【必見】学習院大学専門塾/予備校が解説する学習院大学文学部英語の入試傾向と対策

菅澤孝平

学習院大学専門塾/予備校GAKU-PASSの代表菅澤です。

このページでは、学習院大学文学部の英語入試問題の傾向や特徴を解説しております。

学習院大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

学習院大学文学部に合格したい方は「英語」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

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学習院大学文学部とは

菅澤孝平

学習院大学文学部についての情報は別途コチラに記載しております。

学習院大学文学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

学習院大学文学部「英語」の前提情報

試験時間90分
大問数7題
解答形式マークシート・記述併用型
頻出単元長文問題(論説文・エッセイ)
文法問題
菅澤孝平

まず、学習院大学文学部には哲学科、史学科、日本語日本文学科、英語英米文化学科、ドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科、心理学科、教育学科と八つの学科が存在しますが、入試の問題は全ての学科で共通のものになります。従って、どの学科も同じように対策していきましょう。

しかし、学科によっては教科の点数配分などは異なってくるため各自で確認しておくことをお勧めします。

 

そのため今回は、全ての学科についての共通の対策法を理解して記事を読んでいただけると幸いです。

菅澤孝平

試験時間は90分。問題は7題です。
各大問の内容の傾向は以下の通りとなっています。

①長文読解(論説文)40点

②長文読解(論説文)40点

③長文読解(エッセイ)15点

➃文法問題(空所補充)15点

⑤文法問題(誤用指摘)15点

⑥文法問題(空所補充)15点

⑦英作文(空所補充)10点
(配点は2021年度の問題を参考にしています。)


学習院大学文学部英語の問題はこのように出題される傾向があります。過去五年間、出題形式の変化が見られないため、急な形式変更の可能性は低いと思われます。従って、学習院大学に合格したいと考えている人はこの形式を完璧にすれば合格へ一歩近づくことができます。

問題の解答方式はマークシートと記述の併用型となっており、中には日本語の文章で答える問題も存在します。

時間は90分と一見長いように思えますが問題の分量が多いため、素早く正確に進める必要があります。大問数も多いため、決まった時間配分を考えるのもよいでしょう。

英語の対策のほかに、学習院大学に合格するための記事も掲載していますので、ぜひご覧ください。

 

学習院大学文学部「英語」の傾向

菅澤孝平

それでは、学習院大学文学部「英語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

菅澤孝平

学習院大学文学部の問題は、大きく分けて5つの問題が存在します。

■長文問題(論説文)
■長文問題(エッセイ)

■文法問題(空所補充)

■文法問題(誤用指摘)

■英作文

以上の問題を一つずつ解説していきます。

長文問題(論説文)

例:

長文問題(論説文)」は長い文章についての様々な形式の問いに解答する問題のことです

菅澤孝平

【内容】
学習院大学文学部の英語の問題では、論説文の長文問題が毎年二つ出題される傾向にあります。文字数は、一つの問題につき600~700語ほどで、ほかの大学と比べても、一般的な分量となっています。

問題の形式としては


・指示語問題

(指示語が何を表しているのか選択肢から正しいものを選ぶ)

・空所補充問題
(本文中の空欄に当てはめる語句を選ぶ)

・説明問題

(本文の説明にあっているものを選ぶ)

・理由問題

(本文の下線部の正しい理由に当たるものを選ぶ)

・単語の並び替え問題→攻略法の①を参考に
(本文で空欄になっている場所を与えられた語句を利用して正しく並べ替える)

・本文一致問題

(本文に一致している選択肢を選ぶ)

以上となっており、様々な形式に対応できる力が必要となってきます。




【どのような対策が必要か】
まず、指示語の問題ですがこちらの対策は、日頃から指示語を見つけた際に、その指示語が指している語句を考えることです。長文の中における指示語はつい読み飛ばしてしまいますが、問題を解く上でのカギとなってくるので大切なポイントとなります。

次に空所補充問題の対策です。学習院大学文学部英語の問題において大問一、大問二、に空所補充問題が出題されますが、この記事では長文問題(エッセイ)の解説の部分に空所補充の対処法が記載されてありますので、そちらを参考にしてください。

最後に説明問題と理由問題、本文一致問題についてですが、対策としてはいかに精読、速読ができるかが重要となってきます。これらの勉強法はこの記事の最後の攻略法②に乗せてありますので参考にしてください。


【目標解答時間】

目標の解答時間としては問題の数が多く、本文の分量は多くないものの、二題出題されるという点から15分を目安に解いていきましょう。

■長文問題(エッセイ)

例:

学習院大学文学部英語の問題の「長文問題(エッセイ)」は本文の空所に当てはまる語句を選択する問題となっています。

菅澤孝平

【内容】

学習院大学文学部の英語の問題において大問3の問題も長文となっています。しかし、大問1と大問2と違い、問題の形式が空所補充となっていますので対策の方法が異なりますので意識して取り組んでいきましょう。

本文の文字数は400字弱程度となりますのでそれほど多くはありません。そのため、丁寧に読解していくことが要求されます。

【どのような対策が必要か】
この問題で必要とされる力は【精読力】【単語・文法を理解する力】となります。精読力の付け方は攻略法②、文法と単語の取り組み方は攻略法①を参考にしてみてください。
さて、エッセイの読み方ですが、国語でも同じようなことが言えますが、しっかりと人間関係の把握と心情を把握することが大切となってきます。

【目標解答時間】

本文の文字数、また問題数が多くないため、10分程度で解答することを目標としましょう。

文法問題(空所補充)

例:

文法問題(空所補充)」は文中の空欄に当てはまる正しい語句を選択する問題のことです。

菅澤孝平

【内容】

長文の問題を終えると文法問題に移行します。最初に来るのは入試の定番ともいえる空所補充型の文法問題です。難易度としては標準問題から応用問題が少々出題される程度となります。大問4と大問6においてこのような空所補充の形式が出題されます。

【どのような対策が必要か】

この問題の対策としては【文法を理解する力】をつけることです。詳しい勉強法は攻略法の①で解説していますので参考にしてみてください。


このような問題の特徴は選択肢に多くの受験生を惑わせるひっかけの選択肢が要されている場合があることです。そのため、問題をじっくり読み、見覚えのある問題だからと言って反射的に答えを判断するのではなく文法の論理に従って、じっくりと見極めることが大切です。

日頃の問題演習から雑に取り組むことはやめ、丁寧に解くのが文法問題の正答率を上げるポイントとなるでしょう。

【目標解答時間】

全体の問題数が多いため、素早く解くことが重要となっていますがここでは丁寧に解くために5分程度時間を確保しましょう。

文法問題(誤用指摘)

例:

文法問題(誤用指摘)」は文中の誤っている部分の下線部を指摘する問題のことです。

菅澤孝平

【内容】

学習院大学文学部の英語の問題では、このような誤用指摘の形式の問題が毎年5題ほど出題される傾向にあります。また、他の文法問題と比べると難易度が上がります。より一層、注意しながら解答していきましょう。

【求められる力】

・文法を正確に見極める力攻略法①で細かい勉強法を解説しています。

・注意力

文法を正確に見極める力をつけるポイント】

・文章の表面を見るだけではなく、文章の一つ一つの語句の役割を考える

【どのような対策が必要か】

文章を浅く読んでいるのであれば、文章の本質を把握することができないため、どこが誤っているか指摘するのが難しくなります。その理由としては、この問題ではただ、文法力を試しているのではなく、文脈が適切であるか、ということも問われているからです。

従って、このような形式の問題を解く際は、細かいところまで気を配りながら読み、以下のよく間違いとして出題されるパターンを押さえておきましょう。

正誤問題でよく出題されるパターン】

・単数・複数の間違い

・熟語の前置詞が違う

・動名詞、to 不定詞の間違い

・自動詞・他動詞の間違い

・主語が違う

・時制が違う

・冠詞のミス

以上の挙げたポイントが大学入試の誤用指摘問題における指摘してほしい内容として出題されます。

英作文

例:

英作文」は日本語の文章を英語に訳して記述する問題のことです。

菅澤孝平

【内容】

学習院大学文学部英語の最後の大問には英作文が出題される傾向にあります。

しかし、一昨年(2020年度)までは上の画像のように、与えられた日本語に対して自由に作文をするものでした。一方で昨年(2021年度)は下の画像のように、与えられた日本語に対してある程度完成された英文の中にある空欄に指定された語句を書くというものに変化しています。そのため、2022年度の問題はどちらが出題されるのか不明です。


従って、双方の対策法を記載しておきますので参考にしていただけると幸いです。

【どのような対策が必要か】

・2020年度以前の問題

2020年以前の問題は自由に英訳をして、指定の形で始めるもの、または終えるものが出題されていました。

従って、この形式の英作文の対策として、自分で練習したものを他人にチェックしてもらうことが挙げられます。特定の答えがない英作文の問題は練習しても正解しているか、添削してもらわないでいると、どこかにミスがないか不安になります。そのため、身近な先生、友人などに添削してもらうのが最善の対策方法となります。

・2021年度の問題形式

2021年の問題では与えられた日本語に合うように空欄に英語を当てはめるという問題でしたが、問われていた部分は「時間が無くなってしまった」や「機会を活用したい」などといった熟語に該当する部分でした。少し難易度が高い熟語が問われる可能性が高いので、普段利用している文法集の応用の熟語にも目を通し、把握しておくとよさそうです。

【目標解答時間】

問題の数、作文する分量どちらも多くはないため10分で解答することを目標にしましょう。

学習院大学文学部「英語」の攻略法

菅澤孝平

続いて、学習院大学文学部の英語の攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

❶英語の認識速度は0.1秒 英語を語学の根本として理解できるまで英単語帳、英熟語をやりこむ

菅澤孝平

学習院大学文学部英語攻略法1つ目、「英語を語学の根本として理解できるまで英単語帳、英文法、英熟語をやりこむ」ということです。

菅澤孝平

学習院大学文学部の英語の攻略する方法の一つ目として英語を語学の根本として理解できるまで英単語帳、英文法、英熟語をやりこむことを挙げました。やはり、語学の根本と言えば、自分が表現できるレパートリーをどれだけ増やすことができ、自分が理解できる文法の種類を増やしていくところにあります。

なぜなら、英語だけではなくほかの語学においても、主に単語、熟語のレパートリーを増やし文法を理解する二つのことで能力を伸ばすことができるからです。

では、どのような勉強法で英熟語、単語、文法を着実に身につけることができるのでしょうか?

単語帳、熟語集の読み方】

一周目は意味も考えながら、使い方と共に読む

②二周目は英単語を見た瞬間に意味が出てくるものか区別をつけるために意味が出てこない場合は該当箇所に付箋をつける

③三周目は付箋が張ってあるところを中心に読み直す


【英文法の勉強の仕方】

①文法は暗記しようとせず例文と合わせて納得するまで理解する

②様々な出題方法でも対応できるように問題演習

③他の人に文法を説明してみる

以上のことに取り組むことによって単語、熟語の意味が瞬間に思い浮かべることができます。また、文法も論理的に他人に説明できるようになり確実に点数を取ることができます。是非皆さんも取り組んでみてください。

長い文章を、円滑に正確に読み進めていく

菅澤孝平

学習院大学文学部英語攻略法2つ目、「長い文章を、円滑に正確に読み進めていく」ということです。

菅澤孝平

学習院大学文学部英語攻略法2つ目に「長い文章を、円滑に正確に読み進めていく」とあります。学習院大学文学部の英語の問題には600~700字程度の長文問題が二つ、さらに400字弱の問題が一つ出題される傾向にあります。従って、時間内ですべての問題を回答するためには、早く正確に読み進めることが必要です。では、どのような勉強をしていけば良いのでしょうか。

【速読、精読ができるようになる具体的な学習方法】

長い文章に慣れる

長い文章を読むということは皆さんも経験したことがあると思いますが、脳を働かせ続けるという点から、長距離走をすることに例えられることがあります。急に長い文章を読むことは多少苦しい部分があります。従って、短い長文問題(300字程度)から解き始め、慣れていくにつれて問題の分量を500字、700字と増やしていくことをおススメします。

英文構造のパターンを覚える

長文をスムーズに読み進めるには文の構造にも慣れる必要があります。

なぜなら、英語には第1文型~第5文型まであり、文型に従って単語を配置して文章を作る言葉なので、その理解が重要となるからです。

英語における文型とは、「S(主語)・V(動詞)・O(目的語)・C(補語)」という4つの要素を用い、文の構造を表したものです。

さて、どのように勉強していけば、文の構造が頭に染み付くのでしょうか。

①第1文型~第5文型を把握する。

②文型に基づいて、「

筆者は以上のことに取り組んでいました。この方法が構造を頭に据え付ける良い方法だと思うので取り組んでみてください。

❸バランスの取れた学習方法に取り組む

菅澤孝平

学習院大学文学部英語攻略法3つ目、「バランスの取れた学習方法に取り組む」です。

菅澤孝平

学習院大学文学部英語攻略法3つ目に、バランスの取れた学習方法に取り組むことを挙げました。

学習院大学文学部の英語では、リスニング以外の分野でバランスのとれた演習をこなしていく必要があります。

普段皆さんが使用している参考書をこなすことができれば、問題のレベル的には基礎から標準のものが多いので、学習院大学に合格できるだけの力がつくのでしっかり演習しましょう。

また、一通り学習を終えそれぞれの分野の力が身についたら、過去問演習に入って各学部の対策をする必要があります。学習院大学の問題は種類が多いのはもちろん、形式や出題の仕方に癖がある大学ですので何度も解いて対策しましょう。

また過去問を解いていて知識に穴が見つかり次第、該当する分野の穴埋めを行って抜かりなく対策できるとベストです。

菅澤孝平

このように今回は学習院大学文学部の英語の問題を解説しました。特徴としては、様々な形式の問題がバランスよく出題されていることです。

従って、勉強しているうちに苦手な部分が見つかった際にはそのままにせず、その部分を徹底的に修正していきましょう。

ここまで、記事を読んでいただきありがとうございました。

他の大学の英語の解説も掲載しているのでぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

Goda Shinnosuke