | 関関同立の中でもトップクラスの難しさ。 大問は3つの構成なため、深い知識が求められます。 |
物理 | やや難しい | 電気学と力学は毎年出題されているので注意が必要。 基礎的な部分や応用など幅広く出題されるので、しっかりと対策が必要。 |
生物 | 普通 | 語句、実験考察問題、論述問題が満遍なく出題されています。 標準的なレベルが多く出題されます。 |
「同志社大学」の個別学力試験の各科目の「難易度」と「特徴」をまとめました。
全体的に見て、難易度は「普通〜やや難しい」レベルです。
ここまで、「同志社大学」の入試について確認してきて、
現役で合格できるかどうか不安になってきたのではないでしょうか?
③ 「同志社大学」の浪人生の割合
このグラフを見ると、
「同志社大学」に通っている学生の3人に1人は「浪人経験」があることがわかります。
また、生命医化学部に関しては、50%以上の学生が「浪人経験」があります。
しかも、浪人したからといって受かるわけでもありません。
実際、浪人生と現役生の合格率はほとんど差がありません。
結論
やはり、「同志社大学」は「難しい大学」と言えます。
振り返ると、「同志社大学」は、
① 3人から4人のうち1人しか受からない
② 入試問題に関しても「特別な対策」が必要である
③ 浪人したとしても、浪人生のうち3割程度しか合格できない
という、難しい大学だと言えます。
「難しい大学」ではありますが、「受からない」わけではありません。
「とにかく勉強をする」のではなく、「受かるための勉強」をすることで、
合格点にたどり着くことができます。
次に、「同志社大学」に「受かるための勉強」の仕方を解説していきます。
「同志社大学」の受かり方
さて、ここからは、
① 「同志社大学」の対策法
② 「同志社大学」の穴場学部
③ 「同志社大学」までの勉強法
の3つで「受かるための勉強」をマスターしましょう。
勉強法を知るために、なぜこのように細かく分けるのでしょうか?
それは、「難しい大学」に行くための1番の対策は、「周りと差をつけること」だからです。
「周りと差をつける」には、勉強法を知るばかりではなく、
細かく・詳しく見ることが大切です。
① 「同志社大学」の対策法
まずは、「同志社大学」の具体的な対策方法について解説します。
学部ごとに、各科目の特徴と対策方法をまとめました。
気になる学部を「タップして」、各学部のページを見てみましょう。
たくさんの学部があると、どの学部が受かりやすいのか、どの学部も難しいのだろうかと思うかもしれません。
次に、「同志社大学」の穴場学部を見てみましょう。
② 「同志社大学」の穴場学部
それでは、穴場学部の見つけ方を確認した上で、「同志社大学」の穴場学部をご紹介します。
僕らが定義する「穴場学部」は以下4つの観点で判断をしています。
① 倍率・最低点の推移
② 人気キャンパスであるか否か
③ 他大学の入試日程との兼ね合い
④ その他、特出すべきポイントがある
穴場学部 1つ目
なぜ「文化情報学部」が穴場学部と言えるのか、一緒に確認していきましょう。
先程前述した4つの観点のうち、
文化情報学部は京田辺キャンパスに位置し、
周りは郊外なため、憧れのキャンパスライフを送れないかもしれません。
同志社の文化情報学部の試験日程は2月7日です。2月7日は
■関西大学の全学部入試
■関西学院大学の社会学部と法学部の個別入試
■立命館大学の多数の学部個別入試
など。関関同立のすべての大学で入試が行われる日程です。
特に立命館大学の情報理工学部の個別入試も同じ日程で行われるため、受験生が分配するのが主な理由です。
同志社大学の平均偏差値は59.7なのですが、文化情報学部は58.3とそれを下回っています。
偏差値が低いということは、あまり受験生には人気がなく穴場な学部と言えます。
穴場学部 2つ目
こちらも、「経済学部」がなぜ穴場学部と言えるのか、一緒に確認していきましょう。
先程前述した4つの観点のうち、
同志社の経済学部の試験日程は2月6日です。2月6日は
■関西大学の全学部入試
■関西学院大学の多数の個別入試
など。さまざまな大学や学部でで入試が行われる日程です。
特に関西大学の経済学部の全学部入試や関西学院大学の商学部個別入試
の日程と被っているので、受験生が集中しないことが影響していると考えられます。
経済学部の募集人数はなんと、510人と最も多く、その分合格の倍率が下がります。
他の文系の学部と比較しても、例年合格倍率が低くなっています。
2022年度の入試データを引用すると、
合格最低点
経済学部:71.8%
商学部:73.8%
政策学部:73.8%
と他の学部と比較して合格最低点が低い値になっています。
多くの大学では文学部などが穴場となるのですが、「経済学部」が穴場となる大学はかなり珍しいですね。
の3つに該当しています。
具体的な理由に関しては、こちらも各項目の中に記述してあります。
「同志社大学」にも穴場学部は存在します。
自分の行きたい学部+穴場学部を受験することで、
絶対に「同志社大学」に行きたい受験生たちにとってはいい対策になるでしょう。
最後に、「同志社大学」合格までの勉強法を解説します。
同志社大学専門塾/予備校DO-PASSでのノウハウを惜しみなくレクチャーしていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「同志社大学の穴場学部」を紹介した動画を「YouTube」、「TikTok」にて投稿しています!
気になる人はぜひ、見てみてくださいね!
③「同志社大学」に特化した塾
皆さんは、「同志社大学」合格に特化した対策ができていますか?
「普通の塾・予備校」に通っている方は多いかと思います。
しかしながら、「普通の塾・予備校」では、
同志社大学に受かるための効率的な勉強はできません。
普通の予備校では、
➊全員に同じ指導
➋週に1回の授業
➌同志社大学に特化した対策ができない
そのため、同志社大学に受かるための効率の良い勉強ができないのです。
【普通の予備校がダメな理由①】全員に同じ指導をするから
「全員に同じ指導をする」というのは、
「普通の塾・予備校」の先生が、50人〜100人の生徒に対して、
同じ指導・授業をしているということです。
塾・予備校だけではなく、学校でも同じような指導がされています。
では、このことの何が問題なのでしょうか?
問題点は、以下の通りです。
■どれだけ問題を理解していても、先に進むことはできない
■どれだけ問題が分からなくても、先に進むから、「おいていかれる」可能性がある
■そもそも受験は「競争」だから周りと「差」をつける必要がある
このため、「普通の塾・予備校」に通っていては、
「同志社大学」合格から遠ざかってしまうのです。
【普通の予備校がダメな理由②】授業が週に1回しか進まないから
「普通の塾・予備校」の指導は、1週間に1回しか進みません。
つまり、1ヶ月で「4回」しか進まないということです。
このように、月に進む回数が少ないと、
進めるスピード・あげられる成績に「限界」があるのです。
この限界のために、周りの受験生との差を生むことができず、
同志社大学に合格する可能性は上がらないのです。
【普通の予備校がダメな理由③】「同志社大学」に特化した指導ができないから
「普通の塾・予備校」がダメな1番の理由は
同志社大学合格に「必要ではない」勉強もしなければならないからです。
予備校では大学に受かるための指導をしており、
全ての指導が必要に思えるかもしれません。
しかしながら、この点が多くの受験生が勘違いをしている
「普通の塾・予備校」がダメな最大の理由なのです。
確かに、受験勉強をしてはいるのですが、
決して「同志社大学合格」の最短ルートで勉強しているわけではないのです。
これでは、周りに圧倒的な差をつけることは難しくなります。
では、「同志社大学」に特化した勉強をするにはどうすればいいのでしょうか?
「同志社大学」に特化した勉強をする唯一の方法…、
それは、「同志社大学専門塾/予備校」で勉強することです。
結論:「同志社大学」に特化した塾で勉強をする
でも「同志社大学」に特化した塾なんてあるんですか…!?
同志社大学に特化した塾…
それが、「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS」(ドウパス)です。
「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS」(ドウパス)」では、
━━━━━━━━━━━━━━━━
■同志社大学に特化した個別のカリキュラム
■「普通の予備校」より7倍の速さで勉強が進む
■分からないを徹底的にできるようにする指導
━━━━━━━━━━━━━━━━
などなど…
皆さんが同志社大学に受かるために特化した対策ができます。
次は、「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS(ドウパス)」の3つの特徴を確認しましょう。
【同志社大学専門塾/予備校 DO-PASSの特徴①】「同志社大学」に特化したキミ専用のカリキュラムで”鬼管理”
周りと「差」をつけるためには、
「同志社大学」に特化した勉強をする必要があります。
「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS(ドウパス)」のカリキュラムは
「同志社大学」合格に特化しています。
しかも、生徒1人1人の専用カリキュラムなので、「今何をすれば同志社大学に合格できるのか」が
「1日単位」「1週間単位」「1ヵ月単位」まで、さらに残りの期日まで決めてくれるから
「いつまでに何をしたら良いか分からない」という悩みを解決できます。
そのため、迷わずに「同志社大学」合格を目指すことができます。
「同志社大学専門塾/予備校 DO-PASS(ドウパス)」について詳しく知りたい方は
下のボタンから公式サイトに飛んでみてください。
【同志社大学専門塾/予備校 DO-PASSの特徴②】「同志社大学」合格に向けて365日”鬼管理”
「普通の塾・予備校」では、
■週に1回しか行われない授業学習で「全然進まない」
■週に1回の指導だから「同志社大学合格に間に合わない」
しかし、「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS(ドウパス)」では、
1日ごとに「何をすれば同志社大学に合格できるのか」を
指示、管理してくれます。
そのため、
■「普通の塾・予備校生」の7倍速い速度(※)で勉強ができる!
■同志社大学合格まで迷わない!
ここまで徹底されているから
「普通の塾・予備校」に通っている生徒と「差」をつけることができるのです。
※ 「普通の塾・予備校」が週に1回に進むの対して「同志社大学専門塾/予備校 DO-PASS(ドウパス)」で行う勉強量
【同志社大学専門塾/予備校 DO-PASSの特徴③】15,000問のテストでキミの苦手を”鬼管理”
15,000問もの大量のテストは、「自分のできない部分」を発見するために必要なものです。
皆さんは、成績はいつ上がると思いますか?
成績が上がるのは、問題が解けるようになったときです。
「できないことができるようになったとき」に初めて成績が上がるのです。
そのためには
まず、「できない問題を見つける」必要がありますね。
そのため、大量にテストを解く必要があるのです。
「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS(ドウパス)」では、
ただ「カリキュラム」を作成して終わりではなく、
鬼のように「テスト」をするから同志社大学合格に近づけるのです。
「同志社大学専門塾/予備校 DO-PASS(ドウパス)」とは
ここまで、「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS(ドウパス)」について
色々と説明してきました。
■同志社大学に爆速で受かる方法
■同志社大学合格でやってはいけない勉強法
■同志社大学合格のための注意点
などなど、ここでは語り切れないことも
解説しているので同志社大学合格を目指している受験生は
今すぐチェックしてみてください。
今回のまとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
今回は「同志社大学」に行きたい皆さんのために、
少しでも前向きに受験勉強を進めてもらうために、お話をさせてもらいました。
この記事が少しでも、皆さんの力になれば幸いです。
私たちは「同志社大学専門塾/予備校DO-PASS」でいつでも待っています。
ぜひ、少しでも気になったら応募してみてください。
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■同志社大学以外も徹底解説!
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②「慶應義塾大学」の合格最低点を知る!
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②「立教大学」の合格最低点を知る!
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①「関西大学」の合格最低点を知る!
②「関西学院大学」の合格最低点を知る!
③「同志社大学」の合格最低点を知る!
④「立命館大学」の合格最低点を知る!
シンゲキ株式会社代表取締役社長 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験 / 英検指導に広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
「同志社大学」とは
まずは、①「同志社大学とは」について解説していきます!
関西の私立大学の中ではトップの偏差値を誇る大学!
「同志社大学」卒業生にはインテリ芸能人として有名なカズレーザーさんもいるみたい…!
ではまずは、2個のキャンパスについて詳しく見ていきましょう!
同志社大学は、
●今出川校地
●京田辺校地
の2つのキャンパスあります!
関関同立の”同”の最初に当たる関西の有名私立大学です。
関西の中でもトップレベルにグローバルな大学で、常に受験生からも人気の大学です。
キリスト教の教育理念を掲げており、現在1000人をも超える留学生が世界各国から在籍しています。
同志社大学の卒業生には、
アナウンサーの宇垣美里さん、芸能人からはカズレーザーさんやレイザーラモンHGさん、政治家土井たか子さんなどがいることでも有名ですね!
140年以上の歴史のある「同志社大学」は、
生徒の「自治自立の精神」育て、国際色豊かな人材を育成することを掲げている由緒正しき大学です。
グローバルな感覚を身につけながら
キラキラとした明るいキャンパスライフを送りたい方は、ぜひ同志社大学を目指してみてもいいのでは!?
② 「同志社大学」のキャンパス情報
神学部
文学部
社会学部
法学部
経済学部
商学部
政策学部
グローバル地域文化学部
文化情報学部
理工学部
生命医科学部
スポーツ健康科学部
心理学部
グローバルコミュニケーション学部
2つのキャンパスとそこに属する14の学部を紹介しています!
「同志社大学」は、
多くの文系学部生がメインとして通う京都御所の横の「今出川校地キャンパス」と
都心からは少し外れた京都府南部にある、「京田辺校地キャンパス」の2つのキャンパスで構成されています。
こちら2つのキャンパスの位置関係をざっくりとした地図にまとめるとこのようなイメージです。
京田辺校地って京都市からかなり離れているんですね…。
では、次に各学部や各学科についてもっと詳しく教えてください!
③ 「同志社大学」の学部と学科
「同志社大学」には、14つの学部があり、その中に更に細かく34の学科に分かれています。
それでは、次に同志社大学の学部・学科を簡単な解説とともに紹介していきます。
同志社大学 神学部は「神学科」の1学科で構成されています。
学生は京都市上京区にある「今出川キャンパス」に4年間通うことになります。
同志社大学 神学部は、同志社設立以来の伝統あるプロテスタント・キリスト教の研究に加え、他の宗教も視野に入れつつ、宗教現象の学際的・総合的な研究に取り組んできました。2003年度からは、キリスト教研究の一層の充実を図りながら、イスラーム研究とユダヤ教研究を積極的に導入し、研究対象を中東生まれの「セム系一神教」へと拡大しました。現在では、ユダヤ教、キリスト教、イスラームという、世界の文明の共存に死活的な役割を果たす3つの宗教を同時に、かつ本格的に学ぶことのできる、世界でも貴重な教育・研究機関となっています。
また、神学部のカリキュラムは極めて自由度が高くなっています。必修科目はわずかに2単位(1科目)で、それぞれの学生の目的や将来の進路に応じたカリキュラムを、きめ細かなガイダンスを通して独自にデザインできます。また、ゼミを制限なく履修できるので、単年度に複数のゼミに入ることも可能です。
【神学科】
「宗教を通して世界の動向と人間精神の内面を洞察する」
神学部のカリキュラムの特色は、3つの一神教のすべてを幅広く学ぶことも、いずれかを選択して深く学ぶこともできる点です。たとえば、イスラームおよびアラビア語に関連する科目だけでも30以上の科目が開講されており、自分自身の興味の深さや、学びたい内容に沿って授業を選ぶことができるのです。先進的な一神教研究を活かした科目など、他の大学では学ぶことのできない授業が多いのも、同志社大学神学部ならではの特徴です。また、大学コンソーシアム京都などの単位互換制度を利用することによって、京都にある仏教系大学の科目も履修でき、より多角的な視野から宗教について理解を深めることができます。
同志社大学 文学部は「英文学科」「哲学科」「美学芸術学科」「文化史学科」「国文学科」の5学科で構成されています。
学生は京都市上京区にある「今出川キャンパス」に4年間通うことになります。
同志社大学 文学部は、国際主義です。他学部に比べて、文学部生は積極的に長期・短期の留学に挑戦しています。大学が海外の協定校に派遣する留学生のうち、実に3〜4分の1を文学部生が占めています。また、海外からの留学生が文学部で、日本の歴史・文学・思想・美術芸術を学んでいます。さらに、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、中国、韓国、台湾などの研究機関や研究者と太いパイプを持つ教員が、共同研究や国際シンポジウムを精力的に実施しています。留学生が交流し、第一線の国際的研究が展開する文学部において、真に世界に通じる「ものの見方」やコミュ二ケーション力を磨くことができるでしょう。
また、各学科に共通する大きな特徴は、その学びの深さにあります。1年次から10〜20人の演習科目があり教員からきめ細かい指導を受けることができます。4年間かけて、じっくりと自分の専門を深めることができる、大学らしい落ち着いた学びの環境が整っています。
【英文学科】
英語を「話す・聞く・書く・読む」能力を集中的に高めるために、1年次、2年次に小人数編成の必修クラスを設けています。四技能のそれぞれをバランスよく学び、段々と各技能を結び付けて総合的な英語力に発展させます。授業によっては、Advanced Classがあり、英語が得意な人はさらに力をつけられるようになっています。3年次生以降には、さらに英語力を伸ばすためのより実践的・発展的な授業を設置しています。英文学科で学ぶ専門教育として、「英米文学・文化」と「英語学・英語教育」の2つの領域があります。専門教育での学びを通じて、社会人・国際人として必要な高度な分析力、思考力、論理力、自己表現能力を身に付けます。
【哲学科】
主として西洋の哲学や倫理学の歴史や、そこで取り挙げられた哲学的諸問題を学ぶことを通して、なによりもわたしたち自身とわたしたちを取り巻く世界の意味を深く、徹底的に考え抜く力を備えた人間の育成を目指しています。仕上げの年である四年次の必修科目として、「演習Ⅰ」の継続であるゼミ形式の「演習Ⅱ」が始まり、「卒業論文」を作成することが必修となります。卒業論文の作成の際には、たいていの場合、専任教員によるマン・ツー・マンでの集中的な個別指導が行われます。
【美学芸術学科】
1年次の秋学期及び2年次の春学期から履修できる実地演習Ⅰ、Ⅱでは、各種展覧会や公演などの鑑賞及び歴史的建造物の見学会などをおこなっています。この科目は、教室での一講義では体験できない、受講生による芸術の実体験にもとづく理解をめざしています。
3年次からは、卒業論文作成に向けて準備をする演習Ⅰが始まります。10人前後の少人数クラスで、専任教員が指導にあたり、各人が興味をもっているテーマについての発表、討論をおこないます。
【文化史学科】
文化史学科は、日本や世界の歴史について、政治・経済・社会・宗教・芸術・日常生活・心性など人間活動の総体を有機的に把握する文化史的研究をとおして、幅広い歴史的知識や思考能力を身につけて、社会の諸分野において活躍する人物を養成することを目的としています。対象を芸術や文芸などに狭く限定せず、人間活動の所産すべてを文化としてとらえ、様々な領域を相互かつ有機的につながりのあるものとして研究しようとしている、非常に幅広い歴史学を目指します。
【国文学科】
古代から現代に至る幅広い時代の知の結晶である日本文学と日本語について、実証的かつ理論的に探求し、日本文化についての理解を深めることをとおして、精緻な読解力、卓越した自己表現力、知識や情報の創造的な運用能力を備えた、世界と真に対話できる総合的な人間力を身につけて、教育界、マスコミ・出版界をはじめとする、広範な分野で社会に貢献し、国際化にも対応できる人物を養成することを目的としています。日本文学・日本語学に関する専門的な知識や方法を幅広く学び、その知識や方法を活用して、日本の文化についての理解を深めることを目指しています。また、常に「伝統」とともにあり続けた京都の「いま」を通して、現代社会を力強く生き抜く資質と感覚を磨くことができるように力を入れています。
同志社大学 社会学部は「社会学科」「社会福祉学科」「メディア学科」「産業関係学科」「教育文化学科」の5学科で構成されています。
学生は京都市上京区にある「今出川キャンパス」に4年間通うことになります。
同志社大学 社会学部は、グローバル化と情報化を人間と社会のあり方の発展としてとらえ、そこに生じる新しい可能性を自分のものとして生かそうという志を目指します。そのため外国語教育と情報教育を重視しており、「ファーストイヤーセミナー」を出発点に学問のベースとなる力をしっかり身につけた上で、興味や関心に応じて自分だけのカリキュラムを柔軟に組み立てていきます。
また、フィールドワークや調査実習を体験することによって、人間の社会現象を理解し、説明する力を身につけます。
【社会学科】
「社会の常識を見つめなおす」
社会学の研究領域は、家族や学校、企業、農村、都市といった多様な集団や、そこにおける政治、宗教、教育、社会心理、社会病理など広範な現象を含むことになりますが、このすべての領域において、社会学は実証的な調査研究を通じて理論化の作業を行うことを特色としています。また、カリキュラムとして、社会学の基礎理論や方法論に加えて、情報社会、高学歴社会、グローバル化、異文化比較、格差社会、ジェンダー論、大衆文化など、今日とくに注目されている問題をテーマとする講義や演習も用意されています。
【社会福祉学科】
「すべての人が人間らしく自分らしく暮らせる社会をめざして」
人々の安定した生活を脅かすこのような福祉問題の性格や特徴は何か?その社会的な背景や要因は何か?どのような対策や援助が必要なのか?国は、社会は、私たちは何をするべきか?広い社会的視野に立って人間理解を深め、社会福祉問題の原因・結果と必要な施策・活動を科学的に考察する力を養います。また、様々な生活上の問題に直面する人々にかかわり、適切に援助できる能力を身につけていきます。
【メディア学科】
「メディアを通じて現代社会に迫る」
高度な研究能力と知識を備え、かつ幅広い国際的視野と的確な情報処理能力を備えた専門職業人の育成を目指します。幅広くメディア全般とジャーナリズムの問題を扱います。新聞はもちろん、テレビ・ラジオなどの放送メディア、雑誌・出版などの印刷メディア、インターネットや携帯電話などの新しいメディアなど、多種多様なメディアの現状と問題点をとりあげ、その社会的役割や内容について考え、情報の読み方、発信の方法などについて学びます。
【産業関係学科】
「仕事を通じて人間と社会を考える」
「産業関係学演習」では、発表と討論を中心とした少人数教育を特色にしています。7人の専任教員が担当して、平均10人程度のクラスを編成し、課題を設定して発表・討論を重ね、アットホームな雰囲気の中でお互いの理解を深め合います。また、「産業関係実習」「産業調査実習」も選択必修科目で、社会の中で実際に起こっている諸問題に飛び込んでいって、自分で調べて、自分でまとめながら、自分で考える教育を大事にします。
自分で調べて発表し、討論で意見をたたかわせることを通じて、自分の意見を理性的に表明することがどれほど大変か、また、他人の意見を理解するにはどれほど心を開かなければならないかということをしっかりと認識します。
【教育文化学科】
「変化する社会の中で 能動的に行動できる人を」
文化や歴史の中での人間形成にかかわる諸現象を研究対象とし、人間形成における歪みや荒廃の原因を明らかにするとともに、新しい世紀における人間形成の理念と思想及び具体的な方法を提示することを目的としています。人間形成は誕生から人生の終焉にいたるまでの間で達成されるものですから、従来の教育学のように、学校に教育を閉じこめて考えるのではなく、あらゆる「場」における人間形成を研究対象とします。
同志社大学 法学部は「法律学科」「政治学科」の2学科で構成されています。
学生は京都市上京区にある「今出川キャンパス」に4年間通うことになります。
同志社大学 法学部は、将来の進路に直結した選択科目群として、法律学科では4種類の「履修モデル」を用意しています。目指すキャリアに必要な専門知識を効率よく学ぶことができます。政治学科は、各自の関心に沿った専門性を体系的に学習できる「コース制」を採用。また、プレゼンテーションやディベートで問題解決能力を体得するゼミと、原典を深く読み込む外国語教育などの科目群も、高度な専門教育を支えています。
また、即戦力の専門的スキルを身につけたり、社会に出る前にワンランク上の専門性を養うために、法学部では大学院との教育連携を重視しています。企業法務・人事、公務員、ジャーナリストなどを目指す人は、法学研究科に進学し、自らの価値をさらに高めて社会に巣立っています。3年間で学部を卒業して法学研究科に進学する「早期卒業制度」や、4年次を飛び越えて進学する「飛び入学制度」を利用することもできます。
【法律学科】
「実社会で役立つ法的思考力を養うために」
「リーガルマインド(法的な考え方)」の養成を重視する法律学科では、入門科目→基礎科目→展開科目から成るステップアップ方式を採用。加えて、キャリアに直結する学びを支える『履修モデル』を導入し、実社会で活用できる能力を育んでいきます。また、「アジア太平洋国際人道法模擬裁判大会」、「インターナショナル・ネゴシエーション・コンペティション」、「Vis East模擬仲裁世界大会」といった国際大会への参加をめざす『特殊講義』が毎年開講されており、参加学生は世界各国の大学生や大学院生を相手に弁論能力を競い合っています。
【政治学科】
「激動の国際政治・日本政治を読み解く」
最新の政治学研究の成果を取り入れた体系的なカリキュラム「コース制」を用意しています。2年次秋より、「現代政治」「歴史・思想」「国際関係」の中から関心に沿ったコースを選択し、専門知識を修得。絶え間なく変動する国内外の政治を冷静に分析し、21世紀のあるべき姿を構想する確かな力を身につけていきます。また、国際協力に携わる実務家や読売新聞社の海外特派員経験者などによる講義を実施しています。これら「実務家連続講義」は、卒業後に国際社会やマスコミなどでの活躍をめざす学生にとって、進路選択の大きな助けとなっています。
同志社大学 経済学部は「経済学科」の1学科で構成されています。
学生は京都市上京区にある「今出川キャンパス」に4年間通うことになります。
同志社大学 経済学部は、IT社会に対応するワンランク上の情報教育が行われています。パソコンの基本操作から高度な情報システムの設計・構築まで、系統的・段階的に習得できる「情報系科目」を設置しています。文系学部としては、圧倒的に充実した情報教育カリキュラムです。これらの科目を履修することで、高度情報化社会をリードする能力が養われ、ワンランク上のIT スキルを身につけることができます。
また、課外活動や海外インターンシップ、オンライン海外ビジネス体験など、様々なプログラムが用意されています。
【経済学科】
「論理的思考力と分析力を発揮し、社会のリーダーとなる人物を育成」
社会問題を「理論」「政策」「歴史」の観点から分析し、解決への道を探っていきます。この過程で経済学的なものの見方、さらに論理的思考力、分析力、ITスキルなどを養います。高度に体系化され「社会科学の女王」とも呼ばれる既存の経済学を探究しながら、同時にそれを極めて人間的な学問としてもとらえています。効率性や勝者・敗者という単純な見方ではなく、人々が幸せに生きていける社会とはどのような社会か、その社会はどうすれば築けるかなどのテーマについて、理論と政策をベースに考えていきます。